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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

踊る少年~『12人の怒れる男』

12人の怒れる男


  12


 21世紀のロシアチェチェン人の少年が、養父殺しの罪裁判にかけられた。
有罪か、無罪か12人の陪審員たちが下す評決有罪は確定的と思われたその
時、一人の陪審員が「無罪」を主張し始める・・・。

 シドニー・ルメット監督によるアメリカ映画『十二人の怒れる男』ロシア版リメ
イク
。2007年、ヴェネチア映画祭において特別獅子賞を受賞、アカデミー賞の
外国語映画賞にもノミネートされた(受賞はヒトラーの贋札)。監督のニキータ
・ミハルコフ
は製作、脚本も手がけ、陪審員長役で出演している。

 オリジナル版は90分少々の尺で、コンパクトにまとめられた密室劇の傑作であ
ることは言うまでもない。本作の160分という長さを知って一瞬たじろいだが、
長尺に足る力強さと、現代ロシアが抱える諸問題警鐘を鳴らす社会派の力作
ラスト以外はオリジナルストーリーをほぼ忠実になぞりながら、重厚で現代的な
映画
となっている。こういう作品を「換骨奪胎」と言うのだろう。第七芸術ここに
在り!

 エンドロールの後、良質な映画を観た満足感で胸がいっぱい。しかし、小説の
映画化と同じく、オリジナル版を未見である方がより楽しめた作品かもしれない。

12人の怒れる男2

 登場人物たちは、皆一様にしゃべる、しゃべる! ロシア人の辞書に「沈黙」
という辞書はないのかというくらい、陪審員一人ひとりの演説の長いこと! 
ロシア文学「長くて重厚」というイメージがあるが、映画もそうなんだろうか

 陪審員たちの職業は、元将校の芸術家、タクシードライバー、墓所の管理人、
旅芸人、チェチェン出身の外科医
etc・・・と様々。彼らが語る自らの人生経験
は、そのまま現代ロシアの問題点を浮き彫りにしていると言ってもいい。賄賂、
民族差別、貧富の差
、そしてチェチェン問題の現実。時折、被疑者少年の回想
として挿入される戦場シーンが生々しい。紛争の記憶と民族の誇りを体現し、
拘置所で踊り続ける少年が、強烈な印象を残す。

12人の怒れる男3

 オリジナルと異なるラストの評決シーンで語られる、厳しい現実に息を呑む。
少年が晒される向かい風を知ってもなお無罪を望んだ自分は、安全地帯でぬる
ま湯に浸かっているのだろうか。

「ニコライおじさんだよ」法より強い人間の慈悲が、この世界に希望をもたらし
て欲しい。そんな願いを感じたエンディングだった。

 (『12人の怒れる男』 監督・製作・脚本:ニキータ・ミハルコフ
    主演:セルゲイ・マコヴェツキー、ニキータ・ミハルコフ/2007・ロシア)
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2008-09-25 : 映画 : コメント : 16 : トラックバック : 19
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真紅さま

ロシアがアメリカの名作をリメイクしたとは面白いですね
オリジナルは少年が貧しい移民の子であった…という事が、ポイントになっていたように思います
それ故小さき物にも平等な視点を!公正な裁判を!と問いかけたアメリカのその時代に風を吹き込んだ意味合いがあり、判決は先送りでも爽やかなラスト・シーンだったと思います
この作品は陪審員がヨク喋るということですし判決がラスト・シーンだと言う事で別物として観てみると面白いかもしれませんね
2008-09-25 19:10 : Maria URL : 編集
こんばんは!
重厚な作品でしたね。最初眠くて困りましたが....
>ロシア文学は「長くて重厚」...
大賛成です!若い頃にロシア文学は何作か読みましたが、今読みなさい!と言われれば拷問に等しいかと思われますわ。
アメリカ版は密室ドラマでしたよね?古き良き時代のアメリカ映画なので、この作品の元映画とはいえ別物のようにも感じます。
陪審員たちの語るエピソードはどれもこれもドラマティックでした。さすが監督!!
事件現場を再現するシーンも良かったです。
あの二人のラスト・シーンには脱帽でありました。
2008-09-26 00:08 : margot2005 URL : 編集
真紅さん、こんばんは。
私も観る前は、この映画の長さに気が重かったのですが、飽きることなく楽しめてしまいました。
私の場合は、オリジナルの方の記憶がほとんど残っていなかったのも幸いでした。
重厚で見ごたえまんてーんでありましたね。
踊る少年にもググッと心をつかまれましたよー。

踊るといえば、ミハルコフの「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコフのタップダンスが最高にステキなんですー。わはは、
2008-09-26 01:00 : かえる URL : 編集
Mariaさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
本作でも、チェチェン紛争で両親が殺されて、ロシア人将校に引き取られた少年なのですよ。
そういう意味では、オリジナルとほぼ同じ設定だと言えると思います。
オリジナルの、互いに名前も知らずに去っていく男たち、そしてヘンリー・フォンダにある陪審員が握手を求め、サラッと挨拶してのラストの爽快感!
そしてこのリメイクのラストも必見です。そうきたか~、という感じで。
是非機会があればご覧下さいませ!
ではでは~。
2008-09-26 08:15 : 真紅 URL : 編集
margot2005さま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
いや~、こんなに熱く、口角泡を飛ばす演説の嵐では、眠気も吹き飛ばされますよね。
ロシア文学、私もトライしようとしたのですが挫折しました・・・。
でも、死ぬまでにいつかは読まないと、と思っています。
オリジナルは密室劇でしたね。すごくよくできた映画だな~と感心して観ました。
本作はラストがね、どんでん返しというか、意表を衝かれましたね。
監督があの陪審員長だ、と鑑賞後に知ったので、さすがだな~、と思いました。
才能ある方ですね。
また伺わせて下さいね、ではでは!
2008-09-26 08:32 : 真紅 URL : 編集
かえるさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
長い映画って、ちょっと時間の遣り繰りが難しいときありますよね。
私は長い映画も苦にならない方だと思うのですが、本作も時間は気になりませんでした。
でも、ちょっとオリジナルと較べてしまったので、そこは残念でした。
未見だったり、うろ覚えくらいのほうが楽しめたかもしれないと思います。
『太陽に灼かれて』ですか、未見ですー。
コサックじゃなくて、タップダンスなんですね。観てみたいな~。
ではでは、またお伺いしますね!
2008-09-26 08:37 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、TBありがとう。
この作品 どうもいまひとつ私にはつかめなかったな、それほどロシアの状況を語っているとも思えなかったし、チェチェンの描きかたもどうなのかな?
ロシアの良心を描いたのだろうとは思うけれど、「良心」って一体何なんだ?って思えてくる。
この監督の作品っテ、フランス映画的なタッチでロシア映画にしては、映像も美しいし、分かりやすい作品が多いですよ。
2008-09-26 13:51 : シュエット URL : 編集
シュエットさま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
「良心」とは何なのか・・・。
難しい問いですが、ラストに掲げられた「法より強い慈悲」という言葉が答えかもしれないと思います。
ロシア映画ってほとんど馴染みがないのですが、文学と同じで重厚で難しそうなイメージです。
何れにしろ、一筋縄ではいかない国ですね。。
監督作品は『黒い瞳』しか観ていないのですが、いくつか捜して観てみたいなと思いました。
ではでは、またお伺いします!
2008-09-27 00:45 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは。
ほほ~、なるほど。
私がかなりおもしろかったのはオリジナル版を未観なことも
プラス材料だったのかも、ですね。
確かに12人とも語る語る!
中でもタクシードライバーの語る息子の話が印象的でした。
きびしい現実を知った上でも無罪判決を出すか・・・?
私はそれでも無罪を望みます。
2008-09-27 22:20 : sabunori URL : 編集
sabunoriさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます!
そうですね、、やはり、先の展開がわかっていてはドキハラ度が落ちますよね。
オリジナルでも息子の話をする陪審員が出てくるのですが、一人ひとりの話の内容は(当然ですが)変わっていました。
私も、無罪を望んだんですよね。。でもそれは、ロシアの現状を知らないからなのかな、とも思ったりしました。
重くて、見応えある映画だったと思います。
ではでは、またお伺いします~。
2008-09-29 14:12 : 真紅 URL : 編集
真紅さま こちらにも。
これオリジナルとは違う意味で素晴らしい作品だったと思います。
これぞ,意義のるリメイクかと!
ところで私もロシア人の多弁とオーバーアクトにはびっくり。
「よくしゃべり,よく怒る・・・でもお人よし」というのが
ロシア人気質とは聞いていましたが
まさにそうですね~,それが確認できました。
ラストのオリジナルとの違いは,
死刑でなくて終身刑だったということもキーになっていると思いますが
それでも現代のロシアの世相を表わしていてアリかな~と。
2009-01-18 16:29 : なな URL : 編集
ななさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
この映画、もうDVDになっているのですか? 早いですね~。
オリジナルは文句のつけようがない傑作だと思っていますが、このリメイクも素晴らしかったですね。
ロシア人って、話が長そう。。ロシア文学って重厚長大ですもんね。
ちょっと怖い、っていうイメージがあるのですが、お人よしなんだ~、意外。。
死刑か終身刑か、というのはもう忘れてしまったのですが、確かに現代ロシアを感じさせる〆でしたね。
ではでは、後ほどお伺いします~。
2009-01-18 22:18 : 真紅 URL : 編集
はじめまして。素晴らしい作品でした。
気骨のあるリメイクという感じですごかったです。
オリジナル観てたので、最初、違いみたいなものに目がいってたんですが、各陪審員の方が、はげしく長くしゃべるので、このロシアの世界に取り込まれていきました。
語っていく内容が、ロシアの現状を表現してるみたいで、結果、結論が出てもまだ、終わらないという、法ではなく、ひとりの少年を人間としてどうしたらいいか考えていくようなところに、かなり感激しました。
2009-01-21 23:07 : kino URL : 編集
kinoさま、初めまして。コメントとTBをありがとうございます。
私もオリジナルは傑作だと思っていますが、リメイクも唸らされる出来でしたね。
長尺ですが、全く長さを感じませんでしたから。
オリジナルよりも少年がクローズアップされていて、踊るシーンも印象的でした。
こういうリメイクだったら大歓迎ですね!
ではでは、後ほどお伺いします~。
2009-01-22 08:54 : 真紅 URL : 編集
ラストの慈悲と、無情さがいかにもロシアっぽい
印象を受けましたね~。
同じものをアメリカ、日本、ロシアでアレンジされていると
とても興味深いものがありますよね~。
2009-07-29 21:47 : miyu URL : 編集
miyuさん、こんにちは~。コメントとTBありがとうございます。
この映画、まぁおじさんたちがしゃべることしゃべること!
ロシア人っておしゃべりなんだな~とつくづく思いましたわ。
『12人の優しい日本人』まだ観てないんです。たまに深夜TVでやってるんだけど、いつも録画できない(泣)。
後で伺いますね~。
2009-07-29 22:25 : 真紅 URL : 編集
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Author:真紅
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