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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅   ★劇場鑑賞した映画はインスタにアップしています@ruby_red66

女子として、嫁として、母として~『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン』

 ミリオンセラー、各界から大絶賛の嵐、向かうところ敵なし、という感じの本作。
私ももちろん、大号泣しながら一気に読んだ。特に後半は胸に迫る。
素晴らしい作品であることは疑いようが無い。
しかし、読了後「なんか、納得いかんなぁ・・・」ってところも無きにしも在らず。
男子と女子では微妙に読後感が違うのではと思われる本作。女子として、嫁として、
母として考えたところを書いてみたい。

 先日の教育TV『トップランナー』でMC本上まなみが突っ込んでいたとおり、
本作はズバリ「マザコンで何が悪い!」というリリー・フランキー氏の叫びである。

 女子としていわせてもらえば、う~ん、それを言っちゃあ、おしまいよ。。と
言うのが正直なところ。
 さらに嫁(または彼女)の立場で言わせてもらえば、オカンが「ボクの一番大切な
人」で「たった一人の家族」と言われた日には。。かなり複雑な気分。

 誰もが母親から生まれてくるわけで、みんな母親が一番好きで、一番大切なのだろう。
それは当たり前すぎて誰も今まで口に出さなかったから、それを正面から描いた本作が
ここまで支持されているのだと思う。
みんなもっと親に感謝して、親を大切にすべきなんだろうとも思う。そうしないと絶対
後悔するだろうことも理解できる。
でもでも、やっぱりそれは言って欲しくないことなのだ、彼氏から、夫からは尚更。
うそでもいいから「お前が一番好きで、大切だ」と言ってほしいのだ。

 そうでなかったら、家庭を持つってことが究めて難しくなってくると思う。
人間は誰でも、「好きな場所で、好きな人と、好きなように」生きる権利がある。
それが「オカンのいる家で、オカンで、オカンと一緒に住むこと」であったなら、
巣立つ意味など無い。
作者の両親が別居に至った理由がまさにそれ(母親>妻)なのは皮肉だし、作者が独身で、
結局「彼女」とうまくいかなかったのもむべなるかな・・・。

 しかし、しか~し、もう一つ母の立場から言わせてもらえば、ここまで息子に思われる
って本当に幸せだろうなと思う。
母親は、自分の人生を切り分けて子どもを育てる」このことを、どれだけの人が理解
しているだろうか?

 一人息子だから、仕方ないんだよね、リリーさん。オカンも喜びよるよ。

(『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』
             リリー・フランキー (著)/扶桑社/2005)
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ジャンル : 小説・文学

2006-02-08 : 読書 : コメント : 4 : トラックバック : 1
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「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 リリー・フランキー
表紙をめくると読みにくい文字で縦書きの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」これがオトンの字かあ。オトンが芸術を爆発させて書いたお品書き(読めない)と息子の書いた暖簾に囲まれて小料理屋を開き、毎日、自分の作りたい、食べさせたい料理を作っていたオカン
2006-08-26 16:10 : milk pan,milk crown
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こんにちは。
私もこの本にはなんだか違和感がありました。
こういう人と結婚するとたいへんですよね^^;
ちょっと説教っぽい文章が気になったりもしました。
「マザコンで何が悪い」をきっぱりと書くことができたのは
リリーさんが本職の作家さんではないからかもしれないですね。
映画の「東京タワー」オダジョー主演でオカンは樹木希林、脚本が松尾スズキ
豪華ですね。希林さんはイメージ通り!
どんな映画になるんでしょう。
2006-08-26 16:30 : miyuco URL : 編集
miyucoさん、コメント&TBありがとうございました。
オダジョー好きなので、映画は結構楽しみにしています♪
彼自身も一人息子さんのようですので、自己投影された演技になるのか?興味津々です。
それに、例のスキャンダルでお蔵入り寸前?のドラマ版も気になります。
こちらはオカンが田中裕子さんだとか・・。観た~い!
ホント、リリーさんの奥さん(または彼女)にはなりたくね~~←無理ですから!!
また遊びにいらして下さいね。ありがとうございました。
2006-08-26 23:26 : 真紅 URL : 編集
真紅さん~こちらにも☆
真紅さんも、子供さんがいらっしゃるんですねー!この開き直りマザコン男?の小説を、母の目線と、妻(彼女)の目線と、両方で考えられるってことですよね^^
私は息子がいないんですが(子供は1人で、娘です)、オカンの気持ちは、かなり解る気がします。そして、こんなに思われちゃう息子に恵まれて、オカンは幸せだったよな~(羨ましいな)って思いました。

ちなみに、家の旦那は、結構お母さんに冷たい?ので、もっと優しくしたほうが良いんじゃないか?!と、思っています。やっぱり学生時代に、お金せびったり(爆)←(うちらは、交際期間が異常に長いので、せびってる場面何度も目撃してる)色々苦労かけてるのに、リリーさんみたいに、あんまり親孝行してない!

私は原作小説は、楽しく・何カ所か泣きながら?読みました。でも、満点!って感じではなかったかな。
2007-04-17 08:54 : latifa URL : 編集
latifaさま、こちらにもコメントありがとうございます!
そうなんですよ、実はウチ「まんま東京タワー」なんです(苦笑、事情は違いますけどね)
娘さんですか、いいですね~。。。実は映画のほうの感想で、最初娘がいない寂しさや劣等感をいろいろ書いていたんです。
でも、不快に思われる方がいらっしゃるかも・・と思いアップしませんでした。
ブロガーの方って、娘がいらっしゃる方が多い気がします。
私に憧れがあって、そういう方のブログに吸い寄せられるのかもしれませんが。
リリーさん(ボク)も、おばあちゃんが亡くなり、オカンがガンになってから改心してますよね。
だからlatifaさまの旦那さまも、きっといつか優しくなられるのでは?
交際期間が長いのですね・・メモメモ(笑)

確かに、原作は女子が読むと満点つけられませんね。原作の過剰なところを、映画はサラリと描いてくれていて好感しました。
ではでは、またお話しましょうね~!
2007-04-17 12:50 : 真紅 URL : 編集
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