悪人正機~『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

 THERE WILL BE BLOOD

 "I drink your milkshake!
  I drink it up!"



 ポール・トーマス・アンダーソン監督5年ぶりの新作。ご存知、英国の名優ダニエル
・デイ=ルイス
が20世紀初頭の石油採掘王に扮し、主演男優賞を文字通り「総なめ」
にした作品。158分の長尺を全く感じさせない、濃厚でパワフルな傑作。観終わった
後、いい映画だけが残してくれる確かな手応えと高揚感に、全身が満たされていた。

 アカデミー賞では本作とノーカントリーが8部門の候補となり、作品賞と監督賞
コーエン兄弟の頭上に輝いた。しかし私がもしアカデミー会員なら断然、この作品
に投票したと思う
。掛け値なしの力作。観て下さい!

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド3

 この映画に関しては、後付けの解釈はしたくない気分。PTAの映画は、どこか
寂寥感が漂う作風を感じるのだけれど、本作もその印象は変わらなかった。音楽
「鳴らしたい」人なんだなぁ、というのも相変わらず。

 欲望の権化、金の亡者、自己中で孤独な怪物・・・。ダニエル・プレインビュー
(ダニエル・デイ=ルイス)
を形容するとしたら、そんな言葉が並ぶのだろう。しか
し私はこの、どの角度から見ても感情移入し難い異形の主人公に、最高に魅了
されてしまった。それはもちろん、稀代の名優ダニエル・デイ=ルイス!に魅了
されたということなのだろうけれど。

 この映画の予告を観たとき、ダニエルの「声」に驚かされた。いくつか観た彼
の過去作品の声とは全く違う。ジョン・ヒューストンの声を基にしたという話も
あるが、彼はプレインビューの役作りに一年をかけたという。ずっと足を引き摺
っていたのも、まさか本当に役作りで骨折してたりして・・・。

 不協和音のような音楽が示す通り、プレインビューは誰とも馴染まない、自分
の成功のためには手段を問わない人物だ。しかし、どうしても彼を根っからの
悪人として見ることはできなかった。それは息子H.W.(ディロン・フレイジャー、
名演技!)
に対する彼の愛情が、プライオリティゼロではないにしろ、本物だ
と感じたから。

 キャンプのとき、少し後ろを歩く息子を振り返る姿、汽車の中に置き去りに
した後、黙々と歩く姿、息子の部屋の広さを気にかける様子。もちろん、彼が
息子を連れ歩いたのは商売上の策略だというのはわかる。しかし家を出、人
を遠ざけ、孤独に生きようとするプレインビューも、息子との絆だけは信じてい
たような気がする。いや、「信じたかった」と言うべきか。だから後年、息子が
独立しようとしたときののような怒りは、たった一つ信じようとしたものに
去られる辛さを誤魔化そうとしたようにも見えるし、「You're a bastard
from a basket.」
という言葉は聴こえるはずのない息子に向けてでなく、
自分自身に対して繰り返し絶叫していたように感じたのだ。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド2

 プレインビューよりもむしろ、身の毛がよだつほど嫌悪感を抱いてしまった
のがイーライ(ポール・ダノ)のキャラクター。芝居がかった説教、金の無心、
聖者の顔をして振るう暴力
。プレインビューにとっての石油がイーライにとって
信徒だというだけで、二人は正反対のようで合わせ鏡に映る一人の人物
のようだ。言い換えれば、それは欲望や猜疑心、暴力性だけが肥大した
「アメリカ」という国そのものなのかもしれない。

 準備期間が僅か4日しかなかったとは信じ難いほど、ポール・ダノも好演
ていたと思う。しかし、プレインビューの洗礼場面でのビンタは、ちょっと腰
が引けていたのではないかな。そして本来「ポール」だけを演じるはずだった
彼がイーライをも演じたことで、ポール/イーライは双子という設定になったら
しい。ここは観ていて少し混乱してしまったので、字幕で「双子の弟」とセリフ
に入れるなど、何か工夫ができなかったものだろうか、松浦美奈さん?

 そして圧巻は、やはり「ミルクシェイク」の場面。狂気と暴力衝動が炸裂し、
ダニエル・デイ=ルイス「青筋」破裂寸前、最高潮に達している。あの
シーンを観た後では、もう誰も彼以外に主演男優賞を授けようとは思えない
だろう。助演男優賞ノーカントリーハビエル・バルデムともども、「笑って
しまうほど怖い」狂気の役どころ
なのが奇妙な符丁だ。役への理解とか、
説得力とか、物語さえ超越している。演技の神様と言うよりも、悪魔と取引
したかのようなギラギラ感。荒野を吹き上がる原油よりも濃い、役者魂を
振り切った超絶技巧を堪能すべし!
 ロバート・アルトマンも思わず苦笑い
しながら、天国で拍手喝采してるんじゃないだろうか。

 (『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』監督・脚色・製作兼:ポール・トーマス・
   アンダーソン
/主演:ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ/2007・USA)
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[2008/05/15 00:23] | 映画 | トラックバック(14) | コメント(22) |
<<贖罪の人生~『つぐない』 | ホーム | いつかまた、ギラギラした日~『ショーケン』>>
コメント
真紅さん、こんにちわ^^☆いや~☆久々の“力強い、映画らしい映画”を堪能できました~!!
この贅沢な世界にどっぷり浸りたく2回も映画館に足を運びました。中年以降の男性客が多かったのが嬉しい。男性映画ですよね、この作品は。男性にはたまらない、共感ばしばしの映画では、ないかと。
私は女ですがしかし、その映画としての風格が快感で、PTAの大きな懐に抱かれた余韻がいつまでも残りました。・・気合の入った役者達、迫力と意志のある撮影、血の通った美術、混沌を盛り上げる音楽、そしてそしてそれらを生み出し纏め上げた演出の手腕に、酔いました~楽しかったです!◎正に、堂々たる映画、最近あまり感じられなかった感動を味わえました。この世界になら何度でも浸りに映画館の暗闇に、沈みこみに行きたい。画面の中・特に西部の景色の中に自分も入り込んでいるような感覚。旨く言葉で、いえない。この映画は、“体感するべき”映画だと思います。
ラスト、ボーリング場でのシーン。執事がこつこつと近付いてくる。かたや倒れ、かたやうずくまる男二人が、映し出される。・・その瞬間、私の心の中に「始まり、そして、終わった。」というタイトルが、さーっと流れたのです。・・直後、画面の中のダニエルが,「・・終わった。」と言いました。・・PTAが現したかった意図(テーマ)を自分が的確に受け取れたのを正に体感◎ぞくっとした瞬間てでした。こんなこと、初めてです。
[2008/05/15 09:14] URL | フラン #- [ 編集 ]
こんにちは、たまにはこちらからTB持参で。
本作、ダニエルの演技凄かったよね。
あの優雅な佇まいのあの方のどこからこんな演技が出てくるのかしらと思うほど。
クルーニーも「オスカーはダニエルだ」って彼が出てきたら皆初めから引いているのが分かる。
私、本作って、アンダーソン流のアメリカに対するオマージュではないかしらって思ったわ。どこか彼の優しい眼差しを感じる。
ラスト「ロバート・アルトマンに捧げる」って言葉みてちょっとウルウルでした。
[2008/05/15 16:24] URL | シュエット #- [ 編集 ]
フランさま、こちらにもコメントをありがとうございます!
全く同感です! 本当に、力強い映画でしたよね~。
2回ご覧になったのですか!いいな~、私も観たいな~。。
うんうん、男性の観客も多かったし、一人で観に来てる人が多かったのが印象的でした。
これは全身で受け止める映画ですね。まさに「体感する」という言葉がピッタリだと思います。
そこで陶酔するか、嫌悪感を憶えるかは人それぞれだと思いますが・・・。
私も無茶苦茶、酔いましたよ~。
こんなに長い映画なのに、全く長さを感じなかったんです。不思議、麻薬みたい。
ボウリング場のシーン、凄かったですね。
ミルクシェイクってのがまた、リアルですよね。シェイクって吸い込むの力要りますよね、
「ズズズズズィ~~~~」っと(笑)。
ちょっとこれは、今年のベスト候補です~。
ではでは、またです♪
[2008/05/15 17:16] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
シュエットさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます♪
いや~、噂には聞いておりましたが「鬼気迫る」とはあのこと・・・。
アカデミー賞授賞式の彼とは別人ですね。
ほんと、あの場にD.フレイジャーを呼びたかった彼の気持ちがわかりましたわ。
私はPTAの優しさは感じなかったのですが、彼ってちょっと寂しい人なんじゃないかな~と思うんですよ。
クレジットに、アルトマンの家族への謝辞もあったような。。。あれは感動モノでしたね。
ではでは、後ほどお伺いしますね~。
[2008/05/15 17:23] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
>彼ってちょっと寂しい人なんじゃないかな
その寂しさが、私には優しさに感じるの。
「ハード。・エイト」「ブギーナイツ」「マグノリア」皆寂しい者たちの物語。そんな彼らに注がれるアンダーソンの眼差しって優しいんだよね、って感じるの。
[2008/05/15 21:56] URL | シュエット #- [ 編集 ]
こんばんは!
真紅さん、この映画素晴らしかったです!
久々のハリウッド大作でしたね。でも東京ではミニ・シアター系で公開されているなんて...
P.T.アンダーソンはスゴイと思います!
残念なのことに「ノー・カントリー」観てないので、言い切れませんが、やはりこっちが良かったのですね?
私も断然こちらががオスカーかと思いましたわ。
息子に大して鬼畜のような振る舞いを見せるダニエルはホント役者です。
彼は「存在の耐えられない軽さ」が非情に印象的なのですが。年を重ねるにつれ、益々素晴らしい俳優になって行きますね。
次作が楽しみです!
[2008/05/15 23:58] URL | margot2005 #- [ 編集 ]
シュエットさま、こちらにも再びありがとうございます♪
「人は~、悲しみが~、多い~ほど~」と金八先生も歌っていましたね。。。
『ハード・エイト』はPTAのデビュー作なんですよね。これは未見なので是非観たいと思っています。
BSで、また放送してくれないかな・・・。
ではでは、またお伺いしますね!
[2008/05/16 09:04] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
margot2005さま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます!
いや~、ホントに素晴らしかったですよね~。
大阪でも、もう思いっきり単館上映ですよ!かろうじて2館で上映されていますけれども、残念ですよね。
あの「ミルクシェイク」たくさんの方に観ていただきたいです。
あ、『ノーカントリー』もなかなか凄い映画でしたよ。でも、私はこちらに軍配をあげます。
PTA、凄い才能ですよね~。オスカーあげたかったな~。
でも、彼が敬愛するアルトマンも監督賞は貰ってないのですよね? う~ん。。
『存在の耐えられない軽さ』「Take off your cloths」ですね~!もう、脱ぐ脱ぐ、すぐ脱ぐわ!みたいな(爆)。
ダニエル、次の予定あるのかな~? どんどんいい映画に出て欲しいですね♪
ではでは、またお伺いします~。
[2008/05/16 09:12] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
私は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の予習として、
『パンチドランク・ラブ』をDVDで見たのですが、
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品の主人公は、
「生き方の不器用さ」いうのが、特徴的なように思います。
自分の思いを屈折させて、なかばキレ気味に表してしまう
あたりが、不器用さの最たるものでしょうか。
そのあたりは、キム・ギドク作品の登場人物のストレートさ
とは対極にあるものですね。

恥ずかしながら、私はポール・ダノが二役だったとは、
鑑賞後に知りました。これを踏まえると、また違った見方も
できそうなので、もう一度鑑賞したいほどですね。
[2008/05/17 23:49] URL | 丞相 #- [ 編集 ]
いや~、さすがPTAですね。インパクト大なシーンに息を呑み(実はこっそり笑ってたりもしましたが)ました。
あのミルクシェイクの場面はもの凄かった。洗礼場面で「パイプライン」と呟いてなんとか耐えた屈辱を一気に解き放った感じで、DDルイスに圧倒されました。
それからあの音楽、不協和音という表現がぴったりだと思っていたら、そうか、あれは主人公を表すものだったんですね。納得です。
PTAは寡作ですが、駄作を量産するよりはよっぽど良いので、次回作を首を長くして待とうと思います。
[2008/05/18 16:56] URL | リュカ #- [ 編集 ]
丞相さま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
確かに、PTAの映画はなかなか一筋縄ではいかない主人公たちですね。
『パンチ~』もとても奇妙なラブストーリーでした。
音楽がいつも聴かせるなぁという印象です。

ポール・ダノですが、私も後々考えてみるに、あれが二役だったと気付かない人も多いかも・・・と思いました。
ポール(双子の一人)が登場するのはワンシーンですし、場面も暗い室内でしたよね。
私はちょっと混乱したのですが、すっと観られた方も多いと思います。
私も、もう一度鑑賞したいくらいです~。いや、二度、三度と観たいかも。
素晴らしい映画でしたね。大満足でした。
ではでは、またお伺いしますね~。
[2008/05/18 19:41] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
リュカさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
私も、息を呑みつつ、突っ込みも入れつつ笑ってました。
あの「ズズズズィ~~~」は絶対、笑うとこですよね。
唖然って感じでもあり、ホント凄いシーンでした。。
あの音楽は衝撃的でしたね。プレインビューという人物に似合いすぎでした。
うんうん、そうですね。待って、待って、こんな感じでドッカーーンとまた傑作をお願いしたいです!
そしていつかはオスカーを!「アルトマンに捧げます」とか言ってくれたりして・・。フフフ。
ではでは、またお伺いします~。
[2008/05/18 19:55] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん

そうなんですね~
ポール・ダノってポールだけやる予定だってはじめて知りました!ってことは大抜擢・・。誰の予定だったんですかね?^^
PTAの過去作品はどれもお気に入りなんですけど、今回はなんというか「PTA的」なものを敢えて避けて作ってみた感じがしました。^^
前書いたことあるんですけど、フィオナ・アップルと交際してるときに大阪公演にも同行してたらしいので、自分ニアミスしてるハズなんですよね(笑)
[2008/05/20 09:26] URL | kazupon #mQop/nM. [ 編集 ]
kazuponさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
そうそう、イーライを演じるのが誰だったのかはわからないんです。
IMDBのトリビアにいろいろ書いてありましたから、時間あるとき読んでみて下さい!
しかしこんなに重々しい映画を撮るとは・・・。でも私は『マグノリア』も重かったと思うんですよね、長いし。
おお~、ニアミスですか~!握手でもしたいところですね(笑)。
私も、「素晴らしい映画でした」ってPTAに手紙書きたくなりましたよ。「ニッポンのファンです」みたいな(爆)。
ではでは、またお伺いします~。
[2008/05/20 13:27] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、はじめまして! 
yokoさんのところからお邪魔いたしました。

怒涛のような迫力に呑みこまれた作品は久しぶりです。
ダニエルの演技は凄かったですね・・・!
「怖すぎて笑っちゃう」というのは、確かに
ノーカントリーのハビエル・バルデムと共通しますね。面白い!
でも、私もこちらのほうが人間味がまだ感じられるので、好きです^^

ちなみに、私もポールとイーライが双子の兄弟とはわからず、
途中まで「二重人格???」と勘違いしながら見てました(笑)

では、またお邪魔いたしますね!!





[2008/05/21 21:20] URL | Minita #- [ 編集 ]
Minitaさま、初めまして~。コメントありがとうございます!
yokoさまのところからいらして下さったのですね。

私もこの映画を観てしまったら、ちょっと他の作品が物足りなく思ってしまうようになりました。
凄い衝撃というか、圧倒されましたね。
ハビエルのシガーは、理由も常識もない、正真正銘の「怪物」でした。
でもダニエル・プレインビューには嫌いになれない何かがありました。

そうですよね、私も双子だとわかるまでに少し混乱してしまいました。
あそこだけはもう少しなんとかして欲しかったですね。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!
[2008/05/22 09:40] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
アタシもこの人、とても悪い人とは思えないんですよね。偽の弟を殺したとき泣くじゃない?あれが謎なんだよなー。
[2008/05/25 11:35] URL | chuchu #- [ 編集 ]
chuchuさま、こちらにもコメント&TB、サンクスです!
やっぱ、あのときは「裏切られた」っていうのと、騙されてた自分が情けなかったんじゃないかな?
後ほどお伺いしますね~。
[2008/05/25 13:49] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
すみませ~~ん、ご無沙汰しております。(--)^^
ひさしぶりにオジャマしたと思ったら
↑の皆々様の和気藹々の場所に
水ブッかけるような記事持ってまいりました、
礼儀知らずの私めでございます。
正直もの&恥を知らない私の
ザレごとと、ご笑読くだされば幸いです。
[2008/06/01 11:47] URL | viva jiji #kzLu3bv6 [ 編集 ]
viva jijiさま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
お久しぶりでしょうか? お忙しそうですよね。
この映画の記事、書かれてないので「もしやお気に召さなかったのでは・・」と思っておりました。
私には大満足の「映画体験」だったのですよ。
感じ方、受け止め方は監督や俳優への思い入れや、映画的経験値によって大きく変わってきますよね。
だから「みんなちがって、みんないい」ですよ。
ウフフフフ、後ほど楽しみにお伺いします~。
[2008/06/02 09:25] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
 真紅さん、こんばんわ
 やっとファーストデイで見ることができました、見て良かった~、もう1度見たい!やぁ~、PTAとダニエルが良かった~、僕も「ノーカントリー」よりこちらにオスカー1票です。映像、音楽、演出、脚本素晴らしい!特に音楽もですが、まるでホラー映画じゃないですか~、
 ダニエルの狂気が恐ろしい! でも真紅さんが仰ってた根っからの悪人ではないかもですね、でもかなりしたたかで計算高いですね。自分を守るためには手段を選ばずって感じで、だからあの可愛い息子に対してのことは悲しすぎましたよ、汽車のシーンと息子が戻り、親父を思いっきりぶっちゃうシーンには思わずホロリとしてしまいました・・・。PTA難い!「ブギーナイツ」も「マグノリア」も大好きですがこれも更に好きになりました。ダニエルも最高!息子くんも可愛かった!
[2008/06/03 23:18] URL | イニスJr #- [ 編集 ]
イニスJrさま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
おお、気に入られたのですね~、よかった~。
私も、この映画は理屈抜きで凄いパワーを感じたんですよ。
観終わったときの充実感が他の映画とは違っていました。
『ノーカントリー』も『フィクサー』もいい映画ですが、身体ごと持って行かれる感覚でしたね。
DDルイスは大熱演だったでしょう? 彼にしかできないとPTAが語っていましたが、まさにその通りでした。
あの息子くんは、撮影中もDDルイスととてもいい関係だったようですね。
私も、もう一回観たいな~。。
ではでは、またです~。
[2008/06/04 09:09] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
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