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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

人生は小説より素晴らしい~『主人公は僕だった』

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 STRANGER THAN FICTION


 国税局に勤めるハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、規則正しく毎日同じ生活
を繰り返して生きている真面目な青年。そんな彼が、ある日「声」を聞く。彼の生活を
文学的に描写するその声により、自分の人生があと僅かだと知らされたハロルド。そ
のとき、彼が取った行動とは? アメリカの人気コメディアンであるウィル・フェレル
の主演映画は初見。豪華なキャストと、毎回全く違った作風の作品で楽しませてくれる
監督のマーク・フォースターに惹かれて鑑賞。心温まる素敵な作品でした。あまり話題
になっていないようだけれど、見逃すともったいないかも?!

 監督のマーク・フォースターによると、この映画は監督の前々作ネバーランドと前作
ステイとで一種のトリロジーを成しているそう。ええ~、全然作風が違うのに!と思い
きや、現実と作家の作り出すファンタジー(空想)が融合した寓話的な作品であるところは
『ネバーランド』と共通しているし、空間の使い方や格子状の窓、壁、鏡が効果的に多用さ
れているところ、大学に主人公が出没し、救いを求める
ところは『ステイ』と共通している。
そして「死」、もしくは「生と死」が重要なファクターであるところは三作に共通している。
ちなみにプロダクション・デザイン『ステイ』と同じケヴィン・トンプソン。「死」に傾
きつつある作家カレン・アイフル(エマ・トンプソン)ハロルドの部屋は無機質で冷たい
ビジネスホテルのような空間に、「生」の象徴であるアナ(マギー・ジレンホール)の部屋
やベーカリーはカラフルで温かみのある空間である対比が効いていた。

20070522140249.jpg

 キャストが皆いい。神経症的な孤高の作家を演じたエマ・トンプソンは、ほとんど
スッピンでパジャマのような着たっきり、悲劇作家の憂鬱を体現してくれている。ハロ
ルドにアドバイスする大学教授のダスティン・ホフマンも、コーヒーを飲みまくる様
も面白可笑しく、さすがの演技。ジェイクのお姉さまマギー・ジレンホールに至っては、
今まで観てきた彼女の出演作の中で一番素敵に見えた。初めて彼女を「綺麗」だと思った
(ごめんなさい)「疲れ果てた一日の終わりには、ママのクッキーが一番」この場面に
は思わず。主演のウィル・フェレルは、抑えた演技でギターを弾く姿がいいと思っ
たけれど、やはりビジュアルがちょっと苦手かも。ジム・キャリーが演じたらどんな
感じだったかな・・などとちょっとだけ思ってしまった。

20070522140400.jpg

★以下、ラストに言及しています★

 人気作家のもとへは、しばしば「私のことをどうして知っているんですか?どうして私の
ことを書いたのですか?」
という手紙が送られてくるらしい。この映画はそんな手紙を逆手
にとったような、フィクションとノンフクションの境目が作家の手によって描かれ、主人
公の人生を左右するという突飛な発想がうまい。平凡な毎日を送っていたハロルドは「死」
の影を感じて初めて自分の人生に能動的になり、を知り、それでも芸術のために死を
受け入れようとする。一方、作家であるカレンも創作と言えど殺人を犯しているという
痛みに蝕まれ、10年も新作を書けないでいる。やっとひらめいた結末を、傑作よりも
作家としての名声よりも、人間としての良心に従い変更するラストに安堵した。

 自転車に乗る少年と求職中の黒人女性が鍵になって、小説のラストに繋がる設定にも
なるほど、という感じ。温かく、人生と人間をどこまでも肯定しようとする、希望に満
ちたラストに大満足
でした。『男と女』もチラっと、ね。

『主人公は僕だった』監督:マーク・フォースター
    主演:ウィル・フェレル、エマ・トンプソン、ダスティン・ホフマン、
                   マギー・ジレンホール
/2006・USA)
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真紅さん、こんにちは!
TB&コメントありがとうございました♪
確かにハロルドはジム・キャリーが演じたら似合いそう!彼の方が見た目も素敵だし(笑)

この物語の発想はとってもイイ!!と思ったのですが、展開が中途半端に思えて、鑑賞中に少し退屈してしまいました。
役者さんは良かったのですが・・・特にエマ・トンプソンは流石でした。彼女の演技はいいですね~
マギーは口元がジェイクに似ていますね♪本作ではキュートな魅力が光っていました。
2007-05-22 16:25 : 由香 URL : 編集
由香さま、こんにちは~。コメント&TBありがとうございます。
でしょ、でしょ~!ジム・キャリーに演じて欲しかったです。
でもジムには『トゥルーマン・ショー』っていう似たテイストの作品があるので、キャストされなかったでしょうね。
この映画設定に入り込めないとダメかもですが、役者さんはよかったですよね。
ダスティン・ホフマンって最近脇役専門ですよね・・。エマ・トンプソン大好きです!
マギーお姉様は、昔より段々ジェイクに似てきてるような気がします(笑)
彼女もいい女優さんですよね~。
ではでは、またお伺いします~。
2007-05-22 16:48 : 真紅 URL : 編集
真紅さま~こんにちは(^O^)
確かに!!ジム・キャリーで見たかった!!
そうか~あのオジサマ、有名なコメディアンなのですね・・・。ちょいと苦手なルックスだったわ・・・。

小説家の処に、そんな一般人からの手紙が届いているってこと、真紅さまのところで初めて知りました。そうなんだー!!

ちなみに、ネバーランドのレビューも拝見させて頂きました☆
私は・・・ネバーランドも、いまひとつ・・・ピンと来なかったんです。回りでは絶賛の声ばかりだったのだけれど、、、、。まだ2つしか見ていませんが、もしや、あんまりこの監督さんと相性が良くないのかもしれないかな・・・。
2007-05-22 17:03 : latifa URL : 編集
latifaさま、こんにちは~。コメント&TBありがとうございます。
でしょ、でしょぉおおお~、ジム・キャリー、いいですよね!
私もウィル・フェレルの主演作って初めて観ました。うんうん、苦手かな(笑)

一般人というか、まぁ・・・な方々だと思いますよ。
でも、小説と全く同じシチュエーションとか、感情とかってあり得ますよね。
私も「この作家は、どうしてこんなに(私の)気持ちがわかるんだろー(感動!号泣!!)」とか思ったことありますもん。
あ、手紙は出したことないですよ(笑)
そうですね~、『ネバーランド』も入り込めないとキツイかな?
でも『ステイ』は機会があれば是非ご覧になってみて下さいませ~。
テーマは一貫していますが、作風は全く違いますから。
ではでは、またお伺いします~。
2007-05-22 17:30 : 真紅 URL : 編集
こんばんは。いつもお邪魔が遅くなってごめんなさい。
流石、フォースター監督、やっぱり今回も面白い作品でしたね。
とにかく最初から最後まで、脚本がとっても巧い。
作品の構成も、どの人物の描写も、笑い出しそうなくらい面白かったです。
語り始めたら終われないです。。。
これは、観る方によって評価が違う作品だけれど、
わたしは大好きな作品でした。
2007-05-22 21:34 : 悠雅 URL : 編集
悠雅さま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
私もとても好きな作品でした。好みが分かれる映画だというのはちょっと意外な気がするくらいです。
まぁ、奇想天外な設定ですから入り込めないというのもわかりますよね。
ハロルドのお友達の部屋とか、美術もとっても好きでした。
あとは、もうちょっと男前の主人公・・・、おっと、それは言わない約束かも、ですね。
マーク・フォースター監督、今後も注目ですね!
ではでは、またお伺いします~。
2007-05-22 21:47 : 真紅 URL : 編集
3部作!
真紅さん、
そうなんですか。これとステイとネバーランドが
3部作・・うーんなるほどといえばなるほどですねぇ。作風もイメージも全部違うのがスゴイです。
ダスティンホフマンのコーヒーネタがなんだか
おかしかったです。
この映画、作家の書こうとしてた結末通りに
終わっても実は悪くないかも?なんてちょっと
思う部分あります^^
2007-05-23 10:29 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
そうなんですよ、三部作って監督に言われないと気付かないと思うんですけど、なるほどですよね。
私も、ハロルドがカレンの小説に感動して死を受け入れる、芸術にそこまで敬意を払うってところにちょっと感動したんです。
で、おっしゃり通り結末通りに書いてもハロルドはそうはならなかった・・っていうラストでもよかったかも?です。
心温まる作品でしたね!ではでは、またお伺いします~。
2007-05-23 19:38 : 真紅 URL : 編集
「なんで自分のことしっているんですか」という手紙が作家のとこに来るとは知らなかったな~。そうだったのか。面白いですねえ。私はこういうの苦手なので、あんまりいい評じゃありませんが・・・TBしていいすか?
2007-05-23 22:01 : chuchu URL : 編集
chuchuさま、いらっしゃいまし~。コメントありがとうございます。
そうらしいですよ、作家さんも大変ですよね。「私のアイデアを盗んだわね!」とか。
TB、全然オッケーですよ~、もうドンドン飛ばして下さいませ!
私も伺いますね。ではでは~。
2007-05-23 23:52 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんはv-22
これと『ネバーランド』と『ステイ』が3部作・・・そうなんですか~・・・。
私はまだ実は『ステイ』を見ていないのですが、見てみたくなりました。それ以外の二つを考えると、確かに、創造性についての物語かもしれない、なんて思いました。
風変わりな設定の物語でしたが、とても良心的なエピソードが素敵でしたネ。
2007-05-25 00:43 : とらねこ URL : 編集
とらねこさま、こんにちは。コメントとTB、そして四葉のクローバーをありがとうございます♪
『ステイ』、ちょっとむむむ・・なところもありますが、是非ご覧になってみて下さいませ~。
きっととらねこさまは気に入られると思いますよ。
私もこういう変(?)な設定は結構OKなので、楽しめました!
心温まるいい作品だと思います。監督の次回作も期待してしまいます。
ではでは、またお伺いします~。
2007-05-25 14:02 : 真紅 URL : 編集
映像美
真紅さま、TBとコメントありがとうございました♪
この監督の映像に私は惹かれてしまいます。
誇張せず、淡々と話が進むところなど、ウォン・カーウァイを
無機的にしたような作風だと感じます。(ジュード・ロウ主演のコメディ楽しみですね)
2007-05-27 16:50 : パフィン URL : 編集
パフィンさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
私は『チョコレート』は今ひとつ・・だったのですが、後の三作はどれも好きです。
映像、綺麗ですよね。
ウォン・カーウァイを無機的に・・。う~ん、凄い表現です!
初英語作品、どんな感じに仕上がっているでしょうね♪
ではでは、またお伺いします~。
2007-05-27 19:29 : 真紅 URL : 編集
こんばんは。
邦題でシカトしてたんですけど、
前評判がワリと上々だったので観ました。
最近はこういう設定勝負みたいな映画が多いですけど、
これは設定頼みになってなくてよかったです。
ただ、ハロルドのあの歯の磨き方じゃ、
すぐに虫歯にはなりますよね(笑)。
と、関係ないことも思ってみたり。ではでは。
2007-05-28 19:50 : 栗本 東樹 URL : 編集
栗本東樹さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
これホント、観る気が失せそうな邦題ですよね(笑)
まだ直訳、というかカタカナ邦題のほうがマシかも?しれません。
ハロルド、実はデンタルフロスもしてたりしそうですね~。
ところで私、ルー大柴、大・好きですよ!!
関根勤がルーを好いているのに負けないくらい好きですから。
ではでは、またお伺いしますね。
2007-05-28 20:32 : 真紅 URL : 編集
TBできたかな?
真紅さん、こんにちは。
TBが成功したかどうかはわかりませんが一応トライさせていただきました。
ダメな場合はまた後ほど・・・。
大好きな作品でした。
大切に引き出しにしまってたびたび取り出してはながめたい宝物みたいに。
アイディアの奇抜さだけに終わらずキッチリとテーマが描かれていますしたね。
地味な公開がものすごく残念!
2007-05-29 18:06 : sabunori URL : 編集
sabunoriさま、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございます。
TB(コメントもなんですが)承認制にしたので、わかりにくくてすみません!
さて。この映画、私も大好きでした~。マーク・フォースター監督の映画って偶然!全部観てるんですけど、この作品が一番好きです!
こういう人生肯定ムービーっていいですよね♪
なんかちょっと『素晴らしき哉、人生!』みたいな・・。
この地味さは、邦題のせいですね。いい作品ですよねホント。。
後ほどお伺いしますね。ではでは~。
2007-05-29 21:20 : 真紅 URL : 編集
こんばんは、いつもお世話になってます。ゆきちママです。

今頃でナンですが、DVD鑑賞して記事にしたのでTB送りました。
ものすごく愛をこめて書いたのですが、読み返すと、またまた駄文のオンパレードになってました(涙)。あらすじばっか。

この作品の真紅さんの記事は、中身もいいですが、タイトルのコピーに参りました。さすがだー!

コメディアンとしてのウィル・ファレルはよく知りませんが、私はこのハロルド、大好きですi-80
2008-01-16 03:15 : ゆきちママ URL : 編集
ゆきちママさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
DVDでご覧になったのですね。気に入られたのですね、うれしい~♪
私もこの映画大好きで、昨年のベスト10に入れました。
地味であまり話題にもならなかった映画ですけど、オススメですよね~。
まぁ、駄文なんておっしゃらないで下さい。
素直に愛情を込めて書いたならそれだけで素晴らしいですよ。
楽しみに後ほどお伺いしますね~。ではでは!
2008-01-16 09:37 : 真紅 URL : 編集
真紅さま こんにちは
ほんとにこれ,はまる人にははまりますね。
不評な人には不評っぽいですけど。
登場人物がみんな 名優ばかりじゃないですか。
それぞれの個性もよーく描き分けてて。
ダスティン・ホフマンのコーヒー好きは可笑しかったですね。
エマ・トンプソンは,雰囲気のよく似た上司がいて,その方もとても素敵な方です。
そしてマギー。ショートヘアがとってもキュート。
確かに今までの彼女の作品の中では一番可愛いかった。
こんなふうに,人間や,人生について,あたたかく,さりげなく肯定してくれる作品って好きです。

2008-02-04 16:51 : なな URL : 編集
ななさま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます。
ご覧になったのですね。私も大好きな映画です。
昨年のベストにこれを入れてる方ってほとんどいなかったような気がするのですが、とってもいい映画ですよね?
名優の皆さん、きっと脚本に惹かれて出演されたのではないかな?
人生賛歌ですよね。こういう映画を観ると、映画も人生も素晴らしい!って思えます。
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
2008-02-05 09:21 : 真紅 URL : 編集
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