![]() 東京・大森の川辺で他殺体が発見された。被害者の元妻が容疑者として捜査線 上に浮かぶが、彼女には完璧なアリバイがあった。帝都大学理工学部物理学科 准教授・湯川学(福山雅治)が事件に挑むが・・・。 東野圭吾の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』を、テレビドラマ『ガリレオ』のスタ ッフ・キャストで映画化。原作は未読、テレビドラマも未見という予備知識ゼロ状態 で映画を楽しみにしていた。一抹の不安もあったけれど、これは実に面白い! 128分、時間を忘れて堪能することができた。しかし、原作ファン、ドラマ版の ファンの方々はどんな感想を持たれただろう? メガネに白衣の湯川先生、カッコイイ〜。福山くんはデビュー当時から大好き で応援しているけれども、彼は歳を重ねるごとにますます魅力的になっている気 がする。湯川先生の講義はギャルがいっぱい、劇場もちょっとトウの立ったお嬢 さん方でいっぱいでした。自分もそうですけど・・・。 ![]() しかし、主役のはずの湯川先生も本作では狂言回し的役どころ。殺人を犯して しまう薄幸の美女・花岡靖子(松雪泰子)と、彼女の隣人石神(堤真一)が本当の 意味での主役だった。松雪さん、いつも思うけど本当に細くて綺麗。娘を守ろう と懸命に、健気に生きている女性を好演。娘役の女の子もかわいい。 原作のおかげではあるだろうけれど、物語が本当に面白かった!「簡単なひっ かけ問題」であり、見方を変えればすぐに解ける事件の鍵。それなのに、観る者 は刑事の内海(内海薫)や草薙(北村一輝)と同じく、アリバイに翻弄される。 湯川による「証明」が終わったとき、ブルーテント脇の無人のベンチがやけに長く 映っていたことを思い出し、なるほど・・・、という気分。 観る前は「福山vs.堤」の男前対決、なんて勝手に思っていたのだけれど、堤さん の役作りには驚いた。孤独で、夢に敗れた冴えない数学教師。家族も友達もいな い暮らしの中で、たった一つの「愛」に献身的に生きようとする石神。こういう堤さん が観たかったんです!『クライマーズ・ハイ』よりも、断然いい演技だったと思う。 私は石神の献身愛に、何度か涙してしまった。 ![]() 石神の献身愛と完璧なトリックは、ラストでどちらも破れたかのように見える。 靖子の自白に慟哭する石神。しかしどう考えても、孤独な人生を生きてきた彼に、 形はどうあれ「一緒に償う」と靖子は言ったのだ。それは彼が人生で、ほとんど 唯一愛した女性からの言葉。それだけで、彼は報われたのではないだろうか。 人間は、自分の為だけに生きているときでなく、誰かの為に生きたときにだけ、 幸福感や充足感を得られる生き物なのかもしれない。たとえそれが法を犯し、 人の道を外れる行為であったとしても・・・。 自殺を図るほど追い詰められた石神の過去や、靖子の娘の心情をもう少し描写 して欲しかったという思いもある。しかし、論理や科学では証明不可能な「愛」とい う感情に身をやつす天才の悲しみ、苦しみは十分、描き出されていたのではない だろうか。リリーさんはご愛嬌。 (『容疑者Xの献身』 監督:西谷弘/原作:東野圭吾『容疑者Xの献身』/ 音楽:福山雅治/主演:福山雅治、堤真一、柴咲コウ、松雪泰子/2008・日本) ![]() |
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真紅さぁぁぁぁぁぁん こんばんは〜☆
ねね、真紅さん、リリ−フランキーさんどこに出てましたっけ? エンドロールで名前を見たんですが思い出せなくて。 確かに、人間って人のために生きた時に満足感や充実感を得られるのかもしれないですね。 その上で、やっぱり美人は得・・・ってことかもしれないですが(笑) 主役が持ってかれちゃってましたねぇ。 そのくらい堤さんの演技は迫真でした。 こんにちは!
真紅さんも堪能されたようですね〜 何よりも石神を演じた堤さんの演技が本当に素晴らしかったです!! 私は原作を読みましたが、実はイマイチ好きになれなかった少数派だったんです。 石神のしたことが愛とは思えなくって・・・ でも、映画では石神の行為に涙が止まりませんでした。すごく感情移入しちゃったなぁ〜 真紅さんは原作も読まれる予定なんですね! 感想を楽しみにしています♪ 真紅さん、こんばんは。
この作品はかなりうまく原作を映画化した成功例だと思います。 そして原作を後から読む方がより両方を楽しめるかもしれません。 私は原作を先に読んでいたので例のブルーテント脇の無人のベンチシーンの伏線も 全て確認状態でした。(笑) 石神のことを「純愛だ!」と言ったら友人たちからは「それは違うんじゃ・・・」と 思い切り突っ込まれましたが(笑)やっぱりその一途な思い、見返りを考えない行動は 純愛だと思うし、ミステリー映画に見せかけた恋愛映画だと思いました。 なぎささま〜〜〜、こんにちは☆ コメントとTBをありがとうございます!
でも、またTBが承認できない状態になってしまいました。。 ちゃんと届いてるのですが、管理画面でコントロール不可なんです・・。ごめんなさい!! で、リリーさんですが、草野球の監督さん役だったと思いますよ。 ジャイアンツの帽子を被ってました。 「腹で打つんだよ〜」かなんか言ってたような。。 美人は得ですね。でも、美人だからストーカーもされるし。。 本人の持って生まれた運、なのかなぁ。難しいですね。 ではでは、またお伺いしますね〜。 由香さま、こんにちは! コメントとTBをありがとうございます。
はい、堪能いたしました〜♪ そうですよね〜、石神のしたことって描き方、演じ方によっては愛じゃないですよね。 でも、堤さんは凄かった! わかってるわ〜。。 そうか、由香さんは原作はお気に召さなかったんですね。 私は、東野圭吾作品はたいがいOKなんですよ。 映画と比較しながら読みますわ〜。ワクワク♪ ではでは、またお伺いしますね〜。 sabunoriさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
原作を読んだ方でも、ブーイングは起きてないようですね♪ TV局製作の映画としては成功ですね〜。 今回、『12人の怒れる男』の逆パターンですね(笑)。 確かに純愛なんですけど、石神が一度自殺を図ってるってのが彼の行動の鍵かな、と思いました。 自分が「無い」人間じゃないと、あそこまでできないと思います、いくら愛する恩人といえども・・。 ミステリーに見せかけた恋愛映画、その通りですね! ではでは、またお伺いします〜。 真紅さん、こんにちは^^
TB、ありがとうございましたm(__)m 石神の堤氏の設定自体、色々ブロガーたちの間で意見もあったようですね。 ちょっと原作よりは見てくれが良すぎた感はありましたが、そこは芸達者な堤氏、 今回はコミカルな部分は抜きの直球演技でした^^ TB何度か試してみましたが、反映しませんでしたm(__)m cyazさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
TB、お手数かけて申し訳ありません〜。 原作、読まれているのですよね。 東野作品は熱烈なファンも多く、日本で今一番読まれている作家ですから、キャスト・スタッフ共にプレッシャーも大きかったでしょうね。 特に堤さん・・・。しかしよく役を練られて演じられたのではないでしょうか。 原作を読むのが楽しみです。 ではでは、またお伺いしますね〜。 お邪魔します〜
私も予備知識0派でしたので 新鮮さを感じとることができて、面白く 鑑賞ができましたわ。 冒頭で、愛について湯川教授述べておりましたけれど、あれも、この物語の伏線でありましたよね。論理や科学では愛は説明できない・・・って。堤さん素晴らしかったですよね。 本当、野暮ったかった・・。でも、なんとか すれば、素敵にもなりそうだったと思ったり。 福山さんは相変わらずカッコイイですよね。 歌も好きです・・・・★
[2008/10/21 09:52]
URL | みみこ #mQop/nM.
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みみこさま、こんにちは〜。コメントありがとうございます。
今ね、丁度原作を読んでいるところなんですよ〜。 結構原作に忠実に作られた映画だったのだと今更驚いています。 コウちゃんの役だけ、ドラマキャラなんですね〜。 ドラマもどんなのだったか、観てみたい気もします。再放送でね(笑)。 冒頭の「例えば、愛」ですね〜。その愛についての物語でした! 堤さん、よかったですよね〜。。最近、ちょっと「これだ!」っていう演技がなかった気がしてたので、ファンとしてはとってもうれしかったです♪ ではでは、後ほどお伺いします〜。 真紅さま こんばんは
私はTVシリーズは未見ですが原作は読みました。 (東野さんの本のファンではありませんが) 原作でも主役は石神でしたね。 彼の献身の内容とその深さは,驚愕,そして感涙ものでした。 真紅さまがおっしゃるように,彼の献身は 靖子の自白によって水の泡となったのですが たしかに彼の気持は靖子に届いて 彼女も「一緒に償う」と言ってくれたことが 大きな慰めかもしれませんね。 ななさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
私もドラマは観てないんですよ。一回も。。 原作は観てから読みました。東野作品のファンじゃない、ってなんかわかりますよ〜。 面白いし読み易いですけどね。 石神、可哀相でしたね。。彼にとっては、靖子が幸せに暮らしてくれることだけが望みだったのに。。 しかし、彼を犠牲にしたままでは靖子は絶対幸せにはなれないですよね。 人間の心、「愛」って論理的思考や数式の及ばないところにある。 それが石神にはわからなかったんですね。。悲しい。。 では、後ほどお伺いしますね。 真紅さま こんにちは。 やっと見ることができました〜。
原作を先に読んで結末を知っている者としては、石神が弁当屋に寄って靖子と挨拶を交わす最初の場面を見ただけでもう、この二人にやがて訪れる悲しい運命を思い、涙がじわ〜と出てきてしまいました。 堤さんはさすが、上手いですね。松雪泰子はとても美しく、また娘役の少女も、友だちに「お隣に住んでる人なの」とか言いながら石神ににこやかに手を振る素直さが可愛らしくて、それがこの母娘の悲劇をより一層強調していたと思います。 富樫を演じた俳優さんは長塚京三さんのご子息なのですね。声が(美声で有名な)お父さんのお声とそっくりなのでびっくりしました。 それから原作のファンとしては、もうちょっと草薙の見せ場を作ってほしかったです(笑)。 それにしましても・・・容疑者X、献身しすぎですよっ!(なんて) 雪山の場面には面食らいましたが、でも、「いい映画」でした★
[2008/11/08 17:36]
URL | メグ #OSjUVFqk
[ 編集 ]
メグさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
新たに大作が公開されましたから、こちらのほうはだいぶ混み具合が落ち着いたでしょうか? キャストが皆よかったですよね。 あの娘役の女の子は映画初出演だったそうですが、とても上手だったと思います。 松雪さんと堤さんの映画でしたね〜。 長塚圭史さん、常盤貴子嬢の彼氏なんだとか・・・!すっごーい!! 今は英国留学中らしいですが、結婚するんでないの?!と一部で話題になっていたようです。 とっても才能ある方のようですねー。野田秀樹さんみたいな感じかな? 草薙は、完全に添え物でしたね。雪山のシーンは、原作が先だったらビックリですよね〜。 でも、楽しまれたようでよかったです! ではでは、またです〜。 真紅さ〜〜ん!映画見た後、こちらで、↑のコメントで、あの死んだ人=長塚さんの息子 →常盤さんの彼氏
というのに、衝撃!!!全然知らなかったです。 思いがけず、面白い(?)情報、こちらで知れて嬉しいな〜〜! いやぁ〜原作よりも映画の方が面白いだなんて、そんなこと、滅多にあるもんじゃないです。 石神さんの過去、私ももっと見せて欲しかったです。 クライマーズハイも見たいと思いつつ、まだ見れてません・・・。 latifaさま〜、こんにちは!コメントとTBをありがとうございます!
お返事が大変遅くなって本当にごめんなさい!! 実は、またまた身辺にいろいろな事件が起こってしまいまして・・・。 はぁ〜、疲れる〜。。 で、この映画ですが私は映画→原作だったのですが両方楽しめました! 『クライマーズ』もいい映画でしたよ♪ 考えてみたら、堤さんってホント昨年は大活躍でしたね〜。 私は原作をまだ読んでいないのです。いつ読めることやら。。 ではでは、後ほどお伺いします〜。 何か反論のような文章になってしまうかもしれませんが、「クライマーズ・ハイ」の演技も素晴らしく、比較出来ないと思います。
でも本作の演技は胸にぐっと来るものがものすごくあって、彼に打ちのめされたかんじでした。彼なくして!の映画だったと思います。 あと、ラストに報われたか。という話なのですが、僕には余計に絶望し、これからどうなっていくのだろう、という想いに駆られました。 献身が献身で無くなったのは間違いなく、愛は完全に破綻したと悲痛な思いで感じました。石神のラストの叫びは、衝撃だったなぁ。 やっぱり堤さんすごい^^ そういえば、愛って「ミスター・ブレイン」で解明されてましたよね。まあ明瞭に解明ってわけじゃないですがw
[2009/08/10 00:02]
URL | ベルモンド #-
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ベルモンドさん、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
勿論、『クライマーズ〜』も素晴らしかったのですが、あの映画での堤さんは私が何度も観たことのある堤さんだったんですよね。 私は堤さんが大好きでずーーーっと応援してるので、ちょっと観方が厳しくなってる部分があるのかも・・。 しかしこの映画の石神役は最高でしたね。役者やなぁ〜、って感じです☆ どんな理由があろうと罪は罪ですから、これから裁判、刑務所の中で過ごして。。 刑期を終えたときのことは、正直私にもわからないです。 あ、ミスターブレインは観ていません! 堤さんが出てたら、観たかも(笑)。 ![]() |
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| 真紅のthinkingdays |
いつまでも青臭い映画好きでいたいのです(名前は紅いんですが)。 観た映画と読んだ本の覚え書き。 記事は基本的にネタバレありです。 どうぞご贔屓に♪
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