移民の街、非寛容な国~『扉をたたく人』

THE VISITOR
コネティカットに住む大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、
所有するニューヨークのアパートに不法入居していたシリア人青年タレク
(ハーズ・スレイマン)と出会う。
長いキャリアながら、主演は初というリチャード・ジェンキンスがアカデミ
ー賞主演男優賞にノミネートされ、数々の賞を受賞して話題となった本作。
どうしても、どうしても観たかったのです。CGもド派手なアクションもない、
大スターも出てこない、小さなインディペンデント系作品。しかしシリアスと
ユーモアの匙加減が絶妙で、予想以上に素晴らしい作品だった。これは
個人的に、今年のベスト作かも。監督は脚本も書いているトム・マッカー
シー。俳優さんらしいが、偉大な映画監督になるかも、、憶えておこう!

頑固で口下手で偏屈なウォルターは、きっと妻が亡くなるずっとずっと前から、
心を閉ざして生きていたのだろう。音楽や芸術への憧れは人一倍強くても、その
プライドの高さゆえ、素直に教えを乞うことができない。しかし、その薬指にマリッ
ジリングを着け続ける彼は決して悪人ではなく、不法滞在と思しき有色人種の
カップルを見過ごすことができない善良な人物。別の見方をすれば、ウォルター
にとって彼らは「異邦人」であったがゆえに、固く閉ざした心が開かれたのかも
しれない。
「あんなにも善良な人間」だとウォルターが言うタレク。音楽を愛し、恋人を、
母を愛し、生命力に満ち溢れた、若いアラブ人の青年。しかし、9・11後のニュ
ーヨークは、そんな健全な彼を許容する街ではなくなっていた。移民の国アメリ
カは、他者を受け入れるよりも「排除」することに神経を尖らせる、非寛容な国
に変わってしまったのだ。
タレクが逮捕されたことに良心の呵責を感じるウォルターの前に、一人の「訪問
者」が現れる。タレクの母、パレスチナ人のモーナ(ヒアム・アッバス)。邦題の
「扉をたたく人」とは、彼女のことだったのか・・・。アラブ系女優の代表、大好き
なヒアム・アッバスの出演は知らず、彼女の美しさに思わず、息を呑む。

美しい母、モーナにときめくウォルターの表情が、次第に柔和になってゆく。
タレクを巡る状況は厳しさを増し、それに反比例するかのように、ウォルターと
モーナの距離は近づいてゆく。雨のブロードウェイ、とびきりの赤ワイン。しか
し幸せな時間は長くは続かず、別離の時は近づいていた。
ウォルターが初めて感情を爆発させたとき、その理不尽さに涙が溢れる。良心
も、音楽も、家族への愛も、国家権力の前ではあまりに無力だった。星条旗が
涙で滲む、永遠の別れ。「ハビティ」愛しい人・・・。それでもウォルターはジャンベ
を叩く。タレクの願った場所で、この怒りよ、地球の裏側まで響け、と。

(『扉をたたく人』 監督・脚本:トム・マッカーシー/
主演:リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバス/2007・USA)
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trackback
予告編には大勢で楽しそうにパーカッションを演奏しているシーンがあって、音楽によって人々の心を繋いでいくヒューマンドラマという印象を受けたのですが、もちろんその奥にはもっと深いドラマが待っているのではないかと何気に楽しみにしてまぢた。鑑賞前に気になってち...
2009-08-17 23:02 :
カノンな日々
地味だが丁寧に作られた人間ドラマだ。60歳を超えて初主演の名脇役リチャード・ジェンキンスの渋い演技が味わい深い。孤独な大学教授ウォルターは、NYでシリア出身の青年タレクと出会い心を通わせるが、タレクが突然不法滞在を理由に拘束されてしまう。9.11以降、米国は...
2009-08-17 23:08 :
映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP
ジャンベのリズムが生きる鼓動となるのだ。
妻と死に別れて以来無気力に暮らしていたコネチカットに住む大学教授のウォルターは、出張でニューヨークを訪れた際、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。『The Visitor』というタイトルか
2009-08-17 23:15 :
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
『扉を閉ざしたニューヨーク─ 移民の青年との出会いと“ジャンベ”の響きが 孤独な大学教授の心の扉を開く。』
コチラの「扉をたたく人」は、「サンシャイン・クリーニング」同様たった4館での上映から、口コミで広がり6週目にして全米興行収入トップ10に入り、6
2009-08-17 23:15 :
☆彡映画鑑賞日記☆彡
(原題:The Visitor)
----これも2009年アカデミー賞絡みの映画。
リチャード・ジェンキンスが主演男優賞にノミネートなんでしょ。
この人、顔はよく見るけど、
あまり知らなかったニャあ。
「うん。でもだからこそ、
監督は彼を選んだらしいよ。
いかにもスター然とし...
2009-08-17 23:37 :
ラムの大通り
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/}
←please click
2007年の作品だけど
2009年アカデミー賞主演男優賞ノミネート、
2009年インディペンデント・スピリット・アワードで最優秀監督賞受賞の作品、日本上陸。
27日...
2009-08-17 23:47 :
我想一個人映画美的女人blog
2007年/アメリカ
監督/トム・マッカーシー
出演/リチャード・ジェンキンス
ヒアム・アッバス
脇役として味のある演技を見せるリチャード・ジェンキンスが見事主役を張り、しかもアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。結果としてはショ...
2009-08-18 01:05 :
It's a wonderful cinema
俳優生活40年目にして初めての主演映画だというリチャード・ジェンキンス。これまで数多くの映画で様々な役を演じた名脇役として見慣れてきた彼ですが、その彼のいろんな魅力がまさに凝縮されたような映画でした。そしてそんな彼が演じたウォルター・ヴェイルこそアメリカ...
2009-08-18 17:11 :
めでぃあみっくす
「扉をたたく人」 (2007年・アメリカ)
THE VISITOR
移民の国アメリカの中でもとりわけ、さまざまな人種のエネルギーが渦巻く都市ニューヨークを舞台に、移民の青年との交流をきっかけに心の扉を開いていく初老の大学教授のエピソードを、抑えた筆致で
2009-08-18 18:53 :
好きな映画だけ見ていたい
「The Visitor」2007 USA
ウォルター・ヴェイルに「ブロークン/2008」「バーン・アフター・リーディング/2008」のリチャード・ジェンキンス。
タレクにハーズ・スレイマン。
タレクの母モーナに「シリアの花嫁/2004」「マリア/2006」「画家と庭師とカンパーニュ
2009-08-18 21:25 :
ヨーロッパ映画を観よう!
JUGEMテーマ:映画 
毎年、年末に年間ランキングをつけていますが、この作品はTOP10入り確実です。感動しました。音楽がキーワードになっているからかもしれませんが「ONCE ダブリンの街角で」を観たときのことを思い出しました。クチコミで徐々に上映館数を
2009-08-19 00:08 :
ハピネス道
扉をたたく人 271本目 2009-31
上映時間 1時間44分
監督 トム・マッカーシー
出演 リチャード・ジェンキンス ヒアム・アッバス ハーズ・スレイマン ダナイ・グリラ
会場 吉祥寺バウスシアター
評価 7点(10点満点)
2009年アカデミー主演男優賞ノ...
2009-08-20 20:22 :
メルブロ
8月22日から、京都シネマにて公開されました!
最近こういうかたちでのヒットが多いですね。本国アメリカでの封切時の上映館はわずか4館だったそうです。鑑賞した人たちの感動が口コミで広がり、何と最終的に270館に拡大したという本作。観ないわけにはいきません...
2009-08-26 00:11 :
銅版画制作の日々
友情、“ジャンベ“、ロマンスが、孤独な心の扉を開かせる。喜びや癒し、そして哀しみを抱くジャンベの響きのように、いつまでも胸を打つ、忘れえぬ一編の物語。
物語:愛する妻に先立たれて以来、すべてに心を閉ざして生きてきた大学教授のウォルター。仕事への情熱を失...
2009-08-27 03:05 :
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
邦画・洋画の中から最も優れた日本語タイトルの作品に与えられる筑紫賞(故・筑紫哲也氏が創設され、その思いを受け継いで継続されている)、その第5回目に選ばれたのがこの「扉をたたく人」。この「扉をたたく人」という題名はは、作品のテーマにもつながっており、同時...
2009-10-22 11:40 :
映画と出会う・世界が変わる
ウォルターにとってタレクとゼイナブは訪問者であった。そしてウォルターにはタレクの母親モナが訪問者となって現れる。シリア出身のタレクとセネガル出身のゼイナブはお互いに訪問者なのである。この映画の登場人物はすべてお互いにそれぞれの生活に入り込んだ訪問者とい...
2009-10-24 14:26 :
映画と出会う・世界が変わる
静かだけど、力強い作品でした
2009-11-15 09:37 :
心の栄養♪映画と英語のジョーク
主人公の大学教授を演じた名優リチャード・ジェンキンスがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた感動ドラマ。911以降、移民希望者や不法滞在者に対して厳しい措置を取るようになったニューヨークを舞台に、孤独な初老の大学教授と移民青年の心の交流を描く。監督は俳
2009-11-27 02:25 :
サーカスな日々
コネティカット州の大学教授とシリアからの移民青年との音楽を通して心の交流や連帯を描いた感動のヒューマン・ドラマ「扉をたたく人」(原題=訪問者、2007年、米、104分、トム・マッカーシー監督・脚本)。この映画は、全米封切り当初は4館だけだったが、口コミ...
2009-12-13 04:57 :
シネマ・ワンダーランド
シネリーブル神戸にて『扉をたたく人』。 2008年、アメリカで当初4館の上映からスタートして、クチコミで270館まで広がり、ロングラン・ヒット。主演のリチャード・ジェンキンスさんがアカデミー賞にノミネートされたという映画です。 『スラムドッグ$ミリオネア』と...
2009-12-18 00:40 :
健康への長い道
 《扉をたたく人/The visitor》いい映画でした私の感じるアメリカ映画の欠点に《盛り上げすぎ》がありますそんなに音で盛り上げなくてもいいのに…と感じる時が度々あります国民性なのでしょうかね いいところでもありますがこの作品はジャンベのリズムと落ち
2010-01-09 19:23 :
Musica di Maria
トーマス・マッカーシー監督 『扉をたたく人』 (下高井戸シネマ) 原題:『the Visitor』 歳をとり、妻に先立たれて、殻に閉じ籠もるように日々をやり過ごしていた男が、思わぬ出会いをきっかけに心を開き、殻から足を踏み出す。 過去の講義資料を使いまわすために、
2010-01-11 00:57 :
BLOG IN PREPARATION
☆☆☆☆(8点/10点満点中)
2008年アメリカ映画 監督トム・マッカーシー
ネタバレあり
2010-03-10 15:24 :
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
音楽に生きがいを見つけたり、人間同士の交流のお話で終わるのかと思ったら…。
2010-03-27 22:45 :
或る日の出来事
あらすじ愛する妻に先立たれ、全てに心を閉ざし、無気力な毎日を送っている大学教授のウォルター(R・ジェンキンス)。ある日、ニューヨークで移民青年タレクと予期せぬ出会いを果たす...
2010-05-28 22:46 :
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
コメントの投稿
真紅さん、こんばんは。
おこちゃま向け、ファミリー向け映画があふれる夏休みに、この大人向けの味わい深い秀作をご覧いただき何より♪
タレクのひとなつこい笑顔がステキでした。
そんな彼らに心開いていく、ウォルターもとても愛おしかったですよねー。
アメリカだって、こんなに素晴らしいオリジナル作品が生み出せるんじゃないと嬉しくなりましたー
遅ればせながら、「1Q84」を読み始めましたー。
おこちゃま向け、ファミリー向け映画があふれる夏休みに、この大人向けの味わい深い秀作をご覧いただき何より♪
タレクのひとなつこい笑顔がステキでした。
そんな彼らに心開いていく、ウォルターもとても愛おしかったですよねー。
アメリカだって、こんなに素晴らしいオリジナル作品が生み出せるんじゃないと嬉しくなりましたー
遅ればせながら、「1Q84」を読み始めましたー。
かえるさん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございます。
そうなんです、夏休みはなかなかこういうミニシアター系は足を運びにくいのです。
でも、『サンシャイン・クリーニング』と本作は観ることができて本当によかったです。
アメリカ映画は、本当は質の高い作品が多いと私は信じています。
リメイクもいいですけど、こういう素晴らしい脚本が埋もれないよう祈りたいですね。
おお、『1Q84』! ハルキワールドへようこそ。
感想読ませて下さいね~。
そうなんです、夏休みはなかなかこういうミニシアター系は足を運びにくいのです。
でも、『サンシャイン・クリーニング』と本作は観ることができて本当によかったです。
アメリカ映画は、本当は質の高い作品が多いと私は信じています。
リメイクもいいですけど、こういう素晴らしい脚本が埋もれないよう祈りたいですね。
おお、『1Q84』! ハルキワールドへようこそ。
感想読ませて下さいね~。
いやー、リチャード・ジェンキンスが噂に違わず良かったですね。
かわいらしくて、音楽と人を再び愛し始めてからの生き生きした感じがほほえましくて、でも確実に訪れるだろう訪問者たちとの別離もまた予感させられ、感情を揺すぶられた作品でした。
ヒアム・アッバスって有名な女優さんなんですね。どこかで見たことがあるような…?
彼女も素敵でしたが、やっぱり息子の誰もが魅了するような笑顔が忘れられません。
かわいらしくて、音楽と人を再び愛し始めてからの生き生きした感じがほほえましくて、でも確実に訪れるだろう訪問者たちとの別離もまた予感させられ、感情を揺すぶられた作品でした。
ヒアム・アッバスって有名な女優さんなんですね。どこかで見たことがあるような…?
彼女も素敵でしたが、やっぱり息子の誰もが魅了するような笑顔が忘れられません。
リュカさん、こちらにもありがとう!
そうそう、ジェンキンスさんよかったですよね。。かわいかったわ♪
私は、この作品のユーモアの利かせ方が大好きだったんです。
本当に素晴らしい作品でした。
ヒアム・アッバスは、観る度に印象に残る女優さんです。
記憶にある限りでは『マリア』『画家と庭師とカンパーニュ』『パラダイス・ナウ』などに出ています。
パトリシア・クラークソンと並んで、好きな中堅女優さんなんですよ。
そうそう、ジェンキンスさんよかったですよね。。かわいかったわ♪
私は、この作品のユーモアの利かせ方が大好きだったんです。
本当に素晴らしい作品でした。
ヒアム・アッバスは、観る度に印象に残る女優さんです。
記憶にある限りでは『マリア』『画家と庭師とカンパーニュ』『パラダイス・ナウ』などに出ています。
パトリシア・クラークソンと並んで、好きな中堅女優さんなんですよ。
真紅さ~ん、こんにちは!
あわっ!!!!わわわ~~!!!これ、真紅さんちの感想も拝見させて頂いてたんだけれど、コメント書いたつもりで書き忘れていたの~~!!というのも、真紅さんところって、TBを貼る時に普通にはれないの(右クリックでアドレスをぶ~んって出来ない)それで、一回FC2のこのサイトにTBしますとかいうボタンを押して、画面が切り替わって、そこをコピペしてやってるんだけど、そうなると、戻るを何度押しても、記事に戻れなくなっちゃうんだ。しかも履歴に記事のアドレスが出ないんだ。)←この説明じゃ、なんのことやら??って解らないかもしれないね・・ゴメンゴメン(^^ゞ
それで、また再度記事に入りなおさなくちゃならないので、とりあえず、お友達ブロガーさんちの記事の何人分かまとめてTBを送った後に、コメントをする・・・って風にいつもしてるんだけど、真紅さんちは、その本元の記事に戻れなくて、そうこうしてるうち、すっかり抜けてしまったんだわ~~~(TT) ごめんなさい!!
なんか、どうでもいいことを長く話しちゃった・・・。
で、この映画、良かったよね。うん、うん。
あの教授、結構好みのタイプなんだ~。真紅さんはどう?(^^ゞ
奥さんが生きていた頃から、ああいう人だった気がする・・って、私もそう思ってたー!!
あれは奥さん亡くしたから、ああなったんじゃなくて、基本、ああいう風に50年以上生きて来た人って風に思ったわ~。
むしろ、今は奥さんもおらず、息子も遠くに行って、自分1人だけだから、こういうきっかけで、こういう風に段々変われた(変わりつつあったというか、なんというか)じゃないかな?
これで側に奥さんや息子が暮らしてたら、気恥ずかしくて、こういう風にはなれなかったかも・・・。あっと~奥さんいたら、あのお母さんとあんな風にはなれないかっ(^^ゞ
あわっ!!!!わわわ~~!!!これ、真紅さんちの感想も拝見させて頂いてたんだけれど、コメント書いたつもりで書き忘れていたの~~!!というのも、真紅さんところって、TBを貼る時に普通にはれないの(右クリックでアドレスをぶ~んって出来ない)それで、一回FC2のこのサイトにTBしますとかいうボタンを押して、画面が切り替わって、そこをコピペしてやってるんだけど、そうなると、戻るを何度押しても、記事に戻れなくなっちゃうんだ。しかも履歴に記事のアドレスが出ないんだ。)←この説明じゃ、なんのことやら??って解らないかもしれないね・・ゴメンゴメン(^^ゞ
それで、また再度記事に入りなおさなくちゃならないので、とりあえず、お友達ブロガーさんちの記事の何人分かまとめてTBを送った後に、コメントをする・・・って風にいつもしてるんだけど、真紅さんちは、その本元の記事に戻れなくて、そうこうしてるうち、すっかり抜けてしまったんだわ~~~(TT) ごめんなさい!!
なんか、どうでもいいことを長く話しちゃった・・・。
で、この映画、良かったよね。うん、うん。
あの教授、結構好みのタイプなんだ~。真紅さんはどう?(^^ゞ
奥さんが生きていた頃から、ああいう人だった気がする・・って、私もそう思ってたー!!
あれは奥さん亡くしたから、ああなったんじゃなくて、基本、ああいう風に50年以上生きて来た人って風に思ったわ~。
むしろ、今は奥さんもおらず、息子も遠くに行って、自分1人だけだから、こういうきっかけで、こういう風に段々変われた(変わりつつあったというか、なんというか)じゃないかな?
これで側に奥さんや息子が暮らしてたら、気恥ずかしくて、こういう風にはなれなかったかも・・・。あっと~奥さんいたら、あのお母さんとあんな風にはなれないかっ(^^ゞ
latifaさん、こんにちは~。コメントありがと~。
ええ~、そうなんだ~。。こちらこそゴメンね。。
FC2(ウチだけ?)って、TBがうまくいかないこと多くない?
以前はよく「TBのURLがコピーできないんです」って言われた・・・。でも私は対処の仕方がわからなくて。。
ココログさんやアメブロさん、楽天やyaplogさんにもTB不調だし。。
あ~あ、最初からもっとよく調べてgoo!にすればよかったな~。。
と、私も思わず愚痴を・・・。
で、私もこの映画大好きだわ~。
今年今までに観た中で、ベスト3に入るか?入らないか?くらい好き。
いややっぱり入るわ!←断言
私も、あの教授めっちゃ好みよ~(そもそも好みじゃなかったら「好きな映画」と騒いでいないと思う)。
なんか、頭のいい男の人って素敵! 特に「教授」ってそれだけで魅力よ~。
で、あの人はずっとああいう風に生きてきた、と思う。。
でも音楽への憧れは、ずっとあったんだよね。
そうそう、一人身の気楽さもあっただろうね。
私は中年以上の男女の恋って、肯定派なんだ。だって希望が持てるやん(笑)。
ああ、、私もまたいつか、恋をするんだろうか。。映画スター以外に(爆)。
ええ~、そうなんだ~。。こちらこそゴメンね。。
FC2(ウチだけ?)って、TBがうまくいかないこと多くない?
以前はよく「TBのURLがコピーできないんです」って言われた・・・。でも私は対処の仕方がわからなくて。。
ココログさんやアメブロさん、楽天やyaplogさんにもTB不調だし。。
あ~あ、最初からもっとよく調べてgoo!にすればよかったな~。。
と、私も思わず愚痴を・・・。
で、私もこの映画大好きだわ~。
今年今までに観た中で、ベスト3に入るか?入らないか?くらい好き。
いややっぱり入るわ!←断言
私も、あの教授めっちゃ好みよ~(そもそも好みじゃなかったら「好きな映画」と騒いでいないと思う)。
なんか、頭のいい男の人って素敵! 特に「教授」ってそれだけで魅力よ~。
で、あの人はずっとああいう風に生きてきた、と思う。。
でも音楽への憧れは、ずっとあったんだよね。
そうそう、一人身の気楽さもあっただろうね。
私は中年以上の男女の恋って、肯定派なんだ。だって希望が持てるやん(笑)。
ああ、、私もまたいつか、恋をするんだろうか。。映画スター以外に(爆)。
真紅さま
>タレクを巡る状況は厳しさを増し、それに反比例するかのように、ウォルターとモーナの距離は近づいてゆく
この表現いいですねぇ!パチパチパチ
ヒアムは本当に魅力的な女優ですね!
「マリア」でも「画家と庭師…」でも短いシーンでも印象にシッカリ残ります
生まれながらに瞳の奥に悲しみをたたえた様な雰囲気も
ある意味才能なのでしょうね
>タレクを巡る状況は厳しさを増し、それに反比例するかのように、ウォルターとモーナの距離は近づいてゆく
この表現いいですねぇ!パチパチパチ
ヒアムは本当に魅力的な女優ですね!
「マリア」でも「画家と庭師…」でも短いシーンでも印象にシッカリ残ります
生まれながらに瞳の奥に悲しみをたたえた様な雰囲気も
ある意味才能なのでしょうね
2010-01-09 19:21 :
Maria URL :
編集
Mariaさん、こんにちは。コメントとTBありがとうございます。
ヒアム・アッバスについてはインタビューなども読んだことがないので情報があまりないのですが、大好きな女優さんです。
あの憂いは彼女のイスラエル・アラブという出自から来るものなのでしょうか。
各国の映画に引っ張りだこなのも納得ですよね。
後ほど伺います。
ヒアム・アッバスについてはインタビューなども読んだことがないので情報があまりないのですが、大好きな女優さんです。
あの憂いは彼女のイスラエル・アラブという出自から来るものなのでしょうか。
各国の映画に引っ張りだこなのも納得ですよね。
後ほど伺います。
真紅さん、おひさしぶりです。
こちらでこの映画の存在を知り、どうにか劇場で観ることができました。ありがとうございます。お陰様で、見逃さずにすみました。とてもよい作品でしたが、こうした重いテーマを扱いながら、それを映画としてとても丁寧に作りこんでいて、その姿勢にとくに感銘を受けました。
彼には今後もジャンベを続けてもらいたいです。
こちらでこの映画の存在を知り、どうにか劇場で観ることができました。ありがとうございます。お陰様で、見逃さずにすみました。とてもよい作品でしたが、こうした重いテーマを扱いながら、それを映画としてとても丁寧に作りこんでいて、その姿勢にとくに感銘を受けました。
彼には今後もジャンベを続けてもらいたいです。
Ken-Uさん、お久しぶりです!! コメントありがとうございます。
拙ブログでこの映画を知られたなんて・・・。ブログやっててよかった~、と思います。
こちらこそありがとうございます。
劇場鑑賞されたということですが、東京(?)では上映している劇場があるのですね!
この映画は、TIIを観るまでは昨年のベスト1でした。本当に、いい映画だったと思います。
後ほど伺いますね。
拙ブログでこの映画を知られたなんて・・・。ブログやっててよかった~、と思います。
こちらこそありがとうございます。
劇場鑑賞されたということですが、東京(?)では上映している劇場があるのですね!
この映画は、TIIを観るまでは昨年のベスト1でした。本当に、いい映画だったと思います。
後ほど伺いますね。