fc2ブログ
映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

苦い人生に甘いパイを~『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』

ウェイトレス


 WAITRESS


 田舎町のパイ・ダイナーウェイトレスとして働くジェナ(ケリー・ラッセル)は、
ワンマンな夫アール(ジェレミー・シスト)に支配される辛い日々を送っていた。
家出を決意した彼女だったが、予期せぬ妊娠が発覚して・・・。

 不幸な境遇にあったウェイトレスが、妊娠という人生の一大事に直面。悩み、
葛藤しながらも自分の足で歩み始めるまでを描いた、心温まる人生賛歌。監督
エイドリアン・シェリー妊娠8ヶ月のときに書き上げたという脚本は、女性な
らではのリアルと、辛辣な本音が満載。ありふれた「母性神話」など吹き飛ばす
に足るユーモアと、心震わせる名セリフが散りばめられている。低予算で撮られ
インディペンデント映画であり、主演のケリー・ラッセル以外は地味な顔ぶれ
洗練された映画だとは言い難いが、しかしこれはもう、絶対、観て観て!と言い
たくなるくらい、素敵な映画です。映画って、やっぱり脚本なのかなぁ。

 私はジェナに、思いっきり感情移入して観てしまった。彼女と一緒に泣き、笑
い、嘆き、恋をした。監督が映画の完成直後に亡くなったという話は知っていた
けれど、出演もしていたとは。。ジェナの同僚の一人、冴えないドーン。とって
愛すべきキャラでした。合掌。。

ウェイトレス2

 ジェナの「アールに感情を殺されたの」と言うセリフは身につまされる。言葉の
暴力
や無視を受けることは、肉体的な傷はなくとも、精神的に少しずつ殺されて
いくこと
だと思う。心を閉じて感情を殺さないと、自分が内側から壊れていく
自分は幸せではない、と自覚しているジェナ。彼女を見て、あんなダメ亭主から
どうして早く逃げないの、とイラつく人も、もしかしたらいるのかもしれない。

 そんなジェナにとって、パイ作りは特技であり、現実逃避の時間でもあった。
辛い現状を、パイの新しいレシピに変えてしまう才能。色とりどりのパイを焼き
ながら、あんなにもスリムなジェナが羨ましい!

ウェイトレス3


 妊娠し、行き詰ったジェナが、ポマター先生(ネイサン・フィリオン)を求めたの
はごく自然な成り行きだと思う。彼女には「黙って20分間抱き締めてくれる」相手
--話を聞いてくれて、自分を人間として扱ってくれる誰か--が必要だったのだ
ろう。でも、彼女はそれが「いけないこと」だと本当はわかっている。頭では理解し
ていても、心と身体は反応してしまう
。。そんな彼女を、一体誰が責められるだろう?

 この映画の一番好きなところは、妊娠を単純に「素晴らしい体験」だと謳っていな
こと。超音波の胎児画像「エイリアン」だし、変わっていく体型と重たいお腹
ジェナを拘束する「憎きもの」でしかない。極めつけは「育児が地獄だなんて、誰も
教えてくれなかった」
というセリフ! 地獄に仏も必ずいるのだけれどね。

 コツコツ貯めた金はアールに見つかり、出産の覚悟もないままに破水してしま
うジェナ。妊娠期間中、結局一度もお腹の子どもに愛情を抱けなかった彼女が、
我が子を抱いた瞬間に母親になる場面は感動的だ。サラエボの花を思い出す。
生まれたての赤ん坊ほど、美しいものがこの世にあるだろうか? そして母親と
なった彼女は、もう怖いものなどない。本当は分娩時のハイテンションホルモン
が言わせた夫への啖呵を、ずっと彼女を見守ってきたダイナーのオーナー、ジョ
ー(アンディ・グリフィス)
の厚意が後押しする。ジェナ、君はただのウェイトレス
じゃないんだよ、人生はやり直せるんだよ・・・。


 女の子を産んだジェナは、娘と同志として、共に生きてゆくのだろう。母から
娘へ
と受け継がれてゆくパイの味。人生は苦い、だから甘いパイを食べよう!
社会的弱者である女性が直面する現実と、世知辛い人生をどっこい生き抜く
しぶとさ
をも描いた佳作。こういう映画に出逢うと、心からうれしくなる
私にもし娘がいたら、見せたい映画だな。

 (『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』
   監督・脚本:エイドリアン・シェリー/主演:ケリー・ラッセル/2007・USA)
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

2008-06-09 : BD/DVD/WOWOW/Streaming : コメント : 15 : トラックバック : 13
Pagetop
陽だまり~『シークレット・サンシャイン』 «  ホーム  » パラレルワールド~『運命じゃない人』
trackback

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ウェイトレス おいしい人生のつくりかた
 『彼女は、 世界一のパイを焼く ふしあわせな女性<ひと>。』  コチラの「ウェイトレス おいしい人生のつくりかた」は、2007年サンダンス映画祭に正式出品され、好評を博したハート・ウォーミングなコメディで、11/17公開となっていたのですが、観て来ちゃいました...
2008-06-09 09:56 : ☆彡映画鑑賞日記☆彡
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
シュールさがツボ。ちょっとビターな後味で、まったり甘いだけでないスイーツ。
2008-06-09 21:44 : シャーロットの涙
『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』-現代のシンデレラ・ストーリー
Waitress 2回観て2回泣いちまったよくっそー!こういう話って、気分によっては「やってらんねー」とか思っちゃうものなんだけど、キャラクター...
2008-06-10 00:29 : 姫のお楽しみ袋 
#159.ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた
とっても素敵なミニシアター系佳作なんだか、古き良きインディペンデント映画、って気がします。
2008-06-11 16:27 : レザボアCATs
mini review 08303「ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた」★★★★★★★☆☆☆
サンダンス映画祭など各国の映画祭で大絶賛され、アメリカで公開されるやいなや予想を上回る大ヒットを記録したハートフル・ストーリー。田舎のダイナーで働くウェイトレスが、突然の妊娠をきっかけに自分自身に目覚めていく姿を描く。監督は2006年に他界した女性監督エイ...
2008-06-12 13:23 : サーカスな日々
「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」:新川バス停付近の会話
{/hiyo_en2/}おや、あんなところに、かわいいインド料理店が・・・。 {/kaeru_en4/}かわいいウェイトレスもいるかな。 {/hiyo_en2/}ウェイトレス?ダメな亭主と別れることもできず、産婦人科の医者と不倫しちゃう、パイ作りのじょうずなウェイトレス? {/kaeru_en4/}おい
2008-06-12 21:34 : 【映画がはねたら、都バスに乗って】
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)ケリー・ラッセル, エイドリアン・シェリー20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-03-07by G-Tools ジェンナは気難しいボスのいるカフェで働く主婦。 ...
2008-06-13 22:36 : 菫色映画
ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)(2008/03/07)ケリー・ラッセル→Amazonで詳細を見る 真紅...
2008-06-22 01:39 : ゆきちママの素直なキモチ
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
毎日毎日夜中になると、雷がひどくて怖いです~~~しかも、一昨日の夜中は地響きがするほど近くに落雷していた模様。翌朝(昨日ですね)PCを立ち上げると、インターネットに繋がらない!!雷のせいだ~!!と、一昨日は雷被害が多かったせいか、故障センターへの電話も繋がらず...
2008-08-30 21:29 : ぷりしら★のラブユーちー丸
映画「ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた」
原題:Waitress おそらく全人類のうち10億人ぐらいは、酔っ払ってできちゃった子なのではないだろうか、喜怒哀楽にも愛の営みにも~美味しそうでたまらなく面白い物語~ ダイナーで働く仲良しな3人のウェイトレス、ジェンナ(ケリー・ラッセル)とベッキー(シ...
2008-12-21 19:46 : 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』\'06・米
あらすじ南部の田舎町にあるダイナーで働くジェンナ(ケリー・ラッセル)はパイ作りにかけては天才的な腕前を持つウェイトレス。ある日、彼女は嫉妬(しっと)深い夫アール(ジェレミー・シスト)の子どもを妊娠。予想外の妊娠に困惑するジェンナは、アールから逃げる計画...
2008-12-26 00:59 : 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
映画『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』(お薦め度★★★)
監督・脚本、エイドリアン=シェリー。原題『WAITRESS』。2006年米。ラブ
2009-02-05 23:59 : erabu
ウェイトレス  おいしい人生のつくりかた
彼女は、世界一のパイを焼くふしあわせな女性。
2009-09-30 08:48 : Addict allcinema おすすめ映画レビュー
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

私の中で昨年のベストワンでした。
こんにちわ!最近良く伺うようになっちゃいまして(笑)とにかく超いい作品が続かれるので^^
『ウェイトレス』 ☆サイコウ☆です!私は前知識ほとんどなく劇場で観たのですが、み始めてすぐその面白さに、感動がじわじわと~!観終わった時にはみ~んなに(特に女性!)薦めたくなりました。そしてなんとあのキュートなドーン役の女優さんが監督であり脚本を書いておりなんと既に殺人事件で亡くなっているなんてーー!!(号泣)調べるにつけショック続きで呆然としてしまいました。エイドリアン・シェリー監督、こんなに素晴らしい才能・・惜しまれてなりません。作品の元エピソードにも繋がる忘れ形見の娘さんが正にラストシーンで登場するなんて・・(涙)低予算で短期間で作られた作品、でもその素晴らしい出来◎優れた映画とは、お金だけでは決して創られるものではない、ということをまざまざと証明した作品と思います。
私は中でも特に、エイドリアン監督の笑いを誘うそのウィットに富んだ感覚の演出がすごく新鮮でした。本当に、惜しい人を亡くしました。。。
2008-06-09 12:52 : フラン URL : 編集
こんばんは☆
私も出産に関してはあまりいい記憶がないもんで;とても共鳴ポイントが多くて妙に納得しながら見れちゃった作品でした;
でもパイだけは食べたい~と思わせるような感じではなかったんですよ;;元々甘いパイを食べ慣れていないせいだと思うのですけど;でもよくぞこんなネーミングを考えつくなあと感心してしまいますー。
とってもシュールでとってもハートウォーミングでチャーミングな映画だったと思います。監督の想いはいつまでも生きているでしょうね。合掌・・・
2008-06-09 21:40 : シャーロット URL : 編集
>分娩時のハイテンションホルモンが言わせた夫への啖呵

あはははははははははは!!!!私は子供ができたことで太っ腹になったので啖呵切ったと解釈していたけど、ホルモンってのはあり得ますね!

2008-06-10 00:26 : チュチュ姫 URL : 編集
フランさま、こんにちは!コメントありがとうございます。
おお~!この作品が昨年のベストですか!気に入られたのですね~。
私は劇場には行けなかったのですが、すごく気になる作品でした。
観たら、もう文句なし!に好きな映画でした。
でも、記事を上げてから他の方の感想など拝読すると、どうも好意的な意見ばかりでもないようで。。。
女性の方でも、ジェナの男を見る目がない、とか否定的な意見もあって驚きました。
同じ女性でも、いろんな観方があるな~、と。。
まぁ、同性でも立場や年齢や性格など、皆千差万別ですものね。
監督の悲報は知っていましたが、最後のシーンで登場する女の子が監督の遺児であること、自ら出演もしていたことは知りませんでした。
だから私も、とても驚き、残念に思います。素晴らしい才能が失われたし、遺された娘さんが気の毒ですね。。
ご冥福をお祈りします。
ではでは、またです。
2008-06-10 14:45 : 真紅 URL : 編集
シャーロットさま、こんにちは☆ コメントとTBをありがとうございます。
この映画、共感できる人とできない人を隔てるものって何でしょうね?
私も、すっごく共鳴してしまいました。。あ、ひょっとして「不幸度」?(笑)。
パイは、私も「作り物」として観ていました。
アメリカン・パイって甘過ぎるイメージありますよね。
妄想とパイのレシピがうまく出来ていましたよね、ネーミングも最高でした☆
シュールさもありましたね、監督、本当にいい映画を作る方だったのに・・・。
合掌です。
ではでは、またお伺いします。
2008-06-10 15:16 : 真紅 URL : 編集
チュチュ姫さま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
分娩時のドーパミンってすごいですよ、そりゃシーモンキー(笑)も世界一かわいく見えるって!
人体って、ほんとよくできてるわ・・・。
ではでは、またです~。
2008-06-10 15:18 : 真紅 URL : 編集
こんにちは!真紅さんがこの映画にハマられたとのこと、とtっても嬉しくなりました!
私も、すごく大好きな作品になりました。
私には、古風な考え方の田舎の女性ほど共感できて、
都会に住む独身女性には少し隔たりがあるのかなぁ・・・などと思ったりもしました。
自分は正直そういった意味では、ジェナの価値観とは違うものを持っているなあと思ったのですが、
彼女の周りに対する優しさを見ていると、自然と親しみや共感を覚えました。
そういう優しさを監督が持っていたのだなあ、と感じることが出来ましたね。
安らかにお眠りください・・・。
2008-06-11 16:36 : とらねこ URL : 編集
とらねこさま、こんにちは!コメントとTBをありがとうございます。
もう、これは私、号泣状態でしたよ。
確かに、都会で自立して生活している女性には全く共感できない物語かもしれないですね。
ジェナに反感すら抱く女性もいるかもしれません。
自分は古風ではないんですが、ジェナのいろんなセリフに泣かされましたね。
「今の私を見たら、ママが悲しむわ」とかね。
誰にでも優しいジェナでしたが、だからあのダメ亭主にもなかなかノーと言えなかったんですよね。
監督こそ自立したワーキングガールなはずなのに、こういう物語が紡げるって素晴らしい才能だったと思います。
ご冥福をお祈りします。この作品を遺してくれて、ありがとうと心から言いたいです。
ではでは、またです。
2008-06-12 09:02 : 真紅 URL : 編集
 真紅さん、こんにちわ
 この映画は年間パスポートで劇場鑑賞でした、タダ?で見れる映画なので特に事前情報や見たい~!って行く訳じゃないんですが、いい映画がいっぱい見れて得した気分、今日も「やわらかい手」「いつか眠りにつく前に」を鑑賞予定です、 そして「ウェイトレス」も全く知識なく見ましたが、いい映画でした、後味もスッキリ!内容はDVだったり、不倫だったりですが、でも主役がいじけてなく、とても可愛く素敵でした、不幸な人生にケリをつけたし、脇役の女優たちもとてもチャーミングでしたね。やはり自分の人生は、自分で切り開かないと、そして楽しく、と思わせてくれました。いい映画でした。
 真紅さんもご存知かもですが“BBMがオペラに”の情報嬉しいですよね、でもどんな風になるんでしょう?
2008-06-12 11:18 : イニスJr URL : 編集
イニスJrさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
年間パスポートですか、いいですね~。
『やわらかい手』は観逃したのですよ。単館系の作品はなかなか観られません。
本作も、思いっきり単館系で、時間が作れませんでした。
でも、DVDで観ても本当にいい映画だと思いました。
自分の人生、自分で切り開く、ですか~、考えさせられますね~。

BBMのオペラ化のニュースには驚きました。一体どういう作品になるのでしょうか?
そして演じるのは誰? 舞台化ってのならまだわかるのですが、オペラって全く想像がつきませんね・・。
続報を待ちたいと思います。
ではでは、またです~。
2008-06-12 21:32 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんにちは。
とっても素敵な映画でしたね!こんな良質なドラマだとは思いませんでした。
あの出産した後、しっかり「母親」の顔になったところはしびれましたね~。
女性だったら多くの人がジェナに感情移入するでしょうね。わたしもそのうちの一人であることは言うまでもないですが…。
それから、ドーン役の彼女(監督さんなんですね)、亡くなったんですか?!こんなに才能があってやさしさが滲んでいたのに… 合掌。
2008-06-13 22:35 : リュカ URL : 編集
リュカさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
そうなんです、これは大当たり!ですよね。小品ですが素敵な映画です。
リュカさまも、ジェナに感情移入されましたか。
女性の弱いところ、強いところ、嫌なところが上手く表現されていましたよね。
監督は、映画の完成直後に亡くなったそうです。
こんなに素敵な映画を撮る、才能溢れる方だったのにね。。お嬢さんを遺して、どんなにか無念だったことでしょう。
ご冥福をお祈りします。
ではでは、後ほどお伺いしますね。
2008-06-14 09:04 : 真紅 URL : 編集
こんばんは~。今日はお肌に悪い時間帯にお邪魔します。
TBも送りましたので、よろしくお願いします。

真紅さんの記事は、自分が観ていないのはあまり読まないようにしているのですが(すいません)、チラチラ目に入ってくるものがあります。これも、なにやらよさげな作品ではないか、と。

途中までは、不倫ぐあいとかが『グッド・ガール』を思い出させるものがあり、んん~、と思ったのですが、いい展開でしたね。

分娩時のハイテンションホルモンって、自分の時はあまり感じなかったのですが、そういうものなのでしょうか。
やったー!(マシオカか)って感じはしましたけど、どっちかというとしみじみしてましたねー。深夜だったし。

ではではまた。|´∇`)ノ
2008-06-22 01:52 : ゆきちママ URL : 編集
ゆきちママさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
いや~、私も自分が観るつもりの映画のレビューはおろか、映画情報記事なんかも極力読まないようにしてますよ!
それでも自然に目に入ってくるものってありますよね。

この映画は、私むちゃくちゃジェナに感情移入(自己投影?)してしまいました。
多分、何不自由ない、ものすごく幸せな人生を送っている方は、ジェナに批判的になるような気がします。
男の趣味が悪いとか、逃げないのが理解できないとかね。

分娩のときは、もう最高潮にハイテンションホルモンが出ると思いますよ。
だって、素面じゃあんな凄いこと、できないよ~~~~。
分娩後、一時間くらいは持続するとか。だからシーモンキーもかわいく見えるんですね(爆)。
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
2008-06-22 19:41 : 真紅 URL : 編集
コメント下さったグリーンモンスターさま、こんにちは。
コメント&ご訪問ありがとうござます。

コメントが重複していたので一つ削除しようとしたら、全て削除されてしまいました。
申し訳ありません!!
この映画はほとんど話題になりませんでしたが、私は大好きな作品です。
グリーンモンスターさまも感動されたようで、とてもうれしいです。
なのにコメントが消えてしまい、本当にすみませんでした。
よろしければまた遊びにいらして下さい。
ではでは。。
2008-09-03 08:50 : グリーンモンスターさま:真紅拝 URL : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

What's New?

真紅

Author:真紅
 Cor Cordium 
★劇場鑑賞した映画の感想はインスタにアップしています@ruby_red66

Archives

Search this site

Thank You!