決して逃げず、引き受け、愛し、寄り添う~『ぐるりのこと。』
ぐるりのこと

 法廷画家甲斐性のないカナオ(リリー・フランキー)と、小さな出版社に勤める
しっかり者翔子(木村多江)。学生時代からの腐れ縁の二人は、翔子の妊娠
きっかけに入籍する。しかし、産まれたばかりのが亡くなってしまい・・・。

 橋口亮輔監督による待望の新作は、何があっても別れない夫婦をやさしい視線
で見守る
感動作。「ツレがウツ」になったとき、決して逃げず、引き受け、愛し、寄り
添う
伴侶を自然体で描き、人間の生きるチカラ家族の絆、愛の強さを信じさせて
くれる。考えさせられたり、圧倒されたり、心が浮き立つような映画は数あれど、
作り手に「ありがとう」と伝えたくなるような映画は、そうあるものではない。
私はもう、号泣なんてものじゃありませんでした。予告を観るたびに涙が出たのだ
けれど、本編は本当に、いいんです

ぐるりのこと2

 カナオ役にリリーさんを起用したのは、大博打だったのかもしれない。しかし
結果的に、橋口監督の慧眼リリーさんの勘のよさを証明したと思う。「自然な
演技」
という言葉は、役者としての蓄積がゼロに等しいリリーさんに対しては
最高の賛辞だろう。翔子に「私が死んだら泣く?」と問われ、「泣いたらそれで
いいんかな」
と問い返すカナオ。父が自殺した日から、ずっと抱えてきた心の
を語るカナオ。報道記者の安田さん(柄本明)に、「どうして逃げないんです
か?」
と尋ねるカナオ。
 あなたも、ずっとずっと苦しかったんだよね。苦しくないワケがないよ。でも、
一番辛いのは鬱の闇の中でもがく翔子。それがわかっているからこそ、カナオ
はいつも少しだけ笑っているような顔で、翔子にただ、寄り添う

 橋口監督の長回しも健在。自然に見せながら、相当緻密に計算されたであろう
演出と、それに応える役者たちの演技が素晴らしい。翔子の母を演じた倍賞美津
の、人間の業を感じさせる存在感が光っていた。法廷で被告を演じた片岡礼子、
加瀬亮、新井浩文
の演技も忘れられない。法廷でスケッチするカナオは、彼らを
見つめ、写し取り、時にはデフォルメもするけれど、批判も同情もすることはない。
私たちは彼の目を通して、90年代という暗い時代を追体験することになる。

ぐるりのこと3

 この映画を観て「結婚したくなった」という意見があるようだけれど、「離婚する
のを止めた」
人も多いんじゃないかな。今の時代、夫や子どもの為に我慢するな
んてアホらしい、自分の為に生きよう、自己実現しよう!みたいな風潮があると
思う。もちろん、暴行を受けたり、法を犯す相手に我慢することはない。しかし家族
苦しんでいるとき、岐路に立っているときに、自分の欲求は抑えてもう少しだけ
寄り添ってみよう、一緒に頑張ってみよう。そんな気持ちにさせてくれる映画だと
思う。スピリチュアルな癒しだとか、ソウルメイトだとかの今風な言葉とはかけ離れ
た、もっと古臭くて忘れかけられている言葉--「偕老同穴」だとか「共白髪まで」
とか。そんな言葉がしっくりくるような作品かもしれない。

 そしてこの映画、音楽がほとんど流れていない。しかし、だからこそ翔子の再生
とともに流れ始めるAkeboshiの音楽は開放感でいっぱいだ。固く閉ざされていた
心が、音感とともに目覚めてゆく
ような・・・。力強いメロディに後押しされた、翔子
の笑顔が美しい。


 (『ぐるりのこと。』監督・原作・脚本・編集:橋口亮輔
           主演:木村多江、リリー・フランキー/2008・日本)
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[2008/06/25 09:47] | 映画 | トラックバック(32) | コメント(29) |
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コメント
こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
今年はポール・トーマス・アンダーソンといい、寡作の監督の
渾身の力作が公開される年のようですね。
私は前作『ハッシュ!』もかなり良い作品だと思うのですが、
『ぐるりのこと。』がさらに良い作品だったのが嬉しい驚きでも
ありました。
リリー・フランキーは役者が本業でない上、木村多江はじめその他の
キャストも脇役一筋の「ぐるりの」役者ばかりというのも興味深いですね。
私は光石研と寺島進という二大バイプレイヤーが標準装備されて
いただけでも大満足できました。

日本映画屈指の監督が家族を描いた作品としては、これから是枝裕和
監督の『歩いても 歩いても』が公開されますね。
さすがに『誰も知らない』ほどの傑作ではないとは思うのですが、
こちらも見ごたえのありそうな作品だと思います。
[2008/06/27 00:48] URL | 丞相 #- [ 編集 ]
こんにちは!

>この映画を観て「結婚したくなった」という意見があるようだけれど、「離婚するのを止めた」人も多いんじゃないかな。

あはは!これ同感です!でも劇場裏のブティックの改装の音が、劇場に入ってきてとてもうるさかったです。(爆)
[2008/06/27 06:27] URL | ぷくちゃん #- [ 編集 ]
真紅さん

寺田農さんが判りやすく「めんどくさい」を連発する役をやられてましたけど、今の世の中カップルも夫婦もその一言に近い感じで簡単に別れちゃう中、そうしないでいられる二人ってのがとても逆に新鮮でした。
「あんなのやめときなよ」って言ってた倍賞お母さんが最後あたりで娘が選んだリリーさんのよさを認めるシーンが良かったです。
[2008/06/27 10:57] URL | kazupon #mQop/nM. [ 編集 ]
丞相さま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
私も『ハッシュ!』はかなり好きですが、本作はそれ以上だと思います。
ああ、確かにぐるりの役者さんばっかりですね~。
木村多江さんは、初主演作でこのようないい作品に巡り会えて、よかったと思います。
寺島進さん、いいお兄さんでしたね。さすがアニキ(笑)。
光石研さんも、もっと見たかったな~と思いました。
田辺くんの裁判長は「若すぎ」と思いましたけど。

『歩いても歩いても』は大阪では来月19日からの公開だったと思います。
なにも『ポケモン』や『ポニョ』とぶつけることもないと思うのですが・・・。
ちょっと鑑賞は厳しいですね、でもできれば観たい作品です。
またお伺いしますね、ではでは。
[2008/06/27 11:52] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
ぷくちゃんさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
え~、東京の劇場って今環境がよくないのですか。それは悲しいですね。
以前、劇場の控え室のスタッフの笑い声が響いてくるスクリーンで観たことありますよ(爆)。
熟年離婚予備軍は必見の映画かもですね。
TBが入らなくて残念なのですが、またお伺いしますね~、ではでは!
[2008/06/27 12:02] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
kazuponさま、こちらにもコメントありがとうございます~。
学生時代からの腐れ縁、という設定でしたが、あの奥さんを支えたカナオは偉いですよ!
簡単に「逃げない」、自然体で寄り添うんだっていう、監督のやさしさや強い意志を感じました。
あのお母さんの言葉で、あの夫婦は本当に報われたし、救われたし、再生できたと思います。
あれがハイライトでしたね。倍賞さん、素晴らしい演技でした!
ではでは、またお伺いしますね。
[2008/06/27 12:18] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
こんにちは、真紅さん。コメント&TBありがとうございました。
リリーさん、すごく頑張ってましたよね。
舞台挨拶、私は、ついつい前から二番目の席で見たので、すごく間近に見れちゃいましたよ~♪

私は、前作の『ハッシュ!』が、邦画の中でベスト10をやったら、入るぐらいに好きな作品なんですよ。
この作品はこの作品ですごく心から作った作品でしたし、今後も注目していきたい監督さんですよね。
[2008/06/28 15:52] URL | とらねこ #.zrSBkLk [ 編集 ]
はじめまして。

今日「ぐるりのこと」を観てきました。
夫婦が絆を確かめ合うシーンに感動しました。

実際に母が今、空の巣症候群という症状で木村さんが演じていた女性のような状態になっています。

自分では感情をどうやってもコントロールできなくて、身近な人に自分の必要性を求めています。

そういうこともあり、
このシーンでは、母のことを思い、泣いてしまいました。

トラックバックさせていただきました。
ありがとうございます。
[2008/06/28 23:36] URL | M #sSHoJftA [ 編集 ]
とらねこさま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
おお、前から二番目!すご~い、近い!生リリーさんってやっぱり飄々としてるんでしょうね♪
邦画のベスト10か~、私も『ハッシュ!』入れたいかも。
本作は、絶対入れますよ。監督には、これからもなんとか頑張っていただきたいです。
ではでは、またお伺いしますね。
[2008/06/29 00:46] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
Mさま、初めまして!コメントとTBをありがとうございます!
空の巣症候群というのは、子どもが独立した後に孤独感に苛まれたりする症状だと認識しています。
お母さまは、きっと翔子のように「ちゃんとしなきゃ」と思いがちな、生真面目な方なのではないでしょうか。
今まで、自分を殺して、ずっと誰かの為に生きてこられたのでしょうね。
お母さまが自分の人生を、自分の為に生きられる日が来ることをお祈りします。
後ほどお伺いしますね。こちらこそ、ありがとうございました。
ではでは!
[2008/06/29 00:57] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
観て来ましたよ~。
いや~おっしゃるように本当素敵な映画でしたね。
なるほど、結婚したくなる、離婚を踏みとどまろうかと
思う映画、そうかもしれませんね。
それだけ愛に溢れ、希望を感じられる作品でした。
[2008/06/29 18:31] URL | miyu #- [ 編集 ]
miyuさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます!
これは、観てくれてありがとう~、と言いたくなる映画です。
どん底まで落ちても、側に誰かがいてくれればきっとやり直せる、そんな希望が描かれていましたよね。
たくさんの方に観ていただきたい作品です。
後ほどお伺いしますね、ではでは!
[2008/06/30 11:42] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんばんは!
観てきました。泣けました。
本当に作り手にありがとうといいたくなる作品でした。
真紅さんのレビューを読んで首をぶんぶんと縦にふってしましました・・・・。

「映画好きで本当によかった~!!」と
思える作品にはそうそう出会えないんだけど、
これはそんな中の稀有なひとつ。

音楽のことは書かなかったけれど、
確かにAkeboshiの曲は素敵でしたね。

生まれ変わったように静かな光に満ちた翔子の笑顔は美しく、
それをみつめるカナオの優しいまなざしで胸がいっぱいになりました。

では、またお邪魔いたします!

[2008/07/01 01:13] URL | Minita #- [ 編集 ]
Minitaさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
ご覧になったのですね。気に入られたようでうれしいです。
監督の思いが、しんしんと伝わってくる映画だったと思います。

確かに、たくさん映画を観ていると感動のハードルが高くなることってありますよね。
直前に観た映画に影響されたり、引き摺ってしまったり。
そういう観方はよくないんだろうな~、と思いつつ。
でも、本作のように真摯に作られた映画に出逢うと、私も心からうれしくなります。

音楽、よかったですよね! Akeboshiさんって知らなかったのですが、才能ある方だと思いました。
同じ映画を観て、感動を共有できてとてもうれしいです。
後ほどお伺いしますね、ではでは。。
[2008/07/01 12:02] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんにちは。
主演の2人が本当の夫婦に見えてしまうような自然さでした。
そんな2人とは対照的な翔子の兄夫婦のコテコテさも私は嫌いじゃないんですけどね。(笑)
90年代に実際に起こった事件の法廷シーンが物語の背景にリアリティを与えていました。
それぞれの被告人役の俳優陣がまた素晴らしかったですね。
予告編を観ている時には加瀬くんだとはわかりませんでしたー。
[2008/07/03 13:40] URL | sabunori #JalddpaA [ 編集 ]
sabunoriさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます!
主演の二人、特にリリーさんの演技の自然さには驚かされました。俳優じゃないのに。。
木村さんは、今年の主演女優賞候補ではないでしょうか。
脇のイメージでしたが、いい女優さんですね、つくづく・・・。
寺島アニキと安藤さん夫婦もよかったですね。あんな奥さん、いますよね~(笑)。
加瀬くんの化けっぷりにはビックリです。新井さんも夢に出てきそうなくらい、怖かったし・・・。
片岡礼子さんが出てるのもうれしかったです。
後ほどお伺いしますね、ではでは!
[2008/07/03 17:47] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんばんは☆
私もお邪魔しました~。
真紅さんの記事、いちいち頷いて
本当しみじみと読ませていただきました。あぁ、いい映画だったな~。
見れて良かったな~と思います。
例えば、子供が亡くなる場面や、ポスターになってる金屏風の前で写真を撮るシーンが
本編には無い所が、橋口監督ってスゴイなーって驚きました。

本当にありがとうって言いたい映画ですね。

[2008/07/04 01:57] URL | kohaku #NODgJjk. [ 編集 ]
kohakuさま、こんにちは☆ コメントとTBありがとうございます。
ご訪問感謝です!
私も、この映画観ることができて本当によかったと思います。
自分の人生についても考えさせられました。
人って、一人で生きてるんじゃないんだな~、って。しみじみ・・・。
私も、いきなり位牌が映ったときは驚きでした。監督、思い切りましたよね。
多くの方に観ていただきたい映画だな、って思います。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!
[2008/07/04 14:08] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
ほんとうにいい映画だったと思います。
普通のひとなら 逃げ出しているかもしれない。
だって10年間。
もちろん翔子が嵐の中で一番大変だと思うけど
優しいまなざしで 静かに寄り添う・・・
だからこそ 一言一言が深いのでしょうね。

法廷画家とういう仕カナオの仕事を通して
近年の残虐な事件、犯罪を彷彿とさせられました。
こんな人のことを思いやり いとおしまなくなった時代だからこそ
寄り添い、一緒に笑い 一緒に食事をし・・・
それが幸せなのかもしれません。
うまくいえませんが わたしも作り手に
ありがとうといいたい秀作だと思います。
重いテーマですけど 二人の掛け合いのシーンは
笑えるところもいっぱいでしたよね。
「あんた馬鹿じゃないの?」って言ったときのカナオのリアクションが いつも面白かったです(笑)
[2008/07/06 08:48] URL | yoko #qx6UTKxA [ 編集 ]
yokoさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
カナオはリリーさん本人のようであり、監督の祈りが込められたキャラクターだと思います。
心を病んだ伴侶を、あそこまで受け止めて見守ることって、相当難しいことですよね。
カナオ自身も傷つくこともあったでしょう・・・。
「人は悲しみが多いほど・・」って思わず金八先生を思い出してしまいました。

法廷画家という「観察者」であることも、カナオの立ち位置をよく表していましたね。
批判したり論じたりすることなく、でも数々の事件を通してカナオも成長していると感じました。
たった一人の家族でも、寄り添う相手がいるって、幸せなことですよね。
本当に、いい映画でした。
ではでは、またお伺いします。
[2008/07/07 09:50] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
辛いけど、本当に温かい作品ですね^^
こんなことはほんとは言いたくないのですが、僕自身が今心の病気を持っていて、だから、翔子の、「ちゃんとしたかったの。」という言葉に心揺さぶられて、泣きました。すごく共感出来たんです。
木村多江の堕ち、再生していく繊細な演技が本当に秀逸。素晴らしい!拍手を送りたいです。アカデミー受賞も嬉しい^^
それを支えるリリー・フランキーのまさしく、奇をてらわない、彼らしい自然体の演技もとっても好感が持てて、「好きだから。」の言葉が心に沁みます。
これは誰もが、自分を投影出来る作品だと思います。影を持ってる人間なら誰しもが共感出来、涙し、翔子の再生に心から喜びを感じる。
真紅さんのおっしゃる通り、「作ってくれてありがとう」と言いたくなる、映画ですね^^
[2009/04/08 00:16] URL | マキシ #- [ 編集 ]
マキシさま、こちらにもコメントありがとうございます。
この映画も本当に素晴らしい作品でしたね。
個人的に、昨年の邦画のベストでした。
私も(自分で言うのもナンですが)、かなり「きちんと」したいタイプ、自分を追い込んでいってしまうタイプなので、翔子の姿は痛々しくもリアルでした。
木村多江さん、初主演ですが素晴らしい演技でしたね。
この作品の彼女の演技が評価されて、とってもうれしかったです。
もちろん、リリーさんも。
橋口監督自身も影を持った方なのだと思うのですが、その影を希望に満ちたラストに昇華されていました。
並大抵の献身ではできないことだと思います。
監督に心から「ありがとう」と伝えたいですね。
ではでは、また遊びにいらして下さいませ。
[2009/04/08 19:31] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
僕的には、昨年のべストは「おくりびと」。2位が、「ぐるりのこと。」でした^^
繊細な人には、翔子の姿はリアルに胸に迫ってくるんでしょうね。それを表現した木村多江は本当によかった^^変に力が入ってないし、かと言って軽いかんじではなく、渾身の演技といったかんじで。演出した橋口監督の功績もかなり大きいですね。
その橋口さん、自身が鬱になったことがあって、それを作品に投影したんですよね。悲しみを映画という芸術によって昇華する、というのは美しいし、感動的で、勇気を与えてくれますよね。
芸術は何より、深い悲しみや影から生まれるもの。「ぐるりのこと。」はまさにその象徴で。
ちょっと重いですが、やっぱり温かいですね。この作風は橋口監督ならではでしょうか。
[2009/04/08 22:49] URL | マキシ #- [ 編集 ]
マキシさま、こちらにもコメントをありがとうございます。
『おくりびと』オスカー受賞は快挙でしたね!
日本中がうれしくなったニュースでした。まさに朗報。
木村多江さん、「和風美人」という表現がぴったりの女優さんですね。
橋口監督は『ハッシュ!』に大感動して、本も読んだりしました。
他の映画は観ていないのですが、翔子役は監督の分身であるとか・・・。
この映画で、監督自身も再生して、次回作に臨んでほしいと願っています。
ではでは、また遊びに来て下さい~。
[2009/04/09 09:37] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんにちは♪

いつもTBではお世話になっておりますm(__)m
TB、それにコメントもいただいて、本当にどうもありがとうございました♪
いつもTBかけ逃げ状態、記事読み逃げ状態で、本当に申し訳なく・・・
今回も休止中とのことだったのに、TBさせていただいて、申し訳なかったかな~・・と思いつつ、この映画があまりにも良かったので、ついつい(^_^;)

この映画、本当に良かったです。
すーーーーっと心に沁み入りました。
ただただ寄り添ってくれる人がいる幸せ・・夫婦の10年間をじっくり見せてもらいました。
人って、夫婦も、そして夫婦じゃなくても、一人じゃないんだなぁって思うことができました。

自分とは違うところもいっぱいあるんだけど、どっか似てる、どっかわかる、わかりすぎるくらいわかる、というところがあったし、上手く言葉に出来ないんですが、本当に良いもの見せてもらったなぁとつくづく思えた作品でした。

清志郎さんの記事も読ませていただきました。
RCサクセション時代から今まで、ず~~~っと私もファンでしたので(結構年齢も近いんです(^_^;))今回のことはショックで・・・
あの日は「ブーアの森」をずっと読んでました。
[2009/05/13 10:11] URL | メル #mQop/nM. [ 編集 ]
メルさん、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
私はTBのみでも全然失礼だと思わないで返信する方なんですが、この映画は大好きなので、メルさんが満点付けられてるのがうれしくて。。
思わずコメしてしまいました。
ですので休止中でもいつでもTBのみでも全然大丈夫ですので♪
今後ともよろしくお願いいたしますね。

さて。この映画本当によかったですね~。しみじみ。。
私も、割ときっちりしてる性格なんで(O型なんですが)、翔子が「ちゃんとしたい」っていうのがよくわかりました。
今の時代に、こういう「何があっても別れない」夫婦を描いてくれた監督に感謝したいです。

清志郎のファンでいらしたのですね。。
私は訃報を速報で聞いたときは、あまりにショックで呆然としてました。
もう、なんか涙も出なくて。。
数日経って偶然彼の映像を目にしたとき、涙がガーーーって溢れました。
ご冥福をお祈りしています。
ではでは、またです。
[2009/05/14 08:37] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん☆
今さっき帰って来たの。今日は凄い忙しい日だったので、明日ゆっくり午前中お邪魔するとして、今、一言だけ先に♪
コメント、ヘビーだなんてとんでもない!!
逆に、私にそういうお話をしてくれたことが、私は、すんごい嬉しかったの\(^0^)/
それじゃ、また明日ね☆
[2009/06/25 20:18] URL | latifa #SFo5/nok [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2009/06/26 09:13] | # [ 編集 ]
latifaさん、こんにちは☆ コメントありがとう~。
いやいや、なんか、変なコメントして悪かったかな~って思って・・・。
私も、また伺いますね、ホントにありがとう♪
[2009/06/26 15:38] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
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「ぐるりのこと。」:深川一丁目バス停付近の会話
{/kaeru_en4/}ここは、深川閻魔堂って言ってな、本堂の左側の建物の中に閻魔様がいるんだ。 {/hiyo_en2/}閻魔様って、あの恐ろしいエンマ様? {/kaeru_en4/}ああ、エンマ様だ。 {/hiyo_en2/}じゃあ、こんなところでうっかりしたこと、言えないわね。 {/kaeru_en4/}死んだ
[2008/07/12 09:19] 【映画がはねたら、都バスに乗って】
【ぐるりのこと】
監督:橋口亮輔 出演:木村多江、リリー・フランキー、倍償美津子、寺島進 めんどうくさいけど、いとおしい。 いろいろあるけど、一緒にいたい。 ~ 一組の夫婦の10年の物語 ~ 「靴の修理のバイトをするカナオと結婚した出版社に勤める翔子。、間もなく
[2008/07/15 10:54] 日々のつぶやき
mini review 08318「ぐるりのこと。」★★★★★★★☆☆☆
前作『ハッシュ!』が国内外で絶賛された橋口亮輔監督が、6年ぶりにオリジナル脚本に挑んだ人間ドラマ。1990年代から今世紀初頭に起きたさまざまな社会的事件を背景に、困難に直面しながらも一緒に乗り越えてゆく夫婦の10年に渡る軌跡を描く。主演は『怪談』の木村多江と
[2008/08/10 02:35] サーカスな日々
【映画】ぐるりのこと。
■動機 一度見逃したレアもの映画だから ■感想 良い映画だなっと思った。 ■満足度 ★★★★★★★ まんぞく ■あらすじ 1993年、何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめて
[2008/08/16 21:36] 新!やさぐれ日記
『ぐるりのこと』
ぐるりのこと。 オフィシャルサイト: http://www.gururinokoto.jp/index.html 監督・原作・脚本・編集 橋口亮輔 キャスト: 木村多江、リリー・フ...
[2008/10/18 23:33] cena emocional
ぐるりのこと
★★★★  初めのうちは、どことなく頼りなく、はっきりせず、女の尻ばかり追っている夫役のリリー・フランキーいらいらしていた。だがストーリーが進むうちに、だんだんこの男の好感度がアップしてゆくのが不思議だった。 このあたりは、リリー・フランキーの演技のない演
[2008/11/02 15:57] ケントのたそがれ劇場
ぐるりのこと。
     = 『ぐるりのこと。』  (2008) = 1993年。 何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と、法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめていた。 どこにでもいるような幸せな夫婦であったが、あるとき子どもを...
[2009/03/15 15:29] マスラーオ・サムソン通り -3丁目映画の森-
ぐるりのこと。 DVD
「ぐるりのこと。」のDVDを観ました~♪ 主演の木村多江が、昨年度の日本アカデミー賞主演女優賞を受賞してたので、かなり気になってた映画です。あまり目立つ女優さんじゃないけど、ボクはけっこう好きな女優さんだったんですよ。そんな彼女が脚光を浴びたこの映画...
[2009/05/07 06:08] 観たよ~ん~
「ぐるりのこと。」
じんわり心に響きました
[2009/05/12 19:13] 心の栄養♪映画と英語のジョーク
ネタバレ「ぐるりのこと。」みなさん絶賛なのに・・・困った・・
凄く見たかったので、まだ新作だけどレンタルして来ました。 いやぁ~ホント、世間の方々が絶賛されていて、感想非常に書きにくいんですが・...
[2009/06/26 08:04] ポコアポコヤ 映画倉庫
『ぐるりのこと。』
なんか夫婦っていいなぁ~。結婚してから改めてこの映画を見たらもっといいんだろうなぁ~。そう思える映画でした。別に劇的なことが起こる訳ではないのですが、一緒に育てたトマトを食べる、手を繋いで歩く、決め事をカレンダーに記すという、何でもないことが凄く羨まし...
[2009/07/30 18:15] めでぃあみっくす
ぐるりのこと。
この作品、評判よいですね。(^^) 特に木村多江さんが。 1993年7月。 日本画家を目指す傍ら、職を転々としている夫・カナオと 小さな出版社で女性編集者として働く妻の翔子。 カナオは先輩の紹介で新しく法廷画家の仕事を紹介される。 翔子の母・波子や兄夫婦は
[2009/08/03 01:33] 映画、言いたい放題!
その先の自分がどう生きていくのか・・・。『ぐるりのこと。』
2008年6月に劇場公開された映画。美大出身の同級生夫婦で、真面目で几帳面な妻と自由奔放な夫の絆を描いた作品です。
[2009/09/30 12:41] 水曜日のシネマ日記
真紅のthinkingdays


いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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