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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

極限~『クライマーズ・ハイ』

クライマーズ・ハイ

 1985年8月、乗員乗客524名を乗せた日航ジャンボ機が消息を絶った。群馬
北関東新聞社遊軍記者・悠木(堤真一)は、事故記事の全権デスクを命じられる。
23年前に起きた世界最大の航空機事故を巡る、地方紙記者たちの情熱とプライド
を賭けた、喧騒と怒涛の一週間が描かれる。

 主演の堤真一さんのファンなので、物凄く期待して待っていた作品。新聞社内の
活気と緊張感溢れる情景縦社会の中での男同士の連帯や嫉妬、猜疑心などが
克明なタッチで描かれる。一匹狼を貫こうとする者、過去の栄光にすがる者、想像
を絶する事故の残酷さに精神を破綻させる者
。それぞれの息詰まる攻防から目が
離せない、2時間25分の長尺を感じさせない力作

クライマーズ・ハイ2

 個性豊かな新聞記者を演じた俳優たちが素晴らしい。火花が散るような緊迫
た状況の中、それぞれの思惑をぶつけあう熱い男たちにこちらの胸も熱くなる。
遠藤憲一の焦燥、田口トモロヲの柔らかさ。マギーの飄々とした演技には、悠木
も観ている我々もフッと息が抜ける。整理部部長のでんでんと部下のマギーが、
殺気立つ局内でオアシスのように、穏やかでやさしい雰囲気を醸し出しているの
もよかった。そして何と言っても、若き県警キャップ・佐山を演じた「日本のエド
ワード・ノートン」
こと堺雅人! なで肩で柔和な、知性を感じさせる風貌でいて、
変幻自在な役柄を演じ分けられる素晴らしい俳優だと再認識。

 逆に主演の堤真一は、何を演じてもいい意味で「堤真一」であり続ける。しかし
それが映画で主役を張る俳優に求められる資質なのかもしれない、とも思う。
退職届を叩きつけた悠木が、去り際に紅一点の玉置(尾野真千子)の頭をなでる。
モテる男は、ああいう風にさり気なく女性の頭を撫でるんだよね(きっと無意識に
やっている)。あんなことされたら、そりゃあ惚れますよ・・・

クライマーズ・ハイ3

 新聞社内での熱い攻防を縦糸とするなら、悠木の家族を巡るエピソードを横糸
として物語は展開する。舞台は度々22年後の2007年に飛び、悠木と疎遠になった
一人息子との葛藤が語られるのだが、この部分が取ってつけたような印象を受
けた。特にニュージーランドロケのラストシーンは、堤真一の老けメイクも込みで
残念な出来。悠木と擬似親子のようなワンマン社長(山崎努)との関係も詳しく
は語られず、社長の人物像も全く人間的な深みのない、ただのセクハラ親父
しか描かれていない。それゆえ、優秀な記者である悠木が東京の全国紙に誘わ
れながらも、北関東新聞社に「秘密」を抱えながら居続けることに対して説得力が
ない。原作は未読だが、いっそ映画は悠木の親子関係を省き、事故報道を巡る
新聞社内
だけに焦点を絞ったほうがよかったのではないだろうか。

 あの年優勝した阪神タイガースグッズや、据え置き型の留守電が懐かしい。
携帯電話はおろか、無線機さえないような状況で現場に向かう記者たち。時代
は変わっても、あの暑い夏喧騒鎮魂の思いは、永遠に巡る。

 (『クライマーズ・ハイ』監督:原田眞人/2008・日本/
     原作:横山秀夫『クライマーズ・ハイ』/主演:堤真一、堺雅人
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『クライマーズ・ハイ』
監督:原田眞人  CAST:堤真一、堺雅人、山崎努 他 1985年8月、群馬県御巣鷹山に日光ジャンボ機が墜落、未曾有の被害者を出す...
2008-07-14 12:12 : Sweet*Days**
クライマーズ・ハイ
舞台構成の巧さがスクリーンに見入らせる!  
2008-07-14 12:20 : Akira\'s VOICE
クライマーズ・ハイ
熱いブンヤ魂が胸を打つ、ハイテンポな社会派ドラマ。描くのは、1985年の群馬での日航機墜落事故直後の、地元新聞記者たちのスリリングな一週間だ。激しいセリフの応酬とめまぐるしいカット割が未曾有の大事故と社内のカオスを体現して効果的。原田眞人は隠れ娯楽派で、つ...
2008-07-14 12:26 : 映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評
香りある人間。『クライマーズ・ハイ』
1985年に群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐる地元新聞記者たちの物語です。
2008-07-14 12:34 : 水曜日のシネマ日記
クライマーズ・ハイ
1985年8月12日。 群馬県御巣鷹山にJAL123便墜落。 死者520名。 世界最大で最悪の単独航空機事故発生。 地元紙の航空機事故全権デスクを任されたのは、組織から一線を画した遊軍記者だった。 モラルとは? 真実とは? 新聞は命の重さを問えるのか? 信念を通そうと...
2008-07-15 18:31 : 象のロケット
クライマーズ・ハイ 2008-39
「クライマーズ・ハイ」を観てきました~♪ 1985年夏。群馬の地方紙、北関東新聞の編集局に羽田発の日航23便がレーダーから消えたとのニュースが飛び込む。まだ事故の全容が見えない中、この事故の全権デスクとして悠木(堤真一)が任命される・・・ 人気B...
2008-07-15 21:47 : 観たよ~ん~
『クライマーズ・ハイ』
好き度:★★★☆☆ 「ジャンボ機が消えた?」 1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航機墜落。 死亡者520名という未曾有の大事故。 全権デスクを命じられた悠木と、地元新聞社記者たちによる壮絶なる1週間が幕を開ける。 試写会で鑑賞。 あれからもう20年以上
2008-07-15 23:42 : DIARIO-M
クライマーズ・ハイ
JUGEMテーマ:映画 2008年7月5日 公開 今日のブログ一面でやらせてください!!! うぉ~っ!良かったですよぉ~♪ 久しぶりにスクリーンにのめり込みましたねぇ。 1985年8月12日 この日は、よく晴れた真夏の日ざしが照り返す暑い日だった...
2008-07-16 11:51 : UkiUkiれいんぼーデイ
「クライマーズ・ハイ」:門前仲町バス停付近の会話
{/kaeru_en4/}俺って、こういう赤い成田山の門とか見ると、なんかこう心がウキウキしてきてハイな気分になってくるんだよなあ。 {/hiyo_en2/}どうして? {/kaeru_en4/}成田山だけに、クライマーズ・ハイになるのかな? {/hiyo_en2/}うーん、それは“山”ちがいだと思うけ
2008-07-16 20:57 : 【映画がはねたら、都バスに乗って】
映画 【クライマーズ・ハイ】
映画館にて「クライマーズ・ハイ」 横山秀夫の同名小説の映画化。ちなみに、横山秀夫自身は記者として日航機墜落を取材した体験を持つ。 おはなし:1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。悠木和雄
2008-07-16 22:29 : ミチの雑記帳
クライマーズ・ハイ
1985年8月12日、東京発大阪行き日航ジャンボ機がレーダーから消息を絶った。 乗員上客524名、単独の飛行機事故では世界最大にして最悪の事故だった・・・。 この映画の舞台はジャンボ機が墜落した群馬県の地方新聞社だ。 そのため物語は被害者側からではなくマスコミ...
2008-07-16 23:06 : 龍眼日記 Longan Diary
【2008-162】クライマーズ・ハイ CLIMBER\'S HIGH
人気ブログランキングの順位は? 命を追った、あの夏。 1985年8月12日 御巣鷹山に日航機墜落、死者520名──。 走り、叫び、書いた。 新聞記者たちの激動の一週間。
2008-07-19 02:50 : ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
クライマーズ・ハイ
 『1985年8月12日 御巣鷹山に日航機墜落、死者520名―。 走り、叫び、書いた。 新聞記者たちの激動一週間』  コチラの「クライマーズ・ハイ」は、「半落ち」、「出口のない海」の横山秀夫が当時地元地方新聞社の記者だった自らの体験をモトに、日航ジャンボ機墜落事...
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2008-07-26 20:59 : MoonDreamWorks★Fc2
クライマーズ・ハイ
1985年8月の,日航ジャンボ機123便の墜落事故・・・。あれからもう23年もたったのか・・・。ちょうど夏休みの,しかもお盆まえで,大阪の叔母の家に泊まりがけで遊びにいっていた私は,そこのテレビで事故のニュースを観た。思えばあの年の夏,テレビや新聞など...
2008-07-26 21:54 : 虎猫の気まぐれシネマ日記
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2008-09-14 01:03 : もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
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こんばんは。
最近、うまくTBが飛ばないところが多く、もし届いていなかったらごめんなさい。

ラストのニュージーランド部分が唐突な感じがしたのは確かだったので、
後に、あれこれ考えたのですが、
不十分なところはあるにせよ、やはり悠木の背景を描いてあることで、
これは、悠木の物語である主張なのだと感じ、
これでよかったのだろうと思うに至りました。

いろんな作品で、全く別の役柄を演じ分けている堺さん、
多くの方がこの人の力量を認識されて、やっぱり嬉しくなります。
2008-07-14 21:38 : 悠雅 URL : 編集
こんにちは♪
ラストのことは、何もそこじゃなくても・・・とか
思ってしまいました(笑)
堤さんの60代メイクはやっぱり無理あったかな?
メイクだって、ちゃんとやれば出来る技術だってあるのにもったいないなぁ。
好きな役者さんが出てる分、そういうもったいない所に目が行ってしまって、
だめですね(^^;)

堺さん、「日本のエドワード・ノートン」!なのね~
なるほど、確かに言い得てますね・・・
・・・なぜか『真実の行方』で妄想してしまった。
リチャード・ギアには佐藤浩市さんあたりで(笑)

TB届いてますか?
2008-07-15 10:03 : ひらで~ URL : 編集
悠雅さま、こんにちは。コメントをありがとうございます。
TB、届いていないようです(泣)。うちも、ココログさんやアメブロさんへは飛ばないことが多いのですよ。。

登山の場面あっての『クライマーズ・ハイ』ですから、悠木の心象を描写する必要があったのでしょうね。
原作やドラマ版を観ていないのですが、原作ファンの方はまた違った感想なのだろうと思います。

堺さんは最近一気にブレイクした感がありますね。
今までは「知る人ぞ知る」役者さん、ここに来てメジャー感ある俳優さんになられたと思います。
今後の活躍も期待ですね。
ではでは、またお伺いします!
2008-07-15 15:05 : 真紅 URL : 編集
ひらで~さま、こんにちは。コメントありがとうございます♪
TB、残念ながら届いておりません(涙)。残念です~。
老けメイク、ちょっと中途半端でしたよね。
私も堤さんファンとして気になるところでした。

堺さんの「エドワード・ノートン」は私が勝手に言ってるだけなんですよ(笑)。
でもでも、『真実の行方』、いいですね!
エドは少年の役でしたが、もうちょっと年齢設定を上げて・・・。
ギア様には阿部ちゃんとか、ローラ・リニー(だっけ?)には鈴木京香さんとか。
是非リメイクして欲しい!って、何の話でしょうか(爆)。
ではでは、またです~。
2008-07-15 15:11 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは!

この映画、熱かったですね。
あの暑い夏の独特な熱を感じました。
新聞社の中の描写も、役者がそれぞれ新聞記者として生きており、だれもが熱演といってもいいくらい。

私は、堤さんはいうまでもなく、堺さんは
今のところ助演男優賞候補です(笑)
今までなんとなく苦手だったんですが、
この役はよかった!!エドワード・ノートンとは
うまい言い方ですね♪

私も、家族関係は省いて、新聞社のみの描写でよかったんじゃないかな~と思いました。
原作はおそらくもっと密接に二つの関係が描かれていると想像しますが・・・・。
映画ではちょっとわかりにくかったです。

では、またお邪魔いたしますね~!

2008-07-15 23:52 : Minita URL : 編集
いい映画でしたね!
現場の緊張感、緊迫感が伝わって ドキュメンタリーのようでした。
どの記者も 記者になりきってました。
堤真一は もちろんですがわたしの堺雅人はすばらしかった。

もてる男の要素・・たしかに 無意識にあんなこと出来ちゃうんでしょうね~。女性としては 惚れちゃいますよね(笑)

わたしも 老けメイクのラストのニュージーランドのシーンは どうかな?って思いました。ホントの父親ではないのに 父のような存在のセクハラ社長と悠木の関係。そうですよね~そこまでして この新聞社にこだわった悠木の想いも良くわからなかった。。

これは 原作を読むしかないですね^^

2008-07-16 06:44 : yoko URL : 編集
Minitaさま、こんにちは!コメントとTBをありがとうございます。
はい~、熱い映画でした! 役者さんたち、誰もが役に成り切ってましたよね。
新聞社の記者さんたちは、エキストラでなく皆俳優さんなのだとか・・・。
そこら辺りも、臨場感ある新聞社内の描写に繋がっているのでしょうね。

堺さん、この役は誰もが評価しますよね~。
エド・ノートンに雰囲気被るでしょう? 知性もあり、細身でなで肩なんだけど内に炎を秘めた感じが。
今年は大河ドラマや映画で大ブレイクですね♪
私も注目の俳優さんになりました。

新聞社内の描写が優れていましたから、22年後のエピソードや悠木の家族関係が浮いた印象でしたよね。
深みを与えると言うよりはむしろ、蛇足感があったのが残念でした。
ではでは、後ほどお伺いします~。
2008-07-16 08:45 : 真紅 URL : 編集
yokoさま、こんにちは!コメントありがとうございます。
新聞社内の雰囲気、入ったことはないのですがあんな感じなんだろうな・・と思わせましたよね。
「わたしの堺雅人」ウフフフフ♪ 堺さん、前からお好きなのですか~?
彼は大河の『新撰組!』で熱烈なファンが生まれたとか・・・。
私はそのときの大河は一度も観たことがなかったので、DVDで観たいなと思っているのですが・・。
なかなか一年間のドラマって気合がいりますよね。
わたしの堤さんも、もう、モテるよね~、って・・・。悶絶。
でもあの社長が登場すると、イヤで堪りませんでした。

原作、私も未読なので読もうか考え中です。
ではでは、後ほどお伺いします~。
2008-07-16 08:50 : 真紅 URL : 編集
真紅さん こんにちは~♪
待ってましたぁ~真紅さんのレビューを!

エドワード・ノートンと堺さん、うんうん似た雰囲気ありますよねぇ~。
私ね『ラスト・・キング・オブ・スコットランド』を観た時にあのジェームズ・マカヴォイが堺さんとダブりました。

そうですよねぇ~いささか省いてもいいような部分はありましたよね!
その"贅肉"を省けばもっとスッキリした感じになったかもしれないですよねぇ~。

私はてっきり悠木の息子が一人でジェットに乗るという冒頭シーンで、この事故機に乗っていたのかと・・・。

新聞社内のヒートする彼らの攻防戦がよく描かれていましたよね。

あ、そうそう『容疑者Xの献身』では堤さん数学の教授だそうです。
2008-07-16 12:03 : なぎさ URL : 編集
なぎささま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます♪
まぁ、待っていただいてたなんて光栄ですわ~。
思うんですけど、ブロガーさんで堤さんファンを公言していらっしゃる方、少ないですよね?
皆さん「普通に好き」なレベルのような。。

マカヴォイか~、私はね、あの映画でオダジョーと彼が似てる!と思ったんですよ。
しかし、なで肩で優男ふうなところが堺さんとも被るかな。。
とにかく、目がね、なんか只者ではないんですよね~、堺さんって。

搭乗者名簿を見ていた悠木が、9歳の男の子のことろで天を仰ぎましたよね。
その後、大久保連赤に絡めて「俺たちは運がよかったのかな」と言うのですが、息子が事故機に乗り合わせなかったことも含まれていると思いました。

『容疑者Xの献身』楽しみですね♪
ではでは、またお伺いします~。
2008-07-16 15:10 : 真紅 URL : 編集
こんにちは♪
日本のエドワード・ノートンが堺さんっていうのはすっごく納得です。
なで肩まで似てますよね~(笑)
ギャグを封印した堤さんは久しぶりに見ましたが、なかなか良かったとおもいます。
老けメイクをもうちょっと徹底しないと、時間経過が判りにくかったと思います。
脇役の方にいたるまでなりきり演技で、まるでドキュメンタリーを見るような編集局の空気は、原作やテレビドラマで経験しているにもかかわらずやはりグッと惹かれるものがありました。
2008-07-16 22:33 : ミチ URL : 編集
TBありがとうございました。
真紅さん、こんばんは。
読んでみようと思い原作を購入しましたー。
男同士の嫉妬やら思惑やら連帯意識やら・・・
ここまであからさまじゃないまでもどの会社でもありそうだな、と思いました。
北関東新聞の面々、ものすごくよかったですね。
その中でおっしゃる通りでんでんとマギーの役どころがオアシスになっていました。
部門ごとのぶつかりあいもものすごくわかるわーと思ったり、
エロ社長が言う「部門ごと総入れ替えしたっていいんだぞ!」という言葉も
ものすごく興味深かったです。
2008-07-16 23:15 : sabunori URL : 編集
ミチさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
わーい、ミチさまも「堺さん=エド説」に賛同して下さるのですね♪
そうそう、あの首筋からなで肩まで同じ(笑)。
堤さん、老けメイクは残念でした。だって皺がモロ「書いた」感じでしたから(泣)。。
あの編集局の雰囲気、引き込まれましたね。
皆が大事故とスクープを巡ってハイになっていく様子がリアルでした。
原作、この夏の課題図書ですね。
ではでは、またお伺いします~。
2008-07-16 23:33 : 真紅 URL : 編集
sabunoriさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
原作文庫、購入されたのですね。私も必ず読んでみたいです。
編集と営業を入れ替えたっていい、と言ったんですよねー。あれは私もなんとなく印象に残りました。
嫉妬しながらも協力し、共に紙面を作っていく局内の一人ひとりのキャラが立っていましたよね。
堤さんとマギーさんは事務所が一緒で、マギーさんの出番が終わったときに堤さんは帰って欲しくなくて、彼の携帯を隠したそうです。
かわいい(笑)。マジでオアシスだったんでしょうねー。
NHK版のドラマも、とっても気になります。
ではでは、またお伺いします~。
2008-07-16 23:46 : 真紅 URL : 編集
こちらにも。
堺くんって「日本のエドワード・ノートン」なんですか?な~るほど。
邦画や日本人俳優に明るくないので
彼はこの映画で初見でしたのよ。(「篤姫」くらい観ろ!)
でも,なかなかいいじゃないですか~,彼。
ソフトな雰囲気がたまりませんし,演技力も確かなものがありますね。
機会があれば「アフタースクール」も観たいですね。
あ,この作品に触れるの忘れていましたが
硬質なオトコの色気がむんむんしていて素敵でした。
以来,横山秀夫の小説に凝ってます。
2008-07-26 22:19 : なな URL : 編集
ななさま、こちらにもコメントとTBをありがとうございます。
いやいや、「ニッポンのエド・ノートン」は私一人が言っていることですよ~(笑)。
でも知的な感じといい、なんとなく印象が被りますよね?
残念ながら『篤姫』での登場部分は終わってしまいましたが(泣)。
彼、なかなかいいですよね~♪
『アフタースクール』でも、抑えた演技でいい感じでしたよ。
横山さんの小説は『半落ち』しか読んだことがないのですが(映画は未見)、この原作は是非読みたいと思っています。
ではでは、後ほど~。
2008-07-27 00:42 : 真紅 URL : 編集
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Author:真紅
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