名セリフ考~ブロークバック・マウンテン#14
 シネマライズでの『ブロークバック・マウンテンロングランも、遂に先週末で終了
した。最終上映には、自然発生的に拍手が沸き起こったという。その場に居合わ
せることは叶わなかったけれど、この素晴らしい映画に出逢えた幸せを今、改め
て感じている。

 セリフの少ないBBMではあるが、少ないからこそ印象に残るセリフがある。
一番有名で、ジョークのネタにもなったというのが

"I wish I knew how to quit you."

今更説明も不要だと思うが、最後の逢瀬での諍いで、ジャックが発した言葉だ。
アン・リー監督もオスカー像を手にして開口一番、ジョークのつもり(?)でこの
セリフを言って、思いっきりすべっていた。しかも字幕は「絶好調だね」・・。超訳
にもほどがあるだろう。
この場面、ジャックは私達観客にもイニスにも背を向けて、彼の表情は見えない。
それでも、彼の声は潤んでいる。もうそれだけで十分だ。

 個人的に、一番好きなセリフを挙げるなら。

"Truth is, sometimes I miss you so much I can hardly stand it..."

これも最後の逢瀬でのジャックのセリフ。脚本では"so bad"とされている。英語に明
るくないのでこのニュアンスの違いは判りかねるが、"sometimes"が本当は"always"
なのだということはわかる。20年間、ジャックがどれだけイニスに恋焦がれ続けたか。
このセリフで涙は表面張力となり、涙腺決壊に至る。あのジャックの瞳に気付いた時、
どうしたら泣かずにいられるのだろう

 そして、名セリフといえば真紅的映画史に残るこの名セリフ、ラストのイニス。

"Jack, I swear..."

どんな愛の言葉よりも胸に響くこの言葉を、万感込めてつぶやいたイニス。彼は何を
誓ったのか? クローゼットとしての自分を受け入れること、ジャックへの愛を胸に
生きていくこと、ブロークバックでの思い出を忘れないこと。いつか自分も灰になっ
た時、その時こそは一緒にいような、絶対に・・。
 字幕では「ジャック、永遠に一緒だよ」と意訳されている。この訳があったからこそ感動
した、字幕翻訳者の感性が素晴らしい、という意見もあるが、私は敢えてここは直訳
するべき
だと考える。原作と同じく、「ジャック、俺は誓う・・・」と。
 それは「何を誓うかは観た者に委ねるべきだ」とか、「想像の余地を残しておくべきだ」
という考えからではない。

"Jack, I swear..."の後に続いたであろう言葉。その言葉をイニスは言い表すことが
できなかった。しかし、何かを深く感じた時に、それを言葉ではうまく言い表せない
のは、無口で愛情表現が苦手だったイニスに限らず、ごく自然なことではないだろうか? 
 そしてむしろ大事なのは、その言葉にならない「何か」をずっと抱え続けるための、心の
強さと魂の深さを持つことではないだろうか

 ジャックを愛しつつも、同性愛者を嫌悪するという自己矛盾の塊だったイニス。
若さとイノセンスのみならず、たった一つの愛と、自らの半身をも喪ったイニス。
クローゼットの中の重なり合ったシャツを前にしてもなお、何を誓うのかうまく
言葉にできなかったイニス。
 それでも、言葉にならない思いをずっと抱えて生きてゆくための「強さ」と「深さ」を、
ラストシーンの彼は獲得したと思うのだ

 待望の日本版DVDが9月にリリースされるという。ラストシーンは日本語字幕でどう
訳されているだろう。楽しみに待ちながら、翼を得たイニスの魂に思いを馳せたい
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[2006/06/20 09:11] | ブロークバック・マウンテン | トラックバック(5) | コメント(19) |
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コメント
真紅さん、こんにちは。もしかしてコメント二度書き込みになるかもしれませんが、その場合は申し訳ありません。
名セリフ考、素敵です。わたしもセリフについてはちょびっとだけ考えるところがありますので、いつか記事にできたらなあと(こればっかり・・・)思っております。
現在まだ途中までしか読めていない脚本収録のエッセイで(だって英語なんだもーん)、場面を描くのにふさわしい言葉がなかなか出てこなくてかなり苦労した、良い言葉が浮かんでくるのは車を運転している時が多かった、というアニープルー氏の文章を拝見して、‘産みの苦しみ’の意味を実感しております。運転に集中しなよ、危ないよというのは分かっていても、アニープルー氏のようなひとでも、そこまで取り憑かれないと良いものを作ることはできないんだなあ、そして彼女がここまで取り憑かれてしまった結果、わたしたちもこの物語にこんなに取り憑かれてしまったんだなあ。
遂に本人に言うことができなかった“I love you.”のかわりの愛の言葉に、かえって胸を打たれる思いのわたしです。イニスのこの言葉は、わたしたちにも、ジャックにも届きましたよね。はー早くまた観たい。それではこの辺で。
[2006/06/20 14:19] URL | かいろ #- [ 編集 ]
かいろさん、こんにちは。コメントありがとうございます(二重カキコにはなっていませんでした、ご安心下さいね)。
私もアニー・プルーのエッセイ、買ったはいいけど全然読めてません。日本語訳誰か出して(泣)
ラストのセリフについては、初見から(いや、観る前から)なんとなくひっかかっていたのですが、私もなかなか文章にできませんでした。
この短編は、通常の倍以上、完成に時間を要したと聞いています。本当に名セリフですよね。
私もここまで一本の映画に拘ったのは初めてです。DVD、本当に待ち遠しいですね。
かいろさん版名セリフ考、楽しみにしてますよ!そのときは是非TBして下さいね。
ではまたお話しましょう。ありがとうございました。
[2006/06/20 15:36] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんばんは。
初見のときから今日まで、胸に満ちる想いを、何とか言葉にしようとして、試みてはみるものの、
指の隙間からぽろぽろと大事なものこそが零れ落ちるようで、
どうにも巧く行かないままです。
多分、どんなに月日が経っても、それは変わらないだろうと思います。
ただ、彼らに寄り添って行く。その想いだけは確かです。

DVD,待ち遠しいですが、楽しみに秋を待てそうです。
[2006/06/20 23:35] URL | 悠雅 #eoZXlpkA [ 編集 ]
悠雅さん、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
私は5回観に行ったのですが、観れば観るほどハマりましたし、ずっと上映されていたらそれこそずっと観に行っていたと思います。
これほどまで心惹かれる映画に出逢ったことを、本当に感謝しています。事情があって映画館に行けない方や、上映すらされていない地域の方も大勢いらっしゃいますよね。
観に行ける環境にも、感謝しなければ・・。
自宅でDVDで鑑賞したら、また新たな感動が生まれるかもしれませんね。
またお話しましょう。『カサノヴァ』まであと4日ですよ~(私は初日は行けないんですけど)
ありがとうございました。
[2006/06/21 00:41] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんにちは。
名セリフの考察、うれしく拝読しました。DVDリリースもだいぶ先ですが決まってよかったですよね。

I wish I knew how to quit you.は最初にUS版の予告を見たときからズキーンときました。完全には聞き取れなかったのですが、離れたいのに離れたくない。本当に離れてしまったら、それも辛すぎる。そんな心境が伝わってきて。

あのセリフをジャックがどんな顔で言うかとある意味楽しみだったのですが、向こうを向いていて、自分の愚かさを恥じました。

sometimesは、そうか、alwaysですよね。ジャックはそうは口にできなかっただけで。
脚本ではbad だったんですね。muchはジェイクの解釈でしょうか。私も英語に詳しくはないのですが、badは悪いという状態を表すのでは。muchは量的な意味合いがあると思うので、辛さの重みがどれほどか、という意味でmuchのほうがマッチする、なんて駄洒落のようでごめんなさい。
あと、翌朝ジャックが、You got no idea how bad it gets.(字幕では「俺の辛い気持ちが何故わからない」でしたか)と、badを口にしていることもあり、badが重なるよりは、やはりmuchがふさわしいのでは、勝手に思っています。少なくとも私にはmuchのほうがしっくりきます。

I swear...。
無口なイニスが言えなかった続き。イニスの内部でもちゃんと言葉になってないのかも。でもこれを口にできただけでもイニスは良い方向に変化したと思います。
DVD、本当に楽しみですね。
[2006/06/21 09:31] URL | びあんこ #w4Ib0zSU [ 編集 ]
おはようございます、真紅さん。最後のセリフにの訳については、まったく、同感です!私も映画を観てから、原作でしたが、なんの知識もなくても、イニスがあのように表現できる人間ではないい!!、、、と違和感がありました。直訳のほうが、イニスの人間性や、そこに至るまでの葛藤、後悔、、それが、真紅さんのいわれるそのままに、”言葉にできない何か”だと思います。
そう、”余白”なんですよね、、、映画は様々な人達が観るので、仕方がないかもしれませんが、
、、、、余白を残す事、、想像の余地を与える事、、余白にしか表現できない、言葉にならない感情が存在する事、、この”言葉にならない感情”こそが、この映画の真髄なのですから。
最後はとても、とても、重要です。
[2006/06/21 10:22] URL | sumisu #- [ 編集 ]
びあんこさん、sumisuさん、こんにちは。コメントありがとうございます。まとめレスにて失礼しますね。

☆びあんこさん

まだまだ名セリフはあるのですが、厳選ということでこの3つを選んで書きました。
ジャックの翌朝のセリフ、~how bad it gets.も切ないですが、いいですよね。もう暗誦できそう。
できればびあんこさん版名セリフ考も書いていただけないかと・・。図々しくもリクエストしてしまいすみません。
DVD、本当に楽しみです。これで何とか海外版を「ぽちっと」しなくて済みそうです。
また遊びに伺いますね。ありがとうございました。

☆sumisuさん

ラストのセリフの訳について、賛同して下さりありがとうございます。
記事中にはっきりとは敢えて書きませんでしたが、私もイニスは「永遠に一緒だよ」とは言わない、と確信しています。
あの字幕があったからこそ感動した、という意見もわかるのですが・・。
いろんな方の意見も尊重したいので敢えてはっきり書かなかったのですが、そのために記事の最後がちょっと歯切れ悪くなったかな?と思っています。
まぁ、それは自分なりに落としどころを考えた末のことですので、仕方ないですが。
それでも、もしあの字幕が「ジャック、俺は誓う・・」という原作通りの直訳であったなら、この作品はさらに余韻の残るものになっていたんじゃないか、とも思うんですよね・・。
誰もがその場では感動できなくても、映画館を出てから「結局、最後は何を誓いたかったのか?」と考えるのではないでしょうか。
本当に名セリフだと思いますし、一人ひとりがイニス(とジャック)の魂に思いを馳せることができたのではないか、と。
長くなってしまいました。またお話しましょう、ありがとうございました。
[2006/06/21 14:42] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さま、こんばんは。
名セリフ考、じっくり読ませていただきました。
そうそう、「絶好調だね」って、ええ??と不思議だったんです。
それと、やはりイニス最後のセリフ・・・。私も映画のあとで原作を読んだ組ですが、映画館でなんとなく、微かなものですが違和感を感じてました。で、原作を読んで、(これだったのか)と。20年経って、あそこでようやく愛というものがわかってあのセリフを搾り出せたイニスは、そこまで言わないだろうと。真紅さまのおっしゃるとおり、直訳そのもののほうが、かえっていろんなものが伝わったと思います。あそこは、もっとも繊細でなければならないところですものね。
字幕というのも、なかなか難しいですね。
DVD、嬉しいです。9月が待ち遠しいですね。
[2006/06/22 00:06] URL | 武田 #qs0owOX6 [ 編集 ]
武田さん、こんにちは。コメントありがとうございます。私も手を振ってますよ~。
アン・リーもまさか自分のジョークが「絶好調だね」と訳されているとは夢にも思ってないと思います(笑)
BBMのパンフレットの最後に、字幕翻訳者の方(松浦美奈さん)の文章がありました。
彼女もまたBBMを愛し、本当に苦労して訳されていることもわかってはいるのですが・・。
「もっとも繊細でなければならない」、まさにその通りだと思います。
字幕翻訳は字数制限も厳しく、コピーライターに近い作業だ、と聞いたことがあります。
ホント、大変なお仕事ですよね・・。その分やりがいも大きいのでしょうが。
DVDでは吹替版もありますよね。私は普段は「絶対に」吹替えでは観ないのですが、ちょっと興味あります。
また遊びにいらして下さい。ありがとうございました。
[2006/06/22 01:07] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、おはようございます。
リクエストありがとうございました、私も前から書きたかったので、早速ジャック編をアップしました。と、早々にコメントありがとうございます。紹介のURLも確認済みです。
TBもさせていただきましたのでよろしくお願いします。
[2006/06/22 09:15] URL | びあんこ #w4Ib0zSU [ 編集 ]
びあんこさん、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
早速反応していただき、ありがとうございました。
こちらからもTBさせていただいたのですが、例によって届いてないかもしれません。
ココログ→FC2はOKなのに、逆はダメなんですよね・・。でもめげずにトライしますね。
では、また覗いてみて下さい。ありがとうございました。
[2006/06/22 09:55] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、レスありがとうございます。
TB,ちゃんと届きましたよ、嬉しいです。ご確認くださいね。どうして届かないことが多いのか残念ですが。
今後ともよろしくお願いします。
[2006/06/22 09:57] URL | びあんこ #w4Ib0zSU [ 編集 ]
び、びあんこさん!確認しました!!届いてるじゃないですか!!!感動・・うるうる。
しかし何故「時々」届くのでしょう??「いつも」届いて欲しい、ジャックのセリフじゃないけど。
ありがとうございました~♪
[2006/06/22 10:06] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こちらにも失礼いたします。

>“Truth is,sometime I miss you so much I can hardly stand it....”
“sometime”が本当は“always”なのだということはわかる

そうだったんですよねー!“always”だったんですよねー!だのに“sometime”としか言えなかったジャックを想うとなんとも切ないです。耳元であの声が聞こえてきそうです。だのに、次の朝11月まで会えないよ、なんか言われたらジャックがあれこれ訴えたくなるのも無理からぬことと想ってしまいます。

>20年間ジャックがどれだけイニスに恋焦がれたか

一口に20年といっても20年てほんと長いです。拙職場は20年勤続の人は表彰されるんです。イニスからジャックへのご褒美は“Jack I swear”だったんでしょうか。ならば尚更直接本人に言ってあげてほしかったと思わずにいられません。せめて、

>ジャックへの愛を胸に
>心の強さと魂の深さを持つこと

そう真紅さんがおっしゃるような後半生だったことを願うばかりです。

私は、つい感情が先にたって右往左往しがちなのですが、真紅さんはいつも的確に物事をとらえてらして納得させられることばかりです。次回のBBM記事楽しみにしております。また時期はずれの頃にコメント差し上げるようでしたら申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
[2006/06/24 18:27] URL | 沙斗魔 #- [ 編集 ]
沙斗魔さん、こちらにもコメントありがとうございます。
ジャックの20年を思うと、本当に辛いですね。何とかしてあげたかったです(号泣)
原作では、あの後ジャックがイニスの夢に出てくるようになった、とありますよね。
きっとイニスの思いは、天国のジャックに届いていると思いますよ。イニスも絶対、その後の生涯かけてジャックを愛したでしょう。
また何か思うところがあれば、BBMについて書きたいと思っています。まだまだ下山はしないですから!
いつでもいらして下さいね、お話できるの楽しみにしています。ありがとうございました。
[2006/06/24 21:21] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
真紅さん、こんばんは。
今さらですがBBM名セリフ編の記事を書きました。TBさせていただきましたのでよろしくお願いいたします(しかし前に書き込ませていただいたコメントでは‘ちょびっと’となっていますが、なんとも長大な記事になってしまいました・・・。なのに内容が浅い・・・イヤー)。
真紅さんの“I swear”考は、何度読んでも素敵です。<言葉にならない思いをずっと抱えて生きてゆくための強さと深さ>を必要とするときがいつかわたしたちにも来るかもしれません。イニスはジャックのおかげでそれを手にすることができたんですね。
いっつも同じこといってる気がしますが、あ~~~、また観たくなってしまいました~。
それではこの辺で失礼つかまつります。
[2006/07/06 23:54] URL | かいろ #- [ 編集 ]
かいろさん、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
"Jack,I swear.."に関してはまだまだ言い足りないです。これで満足、ということは無いかもしれません。
私もまたしつこく書くかもしれません。その時はお付き合い下さいね(笑)
これからそちらに伺いますね。TBもトライしてみます。
またお話しましょう、ありがとうございました。
[2006/07/07 09:31] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
 真紅さん、はじめまして
 こちらのブログも去年のBBMの初見時3月から覗かせて頂いてましたが、でコメントするのは初めてです、失礼しました、
 ゆきちさんのところで僕のコメントに同意見とのコメントを頂きまして、嬉しく思い、こちらを覗いたら(以前にも拝見していると思いますが)素晴らしいセリフの数々に、大変嬉しく、また僕もやはり同じセリフが特に好きなので少々驚きです、BBMは初見時からセリフが凄くいい!とは感じてましたが、「Jack,I Sear・・・」は真紅さ
ん同様このラストで、名作の仲間入りになったと僕は感じます、やはり映画のファーストシーンと特にラストシーンは重要ですよね、「I Wish・・・」と「sometime・・・」も特に好きです、sometimeがalwaysと思うと本当に切ないです、イニスは鈍感なのにジャックは優しいんですよね、イニスへの想いが伝わります、
 今でもBBMの場面を思い出したり、ブログを拝見したりすると少しウルッときますがまだまだこの映画の話題はしたいし、また色々な解釈があって謎の多い映画でもあります、
 最後に僕も映画好きなのでたまに寄らせてくだ
さい、先日見た「ブラッドダイアモンド」面白かったです。
 
[2007/04/23 09:43] URL | イニスJr #- [ 編集 ]
イニスJr.さま、初めまして!拙ブログへお越しいただき、コメントありがとうございます。
ずっと読んでいただいていたのですか~、ありがとうございます!
BBMはナレーションもなく、セリフも少ないのですが本当に名セリフが多いですよね。
全編名セリフです。そしてラストのイニスのセリフがこの「説明しない、様々に解釈できる」BBMという映画の全てを表しているかのようです。
字幕はひとつの解釈に過ぎませんよね。
この静かで力強い映画から何かを感じ取った私たちが、「何か」を言葉にしようとしてももどかしい思いが募るばかりなのは、言葉に出来ないところに真実があるからだと思います。
ラストのセリフはとってもリアルですよね。うまく言葉にできない、それが自然なことだと思うのです。
私も未だに考え続けているのですが、なかなか文章にできません。ずっと考えていたいから文章にしたくないのかも?
でもまたいつかBBMについて、記事にしたいと思っています。
いつでも、どの記事へでもコメント大歓迎です!今後ともよろしくお願いしますね。
ではでは、ありがとうございました。
[2007/04/23 10:15] URL | 真紅 #V5.g6cOI [ 編集 ]
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[2007/04/10 18:32] 藍空放浪記
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いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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