愛をこめて~『お母さんという女』
お母さんという女

 人気イラストレーター・益田ミリさんが、自身の「大阪のオカン」について綴っ
エッセイ漫画。この本は2004年に光文社・知恵の森文庫から出版されたも
のが、5年後の今年、ソフトカバーの単行本として新装された。イラストは全て
描き直してあるとはいえ、すーちゃんでブレイクした益田ミリさんの今の人気、
需要に応えた出版だと思う。

 「わたし、どんだけオカンが好きなんや?! 
  男だったら完全にマザコン扱いされているところである」


 ミリさんがこうつぶやいてしまうのも無理はないほど、ほんっと~に素敵なお
母さん!
 始めのうちは、「大阪のおばちゃん」らしいオカンの面白おかしい行動
に笑ってばかりだけど、だんだんその笑いにが混じるようになる。そして最後
には、ボロボロと泣いていた私なのだった。

 佐野洋子さんのシズコさんとは、あまりに対照的なお母さん。いつも呑気
に笑い、娘たちを温かく見守るお母さん。でも、その温かさの内には、きっとた
くさんの我慢や、淋しさが沈澱しているのだろうな。私も、こんなオカンになれ
るかな、、自信ないけど、お弁当作りだけは頑張ろうと思うのだった。

 (『お母さんという女』 益田ミリ・著/光文社・2009)
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

[2009/09/21 23:02] | 読書 | トラックバック(0) | コメント(2) |
<<シャネル前史~『ココ・アヴァン・シャネル』 | ホーム | 君がいた永遠~『九月に降る風』>>
コメント
真紅さ~ん、読んだのねー(^▽^)
このお母さん、すんごい良い人だよね?
ミリさんは、こんなあったかくて優しいお母さんを持って幸せものだなぁ~って思ったよ。
なんかもう、ほんと、こんな母親に育てられたのに(って言っちゃなんだけど・・)どうして、ミリさんはお母さんとは全然違ったタイプなんだろう?(悪い意味だけじゃなくて!) お父さん似だったのかな。と、この本の次に「お父さんという男」も読んだんだけど、これが、、、、ミリさんと似てるとはあんまり思えなかったんだよな(^^ゞ
ミリ父は、あんまり好きな人じゃなかったけれど、ミリ母は、好きだなぁ。こんな人の娘に産まれたかったな~。
[2009/09/22 18:28] URL | latifa #SFo5/nok [ 編集 ]
latifaさ~ん、こんにちは。コメントありがとう~。
読んだ、読んだ♪ すっごくよかったわこの本・・・。
勢いで妹にプレゼントしました(今、アマゾンが送料無料だし)。
うちの母も、弟と妹に対してはこんな感じよ~。
私に対しては、ちょっと『シズコさん』入ってるけどね(爆)。
『お父さん~』のほうは、いつか読んでみるね!
これがよかったんで、ミリさんの本、都道府県のとか何冊か予約してしまった。
人気だから、たくさん予約入ってたわ。。
もう、ここんとこ「ミリ」といえば益田、だよね~、柳じゃなくて!
[2009/09/22 23:15] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://thinkingdays.blog42.fc2.com/tb.php/733-dac410ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
真紅のthinkingdays


いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

Recent Entries

Categories

What's New?

真紅

Author:真紅
Every cloud has a silver lining.

Recent Comments

Recent TrackBacks

Archives

My Favorite

Search this site

RSS

Thank You!