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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

母としての人生~『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

20070417032756.jpg

「ひらがなで書かれた聖書」リリー・フランキーによる自伝的同名小説の映画化。
200万部以上のベストセラーとなり、ドラマ化、舞台化され、今や国民的・社会的
現象となった感のある『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
いよいよ「真打ち登場」という感じですね。観てきました。

 原作は大号泣しながら読みましたから、映画化の話を聞いたときから楽しみにして
いました。しかもボクをオダギリジョー、オカンを樹木希林が演じるというのですか
ら期待も高まるというもの。(ちなみに、ドラマ化された2作品は観ていません)
そして、映画は期待を裏切らない出来栄えだったと思います。ボクが東京に出るまで
の前半はナレーションも含めてやや冗漫に感じたのですが、後半一気に魅せます。
142分、全く時間を忘れて観入っていました。涙腺決壊

 ボクを演じたオダギリジョーが素晴らしい!ゆれるでもいい演技をしていたと
思いますが、この映画の彼は本当に自然に、ボクを等身大に演じて全くブレたとこ
ろがない。瀕死のオカンを抱き締める姿は演技を超えていました。そして彼のこの
演技を引き出したのは、誰でもない「オカン」、樹木希林の力量だと思います。樹木
希林という女優さんは、その独特な容貌から「樹木希林的演技」から自由になれないと
いうハンデを負っていると思うのです。しかしそこを逆手に取って、樹木希林にし
かできない演技、出せない存在感をものにしている。何を演じても樹木希林、しか
しそこには誰にも真似できない芸が確かにある。二人といない女優さんです。
小林薫も、もちろんよかった。内田也哉子の起用も大成功。内田裕也も出ればよか
ったかも?でもそうなると『オカンと、オトンと、時々オダジョー』って半ドキュメン
タリーになってしまいそうですね。カメオ出演、誰か打診しなかったのかな。

 この映画が広く観られることの意味は、決して小さくはないと思います。小説の
テーマである「マザコンで何が悪い!」という叫びは、世の男性の本音「嫁より彼女よ
り、オカンが大事」
(違います?)を公にしました。そこが私にはちょっと懐疑的だっ
たのですが(原作の感想はコチラ)、この物語にはもうひとつ大きなテーマがあると
思うのです。それは母親の「息子のために生きて何が悪い!」(言い過ぎ?)という思い。
オカンはボクに書きます。「オカンは結婚には失敗したけど、マー君がやさしい子で
幸せでした」


 昨今「産むなら女の子、持つなら娘」という風潮があります。男の子は手がかかって
育てにくい。女の子は大人しくて育てやすい、成長しても友達みたいに買い物した
り、映画をみたり、旅行したり・・。楽しそうですよね。でもこの映画を観れば、
母親と息子もいいものだな・・と思えてきます。

 人は皆、母から生まれてくる。大なり小なり、母親は自分を犠牲にして、自分の
命を切り分けて子どもを産み育てる。
そして生きている限り、別れの日はいつか必
ずやってくる・・・。ごくありふれた親子の「小さな話」であり、普遍的な「観た方全
ての胸にハマる形の想い」
(オダギリジョー)。華々しさとは無縁の「母としての人生」
が、かけがえのない愛しいものだと信じさせてくれます。

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』監督:松岡錠司/
    脚本:松尾スズキ/原作:リリー・フランキー/
    主演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫/2007・日本)
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テーマ : 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
ジャンル : 映画

2007-04-17 : 映画 : コメント : 27 : トラックバック : 18
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『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
原作:リリー・フランキー 脚本:松尾スズキCAST:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫 他STORY:1960年代、小倉に暮らすボクは、オカン(内田也哉子)と共に、オトン(小林薫)と暮らした家を出る。その後高校になったボクは、大分の美術学校に入学することに
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン☆オカン、ありがとうね。
18日、鑑賞♪
2007-04-20 13:08 : ☆お気楽♪電影生活☆
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
愛すべき母と息子たちへ。母と娘たちへ。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
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この作品、沢山映像化されてますが未見です。本は読みました。映画館客層は、意外にもかなり年齢層が高かったです。1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
ノスタルジックな田舎や小さな街の情景がしみじみとした親子の愛情の原風景のようで温もりが伝わって来る。身を粉にして働いて息子の学費を仕送りしてくれるオカンにすまないと思いながら遊び呆けているぼくはついに留年してしまうけれど悪びれず投げやりでもない。 正...
2007-12-09 02:46 : Have a movie-break !
『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』'07・日
あらすじ1960年代。3歳のボク(オダギリジョー)は真夜中に玄関の戸を蹴破って帰ってきた酔っぱらいのオトン(小林薫)にいきなり焼き鳥の串を食べさせられてしまう。オトンに手を焼いたオカン(樹木希林)はボクを筑豊の実家に連れ帰り妹の“ブーブおばさん”の小料...
2009-05-17 08:46 : 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
オカン、ありがとうね。
2009-07-30 23:29 : Addict allcinema 映画レビュー
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 進学の為、故郷の炭鉱町を出た青年が 自堕落な生活を送るが、 母の病床を切欠に真っ当な生活に... ...
2010-06-13 01:34 : 『映画な日々』 cinema-days
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はじめまして^^

私の芸能サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://newsoftoday.blog89.fc2.com/blog-entry-885.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
2007-04-17 04:53 : 旬な話題 URL : 編集
真紅さん、達也です。
コメ&トラバ、ありがとうね。
「東京タワー応援団」には、試写会では気付きませんでした。
ぜひ劇場で確かめて見ます。
>ひらがなで書かれた聖書
素敵なフレーズですね。もしかして、
真紅さんのオリジナルですか?
2007-04-17 08:41 : TATSUYA URL : 編集
真紅さん~こんにちは!
>息子のために生きて何が悪い?
私もそれ感じましたなー!
昔はお母さんは子供のために生きる(全てお金も子供のために使う)っていうの、結構多かったと思うんですよ。
でも、最近は、お母さんも自分の為に生きた方がカッコイイみたいな風潮というか・・がありますよね。(母という仕事だけじゃなく、、小綺麗にして、素敵な女性としても・・・みたいな)
どっちが良いとか悪いとかじゃなくって、潔いまでの、子供命!のオカンを見て、ウルウル来ちゃいました。
2007-04-17 08:45 : latifa URL : 編集
はじめまして~♪
latifaさんのところでお名前はよく拝見しておりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

自分の記事にチラっと書いたんですが、ボクに嫁がいたらどうだったかなと考えてしまうんです。
それは自分の周囲で、息子にお嫁さんが来たことで、母息子の距離感が微妙に変わっていくのを見ているからかもしれません。
ボクとオカンはそれこそ誰も邪魔する者のいない二人の世界があったので、あのように心おきなく親孝行できたし、息子に甘えられたのだろうなって。
あ、映画のテーマからはずれてきてますね(汗)
この映画は本当にじんわりと効いてきて、まず誰もが自分の母親に思いを馳せることでしょう。
そして、私は息子がいるのですが、息子との関係をも考えました。
親は子供に何も望みませんが、もしあのようにちょっぴりでも孝行してもらえたら何物にも代えがたい喜びだろうなって。親孝行してもらえて当然!という気持ちにはなれませんね~。
親子という普遍的なテーマを扱って誰にも当てはまる素晴らしい作品になっていたと思います。
俳優さんはみんな素晴らしかった!
特にご贔屓のオダジョーは、こんなにナチュラルな演技ができるのかと驚きました。
長々とスミマセン。
またよろしくお願いいたします。
2007-04-17 10:01 : ミチ URL : 編集
達也さま、こんにちは~。ご無沙汰しておりました(と言うか、達也さまがブログを2つ持ってはることに昨日気付きました)。
コメント&TBをありがとうございます。
もう一度観られるのですね。「応援団」すごいたくさんでしたよ。
再見楽しんでいらして下さい。

「ひらがなで書かれた聖書」は、故・久世光彦さんの言葉です。
久世さんはこの小説のドラマ化を希望され、演出される予定であったのに亡くなられたのですよね。
久世さんの演出だったら、間違いなくドラマも観たと思うのですが・・。
(でも一応録画はしています)
またお邪魔させて下さいね。ではでは~。
2007-04-17 12:30 : 真紅 URL : 編集
latifaさま、こんにちは~。コメント&TBありがとうございます!
ああ、いいなぁぁ生オダジョー。。←まだ言ってる
そうなんです!小説を読んだ時は「息子視点」にちょっと懐疑的だったんですけど、映画で描かれるオカンの姿をみて、タイトルにした「母としての人生」を一番感じたんですよね。
今、自分のために生きないとカッコ悪い、子どものために我慢して、自分を犠牲にするなんていい人生じゃない!みたいな風潮ありますよね。
でも、少し前までは、それが当たり前だったのですよね。
それが本当にいいか悪いかは別として、そういう人生でも決して否定されるべきではない、とこの映画は言ってくれた気がします。
観終わってからもずっと泣いていました。帰り道も、家に帰っても。
またお話しましょうね、ではでは~。
2007-04-17 12:38 : 真紅 URL : 編集
ミチさま、初めまして!拙ブログにお越し下さり、コメント&TBありがとうございます♪
原作では、ボクはオカンのことを「ボクの一番大切な人、たったひとりの家族」って言ってるんですよね。
もし嫁がいたら、そんなこと口が裂けても言えませんよね、それが本音でも。
ボクが結婚していたら、成り立たない物語だと私も思います。

それが私は、自分の母のことは全く思い浮かべなかったんですよ←親不孝モノ!お母さん、許して。。
しかも、(私にも一人息子がいるのですが)自分にも全く置き換えませんでした。
映画の中の親子の物語に入っていって、涙した感じです。
ミチさまのおっしゃること、すごくわかります。子に何かして欲しい、とかは私も全く望みません。
望むとしたら、元気でいて欲しい、だけかな? まだ小さいので、成長した姿は想像できないんです。

オダジョー、本当に素晴らしかったですね。演技を超えていたと思います。
エンディングテーマ、彼に唄って欲しかったです。
福山くんも大好きなんですけど、『パッチギ!』でオダジョーの歌声に惚れたので。
すみませんどころか、心のこもったコメント、ありがとうございました!
こちらこそ、またお伺いしますね。どうぞよろしくお願いいたします!ではでは~。
2007-04-17 13:13 : 真紅 URL : 編集
こんにちは!
TB&コメントありがとうございました^^・
原作をお読みになっていらっしゃるのですね。
私は未読で鑑賞しました。
物語の節々に優しさやユーモアが感じられ、温かい気持ちで観ていましたが、やはり後半は涙なくしては観られませんでした。
オダギリジョーと樹木希林が素晴らしかったですね。原作も読んでみたくなりました。
他の記事にもお邪魔させて下さいね♪
2007-04-18 18:19 : 由香 URL : 編集
由香さま、こんにちは!拙ブログへようこそおいで下さいました。
コメント&TB、ありがとうございます。
原作はかなり前に読みました。映画化の話も公になっていない頃です。
おっしゃる通り、映画はボクが東京に出てオダジョーが登場する辺りから、俄然よくなったように思います。
原作、お読みになったら是非是非感想をお聞かせ下さい!
私もまたお伺いしますね、ではでは~。
2007-04-18 21:39 : 真紅 URL : 編集
真紅さま、こんばんは~♪
これ、見たいです~。(ので、真紅さまのレヴュー最後の方だけ読み我慢我慢です)
>産むなら女の子、持つなら娘・・
うちはたまたま娘ですけれど、持つなら娘だなんて言い切ってしまうのはどうも生理的にイヤです~。
それに大きくなったら、またオットと一緒にデートするほうがいいです。(向こうはイヤでしょうが)
私の友人は9割が息子持ちなのですけど、みんな「息子が一番!娘も可愛いけど、息子はそれ以上に可愛い!」とメロメロです(笑)
あれ?みんな世間とズレてるのかしら・・
2007-04-18 23:15 : 武田 URL : 編集
武田さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
実はこの記事に、もっと娘がいない寂しさや劣等感について書いていたのですが、不快に思われる方がいるだろうと思い、アップしませんでした。
母親の「息子がかわいい」という気持ちは昔から変わらないでしょうね。
ウチの母も「息子に対する気持ちは特別」と私たち娘に向かって言い切りますもん。
でも、娘を持たない母は、心のどこかで「女の子、欲しかったな・・」と思い続けるものなのかもしれません。
と言うか、自分がそうなんです。
まぁ、私の心情はどうでもいいのですが(笑)、この映画ロングランすると思いますので是非ご覧になって!
オダジョーが『ゆれる』より断然、いいですから!
武田さまの感想、楽しみにしておりますね♪
ではでは~。
2007-04-19 09:16 : 真紅 URL : 編集
子離れ
こんにちは~。
んー、ホント母親から子供は生まれるのですよね。(当然だけど)おっしゃるとおり母は自分の身を削ってまでして産むわけです。
だからこそ子供って母には頭が上がらないのかな。苦笑
いつまでも与えられてばかりじゃだめよね(反省)まーくんもそこに気がついてくれて何より。
私にも二人の息子がいますよ~。ぐふふ、かわいい。・・・子離れ早くしなくちゃー・・・爆
2007-04-19 14:38 : シャーロット URL : 編集
シャーロットさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
母は自分の骨身を分けて子どもを産むわけですが、だからどうして欲しい、とか子に対して全く思いませんよね。
思わないから子も母に対して頭が上がらないのかもしれませんね。
シャーロットさまの別宅で日記読ませていただいたんですよ。
息子さん達への愛が炸裂してましたね、感動モノでしたよ。
子離れ、まだまだしなくていいですよ~!
ではでは、またお伺いしますね。
2007-04-19 21:46 : 真紅 URL : 編集
こんにちは。
嫌いな映画ではないのに水を差すような事を書いてしまったのでコメントとTBを躊躇してました^^;
希林さん、ほんとによかったですね。
息子を信じきっている母親が嘘偽りなく画面に現れてました。
オダジョーもよかったな。
なんであんなへんてこな服を着こなしてしまうんだろう、すごすぎる。
確かに前半は冗漫だと感じました。
子役のアゴについたほくろは目立ちすぎてヘンじゃありませんか^^
TB成功しましたのでよろしくお願いします。
2007-04-20 11:25 : miyuco URL : 編集
こんにちは♪
私には娘しかいないのだけど、息子がいいとか娘がいいとか
考えなかったなぁ~。ないものはわかりませんものね(^^;)
それよりも、あんなお母さんになりた~い!って気持ちの方が強くて、
料理に力を入れよう!なんて思ってます(笑)
最近流行の“食育”じゃないけど、ちゃんとしたものを食べさせたいですね。
オカンのレシピ、知りたいです♪
2007-04-20 13:24 : ひらで~ URL : 編集
miyucoさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
好きな映画だからこそ苦言を呈してしまう、って事ありますよね。
オダジョーって浮世離れしているというか、変な服装・髪型が定番化してますね。
中性的なイメージがあります。でもカッコイイ!
子役のホクロ、「でっかいホクロのある子だなぁ」って思って観てました。
あんなにでっかいの付けなくても(笑)
私もパンフ買ってないのですよ。買い、ですかね?
またお伺いしますね、ではでは~。
2007-04-20 15:58 : 真紅 URL : 編集
ひらで~さま、こちらにもコメント&TBをありがとうございます。
お嬢さまがいらっしゃるのですか♪いいですね~。
原作では、もっと「オカンのメシ」ってのは強調されているんですよ。
でも私は、朝食べる糠漬けのために夜中に起きる、なんてことはできません(泣)
それから、カレーに天ぷらはないやろ!と思いました。
あれって普通の組み合わせですかね?人数が多いからかなぁぁ。
やっぱり、食べるものが一番ですよね!
ではでは、次へ参ります。
2007-04-20 16:15 : 真紅 URL : 編集
性格や行状や発想がとっても似た23歳の息子(ビジュアルじゃなくて残念!)と、
最近すっかりわたしに似てきた21になる娘がいるので、
ボクとオカンの関係と、希林さんと也哉子さんの実の母娘の姿の酷似、
両方に自分を重ねてしまいました。
息子が小さい頃ならそんなことはなかったかもしれないけど、今だからこそ、
息子に手を引かれて歩く、そう遠くない未来を思い、
いつまでも叱咤激励する母の気持ちを思い、
すっかり自分の物語と感じてしまいました。
邦画にありがちな、過剰な演技と「泣かせる」演出がなく、
自然体の脚本もとても巧くて、観てよかったと思える1作になりました。


2007-04-21 21:00 : 悠雅 URL : 編集
悠雅さま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
オダジョーも「これはあなたの物語です」と言っている通り、本当に普遍的な物語ですよね。
母のいない、というか母から生まれてこない人間はいないわけですから。
今、世間では「がんばれっていわないで」っていう風潮もあると思うのですが、オカンの「がんばんなさいよ」も心に残るセリフでした。
親はついそう言ってしまいますよね・・。
原作にあった「過剰さ」が排除されていてとてもよかったです。
欲を言えば、もう少しオカンが幸せそうなシーンもあればな・・と思いましたが。闘病シーンは辛かったですよね。
ではでは、またお伺いします!
2007-04-21 23:29 : 真紅 URL : 編集
真紅さんコメントありがとう
そうですね。小説ではないので映画のほうが音楽と映像を加えて良かったかも・・・オトンも小林薫の漂々ぶりがよかったかな。
2007-04-30 20:18 : ケント URL : 編集
ケントさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
映画は、小説の過剰なところが排除してあって好感しました。
小林薫さんも、登場時間は少なくても印象的でした、流石です。
ではでは、また遊びに伺いますね。
2007-05-01 13:25 : 真紅 URL : 編集
真紅さん TBとコメありがとうございました!
そ~そ~、世間では産むなら女の子って言いますよねぇ。
うちも娘一人だけなんですが、これを観て息子もイイなぁ~って思いました!
でもね、この映画の中でマー君がミズエさんに、自分が母親の話をよくするけど気にならないかって訊いたら、気にならないって答えてたでしょ。
いやぁ、私なら気になるなぁ。。。
デート中にオカンの話ばっかされてもねぇ。
と言いつつ、うちのダンナも付き合ってる時、よく母親の話してました(笑)
男性がマザコンというのは永遠のものですよねぇ。
2007-05-12 18:17 : なぎさ URL : 編集
なぎささま、こんにちは。コメントありがとうございます。
いや~、そうですよね!小倉千加子なんて「運の強い人は必ず女の子を産む」って言い切ってますからね(笑)
お腹の子が男だとわかって、泣いたっていう友人がいます、マジで。実話。
で、結局その子三人産んで全員男の子!
この映画のいいところは、男の子の母にも希望を与えたことだと思います。幻想かもしれないけど・・。

私もね、あの二人なんで別れたんだろうって考えてしまいましたよ。
う~ん、どうして男ってマザコンなんでしょうか?
で、母親も「やっぱり男の子がかわいい」とか言うじゃないですか。謎だわ~。
息子かわいさに嫁いびりしたりする姑だけにはなりたくない!です。
「息子を盗られた」とかね、情けなくなりますよ。。
本当に息子の幸せを望んでいたら、そんな風に思いませんよね。
と、なんか熱く語ってしまいました(笑)
ではでは、またお伺いしますね~。
2007-05-12 22:20 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、かなりネガ感想にもかかわらず
TBコメありがとうございました。
うーん自分はいろいろプライベートな事とかが
やっぱり思い浮かんで、純粋にこの映画に
ハマれなかったんです。でも多くの方に
共感を得ているのではあれば、それは
素晴らしいことなんだろうなって思いますよ~
『樹希と、本木と、時々裕也』って話も
興味あります(笑)
2007-05-27 11:56 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
なんか、kazuponさま的には、サラッと流したい映画だったのでしょうか!?
なのに、TB送ってしまってすみません・・・。
最近、よそのお宅でコメントやらTBで墓穴掘ることがあって、落ち込んでるんですよ~。。
なかなかタイミングが難しいですよね。
ええ~、『樹希と・・』って話、知らないから私もめっちゃ興味津々ですよ~。
モックンって、養子さんなんですよね。すごい勇気あるな、って哉也子さんとの結婚当初は思いました(笑)
ではでは、またお邪魔させて下さいね。
2007-05-27 19:13 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんにちは~
半年待ってようやく鑑賞にこぎ着けました。
私も同じく涙腺決壊でした。
なるほど…原作は「マザコンでどこが悪い!」なのですね(笑)
真紅さんは原作も読んでらっしゃるんですね。
それにオダジョーファンでもあるんですね~♪(気付くのが遅くてすみません)
原作中のボクの雰囲気はどんなだったのだろう…って観ながら思ってたんですけど、映画のオダジョーはそれはそれで、とっても良かったでしたよね。
樹木希林のオカンにも笑わされ泣かされました。
母親の無類の愛をもう一度感じられる作品でしたね。
TBさせて頂きました。
2007-12-09 03:04 : fizz♪ URL : 編集
fizz♪さま、こんにちは~。コメント&TBをありがとうございます。
これもDVDが出たのですね~。なかなかよかったでしょう?
原作は、もうかなり前に読んで、珍しく買ったのですが友人にあげてしまいました。
面白くて泣ける本でしたが、ちょっと反発も感じました。
オダジョーは、熱烈、というわけでもないのですが、常に気になる俳優さんです。カッコイイし(笑)。
原作の「ボク」のイメージでは、私はなかったですね。
もう、原作はモロ、リリーさんです・・・。
機会がありましたら読んでみて下さい、そろそろ文庫にならないかな?
映画は、原作よりも私は好きでした、なんと言っても樹木さんのオカン!ね。
後ほどお伺いしますね、ではでは。。
2007-12-09 20:41 : 真紅 URL : 編集
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