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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

母と娘、女たち~『ボルベール<帰郷>』

20070705162359.jpg



 VOLVER


 ライムンダ(ペネロペ・クルス)は美しく働き者で、激しい気性の女性。三年前に
両親を火事で亡くし、姉のソーレ(ロラ・ドゥエニャス)や一人娘のパウラ(ヨアンナ
・コボ)
らと墓参りを欠かさない。失業中の夫、育ての親である伯母、二つの身近な
によって、ライムンダは無理やり蓋をして生きてきた過去と向き合うことになる・・。
『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』に続く、スペインを代表する映画
監督、ペドロ・アルモドバルによる「女性賛歌三部作」の最終章。

 2006年のカンヌ映画祭では脚本賞と主演女優賞(6人のアンサンブル演技による)を
受賞
し、ペネロペ・クルスは初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
現代社会が抱える問題を盛り込み、シリアスだった前二作に比べ、重いテーマは
そのままにコミカルな作劇が加味された感動作生老病死、人生の節目で交錯する
女たちの因果
を、生命力溢れる「赤」をテーマカラーに描き出している。アルモドバル
作品はここ10年ほどのものしか観ていないが、その中では一番好きかもしれない。
全ての女性に観て欲しい。

 カンヌの女優賞が6人の主演女優に対して贈られたことからわかるように、本作
では女性たちが皆、実に活き活きと輝いている。中でもペネロペ・クルスの美しさ
は特筆に値する。くっきりと引かれたアイラインとマスカラは意志的な瞳を際立た
せ、小さな顔に完璧な造作、美しく伸びた手足に豊かな谷間。
彼女を観るためだけ
に映画館に足を運んだとしても、誰も無駄足だったとは思わないだろう。

20070705162506.jpg

 勿論、ペネロペの容姿だけを称賛するつもりはない。若くして決して望まない形
となり、夢を捨て、逞しく生きるライムンダという女性。ペネロペ・クルスは
髪の先まで彼女に成り切って、どっしりとした大地のように生き、娘を守る母親を
演じる姿は母性そのもの。圧巻はやはり、生ギターの伴奏で『ボルベール<帰郷>』
唄う場面。母への思慕、若く夢に輝いていた頃への郷愁情感溢れる歌声から伝わ
り、思わずしてしまった。

 そんな彼女が、母との再会後はすっかり「娘」の顔になっているところがまた凄い!
生きていた頃は見失ってしまったが、を乗り越えて戻ってくる。「ママ、話したい
ことがたくさんあるの」
一人で抱えてきた重荷を、これからは母と二人で抱えることが
できる。安堵とともに、犯した罪と喪われたものたちへの畏れに満ちた母娘の抱擁が
切ない。

 ペネロペの脇を固めるライムンダの家族たちも、それぞれ味わい深い名演を披露
する。母イレネ(カルメン・マウラ)の、いたずらっぽい笑顔に隠された悲しみと苦悩。
故郷の隣人アグスティナ(ブランカ・ポルティージョ)の孤独、姉ソーレの思いやり。
母であり、娘であり、そして何よりも「女」である彼女たち。コミカルでありながら、
生命を生み出し、見送る女性への敬意と愛情がひしひしと伝わってくる作品。
女であることに誇りを持ち、強く生きていこうと思わせてくれた。

『ボルベール<帰郷>』監督・脚本:ペドロ・アルモドバル/2006・スペイン/
     主演:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス)
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テーマ : ボルベール<帰郷>
ジャンル : 映画

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2010-10-06 03:42 : 映画、言いたい放題!
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こんにちは~真紅さま☆
そうかー、これ、女性賛歌3部作の一つだったんですね。
一人一人の女優さんに、イメージのお花が
あてがわれてるシーンがありましたよね。
そこで、確か、ペネロペが赤いバラか何か
だった気がするのだけれども(違ってたらどうしよう・・・最近ボケがひどくて・・・)
凄く合ってるな~って思いました。
まさに、テーマの赤にぴったり!でした。
他の女性へのお花の選択もgoodでしたよね♪
2007-07-05 17:59 : latifa URL : 編集
こんばんは!
本当は罪ある大きな秘密を抱えた女性たちなのに、心から応援したくなっちゃいましたよね。
彼女たちは、これから色々あろうとも逞しく生きていくんだろうなぁ~

ぺネロぺは美しいだけでなく演技も見事でしたね。こんなに演じられる女優さんだとは知りませんでした。これからも注目ですね♪
2007-07-05 18:25 : 由香 URL : 編集
latifaさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
そのシーンとは、エンドクレジットが上がってくる前のグラフィック映像のことでしょうか?
あれは綺麗でよかったですね~。。しかし私は余韻に浸っており、誰がどんなお花だったか憶えてないんです!
アルモドバルの映画は、本当に独特の色彩感覚ですよね~。
彼が目にしている世界は、とってもカラフルで高輝度なんだな~といつも思います。
赤が印象的でしたね♪ いい映画でした。
ではでは、またです~。
2007-07-05 21:51 : 真紅 URL : 編集
由香さま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
そうなんです、彼女たちは皆罪や業を背負っているのですが、それがマイナスな印象にならないんですよね。
何があっても強く、逞しく生きていきましょう・・と励まされた気がしました。
ホント、ペネロペの美しさは必見ですよね~。。
アルモドバルは次回作も彼女を主演にすると明言しているらしいですし、楽しみですね♪
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-05 21:51 : 真紅 URL : 編集
真紅さま~、最後の方ではなくて、映画の最初の方で、そういうお花が現れるシーンがあったと思ったんですが、う~む、私のボケもついに危険な度合いに達したかな?(^_^;)
2007-07-06 09:49 : latifa URL : 編集
 真紅さん、こんにちわ
 こちらにお邪魔しようと思っていたのですが、仕事が忙しく拝見するだけでなかなかコメントできませんでした、。多忙のためかファーストデーも忘れてました、(「ダイハード4.0」と「あるスキャンダル・・・」と「ボルベール」見たかったのに・・・)
 アルモドバル作品は「アタメ」が大好きでした、「トーク・・・」と「オール・・・」は見たような気はしましたが・・・何かよく覚えてないんです。
 この「ボルベール」もペネロペと監督目当てで見てみたいです、真紅さんの記事を見て俄然見たくなりました、もしかしてスペイン映画?だけに
夏にぴったりでしょうか?
 「ダイハード4.0」も面白そうですね、僕も1と2は超面白かった記憶はあります、「マイネームイズジョー」も見てみたいし・・・、僕は先日「モーツァルトとくじら」と「ブラックブック」の2本立てを見てきました、「ブラックブック」は良かったですが、何か足りない感に襲われました。「モーツァルトとくじら」はどことなく「アイアムサム」に似てました。でもジョシュが超可愛かったですよ!
2007-07-06 11:40 : イニスJr URL : 編集
latifaさま、再びのコメントありがとうございます。
う~~~ん、ちょっとどのシーンかわからないのですが・・。
タイトルバックのグラフィックは左からスライドして来ましたよね、あそこは私、アルファベットを追うので必死だったので絵はよく観てないのです、もしかしたらそこかもしれませんね?
いえいえ、ボケなんてとんでもないですよ!
またお話しましょうね~、ではでは♪
2007-07-06 13:45 : 真紅 URL : 編集
イニスJrさま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
お忙しい中、ご訪問ありがとうございます♪ 今月は1日が日曜だったので劇場は凄い人だったようですね。
アルモドバル作品は、『オール~』以降しか観ていないんです。
イニスJrさまはガエルくんお好きでしたよね? でしたら『バッド・エデュケーション』は必見かもです。(実は私は苦手な映画なのですが・・)
ガエルくん物凄い熱演ですから、見てあげて下さいませ!
『ボルベール』は季節を問わずいい映画だと思います。私はペネロペの役柄に共感してしまい、あまり冷静に見られなかったのですが・・。
『ブラックブック』公開時に見逃しました。気になっていたのですが時間がとれず・・。
『モーツァルトとくじら』も是非観たいです、実話なのですよね?
『ダイ・ハード4.0』は間違いなく面白いですよ~。
この週末はゆっくりされるのでしょうか? 映画で一休みできますように!
ではでは、またお話しましょう~。
2007-07-06 13:55 : 真紅 URL : 編集
こんばんは、TB&コメントありがとうございました。
今作は『バッド・エデュケーション』のようなこてこてのアルモドバル作品
ではなく控えめな作品だったので、とくに女性の受けがよさそうですね。
私はナビオTOHOプレックスのレイトショーで見たのですが、
女性の観客がことのほか多かったのが印象に残りました。

ダメ男には天誅が下される物語だったので、私はこの作品は
母性というよりも、女性たちの連帯をたたえているように感じました。
どの女性も誰かと寄り添って生きているところが良かったですね。
アルモドバルならではの演出が随所に見られて大満足できたのですが、
私は『トーク・トゥ・ハー』と『バッド・エデュケーション』がより好きなので、
次回作はもう少し濃いめの作品となることを期待しています。
2007-07-06 21:55 : 丞相 URL : 編集
丞相さま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
『バッド・エデュケーション』お好きなのですね、意外~(笑)。
あれはほんとにコテコテでした。
『トーク・トゥ・ハー』も忘れられない映画です。
私はなんばTOHOシネマズでしたが、女性客でほぼ満席でしたよ。

女性たちの連帯、その通りですね。その「寄り添って生きる」ってところに母性を感じてしまうのですよー。
次回はどんな作品でしょうね? コテコテ路線かコメディ路線か気になるところです。
私は『オール・アバウト~』以前の作品を未見なので、探してみようと思っています。
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-06 23:42 : 真紅 URL : 編集
真紅さん
ほんとほんと!気丈な母親の厳しい顔と
母親の前で見せる娘の顔と両方見せて
ましたね。
主役級の役をやっているペネロペでは
これまでで一番いいと思いました。
「オ^ル・アバウト」・マイ・マザー」のときは
「か、かわいい!」と思ったんですけど^^
2007-07-07 11:12 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、こんにちは~。コメント&TBありがとうございます。
私も『オール・アバウト~』ではペネロペのかわいさに度肝を抜かれました。
「こんな可愛い人がこの世にいるんだ・・」なんて思いました。
この映画でも綺麗なんですけど、物凄い強さを感じましたね。
母と再会して、初めて弱さも見せる、みたいな・・。
これからもっと大女優に飛躍するんでしょうか、楽しみですね♪
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-07 13:28 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、達也です。
コメ&トラバありがとです。
いやはや、男は居場所の無い映画でした。
試写会場を出る頃には、
女性達は胸を張って、男達は肩を落として
すごすごと逃げるように・・・。
あっ、僕もおとこでしたね。
まっ、ペネロペの美しさに
ただ見とれておりましたけど。
2007-07-07 15:58 : TATSUYA URL : 編集
TATSUYAさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
この映画を観た後、女性が誇らしい気持ちになって胸を張る、っていうのすごくわかります~。
私も、女であることがとってもうれしく思えました。
ペネロペ、ほんとに綺麗でしたね~。彼女を観るだけでも価値ある映画だと思います。
世の中男と女ですから、TATSUYAさまも胸を張って下さいね!
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-07 20:19 : 真紅 URL : 編集
こんにちは♪
アルモドバル監督は女性を描かせたら上手いですね~。
母娘、姉妹、いろんな関係が上手く織り込まれていたし、女性への敬愛の念を感じました。
それに引き換え男たちは・・・・(笑)
「ボルベール」を歌うシーンが圧巻でした。
ギターを演奏している人たちも何気にスペイン風オトコマエでしたし。
「話したいことが一杯あるの」というセリフ好きです。
私もいつも娘の話の聞き役なのでなお一層そう感じました。
2007-07-08 12:18 : ミチ URL : 編集
心の通う関係
真紅さま、この映画は演技、演出、脚本、音楽、そして映像
どれも好みでした。今年のベストになりそうな予感がします。

伯母の隣人がテレビキャスターの妹の誘いでテレビ番組に出演してしまい、後悔してライムンダたちに謝るシーンも良かった!!
地に足がついた心の通う関係を賞賛した映画でもありました。
2007-07-08 15:03 : パフィン URL : 編集
ミチさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
私もアルモドバル作品は『オール・アバウト~』以降しか観ていないのですが、男性中心だった『トーク・トゥ・ハー』『バッド・エデュケーション』よりも、女性中心の作品のほうがいいと思います。
女性への敬愛の念、そうですそうです、とっても感じられました!
歌のシーン、よかったですね!ギターの男性二人、私もチェックしましたよ(笑)
私には残念ながら娘はいないのですけれど、母ともっとわかり合いたいと感じました。
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-08 17:31 : 真紅 URL : 編集
パフィンさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も、主演女優はじめ全て好きでした!いい映画でしたね~。
ライムンダは、テレビに出て唄うことが夢だったのですよね・・。
隣人の妹はそれを叶えているわけですが、地に足をつけ、市井に生きるライムンダたちを称賛している、まさにそういう映画でした。
本当に観てよかったと思います。
ではでは、またお伺いしますね。
2007-07-08 17:32 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは。TBコメントありがとうございました。
本当、女性への讃歌ともいうべき作品で、とても好きです。
今回、他の2作品、『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥ・ハー』より興行成績がずっと上だそうですね。映画好きのにまらず、いつもより、一般の観客が見ていうのかもしれませんが。
にも関わらず、内容的に、一般向けでは決してないところが、またいいですよね。
2007-07-08 22:17 : とらねこ URL : 編集
とらねこさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
この映画、公開が遅すぎる~と怒っていたのですが、皆さん待ちに待った公開ということで成績がいいのかな?
それともペネロペ人気でしょうか。
私が観た劇場も満席でしたし、もう少し拡大公開して、多くの方に観ていただきたい作品ですね。
女性への敬意と愛情に溢れていて、素晴らしい作品でした!
またお伺いしますね、ではでは~。
2007-07-09 00:28 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんはー。
これって、そんなに人気あるんですか。満席かー。
思うに、関西の人気が高そうな感じです。
ペネロペ、ハリウッドでは、誰かさんの相手役ヒロインっていう役どころがほとんどだったと思うので、こういう役で魅せてくれるのは最高です。
男性監督によって、こんな女たちの物語が作られることも嬉しいですねー。
2007-07-12 00:50 : かえる URL : 編集
かえるさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます!
関西人気・・、そうですね、ラ・マンチャの女たちのおしゃべりはかなり訛りが入っているとか。
大阪のおばちゃんの世界に近いのかもですね?
こっちの女性はですね、とにかくよくしゃべるし明るいですよ。ラテンの乗りに日本で一番近い街かもしれないですね。
ペネロペも綺麗でしたし、アルモドバルの女性に対する敬意が感じられて、私もとってもうれしかったです、大阪のおばちゃんの一人として(笑)
いや、「おばちゃん予備軍」ということにしておきます。
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-12 12:12 : 真紅 URL : 編集
真紅さま TBとコメントありがとうございました。
公開直後のレディスデイでしたが、東京では満員とはいかないくらいだったような気が…。関西向きなのでしょうか。 

ペネロペは素晴らしかったですね~。美しく逞しく、女の見本のような造形美と立ち居振る舞い、行動に至るまで強く惹かれました。 

女性のこの強さ、アルモドバル映画の真骨頂ですが、どうせ女に生まれたのだから、こんな風にオンナとして人生を謳歌するのも悪くない、と女性であることがしみじみと誇らしく、楽しく思える映画でした。 
2007-07-16 00:55 : mambotaxi URL : 編集
mambotaxiさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
東京では、女優さんを招いてのトークショーなども開催されているようですね。
これから盛り上がるでしょうか?
ペネロペはおっしゃる通り、本当に綺麗で逞しく、女の鏡のような・・。ライムンダのように生きていきたいと思いました。
私も同じような感想を持ちました。今まで女に生まれてよかったと思うことがあまりなかったのですが、これから生きていく勇気をもらいました。
本当にいい映画でしたね。
またお伺いします、ではでは。
2007-07-17 08:04 : 真紅 URL : 編集
真紅さま、こんばんは♪
コメントいただき、ありがとうございました。
これ、映画館で見ることができてよかったです~。
>そんな彼女が、母との再会後はすっかり「娘」の顔になっているところがまた凄い!
そうそう!そうなんですよね。強い母だったのに、やはり娘なんですよねえ。
ライムンダの歌、良かったです~(;_;)
隣家のアグスティナにも私はかなり引かれました。
2007-07-17 23:14 : 武田 URL : 編集
真紅さま、私字を間違えました。
引かれました。引いてどうするんだ・・
惹かれました。でした<m(__)m>
2007-07-17 23:16 : 武田 URL : 編集
武田さま、こんにちは~。コメントありがとうございます。
ご覧になれてよかったです~。以前ペネロペちゃんの写真を貼られてましたもんね。
これからの人生で、ライムンダには母との絆をゆっくり取り戻して欲しいです。
アグスティナさん、ベリーショートが印象的でした。なんか物悲しい雰囲気の女性でしたね。
「引いた」らあかんがな!(笑)
私もとっても心惹かれた映画でした。
訂正コメントもありがとうございました。
ではでは、またお伺いします~。
2007-07-18 09:05 : 真紅 URL : 編集
赤☆
真紅さま、こんばんは☆
TB失礼します。
赤がとっても印象的でしたね。
↑の写真、3人のファッションが赤を基調に統一されていてとっても好きです♪
赤は血の色であり、情熱の色ですね。
ペネロペのないすばでぃとうるうるした黒い瞳に見とれてしまいました♪
2007-07-21 00:01 : sally URL : 編集
sallyさま、こんにちは~。ご無沙汰しておりました!コメント&TBありがとうございます。
そうです、とっても赤い映画でした。
ライムンダのはめていた指輪にも赤い石(ルビー?)が入っていて、細かいな~と感心してしまいました。
ペネロペ、本当に綺麗でしたね・・。黒い瞳に黒い髪、ツヤツヤでございました!
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
2007-07-21 00:15 : 真紅 URL : 編集
 真紅さん、こんにちわ
 先日やっと映画館で見てきました、
 ハリウッド映画と違い、庶民的で力強く生きてる女性たちの映画でした、スペイン映画独特(監督独特?)の雰囲気が良かった、
 ペネロペもスペイン映画だと輝きが増しますね、存在感、色気、そして素晴らしい演技と言うことなしでした。他の共演者も良かった(でもペネロペが強く印象的)
 「バッドエデュケーション」は以前レンタルして見ました、ガエルくんの素晴らしい女装の演技見ちゃいました。彼も素晴らしい!ぜひペネロペと共演を!姉弟役で(笑)
2007-10-23 09:27 : イニスJr URL : 編集
イニスJrさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
おお、映画館でご覧になれたのですね、よかったです~。
私はスペイン映画ってあまり馴染みがないのですが、確かに独特の雰囲気がありましたね。
女性たちが、まぁよくしゃべる。。「オ~ラ!」って挨拶とか、いいですよね。
ペネロペも、本当にお飾りでなく、女性として美しかったです。
ガエルくんとペネロペの姉弟役?う~ん贅沢過ぎるけど、それは是非観たい!
ガエルくんって弟キャラですよね♪
ではでは、また遊びにいらして下さいね~。
2007-10-23 13:56 : 真紅 URL : 編集
真紅さま 私もこの監督さんの映画では
これが一番好きですねー。
ついでに言えば,ペネロペの出演作の中でも
これが一番すばらしいと思いました!
母性の強さや素晴らしさを,こういう風に描いてくれる男性の監督さん,ブラボーです。
(女性監督が描くと,ちょっとあざとくなるかも。居直りみたいで)

ところで今朝は雪です。寒いお正月になりそうですね。
今年は,前から尊敬していた真紅さまと,実際にブログを通してお話できた,大変有意義な年でした。
2008年もよろしくお願いします!
2007-12-31 11:29 : なな URL : 編集
ななさま、こんにちは!コメント&TBをありがとうございます。
もう年が明けてしまいました、今年最初のお返事です♪

ペドロ・アルモドバル作品は、初期のものはほとんど観ていないのです。
それにしてもこの作品は大好きでした~、ペネロペの魅力爆発!でしたね。

ななさまのところは雪なのですか~。こちらも寒いです。
いえいえ、尊敬していただくような者ではございませんが。。
ななさまはブログを始められて、色んな方ととても精力的に交流なさっていますよね。
私の方こそ、今後ともよろしくお願いいたします!
ではでは、後ほどお伺いします。
2008-01-01 01:13 : 真紅 URL : 編集
真紅さん こんばんは。
やっとこの映画を観ました。でも間に正月を挟んだので、結構細かいところを忘れていて、レビューを書くのに苦労しました。
だれもが書くことですが、確かにこの映画のペネロペ・クルスの美しさは圧倒的ですね。赤が似合うこと。
僕は女性映画も大好きなのでなにも抵抗なく観れましたが、この映画にしても、現実の日本社会を観ても男のだらしないこと!情けなくなります。
アルモドバル監督の女性讃歌3部作はどれも傑作だと思います。この後彼はどんな作品を作るのでしょう。楽しみです。
2008-01-07 21:37 : ゴブリン URL : 編集
ゴブリンさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ペネロペは美しいだけでなく、確かな演技でしたね。
母であり、娘でもある女性を見事に演じ切っていたと思います。
私はこの映画に出てくる女性たちのように強くなくて、男性たちよりも自分自身の弱さにちょっと情けなくなりました。
でも、強く生きなければなりませんね!
アルモドバル、今後も期待です。
ではでは、後ほどお伺いします~。
2008-01-08 09:29 : 真紅 URL : 編集
TBありがとう。
それに較べて、男たちは精彩がないですね。
バルに出かけて呑んだくれて、娘に色目を使うだけ?(笑)
2008-03-02 12:06 : kimion20002000 URL : 編集
kimion20002000さま、こんにちは。こちらこそTBとコメントをありがとうございます。
これは思いっきり「女性讃歌」な映画ですから、描かれる男性に魅力がないのは仕方ないですね。
映画も男性中心ですから、たまにはこういう映画もいいですよね!
ではでは、またお伺いします~。
2008-03-03 08:51 : 真紅 URL : 編集
美しい作品
すっかり、コメントしたものだと思い込んでおりました・・・(汗)

劇場で観たかった~
そして、もっと早くに観ればよかったと後悔した作品です!

とにかく美しいペネロペ、ハリウッド作品では出なかった魅力が全開でした。
強くて美しい母
夢や希望に満ちた少女時代に母から教えられた歌を歌い涙を流す女性
そして、一人で抱え込んでいた重荷を母に話したいと願う娘

真紅さんの記事を読みながら、また涙してしまいました
本当に素晴らしい作品でしたね♪
2008-03-29 10:17 : D URL : 編集
Dさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
これは全ての女性に観ていただきたい作品ですね。
Dさまは娘でもあり、お嬢さんたちの母でもあるので、余計ズドーーンと来たのではないでしょうか?
私も、娘がいたらどんな風に感じたかな・・と思いました。
ペネロペは、そんな「母であり、娘である」一人の女性を完璧に演じていましたね。
美しいのだけど、逞しく脆く・・・。素晴らしい演技でした。
後ほどお伺いしますね。ではでは~。
2008-03-29 11:30 : 真紅 URL : 編集
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