自分の「靴」で歩くこと~『イン・ハー・シューズ』
キャメロン・ディアスを初めて観たのは、確かジュリア・ロバーツ主演『ベスト・
フレンズ・ウエディング』だったと記憶している。ブロンドのショート・ヘア、碧い
瞳、大きくてキュートな口元、真っ直ぐで長い長い手足。主演のジュリアを完全に
喰ったその美しさは強烈な印象だった。その後の順調なキャリアはご存知の通り。
そのキャメロンが、自分自身の投影ともいえる役柄に挑戦し、見事な成功を収めて
いるのが本作だ。
マギー(キャメロン・ディアス)とローズ(トニ・コレット)は、幼い頃に実母を
亡くし、父と継母に育てられた姉妹。妹マギーは抜群の容姿で寝る相手には不自由し
ていないが、高卒後10年たっても難読症ゆえ定職にも就けず、自分に自信が持てない。
対する姉のローズは優秀な弁護士だが容姿にコンプレックスを抱え、これまた自分に
自信がない。つまり一見正反対の凸凹姉妹だが、中身は似た者同士なのだ。
そんな彼女達が自身の内面に向き合い、葛藤しながらもそれぞれの「道」を見つけ、
成長し自立してゆく、というストーリー。
居候の身で姉の彼氏と関係し、アパートを叩き出されたマギーは、マイアミに祖母
エラ(シャーリー・マクレーン!)がいることを知り、訪ねて行く。姉妹の住んでい
たフィラデルフィアのグレーな雰囲気と、陽光輝くマイアミとの対比が活きている。
嫌々ながらも祖母の暮らす高級老人ホームで働き始めたマギーは、盲目の元大学教授
や祖母の友人達との関わりの中で、自分が抱える問題に初めて向き合い、克服しよう
とする。この元教授とマギーとのやりとりが、本作で一番感動的な場面だ。
一方傷心の姉ローズは弁護士事務所を辞し、犬の散歩屋として悶々と暮らすが、彼女
もまた元同僚との「リハビリ」のような温かい交流を通して再生していく。ローズがフィ
ラデルフィア美術館の階段を犬達とともに駆け上がり、ロッキー・バルボアよろしく
快哉を叫ぶ場面も印象的だ。
この姉妹の描かれ方も素晴らしいが、何と言っても祖母を演じたシャーリー・マク
レーン。彼女も実の娘、つまり姉妹の母親を喪ったことで自責の念を抱えて生きてい
るのだが、その誇り高く自信に満ちた立ち姿は大女優の貫禄そのもの。キャメロン・
ディアスにも全く引けをとらない。孫達への慈愛のこもった眼差し、さりげない助言。
姉妹との交流の中で彼女もまた過去と向き合い、悲しみを乗り越えてゆく。
終盤、マギーがローズのために朗読するE.E.カミングスの詩がまた効いている。
詩を「朗読」することでマギーは自らのコンプレックスを克服したことを伝え、旅立つ
姉へのはなむけとする。私はもう大丈夫、自分の靴で歩いていける。ずっと愛してるよ、
今までも、これからも。涙ぐみながらも満面の笑顔となるローズ。よかったね。
この詩の日本語字幕が少し硬い(と思われた)ので、英語字幕にして自分なりに解釈
するのも、字幕オフにしてキャメロンの声をじっくり聴くのもいいかもしれない。
詩がリフレインされる中、車のヘッドライトが姉を見送るマギーに後光のように射し、
足元も軽やかに踊りの輪に加わるラストシーンは見事なハッピー・エンディング。
実際に姉妹がいて、確執があって、「こんな綺麗事じゃない」と思う人もいるかもしれ
ない。それでも自分の靴を見つけ、自分で歩き出す=自立するという本作のテーマは、
誰の心にも自然に響いてくるんじゃないだろうか。あなたが男でも、女でも。
(『イン・ハー・シューズ』監督/カーティス・ハンソン、
主演/キャメロン・ディアス、トニ・コレット、2005・USA)
フレンズ・ウエディング』だったと記憶している。ブロンドのショート・ヘア、碧い
瞳、大きくてキュートな口元、真っ直ぐで長い長い手足。主演のジュリアを完全に
喰ったその美しさは強烈な印象だった。その後の順調なキャリアはご存知の通り。
そのキャメロンが、自分自身の投影ともいえる役柄に挑戦し、見事な成功を収めて
いるのが本作だ。
マギー(キャメロン・ディアス)とローズ(トニ・コレット)は、幼い頃に実母を
亡くし、父と継母に育てられた姉妹。妹マギーは抜群の容姿で寝る相手には不自由し
ていないが、高卒後10年たっても難読症ゆえ定職にも就けず、自分に自信が持てない。
対する姉のローズは優秀な弁護士だが容姿にコンプレックスを抱え、これまた自分に
自信がない。つまり一見正反対の凸凹姉妹だが、中身は似た者同士なのだ。
そんな彼女達が自身の内面に向き合い、葛藤しながらもそれぞれの「道」を見つけ、
成長し自立してゆく、というストーリー。
居候の身で姉の彼氏と関係し、アパートを叩き出されたマギーは、マイアミに祖母
エラ(シャーリー・マクレーン!)がいることを知り、訪ねて行く。姉妹の住んでい
たフィラデルフィアのグレーな雰囲気と、陽光輝くマイアミとの対比が活きている。
嫌々ながらも祖母の暮らす高級老人ホームで働き始めたマギーは、盲目の元大学教授
や祖母の友人達との関わりの中で、自分が抱える問題に初めて向き合い、克服しよう
とする。この元教授とマギーとのやりとりが、本作で一番感動的な場面だ。
一方傷心の姉ローズは弁護士事務所を辞し、犬の散歩屋として悶々と暮らすが、彼女
もまた元同僚との「リハビリ」のような温かい交流を通して再生していく。ローズがフィ
ラデルフィア美術館の階段を犬達とともに駆け上がり、ロッキー・バルボアよろしく
快哉を叫ぶ場面も印象的だ。
この姉妹の描かれ方も素晴らしいが、何と言っても祖母を演じたシャーリー・マク
レーン。彼女も実の娘、つまり姉妹の母親を喪ったことで自責の念を抱えて生きてい
るのだが、その誇り高く自信に満ちた立ち姿は大女優の貫禄そのもの。キャメロン・
ディアスにも全く引けをとらない。孫達への慈愛のこもった眼差し、さりげない助言。
姉妹との交流の中で彼女もまた過去と向き合い、悲しみを乗り越えてゆく。
終盤、マギーがローズのために朗読するE.E.カミングスの詩がまた効いている。
詩を「朗読」することでマギーは自らのコンプレックスを克服したことを伝え、旅立つ
姉へのはなむけとする。私はもう大丈夫、自分の靴で歩いていける。ずっと愛してるよ、
今までも、これからも。涙ぐみながらも満面の笑顔となるローズ。よかったね。
この詩の日本語字幕が少し硬い(と思われた)ので、英語字幕にして自分なりに解釈
するのも、字幕オフにしてキャメロンの声をじっくり聴くのもいいかもしれない。
詩がリフレインされる中、車のヘッドライトが姉を見送るマギーに後光のように射し、
足元も軽やかに踊りの輪に加わるラストシーンは見事なハッピー・エンディング。
実際に姉妹がいて、確執があって、「こんな綺麗事じゃない」と思う人もいるかもしれ
ない。それでも自分の靴を見つけ、自分で歩き出す=自立するという本作のテーマは、
誰の心にも自然に響いてくるんじゃないだろうか。あなたが男でも、女でも。
(『イン・ハー・シューズ』監督/カーティス・ハンソン、
主演/キャメロン・ディアス、トニ・コレット、2005・USA)
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- 感情と記憶の永遠~『エターナル・サンシャイン』 (2006/06/08)
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いよいよ連休ですね~職場の人たちに、仕事で滞在した某ホテルの話をきいたら、ものすごくうっとり。そんな素敵な部屋にシングルユースで??なんでも、インテリアデザイナーが女性だったとかで、至れり尽くせりの快適さを誇っているのだそう。おお、夢が膨らむ~。そんなホ
2006-06-03 21:25 :
終日暖気
映画『イン・ハー・シューズ』は、比較的大きな規模の公開作品であるわりには、日本語字幕に固有名詞がバンバン出るので、へえ~珍しいなと思いました。普通だと、日本人にあまりなじみのない固有名詞は普通名詞や他の言葉に置き換えられたりするのですが、ターゲットを考
2006-06-15 03:08 :
海から始まる!?
キャメロン・ディアス主演のヒューマン・ドラマ「イン・ハー・シューズ」(2005年、米、カーティス・ハンソン監督、20世紀フォックス配給)。ディアス主演の作品といえば、あの愛すべきおバカ映画「メリーに首ったけ」(98年)をイメージしてしまう。しかし、本作は
2006-09-11 01:09 :
シネマ・ワンダーランド
靴をテーマにしている映画2つ。まずは、2002年のスペイン映画「靴に恋して」。
2007-05-18 13:58 :
ポコアポコヤ 映画倉庫
〔イン・ハー・シューズ/In Her Shoes〕2005年*アメリカ*ドラマ・コメディ私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。
2007-06-08 23:59 :
im like Heroin
『私たちは何度もすりむいて、自分だけの”靴”をみつける。』
靴のサイズ24.5cm、DNA、子供時代の悲しい思い出
それ以外に全く共通点のない姉妹
この姉妹に自分を重ねられない人は、いないだろうと観ていて思いました。
キャメロン・ディアスが演じる妹の
2008-03-16 18:44 :
☆彡映画鑑賞日記☆彡
友人のお勧めです。
ルックスはいま一つだけど利口な姉 vs 美人だけどバカな妹という組合せの姉妹が、
いろいろあってお互いが成長して認め合う成長物語、
って、絵に描いたような話らしいけれど、
どうなんでしょうねぇ。。。( ^ _ ^;
ローズはフィラデルフ...
2009-04-30 13:15 :
映画、言いたい放題!
私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。
【関連記事】
「イン・ハーシューズ」壁紙
2010-01-23 14:16 :
Addict allcinema おすすめ映画レビュー
コメントの投稿
真紅さま、こんばんは♪
TB&コメントいただきありがとうございました。
読ませていただきながら、(そうそう!そうそう!)と、自分の思いを総て真紅さまがきちんと文章にしてくださっているような気持ちになって勝手にまた感動しております!(自分じゃ書けませんもの~)
あのエンディング、素晴らしかったですね。
E.E.カミングスの詩を図書館へ探しにいってしまった私ですけど・・・。
そうそう、シャーリー・マクレーン扮する祖母もまた大きなものを乗り越えるんですよね。
どうにもならないことがあるけれども、それでも再生を果たし前を向いていく物語は素晴らしいですね。女優陣、みな完璧と思いました。
去年、映画館で見られず残念でした。
TB&コメントいただきありがとうございました。
読ませていただきながら、(そうそう!そうそう!)と、自分の思いを総て真紅さまがきちんと文章にしてくださっているような気持ちになって勝手にまた感動しております!(自分じゃ書けませんもの~)
あのエンディング、素晴らしかったですね。
E.E.カミングスの詩を図書館へ探しにいってしまった私ですけど・・・。
そうそう、シャーリー・マクレーン扮する祖母もまた大きなものを乗り越えるんですよね。
どうにもならないことがあるけれども、それでも再生を果たし前を向いていく物語は素晴らしいですね。女優陣、みな完璧と思いました。
去年、映画館で見られず残念でした。
武田さん、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
この映画を観たのは実はGW中なのですが、一ヶ月たっても一つ一つのシーンが頭の中にクリアに残っています。映像もとても綺麗でしたね。
私も映画館に行けなかった組です。上映館が少なかったですよね。
キャメロンは、よくぞ「賞味期限ギリギリ」の役をこなしたと思います。天晴れ。
惜しむらくは前半、黒のビジネス・スーツのトニ・コレットが「太った豚」(マギー曰く)に見えないこと。
顔が小さいから「この人のどこが太いねん」と正直思いました。後半、ラフな服装になっていくにつれてちょっと太めかなぁとわかりましたが。
詩の文化が生活に根付いてるって素敵ですよね。
また映画のお話して下さいね。ありがとうございました。
この映画を観たのは実はGW中なのですが、一ヶ月たっても一つ一つのシーンが頭の中にクリアに残っています。映像もとても綺麗でしたね。
私も映画館に行けなかった組です。上映館が少なかったですよね。
キャメロンは、よくぞ「賞味期限ギリギリ」の役をこなしたと思います。天晴れ。
惜しむらくは前半、黒のビジネス・スーツのトニ・コレットが「太った豚」(マギー曰く)に見えないこと。
顔が小さいから「この人のどこが太いねん」と正直思いました。後半、ラフな服装になっていくにつれてちょっと太めかなぁとわかりましたが。
詩の文化が生活に根付いてるって素敵ですよね。
また映画のお話して下さいね。ありがとうございました。
そっかー。私はそれほど感動しませんでした。というかさ、この物語は、この登場人物たちが悶々としてた時期があって、それが好転していくところを描いているのだからこれでいいんだろうけど、個人的には「こんなに上手くいくもんかいな」とか思っちゃったので、きっと私の人生が悶々としているのかもね、今(爆)!
チュチュ姫さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
この映画ちょっと長かったけど、ハッピー・エンディングでよかったわ。
私の人生もたいがい悶々としてるよ(苦笑)。人生いろいろさ・・。
元気出してがんばろー! また来てね♪
この映画ちょっと長かったけど、ハッピー・エンディングでよかったわ。
私の人生もたいがい悶々としてるよ(苦笑)。人生いろいろさ・・。
元気出してがんばろー! また来てね♪
真紅さま、こんにちはー!今更ですが、見ました☆
予想以上に面白くて良い映画でした。
真紅さまや、みなさんのコメント読みながら、そうそう!ってうなづいてました。
確かに「太った豚」には見えなかった・・・。そんなに太ってるって訳じゃないのでは?って思いました。
それと、賞味期限ギリギリの・・って処も、そうですよね、でも、上手に演じてました。
あの詩は、恥ずかしながら、訳がちと難しくて、私の頭では、す~っと理解出来ず、????ってなってしまいました。
悲しくも、英語も苦手で、原文でも理解出来ず・・・。
あの訳を、もうちょっと解りやすい翻訳にしてくれたら、もっと感動出来たのにな~と、思ったりしました。
予想以上に面白くて良い映画でした。
真紅さまや、みなさんのコメント読みながら、そうそう!ってうなづいてました。
確かに「太った豚」には見えなかった・・・。そんなに太ってるって訳じゃないのでは?って思いました。
それと、賞味期限ギリギリの・・って処も、そうですよね、でも、上手に演じてました。
あの詩は、恥ずかしながら、訳がちと難しくて、私の頭では、す~っと理解出来ず、????ってなってしまいました。
悲しくも、英語も苦手で、原文でも理解出来ず・・・。
あの訳を、もうちょっと解りやすい翻訳にしてくれたら、もっと感動出来たのにな~と、思ったりしました。
latifaさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
この映画ちょっと長いんですけど、いいですよね。女優陣が皆素敵です。
太ってないですよね~、アメリカで太ってるって言ったらアナタ・・って感じでした(笑)
キャメロン・ディアスも好きです、チャリエン3、やらないのかなぁぁ。
詩に関しては同感です!あれちょっと訳が固いですよね・・。
忠実に訳すとああなるのかもしれませんが。
でも、マギーが難読症を克服したんだ!っていう事のインパクトの大きさを示すには、あの訳でいいのかもしれませんね。
こんな難しい文章が読めるんだ、という・・・。
ではでは、後ほどお伺いしますね!
この映画ちょっと長いんですけど、いいですよね。女優陣が皆素敵です。
太ってないですよね~、アメリカで太ってるって言ったらアナタ・・って感じでした(笑)
キャメロン・ディアスも好きです、チャリエン3、やらないのかなぁぁ。
詩に関しては同感です!あれちょっと訳が固いですよね・・。
忠実に訳すとああなるのかもしれませんが。
でも、マギーが難読症を克服したんだ!っていう事のインパクトの大きさを示すには、あの訳でいいのかもしれませんね。
こんな難しい文章が読めるんだ、という・・・。
ではでは、後ほどお伺いしますね!
こんばんは 最初キャメロン演じるマギーにはイライラしました。
姉さんの彼氏を寝取る(`Ш´) マギー・・・てめえ・・・(怒)ふざけるな
祖母の 老人ホームでの老人たちとのふれあいで改心していくマギーは見直しました
目の見えない教授に詩を朗読するマギーは 自分の人生を真剣に見つめなおし 姉さんと和解。 教授は亡くなっけどマギーに 人生の大切さを 教えたことに 感動しました
姉さんも、 フィアンセに自分の妹の事を話せず 距離を置いて臆病になってしまい、結婚が危うかったけど、 どうにか 乗り越えられてよかった。
一番の見せ場 結婚式で 姉さんと姉さんのフィアンセとの結婚を盛り上げ、一世一代のイベントの立役者になった マギー・・・りっぱでした
姉さんの彼氏を寝取る(`Ш´) マギー・・・てめえ・・・(怒)ふざけるな
祖母の 老人ホームでの老人たちとのふれあいで改心していくマギーは見直しました
目の見えない教授に詩を朗読するマギーは 自分の人生を真剣に見つめなおし 姉さんと和解。 教授は亡くなっけどマギーに 人生の大切さを 教えたことに 感動しました
姉さんも、 フィアンセに自分の妹の事を話せず 距離を置いて臆病になってしまい、結婚が危うかったけど、 どうにか 乗り越えられてよかった。
一番の見せ場 結婚式で 姉さんと姉さんのフィアンセとの結婚を盛り上げ、一世一代のイベントの立役者になった マギー・・・りっぱでした
2011-10-31 20:22 :
zebra URL :
編集
zebraさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
この映画大好きです。。観たのはもう随分前ですが、心に残る映画でした。
姉妹のこういう関係って普遍的だと思うんですよね。
容姿にしても学歴にしても職業にしても、一番近い存在だから一番比べられ易いし・・・。
でも、その一番近い存在を大切にしてこそ、自分の人生も拓けるのだということを教えてくれる映画だと思います。
キャメロン・ディアズ、いい女優さんですね。典型的なLAガール、いかにもアメリカンなところが大好きです。
この映画大好きです。。観たのはもう随分前ですが、心に残る映画でした。
姉妹のこういう関係って普遍的だと思うんですよね。
容姿にしても学歴にしても職業にしても、一番近い存在だから一番比べられ易いし・・・。
でも、その一番近い存在を大切にしてこそ、自分の人生も拓けるのだということを教えてくれる映画だと思います。
キャメロン・ディアズ、いい女優さんですね。典型的なLAガール、いかにもアメリカンなところが大好きです。