女だから。~『4ヶ月、3週と2日』

4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
1987年、チャウシェスク独裁政権末期のルーマニア。法で禁じられた堕胎手術
を受けるルームメイトを手助けする、一人の女学生の一日。カンヌ映画祭パルム
ドール受賞を皮切りに、ヨーロッパ映画際など各国で数々の受賞を果たした作品。
長回しを多用し、当時のルーマニアの風景や俳優たちのセリフに徹底的なリアリ
ズムを貫く力作。ドキュメンタリー風でもあり、後半はサスペンスの要素も見られる。
傑作であることに疑いはないのだろうけれど、私にとっては観るのが辛い映画
だった。正直、吐き気を催すような嫌悪感と言ってもいいかもしれない。

1987年といえば、日本ではバブル経済に国中が沸き返っていた頃ではないだろ
うか? そんな時代に、豊かさとは程遠い、暗く冷たい時代を耐え忍ぶ国々があ
った。当時のルーマニアの社会状況を知ると、言葉もない。国民は飢え、物資は
不足(避妊具さえなかったという)、自由も希望もない。そんな状況でささくれ立つ
人々の心を、誰も責められはしないだろう。
望まない妊娠をしたガビツァ(ローラ・ヴァシリウ)のために、当事者以上に献身
するオティリア(アナマリア・マリンカ)。ガビツァとオティリアが、どれ程の友情で
結びついているのかはわからない。たまたま同室になったルームメイトなのか、
それとも古くからの親友なのか。友情の深さや長さがどの程度なら、危険を冒し
て金策に奔走し、身体まで差し出すことができるのだろう。私ならどうしただろう、
私がオティリアなら、ガビツァなら・・・。
ボーイフレンドのアディの家で、オティリアが感じる居心地の悪さ。電話が鳴っ
ているんじゃないかな、ガビツァの具合はどうかな、ケントが吸いたい、早くホテル
に戻りたい!「ポテトを作る人生なんてイヤよ!」自分にとってアディの存在とは
何なのか、その彼がようやく口にした「愛してる」という言葉がどれほど虚しい
ものなのか。それを知ってしまったオティリアの悲痛な叫び。女として生きてい
くとは何を意味するのか。逃れられない枠組みを全身で否定し、拒絶し、嘔吐す
るオティリア。
そうか、そうなんだ・・・。女だから、同じ女だから、オティリアはガビツァを助け
ようとしたんだ。ただ、女だから。

バスルームに無造作に置かれ、最初はただの「肉塊」にしか見えなかったもの。
それはすぐに視界の中で像を結び、とても正視できなかった。「正論」をかざすなら
ば、彼女たちがしたことは決して許されることではないのだろう。しかし、正論って
何なんだ? ただ人間らしく生きていくために彼女たちがしなければならなかった
ことを、一体誰が責められるというのだろう。
オティリアが着るグリーンのカットソーが目に焼きついて、映像も緑がかっていた
ように思う。グリーンは青春を表す、瑞々しく生気に満ちた色だと思っていた。
なのにこんなにも苦く、張り詰めた青春もあるんだ。。
(『4ヶ月、3週と2日』監督・製作・脚本:クリスティアン・ムンジウ/
主演:アナマリア・マリンカ、ローラ・ヴァシリウ/2007・ルーマニア)
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trackback
『これは 二人だけ の秘密──。』
コチラの「4ヶ月、3週と2日」は、1987年独裁政権下のルーマニアを舞台に法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインを描いたPG-12指定のサスペンスで、3/1公開となっていたのですが、観て来ちゃいましたぁ~♪
60回を迎
2008-04-16 09:44 :
☆彡映画鑑賞日記☆彡
カンヌ国際映画祭で、
最高の賞であるパルムドール受賞!
おまけに、アカデミー賞外国語映画賞ルーマニア代表でノミネート。
3月に観たいリストに入れ忘れてたけど、それ聞いて興味がわいた。
妊娠中絶をテーマにした話ということしか知らずに観たけど、、、、、。
ち...
2008-04-16 10:44 :
我想一個人映画美的女人blog
「4 luni, 3 saptamâni si 2 zile」...aka「4 Months, 3 Weeks & 2 Days」 2007 ルーマニア
2007年カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した違法中絶がテーマの人間ドラマ。
主演のオティリアにアナマリア・マリンカ。望まない妊娠をしたルームメイト、ガビツァにロ
2008-04-16 21:28 :
ヨーロッパ映画を観よう!
傷痕。
1987年のルーマニア、チャウシェスク独裁政権末期、女子大生のオティリアは、ルームメート、ガビツァの違法中絶を手助けする。これは、4ヶ月と3週と2日という期間が描かれているのではなく、長い長い1日の物語だった。去年のカンヌ国際映画祭でパルムド
2008-04-17 07:12 :
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
2007年、ルーマニア/13分 /PG-12
at:テアトル梅田
1987年 チャウシェスクによる独裁政権下のルーマニアで、法律で禁じられていた中絶を非合法で行うルームメイトを手助けする一人の女子学生の、その日の一日を描いた作品で、<4
2008-04-17 09:59 :
寄り道カフェ
2007年 ルーマニア
監督:クリスティアン・ムンジウ
出演:アナマリア・マリンカ
ローラ・ヴァシリウ
ヴラド・イヴァノフ
ルミニツァ・ゲオルジウ
「石鹸はどこ?ドライヤーは?」
「何だかキャンプに行くみたいね」
ネタバレ有り
2008-04-17 21:23 :
菫色映画
33.4ヶ月、3週と2日■原題:4Luni,3SaptaminiSi2Zile■製作年・国:2007年、ルーマニア■上映時間:113分■字幕:地田牧子■鑑賞日:3月29日、銀座テアトルシネマ(京橋)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本・製作:クリスティアン・ムンジウ...
2008-04-30 22:37 :
KINTYRE’SDIARY
人気ブログランキングの順位は?
1987年 ルーマニア・・・
独裁政権下の自由を奪われた社会
ルームメイトを助けるために
彼女の長い一日が始まる>
これは、二人だけの秘密──。
2008-05-04 15:19 :
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
これは二人だけの秘密!__独裁政権下の自由を奪われた社会。たった一日の出来事が彼女を変えた。どんなことがあっても、私は女として自由でありたい。
全女性必見の勇気あるヒロインの物語!
1987年の冬のある日、チャウシェスク政権下のルーマニアで、大学生のオティ...
2008-05-05 22:42 :
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
カンヌ映画祭グランプリ。重苦しい話で、ちょっと辛かったです。(5月20日 静岡
2008-05-20 20:20 :
eclipse的な独り言
4 Months, 3 Weeks, and 2 Days(2007/ルーマニア)【DVD】
監督・脚本・製作: クリスチャン・ムンギウ
出演:アナマリア・マリンカ/ローラ・ヴァシリウ/アレックス・ポトシアン/ルミニツァ・ゲオルジウ/アディ・カラウレアヌ
これは二人だけの秘密―。
2007年カ...
2008-09-18 12:47 :
小部屋日記
聞いた事もない作品だなぁ…と、何気にお店で手にとって裏の解説をろくに読みもしないで(いつもこんな感じなのだけれど)、借りて来た作品に圧倒される瞬間は、つくづく嬉しいものだ。『ガッジョ・ディーロ』や『トランシルヴァニア』などの印象的な作品もルーマニアが...
2008-09-19 16:37 :
Have a movie-break !
= 『4ヶ月、3週と2日』 (2007) =
1987年、ルーマニア。
大学生であるオティリア(アナマリア・マリンカ)とガビツァ(ローラ・ヴァシリウ)は、寮のルームメート同士。
ガビツァは望まぬ妊娠をしていたのだが、法律によって、中絶は刑罰の対
2008-10-13 23:10 :
サムソン・H・トマトマスバーガーの限りなく映画
あらすじ1987年の冬のある日、チャウシェスク政権下のルーマニアで、大学生のオティリアは寮のルームメイトのガビツァとせわしくなく動き回っていた。寮を出たオティリアはホテルへ行くが、予約が入っていない事を知り、仕方なく別のホテルを取る。またガビツァの代わ...
2009-02-03 19:55 :
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
原題:4 luni, 3 saptamani si 2 zile
このタイトルは意味深というか、とっても直接的でそのものズバリでしょう、4ヶ月を越え5ヶ月近くともなれば、そんなことをしちゃあいけないのだろうけどねぇ~
富国強兵、それが当時のチャウシェスク独裁政権下の国策なん...
2009-03-22 19:05 :
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
コメントの投稿
真紅さん、こんにちは。
同じカンヌ映画祭コンペ出品作比較をすると・・・、
私は「ノーカントリー」的な恐怖よりも、こちらの恐怖の方に釘づけになりました。
得体のしれない殺人鬼に追われるよりも、このホテルの一室の一部始終が怖かったです。
それゆえに見ごたえ・手ごたえのある作品でした。
女の立場で、こんな戦い方をせざるをえないという心境には何となく共感してしましました。
戦場の戦士同士みたいな感じで、親友じゃなくても同志になれるんじゃないかなと。
ボーイフレンドとの会話が象徴的でしたよねー
同じカンヌ映画祭コンペ出品作比較をすると・・・、
私は「ノーカントリー」的な恐怖よりも、こちらの恐怖の方に釘づけになりました。
得体のしれない殺人鬼に追われるよりも、このホテルの一室の一部始終が怖かったです。
それゆえに見ごたえ・手ごたえのある作品でした。
女の立場で、こんな戦い方をせざるをえないという心境には何となく共感してしましました。
戦場の戦士同士みたいな感じで、親友じゃなくても同志になれるんじゃないかなと。
ボーイフレンドとの会話が象徴的でしたよねー
真紅さんTBとメッセージありがとうございました。お返事が遅くなってごめんなさいね。
くぎづけでした。余分な台詞などなく、ずっと行動を追っているだけだけど、その緊張感に釘つけ状態でした。作品に描かれている内容もそうだけれど、それ以上に、このギリギリのテンションでもって、ここまで鋭く描き出した、この洞察力と演出力、そして役者の演技。このことにとても手応えを感じたわ。凄い! だから見終わった後、ほっと大きく息を吐き出したのは、作品の内容そのものによるのか、監督の才能の凄さによるのか、ちょっと分からないほどだったわ。ラスト数分間の沈黙には圧倒された。
くぎづけでした。余分な台詞などなく、ずっと行動を追っているだけだけど、その緊張感に釘つけ状態でした。作品に描かれている内容もそうだけれど、それ以上に、このギリギリのテンションでもって、ここまで鋭く描き出した、この洞察力と演出力、そして役者の演技。このことにとても手応えを感じたわ。凄い! だから見終わった後、ほっと大きく息を吐き出したのは、作品の内容そのものによるのか、監督の才能の凄さによるのか、ちょっと分からないほどだったわ。ラスト数分間の沈黙には圧倒された。
かえるさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
私が感じた「吐き気を催すほどの不快感」って、恐怖だったのかもしれません。
街並みやホテルの部屋、アディの家などなど、どこにも温かみが無く監視されている世界。
怖いですよね。。
まさに、戦時下ですよね。独裁政権との日常が戦いですものね。
バスで切符を見知らぬ乗客から貰うシーンとか、さり気なく戦時下を表していたと思います。
私は女性として、共感というよりは彼女たちを理解したいという感じかな?
『ノーカントリー』でなくこちらに最高賞を授けたカンヌ、らしいなぁと思います。
ではでは、またお伺いしますね。
私が感じた「吐き気を催すほどの不快感」って、恐怖だったのかもしれません。
街並みやホテルの部屋、アディの家などなど、どこにも温かみが無く監視されている世界。
怖いですよね。。
まさに、戦時下ですよね。独裁政権との日常が戦いですものね。
バスで切符を見知らぬ乗客から貰うシーンとか、さり気なく戦時下を表していたと思います。
私は女性として、共感というよりは彼女たちを理解したいという感じかな?
『ノーカントリー』でなくこちらに最高賞を授けたカンヌ、らしいなぁと思います。
ではでは、またお伺いしますね。
シュエットさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
いえいえ、全然遅いとかそんなことはありませんので、お気遣いなく!
異様な緊張感が劇場内に満ちていたように思います。
テアトルですけど、男性客が多かったのが意外な感じでした。
演出も凄いと思いましたが、役者の演技も凄かったですよね~。。
特に闇医者ぺぺ。すっごい長セリフを表情一つ変えずに澱みなく。むっちゃリアルでした。
ラストは、衝撃以上のショックがありましたね。ブラックユーモアかもしれませんけれども・・・。
作られるべき傑作だと思いました。
ではでは、またお伺いします!
いえいえ、全然遅いとかそんなことはありませんので、お気遣いなく!
異様な緊張感が劇場内に満ちていたように思います。
テアトルですけど、男性客が多かったのが意外な感じでした。
演出も凄いと思いましたが、役者の演技も凄かったですよね~。。
特に闇医者ぺぺ。すっごい長セリフを表情一つ変えずに澱みなく。むっちゃリアルでした。
ラストは、衝撃以上のショックがありましたね。ブラックユーモアかもしれませんけれども・・・。
作られるべき傑作だと思いました。
ではでは、またお伺いします!
真紅さん、こんばんは。
女として、というのはこの映画のキーワードなのかもしれませんね。自分がその立場になったらとてもそこまでできませんが、あのチャウシェスクの政策下ということを考えると、同じ女としてやはり何か行動に移るのでしょうか。
正しい、正しくないという是非を考えることが罪深く感じてしまうような作品でした。
でもそれでもあの胎児のシーンは衝撃でしたが…。
緑色の言及はなるほどなあと思いました。
本来はみずみずしいあの色がこんな皮肉な使われ方をするとは…。
それはエンドロールに流れたやけに明るい音楽にも通じると思いました。
女として、というのはこの映画のキーワードなのかもしれませんね。自分がその立場になったらとてもそこまでできませんが、あのチャウシェスクの政策下ということを考えると、同じ女としてやはり何か行動に移るのでしょうか。
正しい、正しくないという是非を考えることが罪深く感じてしまうような作品でした。
でもそれでもあの胎児のシーンは衝撃でしたが…。
緑色の言及はなるほどなあと思いました。
本来はみずみずしいあの色がこんな皮肉な使われ方をするとは…。
それはエンドロールに流れたやけに明るい音楽にも通じると思いました。
リュカさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
独裁政権下で、女たちも闘っていたんですね。そんな彼女たちの生き様を安易にどうこう言えないですが、壮絶でしたね・・。
これは、女性なら誰でも「もし、自分なら・・」と考えてしまう作品だと思います。
それだけリアリティのある映像でした。
バスルームのシーン、それからラストのレストランのシーンは固まってしまうほどのショックでした。
正視できませんよね・・・。
そうそう、エンドロールの音楽!「???何、この一転明るい曲調は!?!?」と思いましたよ!
この映画、男性はどう感じられるのでしょうね・・・。
地味ですが、物凄い問題作だと思います。もっと覚悟して観るべきだったかも。。
ではでは、またお伺いします!
独裁政権下で、女たちも闘っていたんですね。そんな彼女たちの生き様を安易にどうこう言えないですが、壮絶でしたね・・。
これは、女性なら誰でも「もし、自分なら・・」と考えてしまう作品だと思います。
それだけリアリティのある映像でした。
バスルームのシーン、それからラストのレストランのシーンは固まってしまうほどのショックでした。
正視できませんよね・・・。
そうそう、エンドロールの音楽!「???何、この一転明るい曲調は!?!?」と思いましたよ!
この映画、男性はどう感じられるのでしょうね・・・。
地味ですが、物凄い問題作だと思います。もっと覚悟して観るべきだったかも。。
ではでは、またお伺いします!
こんにちは!
DVDリリースされたので観ました。
知られざるルーマニアの国の実態でしたね~
緊張感強いられる映画で、主人公にいつのまにか感情移入してました。
むかつく人だらけで(苦笑)、腹がたってくるけど、でもやるせなかった・・
>オティリアが着るグリーンのカットソーが目に焼きついて
私もカットソー、気になって・・色褪せたグリーンだったね。。
オティリアがひとりで考え、淡々と行動する姿が印象的でした。
DVDリリースされたので観ました。
知られざるルーマニアの国の実態でしたね~
緊張感強いられる映画で、主人公にいつのまにか感情移入してました。
むかつく人だらけで(苦笑)、腹がたってくるけど、でもやるせなかった・・
>オティリアが着るグリーンのカットソーが目に焼きついて
私もカットソー、気になって・・色褪せたグリーンだったね。。
オティリアがひとりで考え、淡々と行動する姿が印象的でした。
アイマックさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
この映画、物凄く怖かったですね。
ドキュメンタリータッチだし、主人公が女友達に精神的に支配(?)されていく様子がもう、恐ろしくて・・・。
なんとも救いようが無い。。ココロの無政府状態ですね。
観た後、しばらくショックを引き摺ってしまった映画でした。
ではでは、後ほどお伺いします~。
この映画、物凄く怖かったですね。
ドキュメンタリータッチだし、主人公が女友達に精神的に支配(?)されていく様子がもう、恐ろしくて・・・。
なんとも救いようが無い。。ココロの無政府状態ですね。
観た後、しばらくショックを引き摺ってしまった映画でした。
ではでは、後ほどお伺いします~。
真紅さん、こんにちは~
さすが!ご覧になってたのですね~
私ったら全く知らずに観て、ガツンとやられました(笑)
飾りの無い映像や少ない台詞に、実に沢山の情報が描き出されてましたよね。
凄い作品だと思いました。
観ていて腹わたは煮えくり返るし切ないしで、本当に辛い映画でしたが、逢えて良かったです。
TBさせてください。
さすが!ご覧になってたのですね~
私ったら全く知らずに観て、ガツンとやられました(笑)
飾りの無い映像や少ない台詞に、実に沢山の情報が描き出されてましたよね。
凄い作品だと思いました。
観ていて腹わたは煮えくり返るし切ないしで、本当に辛い映画でしたが、逢えて良かったです。
TBさせてください。
fizz♪さま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
いや、さすがではないんですが(笑)、カンヌのパルムドールということでチェックしておりました。
これはね~、どんな内容か予め知っていても、ガツンですよ。カウンターくらいますね。
そのリアルさたるや、残酷なほどでしたね。
しばらくショックが抜けませんでした。厳しい映画です。
後ほど感想伺いに参りますね! ではでは~。
いや、さすがではないんですが(笑)、カンヌのパルムドールということでチェックしておりました。
これはね~、どんな内容か予め知っていても、ガツンですよ。カウンターくらいますね。
そのリアルさたるや、残酷なほどでしたね。
しばらくショックが抜けませんでした。厳しい映画です。
後ほど感想伺いに参りますね! ではでは~。