昭和の女~『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ』
ヴィヨンの妻

 才能に溢れてはいるが大酒呑みで金にルーズ、女癖も悪い新進作家の大谷
(浅野忠信)
は、馴染みの料理屋から金を盗んでしまう。しっかり者の妻佐知(松
たか子)
は、そんな大谷を庇い、料理屋で働いて借金を返そうとする・・・。

 生誕100年を迎えた昭和の大作家・太宰治の同名小説の映画化。第33回モント
リオール世界映画祭
において、根岸吉太郎監督賞を受賞した話題作。終戦後
の昭和を再現した美術、映像はもちろん、俳優たちの確かな演技が光る力作。ち
なみにフードスタイリスト飯島奈美さん。

 文学少女の通過儀礼的作家・太宰治には、ご多分に漏れず、中高生の頃ハマ
リにハマった。今でも私の本棚には、黒い背表紙の新潮文庫がズラリと並んでい
る。いつか三鷹に行ってお墓参りがしたい、桜桃忌に行けたら一番いい・・・、など
と夢想していたものだが、正直、大人になってからはほとんど読み返すこともなか
った。(それは多分、村上春樹に出逢ったせいだと思うのだけれど)

 不思議と、今まであまり映像化されることのなかった太宰作品。浅野忠信主演
と聞けば、楽しみにしないわけがない! 思い入れが生々しいままでなく、思い
出に変わった今だったから、よかったのかもしれない。期待通りの出来栄えに、
まずは満足。

ヴィヨンの妻2

 太宰自身が投影された大谷を演じた浅野くん、素晴らしかった。「生き写し」
でも言おうか、だらしなくて嫉妬深くて自己中で狼少年で、それでも心惹かれず
にはいられない男、そのもの。「付き合ってくれますか」。あの頬杖は・・・反則
でしょう。

 そんな夫に尽くして、尽くして、裏切られて・・・。それでも離れない妻、佐知
でも彼女はただの、耐え忍ぶ女じゃない。自分という人間の美しさを知り、価値
に気づき、人生を切り開こうとしている強い女。自分に惹かれている若い男、
岡田(妻夫木聡)を拒むこともなく、初恋の男、辻(堤真一)の事務所に、口紅
一つで乗り込んで行く。「お金、無いんです」カワリニワタシヲカッテクダサイ

 互いに引け目を感じ合っている大谷と佐知は、ある意味、似た者同士なのか
もしれない。

ヴィヨンの妻3

 いつもは顔を見るとゲンナリしてしまう広末涼子が、本作ではそれほどに悪く
はなかったかな。あの、最後の勝ち誇った表情・・・。人情に厚い料理屋の夫婦、
室井滋伊武雅刀も「庶民」を体現していた。光石研新井浩文の顔がチラリと
見えたのもうれしい。そして残念ながら、妻夫木聡だけはこの映画の「色」に合
っていない気がした。

 「女には幸せも不幸もありません。男には不幸だけがあるんです」気障なセリ
フの数々は、やはり太宰が天才だったと再認識させてくれる。
憎み切れないロクでなし。しかしそのは、妻にしっかりと握られている。

 (『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ』 監督:根岸吉太郎/
     主演:松たか子、浅野忠信、妻夫木聡、堤真一/2009・日本)
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[2009/10/18 00:00] | 映画 | トラックバック(34) | コメント(16) |
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コメント
>憎み切れないロクでなし。しかしその手は、妻にしっかりと握られている。

まさにそんな感じでしたね。
ぼくも妻夫木は、この世界にはしっくりこなかった気がします。
一方、広末が『子猫の涙』に続いて、この手の役がピッタリ。
彼女は良妻じゃなく、毒婦の方が役者としての本領を発揮できる気がします。
[2009/10/18 00:10] URL | えい #yO3oTUJs [ 編集 ]
えいさん、こんにちは。コメントとTBありがとうございます!!
ツマブッキーは、あのまんまるお目目がどうしても子どもっぽく見えてしまいますよね。
顔だけで言うと、松たか子も目が丸過ぎる(笑)。
木村多江さんが、顔的には浅野くんとお似合いだと思いながら観ていました。
広末さんには、もう開き直って悪女の道を歩んでいただきたいです。
[2009/10/18 08:59] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
>憎み切れないロクでなし

あぁ~まさに太宰を言い得てますよね。
ダメ男なのに才能のせいか、女性にモテてしまうその羨ましさ。
私のもそんな魅力がほしいですよ。
[2009/10/18 11:56] URL | にゃむばなな #- [ 編集 ]
こんにちは♪
ああ~、ジュリーの歌を思い出しました~!
「♪憎みきれない~、ロクデナシーー!♪」(笑)

ブッキーは健闘していたものの、ちょっと違うな~という風にも感じられました。
とにかく主演二人に惚れ惚れ。
ヒロスエは苦手女優さんですが、こういうワルイ役が似合うと思います。
[2009/10/18 15:43] URL | ミチ #- [ 編集 ]
にゃむばななさん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございます。
私も、モテてモテて困る、、という方の気持ちは全くわかりませんが、太宰は結局それで身を滅ぼすのですよね。
人間、そこそこがいいですよ~(笑)。
[2009/10/18 19:09] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
ミチさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
そうそう、美しかりし日のジュリー。。♪恋に埋もれ死ぬ気でいるのぉ~

広末さん、あの舌足らずなしゃべりをなんとかして欲しいですわ。。
ブッキーはね、ちょっと天真爛漫過ぎますよね、顔が。
平成顔というか。。でも好き(笑)。
主演の二人は映画賞総なめかも??
[2009/10/18 19:17] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん
TBありがとです。
観られたんですね☆

すごく丁寧に心情も描かれてて、惹き込まれちゃった。
思った以上に良かったです!
キャスト、松たか子も浅野もピッタリでしたね☆
妻夫木&広末は現代風でどうしてもピンとハマってない感じでしたけどね、、、、
[2009/10/18 22:30] URL | mig #JTxNwRAU [ 編集 ]
migさん、こんにちは~。こちらこそコメント&TBありがとうございます!
そうそう、これ結構よかったですよね☆
もう一回観てもいいな~、なんて思ってしまいました。
丁寧に作られた映画、ホントそんな感じしました。
キャスト、もうちょっとなんとかならんか、、っていうのはありましたね(笑)。
みんな若かったね、確かに。
あの時代の人たちと現代って、精神年齢が10くらい違う気がする。。
[2009/10/19 03:12] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
観ました~
私は太宰作品は「斜陽」でつまずいちゃって
「走れメロス」(今考えるとあれってゲイっぽい)しか愛読してないんですが
実は大谷みたいな男性は好みだったりするので
浅野さんの駄目夫ぶりも確かに憎みきれませんでしたわ。
いつもはげんなりするヒロスエさん・・・
私は今回もげんなりしてしまいました。うふふ

松たか子さんはいい女優さんになりましたね。
[2009/10/24 23:49] URL | なな #- [ 編集 ]
ななさん、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
私は、一番最初に読んだのが『斜陽』だったんです。
カバーもない、変色した文庫が家にあって。。母の本だったのですが。
それでもう見事にハマリましたね。
大谷みたいな男性・・・私は絶対ダメ!
でも、好きになったら佐知みたいになってしまうんだろうな~。
松さんは舞台っぽい演技ですよね。滑舌が良すぎるくらい。
後ほど伺います。
[2009/10/26 11:15] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
観てきました。
主役ふたりの演技で見せる映画でした。
脇役では、広末涼子が、あの大正ロマン夢二の描く女のような雰囲気で、しかもすれ違う時の眼の演技もすごかったですね。
妻夫木聡は、ちょっと浮いていましたが、ひとすじに恋する若者なので、あえて生活感をなくして非現実的な世界の男の囲気を出したかったのではないでしょうか。
[2009/10/29 20:23] URL | 筆致 刻久 #- [ 編集 ]
筆致刻久さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
主役二人の評価が高い作品ですね。
広末さんは女性に評判が悪いようですが、男性は概ね評価されている印象です。
ブッキーは。。私はダメでした。顔が平成でした。
好きな俳優さんなのですが、あまりにもお顔が「青春」だと思います。。または「健全」。。
今回、堤さんの影が薄かったですね。
後ほど伺います!
[2009/10/29 20:46] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
男がどこか不幸の香りの漂う女に惹かれるのと同じように、
女もどこか憂いのある男に惹かれるものなのかもしれませんね。
どっからどう見てもダメな男なのに、彼がモテるのは
なんか分かる気がしちゃいますものね。
妻夫木さんは確かにこの映画にはあってなかったかもしれませんが、
岡田という青年には合っていたかなぁ~と思いました。
[2009/11/03 18:39] URL | miyu #- [ 編集 ]
miyuさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
そうね~、謎めいていてどこか掴みどころのない男はモテますよね。
大谷は私から見ても素敵ですから。。
でもああいう男には絶対、ひっかっかちゃーダメですよね!
ブッキーはね、みなさんよかったっておっしゃるよね~。
岡田には合ってたよね、確かに。。でも私は違和感あったな~。
[2009/11/03 21:28] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
うわ~ん、そうなのね?真紅さんって、昔は太宰ファンだったんだー。その後村上春樹という存在が現れて・・って経緯なのね~^^

この映画、なかなか面白かったわ。
映像やセットなどが安っぽくなかったのが凄く良かったし、殆どの出演者さんがピッタリだった。
私もツマブキ君は、ちょっと・・・だったかな。
浅野君演じたこの男が、モテモテなの解るわ~
あの飲み屋のママさんとも何かあった・・ってのには、笑っちゃったけどね(^^ゞ
[2010/06/20 16:12] URL | latifa #SFo5/nok [ 編集 ]
latifaさん、こちらにもありがとう~。
そうなんですよ、『斜陽』から太宰にハマってしまったんだよね~。
だから昨年公開された『パンドラの匣』は風邪ひいて観に行けなくて、すっごい残念だったわ。
川上未映子さんも出てらしたのに。。

私もこの映画はなかなかよかったと思う。観終わってから、もう一回観たいな、と思ったもん。
ブッキー以外は、ぴったりだったよね。。でも、堤さんがちょっとイヤな役だったのがアレだったけど。
浅野くん、私生活でもあんな感じなんだろうか、、とか、、妄想(笑)。
後で伺います~。
[2010/06/21 17:27] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
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いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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