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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

喪失と再生~『ノルウェイの森』

ノルウェイの森

 1967年。親友のキズキ(高良健吾)を喪ったワタナベ(松山ケンイチ)は、上京し
大学生活を送っていた。ある日、ワタナベはキズキの恋人だった直子(菊地凛子)
と再会する。

 村上春樹による、世界的ベストセラー小説の映画化。自作の映像化を拒み続け
ていた村上氏が、製作にGOサインを出したと知ったときは本当に驚いた。キャス
ティング発表
ヴェネチア映画祭での上映。不安と期待が混じり合った、複雑な
気分
で公開を待っていた。監督・脚本はトラン・アン・ユン

 私の本棚には、「もちろん」クリスマスカラー『ノルウェイの森』の単行本が
並んでいる。1987年9月10日、第一刷発行。大学の生協で平積みになっていて、
見つけるなり即買いしたのを憶えている(私はその当時、既にバリバリのハルキ
スト
だった)。友だちはもちろん、親や兄弟やゼミの教授(!)にまで貸して、物語
について語り合った大切な本。だからこの文章は、映画の感想と言うよりは個人
的な追憶
になってしまうだろうことを許して欲しい。ここ10年ほど、読み返すこと
はなかったけれど、ワタナベくん直子も、私にとっては大切な、旧い友人
ようなものだから。

ノルウェイの森2

 不安だったキャスティングは、概ね素晴らしかったんじゃないだろうか。松ケ
ンのワタナベくん
文句なし高良健吾のキズキも最高(松ケンとの学生服姿
での2ショット
には、感動さえ覚えた)。玉山鉄二永沢さんもGood。そして、
不安で堪らなかった女優陣。

 キャスティングを知り、一番不満だったのが菊地凛子。素の彼女は、全くもっ
て直子のイメージじゃない!
 と思ったから。しかし、スクリーンの中には間違
いなく、疵だらけの心を抱えて彷徨う直子が立っていた。二十歳の誕生日の夜
から、直子が嗚咽を漏らすたびに、その苦しさが痛いほど伝わって来て・・・。
私もずっと、泣いていたよ。

 そして演技は初挑戦だというモデル、水原希子。キャスティング発表のとき、
監督の言った「美しい緑をお見せします」というコメントには違和感があった。
緑は別に美しいだけじゃないんだけど。監督、「私の」緑をどうしてくれる気?
それに水原希子ってどことなく監督の奥様に似てる自分の好みってだけで
選んだんじゃないでしょうね?! そんな疑心暗鬼でいっぱいだった私だけれ
ど、これは水原希子を追ったTV番組『情熱大陸』払拭されていたのだった。
確かに、緑は美しかった。そして魅力的だった。瑞々しい小悪魔のように。

ノルウェイの森3

 そして何よりも素晴らしかったのは、クローズアップを駆使した李屏賓によ
映像と、時として繊細に、時として不安を煽るように登場人物を包み込んだ、
ジョニー・グリーンウッドによる音楽糸井重里、細野晴臣、高橋幸宏ってい
うのは一体、どういう人脈なんだろう? ところで坂本龍一は?(笑)

 終盤まで、「これは今年の邦画ベスト作では?」と思うほどのめり込んで観
ていたのだけれど・・・。続く。

 ( 『ノルウェイの森』 監督・脚本:トラン・アン・ユン/原作:村上春樹/2010・日本/
      主演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、高良健吾、霧島れいか、玉山鉄二
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テーマ : ノルウェイの森
ジャンル : 映画

2010-12-13 : 映画 : コメント : 18 : トラックバック : 55
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2010-12-24 08:16 : voy's room
ノルウェイの森
いまいち、迷いはあったものの、マツケンは好きだし、村上春樹も気になって。 公開日の夕方に「ノルウェイの森」を鑑賞(更新は遅くなったけど^^;)。 「
2010-12-24 10:58 : いい加減社長の映画日記
映画 『ノルウェイの森』
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『ノルウェイの森』
『ノルウェイの森』公式サイト 原作:村上春樹 監督・脚本:トラン・アン・ユン 出演:松山ケンイチ 、菊地凛子 、水原希子 、高良健吾 2010年/日本/133分 おはなし Yahoo! ...
2010-12-26 13:25 : Rabiovsky計画
ノルウェイの森
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2010-12-26 16:12 : 映画的・絵画的・音楽的
ノルウェイの森
ノルウェイの森'10:日本◆監督: トラン・アン・ユン「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」「シクロ」◆出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、高良健吾、霧島れいか、初音映莉子、玉 ...
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ノルウェイの森
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非公開コメント

良い映画です。
初めまして。
私にとっても古い友人のような小説だっただけに緊張しながら(かといって、あまり期待せずに)観に行きましたが、なんの、なんの。良かったですよね!
11日に観に行ったのに、もうまた観たい気分です。トラックバックさせてくださいね。
2010-12-13 21:23 : リリカ URL : 編集
真紅さん、こんばんは。先程はコメントありがとうございました。お久しぶりです。
「ノルウェーの森」の映画化の話題は1年前に聞いて、それ以来ずっと待っていただけに、公開初日はドキドキしてしまいました。これほど楽しみにしていた映画なんて初めてかも。
真紅さんの「続き」楽しみにしていますよ☆
2010-12-13 21:37 : Bell Bottom Blues URL : 編集
TBありがとうございました。
TB有難うございました。
ベストセラー小説ですが購入したけど
全く読むことがなかったこの作品。
途中で挫折したとおり、恋愛観が間逆で
戸惑いましたが、これも純愛なんでしょうか。
未だ、悩んでいます。

今度訪れた際には、ブログ記事の冒頭に、
【評価ポイント】☆をクリックしてこの
映画の評価をお願いします(5段階評価)とあって、
☆が5つ並んでいますが、その☆の1つ目~5つ目の
どこかをぽちっとお願いします!!
2010-12-13 22:20 : シムウナ URL : 編集
リリカさん、初めまして! コメント&TBありがとうございます。
超がつくベスト&ロングセラーの映画化ですから、期待半分、不安半分という方は多かったでしょうね。
いい映画だったと思います、いくらか文句もあるにはあるのですが(笑)。
私ももう一回観たいです。後ほど伺いますね♪
ご訪問、ありがとうございました~。
2010-12-13 23:03 : 真紅 URL : 編集
Bell Bottom Bluesさん、こんばんは! こちらこそコメント&TBありがとうございます。
ブログ記事復活、うれしいです。よかった~。
私もずっと気になりながら、この映画を待っていました。もう、予告を初めて観たときなんて涙出ましたもん。
ビートルズの『ノルウェイの森』が流れて、ああ、ホントに映画になったんだなぁって。
続きはまた明日、アップしますね~☆
2010-12-13 23:12 : 真紅 URL : 編集
シムウナさん、こんばんは。こちらこそコメント&TBをありがとうございます。
純愛の定義は私にもわかりません。でも、「純」でなければ「愛」とは呼べないのかもしれないと思います。
恋愛観、、いろんな人物の恋愛観が出てきますが、私は誰の考えにもある程度は共感できます。
悩んでいらっしゃる今! まさに今、原作を読んでみて下さいませ。
私も再読しようかな、、何回目だろう。。
2010-12-13 23:15 : 真紅 URL : 編集
やはり、既に観たのね。

真紅さんの記事を読んで、「ノルウエイの森」の
記憶を今更ながら取り戻しつつあります。
そうね、私達がこの本の初版を読んだ当時、
登場人物と同世代でしたね。
2010-12-15 23:48 : くっち URL : 編集
くっちさん、こんばんは! コメントありがとう~。
うんうん、もちろん観たよ~。ソッコーで観た(笑)。
懐かしいよね~、何と言っても大学時代だもんね私たち! 青春真っただ中よぉ(遠い目)。
物語の中のワタナベくんや直子は私たちより20歳くらい年長なんだけど、ホントあの頃の友だちみたいな感覚だわ。
そっちで上映してたら、是非観てね♪ 忙中閑あり、よ~。
2010-12-16 20:56 : 真紅 URL : 編集
お邪魔します~~
私も、個人的な追憶をしてしまいました。
年月たってからこの物語に再び触れることができて良かったわって思います。
真紅さんのように熱烈ファンではないので
見落としている部分は多いとは思いますが
本の雰囲気を上手に映像化していたのでは
ないかなって思います。
ただ、やっぱり、原作を読んでいないと分かりづらい部分は多いですよね。
原作本の映画化にはつきものですが・・。
#2にもありましたレイコさんの箇所についてもまったくもって、そのとおりだと思いました。
難しいですよね・・・いろいろ・・。

2010-12-19 15:16 : みみこ URL : 編集
みみこさん、こんばんは~。コメント&TBありがとうございます!
海外では村上春樹作品ってたくさん映画化されつつありますよね。
村上春樹も還暦過ぎて丸くなったのか?、まさかこの小説が映画化されるとは・・・。
感慨深いものがありますね。じ~ん、と。
確かに、雰囲気は素晴らしかったですね。
でもやっぱり、小説の映画化ってハードルが高いですよね。
私は小説の登場人物の中でハツミさんが一番好きだったのですが、ハツミさん役の女優さん、、、沈黙。。。
ホント、いろいろ難しいです、トホホ。。
後ほど伺いますね。
2010-12-20 20:09 : 真紅 URL : 編集
真紅さま こんにちは。

トップの写真の松ケンの左手・・・とっても美しいですね♪

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 メリー・メリー・クリスマス ♪ 楽しいクリスマスを。
2010-12-24 14:16 : メグ URL : 編集
メグさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そうそう、この場面松ケンの「手」の美しさに思わず息を呑みました。
メグさんも素敵なクリスマスを・・・ってもうサンタさん巡回中の時間ですが(笑)。
2010-12-24 23:59 : 真紅 URL : 編集
ノルウェイの森
 真紅さん、お久し振りです。

 正直言って、この映画化どう評価していいのか迷います。上巻・下巻にわたる原作を130分強にまとめるのは大変な作業だろうし、監督が日本人でないという点を考えれば、及第点を与えなければならないのでしょう。しかし、人物の描写というか人物の内面を観客の共感を得るまで作り上げているかというと疑問が残ります。

 来年もよろしくお願いします。
(^_^)v
2010-12-31 18:30 : 井上もやし URL : 編集
井上もやしさん、こちらこそご無沙汰しておりました。コメント&TBありがとうございます。
う~ん、そうですね。。この映画は評価が真っ二つに割れている印象ですね。
私は及第点はギリギリかな。。という感じです。
何といっても最後で「ぶち壊し」という印象は否めませんね。。
キャストはよかったんですけどね。映像も。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
後ほど伺いますね~。
2011-01-01 01:42 : 真紅 URL : 編集
そっかぁ~真紅さんにとって、そんなに大切な
小説だったのですね。
映画は映画、とは言え、なんか申し訳ないです。
ごめんなさい。あたしはどうもこのお話ダメでした。
2011-02-06 19:19 : miyu URL : 編集
miyuさん、こんばんは! コメント&TBありがとうございます。
そうそう、この小説は思い出深いんですよ~。
映画はね、途中まではよかったんですが、最後の最後でブチ壊しでした。
原作読まれてる方は皆さんほぼ同じ意見のようです。
2011-02-06 21:44 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんにちは。
う~ん、、、原作ファンの、とても思い入れのある真紅さんちに、TB送るのは、少々気が引けるけれども・・・
私は凛子さんは、やっぱりちょっと・・ダメだった。
ただ、この映画、想像していたよりは良かった。
全て監督とカメラマンさんのお陰だと思ってる・・・。
2011-03-04 17:38 : latifa URL : 編集
latifaさん、こちらにもコメントありがとう!
ええ~、そんなこと言わないでTB送ってくれたらいいよん。
そうですね、私も正直な意見を言えば、菊池凛子は国際的な知名度でキャストされたんだと思っていますよ。
監督も、原作者も、きっとイメージは凛子さんじゃなかったと思う。
映像は綺麗だったよね。。でもラストで全部ブチ壊しよ。あれはないわ。
後ほど伺います~。
2011-03-05 21:36 : 真紅 URL : 編集
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