風に吹かれて~『アヒルと鴨のコインロッカー』

大学入学のため、仙台に越してきた椎名(濱田岳)は、河崎と名乗る不思議な
雰囲気の隣人(瑛太)に声を掛けられる。「ディラン?」
How many roads must a man walk down ・・・
伊坂幸太郎の同名小説の映画化。『重力ピエロ』がとってもよかったので、録画
したままになっていた本作を観る。う~ん、面白かった!謎めいた展開の前半は
少し吸引力が弱めだけれど、松田龍平が登場する中盤以降は目が離せない。
「そうだったのか・・・」と、オープニングの場面を思い出して納得。しかもチョイ役
(椎名の同級生)で岡田将生くんも出てるじゃない!! まだ磨かれない原石と
いう感じだけれど、すっごく得した気分♪ 観てよかった~。。
私は東京以北は北海道にしか行ったことがないので、東北のイメージってほぼ
ゼロ。でも仙台が大都市なことくらいは知っている。『重力ピエロ』では出演者が
みな標準語をしゃべっていたので、仙台って訛り、ないのかな?と思っていたの
だけれど。「日本さ来たら、日本語しゃべんねぇど~」バスの運転手さんのセリフ
で腑に落ちた。

濱田岳って初めて見た。プロフィールを知ってビックリ、88年生まれって・・・、
ええぇぇ~~~!! なんかもう「10年選手」って雰囲気。若いのか老けてるのか
わからん。。そういえば『鴨川ホルモー』の予告で、チョンマゲ姿だったのが彼な
のか。
松田龍平も、演技しているところは初めて見たような。彼ってなかなかいい
じゃない? 松田優作の長男で、翔太の兄貴、っていう認識しかなかったけど。。
これは『蟹工船』が楽しみだ♪
そして、一番の驚きが瑛太くん。彼ってカッコよかったんですね(爆)。耳の大
きい小松帯刀という印象しかなかったのに、背が高くてスタイルもいいんだな~。
小栗旬くんと、ちょっとキャラがかぶるのかも? まぁあの二人は従兄弟です
からね、磯野家では(笑)。演技も上手だし、今いろんなジャンルの作品で引っ張
りだこなのも、わかる、わかる。プライベートでも、龍平とは親友だとか・・。
二人の共演作『青い春』が観た~い。。瑛太の映画デビュー作でもあるんだよね。

しかしこの映像が、小説ではどんな風に表現されているのか全く予想がつか
ない。ドルジの、河崎や琴美(関めぐみ)への想いが切なくて、愛おしくて・・・。
伊坂幸太郎の小説って、法や世間体で裁けない良心や善悪について書かれた
ものが多いのだろうか。私だって、神様を閉じ込めてしまいたいよ。
The answer is blowin' in the wind.
(『アヒルと鴨のコインロッカー』監督:中村義洋/
主演:濱田岳、瑛太、関めぐみ/2006・日本)
- 関連記事
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- 波間の彼方に~『幻の光』 (2009/07/28)
- 風に吹かれて~『アヒルと鴨のコインロッカー』 (2009/05/30)
- 空も飛べるはず~『金髪の草原』 (2009/03/04)
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trackback
「アヒルと鴨のコインロッカー」
「転校生 -さよなら あなた-」
2009-05-30 14:45 :
Akira's VOICE
□作品オフィシャルサイト 「アヒルと鴨のコインロッカー」□監督・脚本 中村義洋 □脚本 中村義洋、鈴木謙一□原作 伊坂幸太郎(「アヒルと鴨のコインロッカー」創元推理文庫)□キャスト 濱田 岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、関 暁夫、キムラ緑子、松田龍平、大塚
2009-05-30 14:48 :
京の昼寝~♪
レンタルで鑑賞―【story】大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気
2009-05-30 16:25 :
★YUKAの気ままな有閑日記★
この作品、原作がとても大好きで映画化されるニュースを 知ってからすごく心待ちにしてました。 ただ、原作を映像化するのは、難しいだろうなと思ったので、 どういう風にネタをばらさずにストーリーを進めるのだろうと 不安だったんですが、うまく原作のイメージを壊さず...
2009-05-30 17:03 :
だらだら無気力ブログ
『神さま、 この話だけは 見ないでほしい。』
コチラの「アヒルと鴨のコインロッカー」は、人気ミステリー作家の伊坂幸太郎さんの第25回吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説の映画化で、6/23公開になったミステリーなのですが、観て来ちゃいましたぁ~♪
伊坂...
2009-05-30 17:34 :
☆彡映画鑑賞日記☆彡
アヒルと鴨のコインロッカーアミューズソフトエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る
2006日本
監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:中村義洋、鈴木謙一
出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ、松田龍平、大塚寧々
とらねこさんにディラン繋がりでお勧められて
2009-05-30 19:26 :
Mani_Mani
初めてこの映画のチラシを目にしたときはもちろん内容なんか全く知らないわけですが、そのタイトルだけで何だかゾクソクっとかなり惹かれちゃいました。いかにもミニシアター向きな雰囲気しません?主演も瑛太くんに関めぐみちゃん、そして最近の活躍が著しい濱田岳くんと...
2009-05-30 20:01 :
カノンな日々
ひよこ。広辞苑。ボブ・ディラン。
2009-05-30 22:11 :
悠雅的生活
好きだ、この作品。
登場人物の誰もが愛しくて切なくて涙がとまらなくて
劇場を出る時には泣いた赤鬼みたいな顔になってひたすらうつむいていた私。(笑)
人気作家伊坂幸太郎原作の映画化。
伊坂氏は仙台在住だったんだと今回初めて知った。
大学生活のため仙台で...
2009-05-31 00:28 :
龍眼日記 Longan Diary
去年公開された邦画で、見逃してた作品。
評判は良かったようだけど、タイトルが地味めでちょっと腰が引けてたひらりん。
やっと見る気になりました。
2009-05-31 00:41 :
★☆ひらりん的映画ブログ☆★
アヒルとは、人類が鴨を家禽として飼育していく中で作られた鳥だということです。 同
2009-06-07 17:39 :
はらやんの映画徒然草
作品情報
タイトル:アヒルと鴨のコインロッカー
制作:2006年・日本
監督:中村義洋
出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ
あらすじ:大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住
2010-07-24 01:53 :
★★むらの映画鑑賞メモ★★
モデルガンで本屋を襲って広辞苑盗みブータン人のドルジにプレゼントするという河崎の発想は、ちょっとおかしいですね。
2011-06-20 05:43 :
ゼロから
コメントの投稿
小説では前半と後半ではなく交互に描かれてるんですよ。
なもんで、それをそのまま映画にしちゃうことは
出来なかったので、こうゆう構成にしているんだと
思うのですが、それがまた見事でしたね。
あたしは映画を観てから、原作を読んだのですが、
映画で泣いて、小説でもまた泣いてしまいました。
なもんで、それをそのまま映画にしちゃうことは
出来なかったので、こうゆう構成にしているんだと
思うのですが、それがまた見事でしたね。
あたしは映画を観てから、原作を読んだのですが、
映画で泣いて、小説でもまた泣いてしまいました。
こんにちは。ウチのほうにトラコメありがとうございました。
>小説では前半と後半ではなく交互に描かれてるんですよ。
へ~(と勝手にmiyuさんのコメントを引用(笑))
それはまた不思議な感じですねえ。
読んでみたい(が、いつになることやら)
松田くんは、けっこうお父さんのたたずまいを引き継いでいてワタシは好きなんです。お父さんのほうのファンでしたから。
あとは関めぐみさんがとてもよかったというのがワタシの感想で。
といってもだんだん内容がおぼろげになってきちゃいましたけど^^;
ではまた
>小説では前半と後半ではなく交互に描かれてるんですよ。
へ~(と勝手にmiyuさんのコメントを引用(笑))
それはまた不思議な感じですねえ。
読んでみたい(が、いつになることやら)
松田くんは、けっこうお父さんのたたずまいを引き継いでいてワタシは好きなんです。お父さんのほうのファンでしたから。
あとは関めぐみさんがとてもよかったというのがワタシの感想で。
といってもだんだん内容がおぼろげになってきちゃいましたけど^^;
ではまた
こんばんは~♪
これは面白かったでしょう?
瑛太ファンで伊坂ファンでもある妹が自主的にDVDを貸してくれたので観たのですけど、
先に小説で騙されたかった!と思いました。
小説を読んで、とても巧く映画化されたなぁと改めて思い、
映画も小説もどちらも好きな数少ない作品の1つになりました。
伊坂作品の積読がたくさんおありで、特にこだわりがないのなら、
できたら、刊行順にお読みになることをオススメします。
伊坂作品は、作品を跨いで同じ人物が登場してくることが多いので、
それを知っていると、更にお話が面白くなるのです。
と、伊坂ファンの娘に薦められ、その通りにして大正解でしたから。
これは面白かったでしょう?
瑛太ファンで伊坂ファンでもある妹が自主的にDVDを貸してくれたので観たのですけど、
先に小説で騙されたかった!と思いました。
小説を読んで、とても巧く映画化されたなぁと改めて思い、
映画も小説もどちらも好きな数少ない作品の1つになりました。
伊坂作品の積読がたくさんおありで、特にこだわりがないのなら、
できたら、刊行順にお読みになることをオススメします。
伊坂作品は、作品を跨いで同じ人物が登場してくることが多いので、
それを知っていると、更にお話が面白くなるのです。
と、伊坂ファンの娘に薦められ、その通りにして大正解でしたから。
ディラン?
真紅さん、こんばんは。
「ディラン?」のセリフが物語の最初と最後でこんなにも違って聞こえるとは。
2度目に聞いたときにはそのコトバの重みに思わず涙してしまいました。
かすかな違和感を抱きながら物語は進んでいき、その謎が解けたときの切なさがたまりませんでした。
濱田岳くんは「金八先生」で知った役者さんですが味がありますよね。
これまた伊坂作品の「フィッシュ・ストーリー」でもいい味出していました。
実は「重力ピエロ」も初日に観たまま感想を書かずに放ってあります。
UPしたらまた伺いますね~。
「ディラン?」のセリフが物語の最初と最後でこんなにも違って聞こえるとは。
2度目に聞いたときにはそのコトバの重みに思わず涙してしまいました。
かすかな違和感を抱きながら物語は進んでいき、その謎が解けたときの切なさがたまりませんでした。
濱田岳くんは「金八先生」で知った役者さんですが味がありますよね。
これまた伊坂作品の「フィッシュ・ストーリー」でもいい味出していました。
実は「重力ピエロ」も初日に観たまま感想を書かずに放ってあります。
UPしたらまた伺いますね~。
miyuさん、こんにちは! コメントとTBをありがとうございます。
これ、言葉でどう表現されてるのか全然わからなかったんですが、そうなんだ、交互にねぇ。。
なるほど!!
巧く映画化しましたね~。ちょっと『運命じゃない人』系の感覚でした。
原作も、是非読んでみたいです。
楽しみだなァ~。
これ、言葉でどう表現されてるのか全然わからなかったんですが、そうなんだ、交互にねぇ。。
なるほど!!
巧く映画化しましたね~。ちょっと『運命じゃない人』系の感覚でした。
原作も、是非読んでみたいです。
楽しみだなァ~。
manimaniさん、こちらこそコメントとTBをありがとうございます!
まだ原作読まれてないのですね~。
なかなか、読書が追い付きませんよね。感想なんかもっと追いつかず。。
松田龍平くん、今まで演技を観たことがなかったんです。
でも、スチールよりも動いてるほうが数段光るタイプのヒトですね。
弟の翔太くんは、モデルでもいける感じなんだけど。。ソツがないと言うか。
お兄ちゃんのほうがお父さん似だと私も思います。
関めぐみさんも初だったのですが、この人は日本リメイクの8クリの人ですね。
そこでちょっと拒否反応あったんですが、本作はとってもよかったと思いました!
まだ原作読まれてないのですね~。
なかなか、読書が追い付きませんよね。感想なんかもっと追いつかず。。
松田龍平くん、今まで演技を観たことがなかったんです。
でも、スチールよりも動いてるほうが数段光るタイプのヒトですね。
弟の翔太くんは、モデルでもいける感じなんだけど。。ソツがないと言うか。
お兄ちゃんのほうがお父さん似だと私も思います。
関めぐみさんも初だったのですが、この人は日本リメイクの8クリの人ですね。
そこでちょっと拒否反応あったんですが、本作はとってもよかったと思いました!
悠雅さん、こんにちは♪ コメントとTBをありがとうございます。
『重力ピエロ』にもありがとうございました。
妹さん、伊坂ファンでもあるのですね~。
う~ん、伊坂幸太郎、本当に人気がありますね。。
直木賞を辞退したというニュースがすごく印象的だったんですよ。
瑛太くんも、人気の秘密がわかったような気がします。
かっこいいですね~。
刊行順ですか、メモメモ♪
まずは『重力ピエロ』から、となんとなく思っています。
伊坂さんも「一番思い入れがある」と書かれていましたし。。
楽しみに読んでみたいと思います!
『重力ピエロ』にもありがとうございました。
妹さん、伊坂ファンでもあるのですね~。
う~ん、伊坂幸太郎、本当に人気がありますね。。
直木賞を辞退したというニュースがすごく印象的だったんですよ。
瑛太くんも、人気の秘密がわかったような気がします。
かっこいいですね~。
刊行順ですか、メモメモ♪
まずは『重力ピエロ』から、となんとなく思っています。
伊坂さんも「一番思い入れがある」と書かれていましたし。。
楽しみに読んでみたいと思います!
sabunoriさん、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
そうなんですよね。。同じ現象でも、観る角度によって全く違う感じを受けますね。
ドルジは、河崎と琴美が本当に大好きだったんだなぁと思います。
かすかな違和感の正体、なんとも巧い見せ方だなぁと心震えましたね。
濱田くん、全く知らない役者さんですが上手ですね~。
名脇役として成長しそうな気がします。
『重力ピエロ』もよかったですよね!
感想、お待ちしておりますよ~♪
そうなんですよね。。同じ現象でも、観る角度によって全く違う感じを受けますね。
ドルジは、河崎と琴美が本当に大好きだったんだなぁと思います。
かすかな違和感の正体、なんとも巧い見せ方だなぁと心震えましたね。
濱田くん、全く知らない役者さんですが上手ですね~。
名脇役として成長しそうな気がします。
『重力ピエロ』もよかったですよね!
感想、お待ちしておりますよ~♪
何度もお邪魔します。
伊坂作品の積読が何なのかわからないのですが、
『オーデュボンの祈り』『ラッシュライフ』をお持ちなら、少なくとも『ラッシュライフ』は是非『重力ピエロ』の前にお読みになって。
同じく、『死神の精度』の後に『魔王』を。
後は多少前後しても悔しくないですが、
ここはこの順序のほうが絶対いいと思いますから、
ご参考までに。
伊坂作品の積読が何なのかわからないのですが、
『オーデュボンの祈り』『ラッシュライフ』をお持ちなら、少なくとも『ラッシュライフ』は是非『重力ピエロ』の前にお読みになって。
同じく、『死神の精度』の後に『魔王』を。
後は多少前後しても悔しくないですが、
ここはこの順序のほうが絶対いいと思いますから、
ご参考までに。
悠雅さん! コメントありがとうございます。
そうなんですか。。何よりもまず『重力ピエロ』だと思っていたのですが、『ラッシュライフ』が先なのですね。
どんな繋がりがあるんだろう。。楽しみに読みますね。
ある方が『重力ピエロ』は「完璧な小説」だと書かれていたので、すっごく楽しみにしてるんですよ。
もちろん、『アヒルと鴨』も読みたいです!
『死神の精度』は金城くん主演だったのに、観に行けなかったんですよ。
しかし、本当にたくさん映画化されてますね~。凄いです。
そうなんですか。。何よりもまず『重力ピエロ』だと思っていたのですが、『ラッシュライフ』が先なのですね。
どんな繋がりがあるんだろう。。楽しみに読みますね。
ある方が『重力ピエロ』は「完璧な小説」だと書かれていたので、すっごく楽しみにしてるんですよ。
もちろん、『アヒルと鴨』も読みたいです!
『死神の精度』は金城くん主演だったのに、観に行けなかったんですよ。
しかし、本当にたくさん映画化されてますね~。凄いです。
真紅さん、こんにちは!
先ほどはコメントありがとうございました。
私は男子ですが、岡田君のファンですよ!
「ハルフウェイ」で初めて知ったのですが、「重力ピエロ」かっこよかったですよねぇ。
この「アヒル」は、彼が出演していることを知らずに見たのですが、ちらっと出演していて。。。おもしろいですよね☆
残念ながら……
「ホノカアボーイ」と「僕の初恋をキミに捧ぐ」は見逃しています。。。(トホホ)
先ほどはコメントありがとうございました。
私は男子ですが、岡田君のファンですよ!
「ハルフウェイ」で初めて知ったのですが、「重力ピエロ」かっこよかったですよねぇ。
この「アヒル」は、彼が出演していることを知らずに見たのですが、ちらっと出演していて。。。おもしろいですよね☆
残念ながら……
「ホノカアボーイ」と「僕の初恋をキミに捧ぐ」は見逃しています。。。(トホホ)
Bell Bottom Bluesさん、こんにちは~。コメントありがとうございます。
そうなんですか、岡田くんって男性にも人気あるんでしょうかね?
『メンズノンノ』の表紙だし。カバー裏がUNOの広告でうれしかった~♪
『重力ピエロ』の春は、絶世の美男子という設定ですから・・・。
彼以外できないでしょう!←断言
『ホノカアボーイ』、とってもいい映画でした。機会があれば是非~。
そうなんですか、岡田くんって男性にも人気あるんでしょうかね?
『メンズノンノ』の表紙だし。カバー裏がUNOの広告でうれしかった~♪
『重力ピエロ』の春は、絶世の美男子という設定ですから・・・。
彼以外できないでしょう!←断言
『ホノカアボーイ』、とってもいい映画でした。機会があれば是非~。