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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

自然と動物を愛した女性~『ミス・ポター』

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 MISS POTTER


 世界で一番有名なウサギ、ピーター・ラビット。青い上着を羽織ったこの茶色い
ウサギの食器や絵本はいくつか持っているけれど、彼の生みの親である英国の女性
作家ビアトリクス・ポター
についてはほとんど知りませんでした。
20世紀初頭のロンドン湖水地方を舞台に、中産階級に生まれた一人の女性が人気
絵本作家として世に出、心の故郷である湖水地方の保存に半生を捧げる様を描いた
佳作。とっても素敵な作品でした、超オススメです(特に女性に、かな)。

20070924233416.jpg

 裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ったであろうビアトリクス(レニー・ゼルウィ
ガー)
は、「夫人」ではなく「アーティスト」として生きる道を選び、30歳を過ぎても
独身のまま。閉鎖的で階級社会であった当時の英国において、彼女はとてつもなく
強靭な意志の持ち主だったのでしょう。編集者ノーマン(ユアン・マクレガー)の姉、
ミリー(エミリー・ワトソン)の言う「女は独身の方が人生を楽しめる」という言葉も、
当時はとても突飛な考えだったと思われます。ミリーが新進の気風を持つ女性だっ
たことは、タイを締めたマニッシュな彼女の服装からも窺えました。

 独身主義者だったビアトリクスの心を捉えた編集者ノーマン。彼を演じたユアン・
マクレガーが素敵!
付け髭はちょっと似合ってなかったけれど、見張り役のおばあ
ちゃんミス・ウィギンを眠らせて、ビアトリクスの手を取ってダンス、そしてあの
声で唄うのですわ・・。

♪When You taught me how to Dance...

20070924233528.jpg

 90分少々というすっきりした尺で気軽に楽しめる映画ですが、細やかなこだわり
は随所に見られます。衣装やプロダクションデザインはもちろん、20世紀初頭の馬車
生活風俗など、完璧と思えるほど再現されていて素晴らしいです!英国ではお約束
のお茶が供される茶器も、ウェッジウッドのものが使用されていました。加えて、
湖水地方の風景のなんと美しいこと・・・。開発業者の愚行を制し、農地の保存に尽力
したビアトリクスは、真の意味で「新進の気風」の持ち主だったのでしょう。彼女の画
に語りかけるウィリアム(ロイド・オーウェン)とは、自然とそこに生きる動物を愛す
る「同志的友愛」関係
だったように思います。ビアトリクスの描く画が動くアニメ
文句無しのかわいらしさ。そして登場人物たちがやたらと「エクストラオーディナリィ!」
「エクセレント!」
と言うのが何か可笑しかった。

 主演のレニー・ゼルウィガーは、製作総指揮も兼ねたはまり役。彼女は女優さん
としては地味な顔立ちなので、タイプキャストされることなく様々な役にフィット
しますね。テキサス生まれなのに、ブリジット・ジョーンズといい今回のミス・ポター
といい、英国女性の役もすっかりお馴染みです。

 そしてエンドロール。ロールアップする文字に、ピーターラビットの絵本や食器
に書かれている字体
と同じものが使われており感動モノです。ビアトリクスが絵本
の書体にまで言及する場面がありましたが、この映画の製作者がアーティストとし
ての彼女の精神をリスペクトしている事が窺え、それ故に、小品ながら心に沁みる
素晴らしい映画が出来上がったのだと感じました。

(『ミス・ポター』監督:クリス・ヌーナン/製作総指揮:レニー・ゼルウィガー
      主演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー/2006・英、米)
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テーマ : ミス・ポター
ジャンル : 映画

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ミス・ポター
ミス・ポター MISS POTTER 監督 クリス・ヌーナン 出演 レニー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー     エミリー・ワトソン ビル・パ...
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ミス・ポター
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2010-06-24 02:11 : ノルウェー暮らし・イン・London
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真紅さま~こんにちは!
湖水地方の美しさや、美しい英国の暮らしぶり?や、可愛らしい恋愛模様、ピーターラビットのカワイイ絵など、色々楽しませてもらえる映画でした。

うわーっ!!またまたトリビアを☆
まずは、レニーさんって、テキサス産まれなんですか?知らなかった・・・。

それと、ラストのエンドロールの文字が、ウェッジウッドの食器や絵本の字体だったんですか??
うぬ~~~!気がつかなかった!
細かい処をちゃんと逃さずご覧になられていらっしゃるわー。
2007-09-25 10:08 : latifa URL : 編集
真紅さんコメントありがとう
あの絵を見たら、何故か涙が止まりませんでした。きっとあの絵の中に、ビアトリクス・ポターのピュアな心が映し出されていたのでしょうね。
とにかく良い映画でした。今のところ僕の今年のベストワンであります。
2007-09-25 11:09 : ケント URL : 編集
お邪魔します~
湖水地方素敵でしたね。
観ている自分まで気持が澄み切ってくる
ようでした。
短い時間でしたが丁寧に作られたという感じがしますよね。個人的にはユアンの歌声が聴けたのが良かったです・・・笑
そういえば、レニーはブリジット~でバニー姿になっておりますよね。こんな風にウサギつながりになるとは思っていなかっただろうな・・。
2007-09-25 13:11 : みみこ URL : 編集
真紅さんTB&コメントありがとう。同じ食器をお持ちとは…息子の時は出産祝いで戴いたんですよ。妊娠中「ファミリア」にいく度に欲しいなって思っていたら…嬉しかった!。我が家は毎日普段使いで子供たちの食器で使ってましたよ。真紅さんキチンとレビュー書かれてる!私は、詳細はサイト見て!劇場で観て観て!で 「良かった!良かった!」でこれ以上言うことなしです。やはり、これは劇場で観て欲しいですよね。
2007-09-25 13:38 : シュエット URL : 編集
latifaさま、こんにちは~。コメント&TBありがとうございます。
本当に、美しいものがいっぱいで楽しめる映画でしたね~。
そうなんです、レニーさんはアメリカ南部の方なんですよ。
だからアクセントは、相当訓練されているようですね。
『ブリジット』の本読みのとき、最初は「エリザベス女王のようなしゃべり方だった」とヒュー様がおっしゃってました(笑)
エンドロールは、私じっくり見るのが好きなんです。
文字が上がってきたとき、あっと声を上げそうになりました。
ビアトリクスが書体にこだわっていたのが印象的だったんです。
ではでは、またお伺いします~。
2007-09-25 13:46 : 真紅 URL : 編集
ケントさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
本当に、ビアトリクスの美しい心が素晴らしかったですね。
その心に感応されたケントさまも素敵です!
ベストワンですか、私もかなり上位だと思います!いい映画でしたね。
ではでは、またお伺いします。
2007-09-25 13:48 : 真紅 URL : 編集
みみこさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます。
湖水地方、今でもあの景観が残されているとは奇跡に近いことですね、素晴らしいです。
行ってみたいな~。。
私もユアンの歌声には惚れましたわ・・。あの歌がね、耳に残りますよね。
バニー姿、そういえば見たような?!?!
でもどんな場面だったか忘れてしまっています。
英国女性がすっかり板に付いたレニーさんですね。
ではでは、またお伺いしますね。
2007-09-25 13:51 : 真紅 URL : 編集
シュエットさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
私は貧乏症なので(実際貧乏ですが、笑)、大事に食器棚にしまっています。
確かに、もうこれは映画館で観て欲しい、観てもらったら言うことない!っていう映画ですね。
あの風景なんて説明できませんよね。。
感想は、半分以上自分のために自然に書いています。
いい映画だな~と思ったら自然といろいろ書きたくなってしまうんですよね。
またいい映画に出逢ったらお話したいです。
ではでは、またです~。
2007-09-25 14:00 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。

とても優しい映画でしたね~
観ている間は盛り上がりに欠けて物足りなく思ったのですが、だんだん心に染みてきました。
というのも、先日ラジオでこの映画の音楽が流れたらジーンとしたの!
ビアトリクスとノーマンには幸せになってもらいたかったなぁ~
レニーとユアンは相性がいいですね。
二人が共演した『恋は邪魔者』が観たくなりました~♪
2007-09-25 18:15 : 由香 URL : 編集
由香さま、こんにちは~。こちらこそコメントとTBをありがとうございます!
コンパクトな映画ですし、波乱万丈ってわけでもないので物足りなく感じられたのでしょうか?
あの音楽はね、いいですよね~。。エンドロールでも、ユアンの声で流れたらよかったのに♪
私は『恋は邪魔者』未見なんですよ。どんな映画なんだろ~。。
ユアンの魅力にも気付かせてくれた作品でした!
ではでは、またお伺いします~。
2007-09-25 19:42 : 真紅 URL : 編集
真紅さま,こんばんわ
私もTBさせていただきますね。
この映画,冒頭の透明感溢れる絵の具を混ぜ合わせるシーンから,すっかり引き込まれてしまって,淡々とした味わいながら,ずっと退屈せずに素敵な世界に浸ることができました。
私は繊細な演技をする男優さんがことの他好きなのですが(ジェイク,レイフ・ファインズ,トビー・マグワイア,ギャスパー・ウリエル,キリアン・マーフィなどなど)この映画を見て,ユアンも私のお気に入りに入っていただくことに決めました!ノーマンのような,一途で純真で,そのくせ世渡りの下手なヒトって,すごく母性本能をくすぐられるのですよ。
ピーターラビットは特にマニアではないのですが,これからはあの可愛いグッズを見るたびに,この愛すべき作品を思い起こすと思います。
2007-09-25 20:31 : なな URL : 編集
ななさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
こちらからのTBは不調のようですみません。
時々、ココログさんには届かないことがあるのです。理由はわからないのですが・・。
さて。冒頭のシーンからして上質の映画でしたね!
私も今まで、ユアンって「そこらにいそうな普通の兄ちゃん」というイメージだったのですよ~。
この映画で初めて「素敵」と思いました。ピーターに魔法をかけられたのかしらん。。
私は、結構極端な演技を見せてくれる俳優さんが好きかもです。なりふり構わぬなりきり演技が好きです。
ななさまの記事で、タオルもピーター・ラビットのものがあると思い出しました。
こんな素敵な作品に出逢えて、お互い幸運でしたね。
ではでは、またお伺いします~。
2007-09-25 21:50 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは。
いつもTBとコメントありがとうございます。
ピーター・ラビットは言うに及ばず、
主演2人から風景、小物に至る細部まで、ただの1つも見落とさず、忘れまいと(笑)
最初から最後まで目をしっかり見開いて観ていました。
この作品で、今まで何とも思ってなかったユアンに注目する方が多くて、
わたしは彼の何者でもないのに、とっても嬉しくなってます。
今後も機会があったら、是非ユアン出演作mご覧になってみて!
きっと演技の幅の広さと、いつも変わらない少年のまなざしに驚くと思いますよ。
2007-09-25 23:11 : 悠雅 URL : 編集
悠雅さま、こんにちは~。こちらこそコメントとTBをありがとうございます。
私も、ずっとずっと観ていたかったです。素敵な作品でしたね・・。
やはり、皆さんこの作品のユアンはいい!と思われるのですね♪
私も、何回も書いてますが今まで『トレスポ』からユアン作品は結構観ているつもりですし、作品自体好きだな~と思うものもあるのですが、ユアンにはさほど魅力を感じてなかったんです。
「そこらにいる普通の兄ちゃん」という感じで。。ごめんよ、ユアン。。私がバカだったよ。。。
何かオススメ作品あったら、また教えて下さいね♪
ではでは、またお伺いしますね~。
2007-09-26 09:28 : 真紅 URL : 編集
真紅さん トラコメありがとうございました~。
こちらからはTB送信の代わりに、当方の名前に拙記事のURLを貼って送りますね!

この時代にミス・ポターのような生き方をすることって大変だったでしょうね。

それにしても「芸は身を助く」じゃないけれど、彼女は幼い頃から絵に才能を持っていたんですねぇ。
しかもこんなに長く人々に好まれるものを生み出すなんて素晴らしいことですよね!
と言いつつ、私はこの歳までピタ^ラビットの絵本も読んだことないんですけどね。。。(恥)
2007-09-26 14:42 : なぎさ URL : 編集
なぎささま、こんにちは~。コメントありがとうございます!
URLもありがとうございます。すぐに飛べるので感謝です♪
さて。あの当時の英国って、ホント信じられないくらい封建的で閉鎖的だったんじゃないでしょうか。
そういう中で何不自由なく育ちながら、アーティストとして生きようとするなんて並大抵じゃないですよね。
こういう映画を観るといつも、大切なのは心の強さなんだ・・と思わされます。
自分が心が弱いので、余計そう思うんですよー。
絵本は、私もマトモに読んでないです。いいですよ、英語の絵本なんて読まなくても「見る」だけで!(爆)
ではでは、またお伺いしますね~。
2007-09-26 18:25 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは♪
そうそう、あの字体が同じでしたね~!
とても見慣れた字体でしたもの!
絵本を作るに当たって良家の子女のビアトリクスが印刷所に行くところなんかも面白かったですね。
印刷の色や字体についてこだわりを見せる彼女と、それをちゃんと聞くノーマン。
彼らの幸せな時間があまりに短かったのは本当に残念でした(泣)
この映画では歌わないだろうと思っていたユアンがやっぱりちょっと歌っていたのがツボでしたわ。
2007-09-26 19:50 : ミチ URL : 編集
ミチさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます!
そうですよね、あれ同じ字体ですよね?
よかった~、実は字体のこと書かれている方がいらっしゃらないので、「もしや私の見間違い?!」と密かに思っていたんです。
でもミチさまが同意して下さったということは確かですね!よかった~。。
印刷所や、どこに行くにもミス・ウィギンがくっついてるのには笑いましたよね。
ユアンは歌声が素敵でした~、惚れ惚れでした。。
ではでは、またお伺いします~。
2007-09-27 08:31 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こちらにも☆
とても品格のある雰囲気の作品でしたー。
実はそういう風に感じる映画ってあんまりない気がします。
エンドロールの字体のこと、真紅さんのコメントで確かに~!と思い出しました。
まるで本の続きを見ているかのようで・・・素敵でしたね。
ユアンはやっぱり、付け髭でしょうか(笑)
2007-09-30 00:14 : sally URL : 編集
sallyさま、こちらにもコメント、それからTBをありがとうございます。
そうそう、とっても上品でしたよね~。何から何まで品格がありました!
エンドロールの字体、sallyさまも気付かれました?やっぱりそうなんだ~、よかった~(笑)
こういうのって確かめようがないので、同意していただけるとうれしいです。
字体にまでこだわりを感じましたね。
ユアンも素敵でした、たとえ付け髭でも・・・。
ではでは、またお伺いします~。
2007-09-30 09:58 : 真紅 URL : 編集
 こんにちは♪
 TBどうもありがとうございました。

 素敵な映画でしたよねー。
 とても温かい気分になりました。

 ミリーの服装、真紅さんの記事を読んで初めて、「ああ、そういえば!」と気づきました。
 なるほどー。
 いろいろと細かいところも誠実に作られていたことがわかりますね。
2007-09-30 16:44 : miyukichi URL : 編集
miyukichiさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
当方からはTBのみで失礼いたしました。

さて、この映画素晴らしかったですね。
小品ですが、ミリーの服装はじめ、隅々までこだわりを感じました。
こういう映画、また観たいです。
ではでは、今後ともよろしくお願いします!
2007-09-30 19:43 : 真紅 URL : 編集
真紅さん

90分程度とものすごく短い作品でしたが、
中盤のダンスのシーンとエンディングのあの
曲はほんとに印象に残りますよね。
映画としてはそこぐらいしか盛り上げてないのが
逆に印象を良くしている気がします。
あとは湖水の風景がなぜか思い出される
とても気分のよい作品でした。
2007-10-02 18:46 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、こちらにもコメントとTBをありがとうございます。
kazuponさまが「起承転があって結がない」って書かれてたのが印象に残ってるんですが、この映画は、あの短さが潔かったかもしれませんね。
湖水地方って詳しく知らないんですが、本当に美しいところですね~。
行ってみたいです。。
「気分のよい作品」まさにその通りですね。
ではでは、またお伺いします~。
2007-10-02 22:12 : 真紅 URL : 編集
たまには
TBありがとう。
時代考証を含め、細部にまでとても気が配られた映画だったと思います。
迫力あるエンタテイメントや社会派ドキュメントも好きですが、たまにはこんな映画を見て、素直な気分になるのもいいものです。
2008-04-23 02:47 : kimion20002000 URL : 編集
kimion20002000さま、こんにちは。こちらにもコメントとTBをありがとうございます。
エンドロールの文字にまで気配りがあり、うれしく思いました。
清々しい気分とともに劇場を後にしたのを憶えています。
こういう映画をもっともっと観たいですね。ではでは!
2008-04-23 20:13 : 真紅 URL : 編集
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