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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

物書きの業、俳優の技~『カポーティ』

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 ノンフィクション・ノヴェルの金字塔、トルーマン・カポーティの『冷血』。
『ティファニーで朝食を』で一躍時代の寵児となり、社交界に君臨していた彼が、
いかにして後世に名を留める代表作『冷血』を書き得たのか。人間の欲望の闇
物書きの業を描いた『カポーティ』は、第78回アカデミー賞において主要5部門
にノミネートされ、カポーティを演じたフリップ・シーモア・ホフマンが、ヒース
・レジャーを抑えて主演男優賞を受賞したことは記憶に新しい。

 1959年、カンザスの田舎町で起きた一家四人惨殺事件に興味を持ち、取材を始
めたカポーティは、逮捕された二人組の犯人と接触する。その一人ペリー・スミス
クリフトン・コリンズ・Jr)と心を通わせながら、一方では彼を「金脈だ」と
言って憚らず、創作のために裏切り、利用し続けるカポーティ。作品がペリーの
によってしか完結しえない事への焦燥、幼馴染であり取材助手であり、同業作家
であるネル・ハーパー・リーキャサリン・キーナー)への信頼と嫉妬。全編を
通して暗く、重苦しいトーンに包まれた本作の完成度は非常に高く、その最大の
貢献者が主演のフィリップ・シーモア・ホフマンであることは言うまでもないだ
ろう。
 彼は本作において製作総指揮も務め、自ら設立した製作会社で、旧知の監督、
脚本家とともにこの作品を世に出した。まさしく渾身の一作であり、これまで
様々な作品において「名脇役」であった彼が、オスカーという箔付きの「名優
の一人だと誰もが認める契機となった作品として、『冷血』と同じく後世に名を
留める映画だと思う。

 しかしまぁ、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技!彼の本来の声は低くて
魅力的なのだが、徹底的にカポーティという人物を取材・研究しての役作りから、
頭の天辺から出てくるような甲高い声独特の仕草で全編を通している。パーティ
で同じくカミングアウトしたゲイの作家であるジェームズ・ボールドウィンをこ
き下ろし、道化を演じながらも自尊心の高い皮肉屋であるカポーティ。セレブの
名前をチラつかせ、一般人である保安官(クリス・クーパー)一家のミーハー心
を刺激し、取り入ろうとするいやらしさ。作品に対する自負と、先の見えない焦燥
ペリーの死刑執行を畏れながら、同時にそれを望む矛盾。人間の欲望や業、それ
を隠さなかったからこそ天才の名を欲しいままにできたカポーティが、最後に流
した。彼が払った余りにも大きな代償は、魂の深い部分を損ない、二度と癒え
ることはなかった
のだろう。PSHの演技は、天才作家の孤独と苦悩を体現して、
観るものの内面に波紋を描く。死刑囚と人気作家、正反対のようで限りなく近く、
同じように「冷たい血」を持った二人の永遠の別れ。しかし残された者は、その
生涯を終るまで、見えない十字架を背負うことになる。

 死刑囚ペリーを演じたクリフトン・コリンズ・Jrの演技にも感銘を受けた。
複雑なバックグラウンドを持つ難役、しかもPSHとの真っ向勝負!の二人芝居でも、
決して引けを取っていなかったと思う。カンザスの平原でハンドルを握るネル
アラバマが懐かしい?」とカポーティに尋ねる場面や、彼女とカポーティの
は、『アラバマ物語』を観て(または読んで)いたらより納得できると思う。そ
してやはり、カポーティの代表作『冷血』。この小説を読んでいるかいないかで、
映画から受ける印象の深さは必然的に変わってくるだろう。未読の方は是非

(エンドロール、Special Thanksの筆頭がPTAでした。やはり盟友なのですね)
 
(『カポーティ』監督:ベネット・ミラー/
     主演:フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー/
                             2005・USA)
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2006-10-13 : 映画 : コメント : 18 : トラックバック : 13
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カポーティ
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2006-10-17 20:58 : It's a Wonderful Life
カポーティ
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『カポーティ』
カポーティ コレクターズ・エディションフィリップ・シーモア・ホフマン (2007/03/16)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント この商品の詳細を見る監督:ベネット・ミラー CAST:フィリップ・シーモア・ホフマン、
2007-07-16 07:25 : Sweet* Days**
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WOWOWで鑑賞―【story】農家の一家4人が惨殺された事件に目をつけたカポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、この事件を題材に雑誌の記事を書くことを思いつく。ザ・ニューヨーカーの編集者ウィリアム・ショーン(ボブ・バラバン)に話を持ちかけたカポーティは...
2007-12-24 10:29 : ★YUKAの気ままな有閑日記★
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2010-09-19 13:43 : ポコアポコヤ 映画倉庫
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こんにちわ!
ポール・トーマス・アンダーソンの映画が
かなり好きなので、もちろんPHS(最近こうやって訳してる人多いのに気づきました)も
ファンでした~
でも今年のオスカーの授賞式の映像を見ていても結構大物感があるんで、ちょっと寂しいような・・。^^
この映画は冷血を書いたカポーティの心理
で観客はカポーティを見ている・・:そんな
映画なのかもしれないと思いました、
この人はいったいどうしてこんなんなんだろう
というか・・。
自分もエンドロールにPTAの文字まっ先に
あったのに気づきました!^^
「ブロークバクマウンテン」のカテゴリが
あるんですね!ゆっくり読ませていただきます。
また遊びにきます!
2006-10-17 13:57 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、初めましてこんにちは!拙ブログにお越しいただき、コメントありがとうございます!
PSHもPTAも長いので略してしまってます。『ブロークバック・マウンテン』もBBMです。
ガエル・ガルシア・ベルナルはガエル君ですが(笑)
「冷血を書いたカポーティの心理」で観る・・そうですね、観始めたら最後、もう目が離せないって感じでした。
PSHには、大物になっても強烈な脇役キャラでもあって欲しいですよね。
BBMは初見から半年以上たちますが、DVDも購入し、しつこくエントリしています。まだ観る前から書いてます(笑)
よろしければ是非お立ち寄り下さいね。私もまた伺います。ありがとうございました。
2006-10-17 14:35 : 真紅 URL : 編集
はじめまして。
TBいただきました。こちらからもお返し致します。

深みのある映像で沁みる面白さでしたね。
PSHの演技も超一級だったと思います。
『ハピネス』 のPSHが個人的には好きですが、
これからも一層クセのある芝居を見せてほしいものです。
2006-10-23 19:21 : 栗本 東樹 URL : 編集
栗本東樹さま、初めましてこんにちは。拙ブログへお越しいただき、コメントありがとうございます。
TBもいただきました。ありがとうございます。
私もPSH大好きなのですが、『ハピネス』は未見なので観たいと思っていたところなんです。
そうですね、オスカー獲っても彼らしく、忘れられない脇キャラも演じてほしいと思います。
これからもよろしければお越し下さいませ。ありがとうございました。
2006-10-23 23:03 : 真紅 URL : 編集
おはようございます♪
PSHさんは、オスカーに文句なしの演技でしたね。
そして、クリフトン・コリンズ・Jr♪
彼も彼からが楽しみな俳優さんですね。
2006-12-10 08:32 : ひらで~ URL : 編集
ひらで~さま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます!
確かに、オスカー初め各賞を総なめにしましたね、PSH。それに十分値する演技だったと思います。
これからも彼の映画は要チェックですね!
またお邪魔させて下さい、ありがとうございました。
2006-12-10 18:42 : 真紅 URL : 編集
真紅さん こちらにもコメントいただきありがとうございました。
私、このカポーティという人物、見れば見るほどどういう性格なのかさっぱり分からなくなってしまいました。
こずるい部分もあるようだし、社交的にも見えるけど、孤独な人だし、暗いのか陽気なのか、楽観的なのか神経質なのか。。。
相手役だったハーパ・リーを演じた女優さんののほうに興味湧きました!
2007-03-21 16:27 : なぎさ URL : 編集
なぎささま、こちらにもコメント、ありがとうございます♪
カポーティは、まさしくそういう人だったのではないでしょうか?
社交界の寵児だったということですから、いろんな顔を持っていたのでしょうね。
キャサリン・キーナーは、確か『40歳の童貞男』でヒロインを演じているのでは?
あの作品も早く観たいです。
ではでは、またお伺いしますね~。
2007-03-21 17:31 : 真紅 URL : 編集
TB、感謝です♪
真紅さん、毎度っ!であります♫

カポーティり「冷血」と、ブルックス監督版の映画は、
いずれ読まなくては、観なくてはと思いつつ、
ついつい先延ばしにしてたですが、
この作品を観て、
やっぱり観ておけば良かったと今になって臍噛んでます。

カポーティはこの後も、
セレブの実態を暴く楽屋落ち的な小説を書いて、
色々と波紋を生じさせますが、
きっとそれは、
自傷の意味を持つ被虐的な自己否定感の表れだったんでしょうね。
何とも痛々しいパーソナリティです。

PSHの芝居は完成度が高く、
じっくり腰を落ち着けて堪能するに足るものでしたね。
やっぱり好きだなぁぁ、この人!
2007-04-14 16:29 : カゴメ URL : 編集
カゴメさま、毎度です♪ コメント&TBありがとうございます。
私も『冷血』は読んだのですけど、映画版は観ていません。
近所のレンタル店で、『カポーティ』入荷と同時に旧作新入荷、ってことで並んで置いてありました。
『インファマス』っていうカポーティとペリーの関係を描いた映画も公開待ちなはずなのですが、情報がないのでDVD直行かもしれないです。
小説『冷血』は文庫版も出てますし、オススメですよ。
被虐的な自己否定感、まさしくそうですね。
彼は才能や偉大な作品と、自分の良心を取引したんですよね。
芸術とは恐ろしいです、本当に。
私もPSH好きですけど、新作の話が聞こえてきません・・。
今後も活躍して欲しい俳優さんですね。
ではでは、またお伺いします~。
2007-04-14 17:28 : 真紅 URL : 編集
真紅さま、こんにちは~♪
やっと見ることができました~。
私、もっと作家の悪魔性が描かれているのかと思ったら、上品に仕上がっていて、(おお)という感じでした。
フィリップ・シーモア・ホフマン、歩き方や指までなりきってましたねえ。
彼の普段の声、好きです♪低くていい声ですよね。
2007-04-22 17:15 : 武田 URL : 編集
武田さま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
おお~、ご覧になりましたか!地味だけど、よかったですよねこの映画。
上品、うんうんそうでした。
あの熊のようなPSHがダイエットして成り切ってましたね。
小指を立てる仕草とか・・。ね。
今からお伺いしますね~。ではでは!
2007-04-22 21:36 : 真紅 URL : 編集
いつまでも見ていたい男
カポーティの名前を見れば・・・語らずにおれません。
ヒースがフィリップとオスカーを競って負けたのは知っていました。
率直に言ってフィリップの貫禄勝ちでしょうか。
それほどフィリップの化けっぷりは素晴らしく、
暗くて重くて辛い映画のはずなのに彼の演技を見ていると極上の絵画(動いてしゃべりますけどね)を見ているような妙な高揚感があるのです。
この年のアカデミー賞って物議は醸しましたが、
各賞の候補達の質は非常に高かったとあらためて思い知らされました。
2007-04-23 01:15 : misae URL : 編集
misaeさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
カポーティお好きなのですか? 私は『冷血』と村上春樹訳のもの以外は未読なんです。
この年のオスカー主演男優賞候補作、『ハッスル&フロー』以外は観ましたが、本当に、誰が受賞してもおかしくないレベルの高さだったと思います。
(だからヒースが獲ってもよかったんですけど、笑)
アメリカの人々にとって、カポーティって私たち日本人が考える以上に大きな存在なのでしょうね。
極上の絵画・・。その通りですね!
また遊びにいらして下さいね、ではでは~。
2007-04-23 08:43 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、メリークリスマスv-255そしてブログ2周年おめでとうございますv-238
私の方は先日1周年を迎えました。
1年先輩でいらっしゃるのですね。これからも宜しくお願いします。

映画ですが、とても面白かったです。
カポーティについて何の知識もありませんでしたが、俄然興味が湧きました・
カポーティに複雑な心理をホフマンが上手く演じていましたね~
見応えがありました!!
2007-12-24 10:32 : 由香 URL : 編集
由香さま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます!
2周年にお祝いメッセージもありがとうございます。
由香さまはまだ1年なのですか?意外! いや~もうすっかり熟練の風格ですよ!
こちらこそ、今後とも末永くお付き合い下さいませね♪

私はカポーティよりもPSHにとても興味があって、この映画を観に行きました。
でも、映画を観たら俄然、カポーティも興味が湧きました!わかりますわ~。
後ほどお伺いしますね、感想楽しみにしております♪ ではでは~。
2007-12-25 15:05 : 真紅 URL : 編集
真紅さ~ん、こんにちは!
おおおー!!真紅さん、すごい!!
アラバマ~もご覧になられて、冷血も読破済みなのね?
両方のリンク先にも飛んでみたよ。アラバマはネタバレの部分は読んでいないのだけれど、グレゴリーペックが出演しているんだね。今度見てみようっと。それと、冷血のところで、村上春樹のアンダーグラウンドとか~って書かれていたけど、私も同じ事を思っていたんだ!
村上春樹のあのオウムの事件についての本は、野次馬根性とかは全く感じられない、それぞれの人を尊重して書かれている感じで凄く良かったし、こういう本を書く村上さんというお人柄も更に好きになったんだ~(と、映画から話がそれてるな・・・)

映画、なかなか良かったわー。
私も冷血、トライしてみるね!
2010-09-19 13:40 : latifa URL : 編集
latifaさん、こんばんは~。コメント&TBありがとう~。
いやいや、この頃って一つの映画(や俳優さん)にのめり込んで観ていたからね。
PSHが好きだから、映画観て『冷血』も読んでみようと思いました。
でも、正直もうあの本の詳細は憶えてないな~。映画はすごくよくできていたよね。
劇場では寝てる人いたけどね(笑)。
あと、『アラバマ物語』はすんごいオススメよ! あれは本当に名作だと思うな~。
グレゴリー・ペックもいいし。
村上春樹が『アンダーグラウンド』を書いたときは世論が驚いたよね。
それまで現実社会とコミットしなかった村上さんが、、って感じだったんだけど、すごい労作だった。
でも、海外ばっかりで読書会とかして、日本でもやってよーーー!って思うわ。
大騒ぎになるから、無理か。。ガックリ
2010-09-20 22:06 : 真紅 URL : 編集
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