見知らぬ女~『題名のない子守唄』
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 LA SCONOSCIUTA


 北イタリアの街にやってきたウクライナ移民のイレーナ(クセニア・ラパポルト)
は、金細工商を営む裕福なアダケル家の家政婦となる。彼女の目的は何なのか?
やがて、イレーナの周囲に不気味な影が落ち始める・・・。
 下着姿の仮面の女たちの「オーディション」という衝撃的な場面で幕を開けるこの
映画は、イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ6年ぶりの新作。冷たい灰色
の街並み、時折フラッシュバックされるイレーナの過去、彼女の謎めいた行動
観るものに緊張を強いる。ヨーロッパの移民社会の現実と、そこに巣食うおぞま
しいまでの搾取、そして「母性」という「後天的本能」を描いた、壮絶なサスペンス
音楽はご存知エンニオ・モリコーネ。

 映画を観た後は、いつもならすぐにでも感想が書きたい気分になる。しかし、
この作品はそうではなかった。イレーナのしたことや過去についていつまでも考
えさせられ、あまりの衝撃に鑑賞した夜はなかなか寝付けなかったほど。こんな
映画を観たのは本当に久しぶりだ。

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 イレーナはアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)に会ってしばらくは、固い
表情を崩さない。しかしテアが心を開き、信頼関係が生まれてからのイレーナは、
厳しすぎるほどの情熱を持ってテアに「強さ」を授けようとする。奴隷として生きる
しか術のなかった自分とは違う人生を、テアに与えるために。女は誰でも、子を
産んだだけで母性に目覚めるわけではないと思う。子と心を交わし、人生を共に
し、互いに「与え合う」ことで初めて、母性が生まれるのではないだろうか。出産を
経験していないアダケル夫人も、テアに深い愛情と母性を感じていたのだから。

 イレーナの時間は、恋人をゴミ廃棄場で見つけた日から止まっていたのだろう。
子を探し出して一緒にいたい、それは後に彼女自身が語ったように「父親に似ている
ところを探したかった」、自分と恋人が愛し合ったをこの目で確かめたい、という
願望に過ぎなかったように思う、母性ではなく。

「ああしないと私は死んでいた」意識のないジーナに語りかけ続けたのは、イレーナ
なりの贖罪であり、神を知らない彼女の懺悔だったのだろう。女が、「産む性」とし
ての「女性」性を食いものにされ、尊厳を踏みにじられながら搾取される世界。あま
りにも悲惨なイレーナの過去に、感情移入する余地はなく、涙も出ない。

 様々な伏線が徐々に収束し、「黒カビ」が付けていたネックレスの刻印で真実が明
かされる仕掛けは圧巻。しかしわからない部分もある。イレーナは、忌まわしい
記憶であるはずの赤いハイヒールを、どうして後生大事に持っていたのか。植木
鉢と同じように、そこに何かが隠されていたのか? ジーナは初めから意識はあ
ったのか、イレーナがジーナにしたことはに問われたのか? 時折、意味あり
気な暗い表情でイレーナを見ていたアダケル氏は、何かを知っていたのか。イレ
ーナが電話口で歌った子守唄を聴いて、管理人は何に気付いたのだろう・・・。

 ラストシーン、この容赦なく哀切な物語の中で初めて、明るい太陽の日差しが
イレーナを包む。エンニオ・モリコーネの美しい旋律が流れるエンドロールに、
初めてがじわりと溢れた。

『題名のない子守唄』監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ/2006・伊/
       音楽:エンニオ・モリコーネ/主演:クセニア・ラパポルト
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テーマ:考えさせられた映画 - ジャンル:映画

【2007/10/04 09:00】 | 映画 | トラックバック(20) | コメント(30)
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コメント
真紅さま~こんにちは!
うん、うん、謎多い映画でしたよね。
私が一番気になったのは、植木鉢だったのですが、結局あそこには、何も無かったんですよね・・。私も2度見たかったんだけど、それはやっぱり辞めて、両親が私の後に見に行く際に、植木鉢に注目してきて!って頼んだんです。でも、やっぱり解らなかったとのこと。
結局、小さな植物を大切に育てる様な優しい人であり、たとえ一度枯れてしまっても、何度もトライする・・って性分を見せたかったのでは?と母談。

非常に重い映画で、後を引きました。
つい最近、BS2で「カーサ・エスペランサ」を放映してたのを見たばっかりなのですが、ちょっとそれと、この映画と、違うんだけど、考えさせられ、重なる部分が少しありました・・・
【2007/10/04 09:54】 URL | latifa #SFo5/nok[ 編集]
真紅さん、こんにちは~
忙中閑ありあり、で今日はお休みです。
この作品は観ていないのですが、真紅さんの文章に引き込まれて読んでしまいました。
是非観てみたいと思います。
>子と心を交わし、人生を共に し、互いに「与え合う」ことで初めて、母性が生まれるのではないだろうか~
その通りだと私も思います。
産んだだけでは母としての心が育つとは言い難いですよね。
確かな母性は逆に子によって育てられる部分が大きいと思います。
母親という自覚も同じ。
子と共に暮らしていても「母親」でない心が、今世間では痛ましい事件となっている報道が後を絶ちませんね。
本来誰もが持っているはずなのに、育たない事もあるなんて複雑で難しいですね。
10/1を期に、「お気に入り」を作りました。真紅さんのところもリンクさせて頂きました。
たった二時間の一本の映画を数日に分けて観たりする落ち着かないこの頃ですが、なんとかのろのろでも更新していきたいと思っております。
今後もどうぞよろしくお願いしたします。
【2007/10/04 11:03】 URL | fizz♪ #0HzTjQFo[ 編集]
latifaさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます。
植木鉢の解釈は、お母さまの説が有力かもですね。
でも、じゃあイレーナはお金をどこに隠したの?という疑問が出てきます。。
なんか、謎だらけ・・監督に聞いてみたい!
うちの母も観たがってるんですよ~。私が観たときも、年配の方が多かったです。
本当に、重く辛い映画でしたね・・。
『カーサ・エスペランサ』は気付きませんでした、どんな映画なんだろう?
是非観たいです。ヨーロッパには、私たちの知らない影の部分がたくさんありそうですよね・・。
ではでは、またお伺いします~。
【2007/10/04 13:56】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
fizz♪さま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
この映画、是非ご覧下さいね。かなり衝撃的な内容(R-15です)ではありますが、力作ですよ。
主人公の行動の理由が「母性」だとされている方が多く、私のような見方は少数意見だと思います。
確かに、本能としての母性っていうのは絶対に存在するとは思うのですが(自然の摂理として)、後天的に生まれる母性の方が子育てに於いては大きく作用すると思うんです。
子によって育てられる・・本当にその通りですね。
fizz♪さまは、ご覧になってどう思われるでしょうか。
また感想聞かせてくださいね。

相互リンクのご連絡もありがとうございました。
ブログはどうぞマイペースで、できるだけ続けて下さいませね。
私もできるだけ長くお付き合いさせていただきたいと思っています。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!ではでは~。
【2007/10/04 14:09】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さんTB&コメントありがとう。
私もこの映画は数日間私の中でゆらゆらしながら、やっと書け田という感じでした。赤いハイヒール…過去につながるもの。過去への楔でもあったのではないかしらって思いました。それとアダゲル氏は、イレーナに心動くものがあったんではないかしら、それと薄々移民である彼女の過去は感じていたのかもしれませんね、劇場でもリピータ鑑賞サービスをしていたけど、これは直ぐに見るにはきついですよね。
【2007/10/04 17:14】 URL | シュエット #-[ 編集]
シュエットさま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
赤いハイヒールだけが、イレーナの荷物の中で浮いていたような気がしたんですよ。
警察も、車中で発見したとき妙な感じがしたでしょうね。
アダケル氏は最後まで言葉少なで、でもイレーナに対して何か思うところがありそうでしたよね。
半券は勿論とっていますが、もう一度・・となると躊躇しますね、観たいけど辛いところです。
ではでは、またお伺いします!
【2007/10/04 19:10】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さん、こんばんは。
わたしはイレーナの強い母性の物語だと思っていましたが、

>自分と恋人が愛し合った証を~

という件で、なるほどなあと思いました。
たしかにあれだけテアを探していたのは、9番目の子供である彼女だけがあの恋人との子だと確信していたとイレーナは言ってましたものね。
わたしもそんな壮絶すぎる過去に固まっていましたが、ラストは涙が出ました。
あのシーンだけが救いでしたね…。
こちらからもTB送らせてもらいます♪
【2007/10/04 22:07】 URL | リュカ #-[ 編集]
リュカさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
私も、強い母性の物語だと思いましたよ。観ていて頭に浮かんだのは、やはり「母性」という言葉でした。
ただ、イレーナが子に会いたいと思った最初の動機は、恋人の面影探しだったんじゃないかな、と思うんです。
テアに会って心を交わした後は、イレーナも強い母性を感じていたと思います。
でもそれは、アダケル夫人も同じだと思ったんですよ。アダケル氏も。
だから「後天的本能」っていう言葉を使ったんです、正確かはわからないですけど・・。
ラストは救いがあってよかったですね。ずっと文通が続いていたんだな~と思いました。
またお伺いしますね、ではでは!
【2007/10/05 00:37】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さん、こんばんは。
そうなんですよ。私の認識している”母性”という言葉は、この映画の解釈には何となくそぐわない気がしたのです。
広義的には、母性といえないこともないんですが・・。
少なくとも、我が子を探そうとしたのは、死んでしまった愛する人の子どもだからというのが理由で、それは母性というのとは違う気がします。
そんなことに思いを巡らしたことも含めて、味わい深い物語でしたねー。
【2007/10/05 02:30】 URL | かえる #LkZag.iM[ 編集]
かえるさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
私も、考え過ぎなのかもしれませんが、イレーナの行動は母性だけでは説明がつかないように思いました。
テアと心が通ってからの彼女は母性が炸裂していたとも思うのですが(あの「縛り」も含めて)、やはり最初の動機は恋人との愛の証を見たかった、ということだと私も思います。
本当に、考えさせられる映画でした。女性には辛い物語でもありますが・・・。
ではでは、またお伺いしますね!
【2007/10/05 09:35】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さん、こんばんは。
TB&コメントありがとうございました。
確かに謎が残る作品でした。
あの鉢植えはとても気になりましたよね。
子供を産んだからといって即母性が生まれるとは限りません。
私も最初はテアを通して恋人の面影を確かめたかったのかな、と思いました。
イレーナの辛さもわかりましたがアダケル夫人も気の毒でしたね・・・。

【2007/10/12 22:56】 URL | sabunori #JalddpaA[ 編集]
sabunoriさま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
あの鉢植え、絶対お金を隠しているんだ・・と思っていたのですが。
イレーナは、テアに初めて会ったとき戸惑っているように見えました。
アダケル夫人にも、母性は感じたんですよ。だから私もとっても気の毒に思いました。
映画の半券は、もう使うことはなさそうです。
ではでは、またお伺いしますね。
【2007/10/13 01:49】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅様はじめまして モンゴメリ・クリフトを検索しているうちに こちらに…私もこの映画にワシズカミされた者の一人です。又私もこの彼女のテアを求める行動の支柱がいわゆる《母性》とは違うもの…と思っている者の一人です。赤いハイヒールについては 暴力的性と極限の快楽との日々の象徴である と解釈しています。人間はどんなに端から「惨めな生活 ひどい境遇」と思われていても その中で一筋の光があれば笑いもします。彼女が本当の男の愛を受けるまでは 少なくとも 黒カビの独占欲により 彼をかしづかせ 笑いながら赤いハイヒールをはかせた日もあったのです。彼女に対する同情は衝撃と共に…ですが 彼女は決して理性的・知性的人物ではありません。弁護士 検事との答弁にその彼女の人物像をシッカリとらえているところに トルナトーレ監督の隙間の無い力を感じました。彼女の過去の象徴である赤いハイヒールは赤い苺とワン・セットです。又植木鉢は彼女の長い間欠乏していた真の生の象徴だと解釈しています。ですから彼女は必死に植木鉢を枯らせたくないと植え替えていたのでしょう。自分でも気付かずに…。始めてコメントさせて戴いて長くなりゴメンナサイ 又覗かせて下さいね
 
【2007/10/14 19:45】 URL | Maria #yV9yENc2[ 編集]
Mariaさま、初めまして。ご訪問&コメントありがとうございます!
検索から来ていただいてコメントいただくことはめったにないので、とってもうれしいです。ありがとうございます。
さて。この映画で一番私がわからなかったことは、イレーナがどうして赤いハイヒールをずっと持ち続けたんだろう?ということでした。
忌まわしい記憶を思い出させるはずのものなのに・・、と不思議でした。
赤いイチゴとワンセット・・・。う~ん、深い解釈ですね。。
植木鉢には、やはりお金は隠してなかったのですね。(←しつこくてすみません)
もう一度観ると、もっといろいろと見えてくるものがある映画だと思います。
物凄く考えさせられる作品ですよね、これは監督の力量、さすがです。
またいつでも、古い記事でもコメント大歓迎ですので。
今後ともよろしくお願いします。ではでは~。
【2007/10/15 08:45】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さま、こんばんは。
真紅さまは、とっても深く考え込まれたのですね。素敵です。
私は、あの植木鉢は、育てても育てても枯れてしまう、彼女の産む性のように感じました。
外から見た時にすぐ分かるように、そしてそこに生き生きとした人間が住んでいるように思えるための偽装であったと思いますが・・・

赤いヒールですが、彼女にとっては忌まわしい記憶ですが、彼女がいかに何も持たない人間であるか、ということを思い巡らされ、私は涙してしまいました。・・・
薄汚れたシンデレラのように、夢をそこに見つけようとしたのでしょうか?
【2007/11/02 03:14】 URL | とらねこ #.zrSBkLk[ 編集]
《TB》という 技術をヤット憶え 嬉しくなっているところです。
TBさせて 戴きます。 新しいテンプレートとっても可愛くて 素敵!
雪の結晶がクルクル落ちてくるところもイイですね。
もうすぐ Christmas… 早い一年です。
私の方にもどうぞTRなさって下さい。
【2007/11/02 07:46】 URL | Maria #MlY0asYk[ 編集]
とらねこさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
『ニューシネマ・パラダイス』を再見した直後だったので、トルナトーレのあまりの作風の変化に衝撃を受け、考え込んでしまいました。
育てても育てても枯れてしまう・・・、本当にそうですね。
私は「お金の隠し場所」とばかり思ってしまいました(泣)。
窓の外に出していたのは、偽装でもあったという風には思いましたが。
グレーや黒の持ち物ばかりの中で、あのヒールだけ浮いていましたね。
捨てたい過去と取り戻したい過去の中でしか生きられなかったイレーナ。哀しみでいっぱいな映画でした。
後ほどお伺いしますね、ではでは。。
【2007/11/02 12:11】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
Mariaさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
私も、ブログ始めてしばらくは何もわかりませんでした。
少しずついろいろトライすると楽しいですよ~。
テンプレートは、年一回この時期だけ変えるんです。とっても気に入ってるので、褒めていただき嬉しいです♪
本当に、一年早いですね。。
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
【2007/11/02 12:14】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さん、こんにちは♪
クリスマスも過ぎてしまいましたが、いかがお過ごしだったでしょうか?
私、真紅さんのレビューを拝見して自分が感想で全く触れていなかった部分を思い出しました。
それはアダケル夫人のテアへの愛情です。
彼女もまた実際にお腹を痛めたわけではないテアに対して母性を目覚めさせられ育ませていったのでしょうね。
この作品、産む性をもつ女性の方が心と身体を通して感じることが多いように思いました。
【2007/12/26 11:36】 URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集]
ミチさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
クリスマス連休はもう、バタバタでした。。これから年末年始はますますバタバタです。あ~、溜息。。

さて。イレーナの思いが母性として語られることの多いこの作品ですが、私はアダケル夫人の哀しみも強く感じました。
確かに、女性のほうが思うところが多そうな作品ですよね。。
理屈ではない悲しみや痛みを内包した映画でした。だから再見するのは同じ女性として勇気が要りますね。
ではでは、またお伺いします!
【2007/12/26 19:55】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
真紅さま おはようございます。
先日はあたたかいお見舞いのコメントをありがとうございました。
なんとか復活したのでごあいさつに・・・。

さて,この作品は「感涙の母子もの」かと期待もしながら観たのですが
初見時は,衝撃が大きすぎて,何の感想もわきませんでしたね。
でもきっと見返すごとに,じわじわと感じるものが増えてゆく作品のような気もしました。
植木鉢のなぞ,私も気になりました。
ジーナに署名させてたわけとかも・・・。
ラストのさわやかさは,さすがこの監督さんで
あれがなかったら,後味が悪すぎて,評価が下がっていたかもです。
でもとても好きな作品のひとつになりました。
【2008/06/01 09:28】 URL | なな #-[ 編集]
ななさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
お身体のほうはもう大丈夫なのでしょうか? ご無理のないように、お大事になさって下さいね。

初見時に衝撃が大きすぎた、よ~くわかります!
この映画、言葉もでないくらいですよね。
DVDで何度か観られたのですか?
公開時、「2度目は千円キャンペーン」というのを劇場がやっていたのですが、とても再見はできなかったです。
ジーナの署名は、テア名義?の貯金をジーナがしていたことと関係するのですよね?
あの一陣の風のようなラストは、見事でした。
ではでは、後ほどお伺いします~。
【2008/06/02 09:21】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
TBありがとう。
僕もサスペンスミステリーとしてみれば、伏線の張り方が錯綜しすぎているんじゃないかな、と思います。
でも、巨匠が、こういうテーマに挑戦するのが、いいことだと思います。
【2008/06/25 23:01】 URL | kimion20002000 #fOhGkyB.[ 編集]
昨日は突然失礼致しました。TBどうも有難うございます。
正直言って驚かれたでしょ…真紅さんは韓国映画は観られませんか?
結構いい作品もありますので是非…例えば最近観た「オアシス」なんか。。
聞いてないですね…ごめんなさい!

この作品ですが…劇場に足を運んで観てきました。
ブログには載せてませんので持ってきてしまいました(笑)↓リンクできるかな?
[http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328134/rid109/p0/s0/c0/]
【2008/06/26 07:15】 URL | sanae #-[ 編集]
kimion20002000さま、こんにちは。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
東欧から西欧諸国への人身売買は、大きな社会問題のようですね。
それを背景にした、辛いけれど観るべき映画だと思います。
ではでは、またお伺いします。
【2008/06/26 14:34】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
sanaeさま、こちらにもコメントありがとうございます。
こちらからまだお伺いできていなくて、TBだけ先に飛ばしてしまいました、すみません。
韓国映画も好きで、よく観ます。一時期は韓国映画「しか」観ていませんでした(笑)。
『オアシス』もちろん観ています。ソル・ギョングさんのファンなんです。

リンク先の感想、拝読しました。
かなりショッキングな映画でしたが、完成度は高かったですね、さすがです。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!
【2008/06/26 14:38】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
赤いハイヒールは、たとえどんな過去でも
自分が生きていたという証
植木鉢は家庭や生きていることの憧れ
アダケル氏はイレーナに好意を持っていた
管理人は子守唄を聴いて、テアとイレーナの関係に気づいた(実際には親子じゃなかったけれど・・)

そんな風に観ていました
彼女の行動は、ある意味すごく迷惑な話なのですが、誰かに大切にされ愛されて育った娘なら、こんな人生にはならなかった・・・
それでも、きっと本当に愛する人が見つかるまでは黒カビの元でも幸せを感じていたのかもしれない・・・

テアの存在は
彼女の人生を大きく変えていくはず
ラストの二人がそれまでの月日とこれからを感じさせてくれたことで、少しだけ救われた気がしました
【2008/11/25 22:21】 URL | D #k0GcsowQ[ 編集]
Dさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
この映画は、ミステリアスな展開で目が離せませんでした。
赤いハイヒールが自分には謎だったんですよ・・。
あと、植木鉢も。結局あれは、お金の隠し場所ではなかったのですよね。
管理人さんが意識があることにも驚き・・・。
たくさんの謎を含んだ作品だったと思います。

しかしラスト、一瞬の風が吹いたような爽やかさでしたね。
全てを「ちゃら」にできそうなくらいの・・・。

ではでは、後ほどお伺いします。
【2008/11/26 09:14】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
なるほど~!母性ではなく愛ってのはなんか
すっごくすっごくなるほど~!ですっ!
確かに母性がゼロだったとは言いませんが、
やっぱり好きな男性の子って母性とは
また違った意味の感情がきっとあるんじゃないかなぁ
って思うんですよね。
特にそれまでが地獄のような人生だっただけに
映像にもあらわれていたようにすごくキラキラした
時間だったんだろうなぁ~。
そう思うとなお切ないんですよね。
【2009/12/15 21:51】 URL | miyu #-[ 編集]
miyuさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
主人公の女性の感情は、母性とはちょっと違うんじゃないか、と私は思ったんですよ。
この映画の宣伝は「母性」を全面に押し出す感じだったので、ちょっと違和感がありました。
昔、友人が「子どもが欲しいわけじゃない、好きな人の子どもが産みたい」って言ったことがあり、強烈に印象に残っています。
誰でも、人生の中で一瞬でも、キラキラした時期があるんですよね。
そういう時があるからこそ、長くて辛い人生を歩き通せる。。
な~んて、ちょっと暗いかな、アタシ(笑)。
でも、基本的に人生は素晴らしい、と思っていますよ!
後ほど伺います。
【2009/12/16 21:40】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集]
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     = 『題名のない子守唄』  (2006) = 北イタリアのトリエステ。 この街にやって来た一人の女性、イレーナ(クセニア・ラパポルト)。 ウクライナ出身という彼女の過去も、ここへやって来た理由も、誰一人として知らない。 やがて、彼女は貴金 サムソン・H・トマトマスバーガーの限りなく映画【2008/09/23 13:36】
『題名のない子守唄』\'06・伊
あらすじ北イタリアのトリエステにやって来た異国の女イレーナが金細工の工房を営むアダケル家のメイドに雇われる。それは周到に策を講じて、手に入れた念願の職場だった・・・。感想ヨーロッパ映画賞、観客賞受賞。監督賞、主演女優賞、撮影賞ノミネート。『ニュー・シネ... 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ【2008/10/19 07:03】
題名のない子守唄
題名のない子守唄 ¥3,591 イタリア 2006年 クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ、ピエラ・デッリ・エスポスティ、アレッサンドロ・ヘイベル、クララ・ドッセーナ、アンヘラ・モリーナ、マルゲリータ・ブイ、ピエルフラン 映画を観よう【2008/11/25 22:06】
題名のない子守唄
 『女は 哀しみを食べて 生きている』  コチラの「題名のない子守唄」は、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督のR-15指定のミステリーです。  ウクライナ出身のイレーナ(クセニア・ラパポルト)、北イタリアの... ☆彡映画鑑賞日記☆彡【2009/12/15 21:51】
題名のない子守唄
北イタリアの港町を舞台に、忌まわしい過去を抱える美しきヒロイン、イレーナの愛と謎に満ちた物語を描く。監督はジュゼッペ・トルナトーレ、キャストはクセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ他。 <あらすじ> 北イタリアのトリエステに Yuhiの読書日記+α【2011/02/07 22:42】
真紅のthinkingdays


いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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