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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66 ★Stay Blue

究極の香りを求めて~『パフューム/ある人殺しの物語』

20070308163900.jpg

「香りを捉えたい!」18世紀、悪臭漂うパリで生まれ落ちたジャン=バティスト・
グルヌイユ
は、どんな匂いも嗅ぎ分ける嗅覚の持ち主。その類稀なる才能により、
香水商バルディーニに弟子入りし香水作りを学んだグルヌイユは、更なる技術を
求めて南部の町グラースへと旅立つ。彼が求め、作り出した運命の香りが人々に
もたらしたものとは?ドイツで大ベストセラーとなったパトリック・ジュースキント
の小説を映像化した衝撃の話題作『マリー・アントワネットと同時代の物語でも
ある。観てきました。

 孤独寡黙本能的な欲求に突き動かされ、常軌を逸した行動に走る主人公グル
ヌイユ。何だかキム・ギドク映画の世界と似たものを感じてしまった。ギドクの
映画がそうであるように、この映画をとても受け入れ難いと感じる人は少なからず
いると思う。冒頭、悪臭にまみれたパリの魚市場、吐き気を催すほどリアルな映像。
滑稽さと紙一重なグルヌイユの立ち振る舞い、猟奇的なストーリー、衝撃的なラス
ト。
私はと言うと、ギリギリのところで踏み止まり、147分の長尺を全く感じるこ
となくこの映画を堪能できたと思う。

20070308164053.jpg

 グルヌイユの行動はモラルに反する犯罪行為だけれど、感覚的に彼を拒否する気に
はなれなかった。彼が終生求めていたのはであり、自分自身に決定的に欠けていた
匂いそのものだ。この映画は自身の存在証明を求め続け、得られなかった男の悲劇
ドラマであると思う。映画初主演であるベン・ウィショーは、野生的かつ不気味な存在
でグルヌイユの悲哀を体現している。彼を支えるのが前半、パリのパートでは香水
商バルディーニを演じたダスティン・ホフマン、後半のグラースのパートでは裕福な
商人リシを演じたアラン・リックマン。このベテラン俳優二人はさすがの存在感、特
にアラン・リックマンの渋い声には痺れた。ヒロイン、ローラを演じたレイチェル・
ハード=ウッド
ももちろん、グルヌイユが究極の香りとして求めたことに説得力十分
な美しさだ。

 トム・ティクヴァ監督の作品(『ラン・ローラ・ラン』『ヘヴン』)は未見ゆえ、比較し
て何か言うことはできないけれど、彼が脚本を書き、音楽も担当していることだけで
もその才能は大変なものだと思う。話題のラストについては、思いっきりネタバレを
書いてくれた雑誌を読んでしまっていたので、なんだか普通に観てしまった。ただ、
あの状況を映像化するのは並大抵の仕事でないことはわかる。

 愛し合う人々を見ながら、パリの街で出会った果物売りの赤毛の少女を思い出すグ
ルヌイユ。彼が予め「愛」を知っていたなら、起こりえなかった悲劇だと思うとやるせな
い。社会の底辺で愛を知らず、自分の鼻が感じ取る香りだけを頼りに生きた彼。生ま
れた街で、生まれた場所に還った彼の魂は、香水の最後の一滴となって消え去る。

 裸体の数のわりに官能はさほど感じなかった。ドイツ映画であり、フランスが舞台
でありながら登場人物たちが英語をしゃべるのも、この映画から受けた不思議な感覚
のひとつ。キワモノ一歩手前ながら、「匂い」を映像化するという試みには間違いなく
成功している大作
。映画館で観たい映画です。

★追記:トム・ティクヴァ監督作品を観ました

 『ラン・ローラ・ラン』感想はコチラ⇒
 『ヘヴン』(超オススメ!)感想はコチラ⇒

『パフューム/ある人殺しの物語』監督・脚本・音楽:トム・ティクヴァ
  主演:ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン、
             レイチェル・ハード=ウッド
/2006・独、仏、西)
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テーマ : パフューム
ジャンル : 映画

2007-03-08 : 映画 : コメント : 26 : トラックバック : 17
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真紅さん、本日何度目かのお邪魔です。
これは、映画館で観たい作品ですよね。
序盤の市場の場面はギリギリ、我慢の限界でしたが、
以降はすっかりお話の流れに取り込まれ、
グルヌイユを悪人と思うことなく、小説を読む感覚で観ていました。

フランスが舞台なのに、英語を話す映画って意外に多い気がします。
フランス語の響きが苦手な者には、かえって助かりました^^;

『ラン・ローラ・ラン』も、別の意味で不思議な感覚の面白さだし、
『ヘヴン』は静かで美しく悲しく…大好きな作品です。
これも、機会があれば…って
そんなことばっかり言っててごめんなさい。
2007-03-08 21:07 : 悠雅 URL : 編集
真紅さま、こんばんは~♪
う、やっぱり今宵はTBがダメみたいです。いつもお手数おかけしてしまって、申し訳ありません。
> 裸体の数のわりに官能はさほど感じなかった。
私もです~。強いて言うならば、赤毛に官能を感じました。(ヘンタイ??)
私が観に行った時は、初日なのに男性(中年以上の)ばかりで、総勢8人という空間でした。が、女性が居ないぶん、香水の香りがゼロで、かえって映画にのめり込めた気がします。無臭でいったほうがいい映画ではないかなあ・・と。
(キョロちゃん!!きゃぁ~♪)
2007-03-08 21:45 : 武田 URL : 編集
ゲイジュツ
こんばんは。
匂いの視覚化にはホント成功してますよね。
でも大変だったと思います。
ほかの誰でもなくティグヴァがメガホンをとったからこそ出来た、ちょっと危ない映画ですよね。
まあ、原作よりも大衆向けのような気もするのですが、これはこれで上出来だと思います。
音楽も監督が手がけるなんてあまりないことだけに、映画とは総合芸術で全てが監督の力量でもあるんだなと感じました。
2007-03-09 01:32 : シャーロット URL : 編集
悠雅さま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
いつも足をお運び下さり、感謝です♪
酷い話なんですけどグルヌイユを悪く思えませんよね。
これってナレーションの力なのかもしれないと思いました。
「お話」、作り事ですよ~って思わせてくれるというか・・。
フランス語の響き、そうですか~。。
フランス語って関西弁と似ているって聞いたことあります。あと、ヨン様がしゃべると韓国語がフランス語に聞こえる、とか←そんなことどーでもいいって!
自分がどうして『ラン・ローラ・ラン』未見なのか不思議なのです。
『ヘヴン』も是非観たいです!
観たらまたお邪魔しに参りますね。ではでは~。
2007-03-09 05:17 : 真紅 URL : 編集
武田さま、こんにちは。コメントありがとうございます。
TB、こちらこそいつもごめんなさい。残念ですわ~。
赤毛に官能・・(笑)。あれは原作通りなんでしょうかね?それとも監督のお好み?
初日に8人、サビシー(泣)
私もこの映画の匂いや香りを嗅ごうと鼻をヒクヒクさせていました。
帰ったら香水つけたい!と思いましたわ~。もちろん、無臭でないとダメですね!
キョロちゃんは、我が家の「守り神」になっていただきました。
ではでは、また伺いますね。TBもリトライしてみます。
2007-03-09 05:24 : 真紅 URL : 編集
シャーロットさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
監督の作品は初見でしたのですけど、凄い才能を感じました。
錚々たる名監督が名乗りを挙げていたそうですね。
原作も読まれていたら、より深く味わえたことと思います。
映画とは総合芸術、その通りだと私も思います。
スコアも書くって、イーストウッドくらいしか思い浮かびません。
『ラン・ローラ・ラン』など、是非観たいと思いました。
ではでは、またお伺いします。
2007-03-09 05:31 : 真紅 URL : 編集
こんにちは!
お久しぶりです~♪

私も「パフューム」見てきました。
なんどかTBをトライしてみたんですけど、できなかったのでまた後でさせてくださいe-466

アランが出なかったらたぶん見たいと思うジャンルの映画ではなかったけど、見終わってみれば・・・。

あのラストの衝撃・・一歩間違うと笑っちゃうようなあのラストはすごかった・・。

主役のベン・ウィショーくんが見事!でした。
彼のおかげでこの映画が成り立っている・・といっても過言ではないでしょうね~。
2007-03-09 10:22 : emiママ URL : 編集
emiママさま、こんにちは。コメントありがとうございます♪
そうそう、アランが出ているからemiママさまも観られたかな?と思って昨日お邪魔したんですよ。
お友達と行かれたのですね~。焼肉ランチいいな(笑)
ベン・ウィショーくん、ホントすごかったですね!私は彼の事初見だったんですけど、出演作観てみたいな~と思いました。
でも私はアランの声に痺れました~。。素敵よねぇ。。
夏、スネイプ先生に会いに行くかも?!楽しみですね。
ではでは、これからまたお伺いします~。
2007-03-09 11:29 : 真紅 URL : 編集
TBさせていただきました♪

それとアランがひれ伏した意味・・・。
ほんと、そうか!そうだったんだ!なるほど!です。

あの後つけたしとして書いたのですが、ずっと気になってたホントのラスト。これも衝撃でしたね。

もしかしてまた見に行っちゃうかも・・。
アランの「ローラー!」を聞きに・・。

夏にはぜひスネイプ先生にも会ってくださいね~♪
2007-03-09 23:04 : emiママ URL : 編集
emiママさま、再びの訪問&TBありがとうございます。
グルヌイユが「カエル」という意味だったとは・・。知りませんでした。
あの「本当の」ラスト、あれにはハンニバル・レクターもビックリですね(笑)
でも、生理的に嫌悪感はなかったですよね、何故か・・。
是非是非再鑑賞なさって下さいまし~。また何か気付いたことあったら教えて下さいね♪
またお話しましょう、ではでは~。
2007-03-10 03:55 : 真紅 URL : 編集
真紅さん こんにちは!
これ、好き嫌いが分かれそうな作品ですが、私は嫌いではないです。
むしろこの不思議な感覚が気に入りました。
なるほど、キム・ギドク監督の世界観と似てましたか。
彼の作品は以前から観たいのですが、未だに1本も観れてないのが残念です。
トム・ティクヴァ監督のセンスってイイですよねぇ。
2007-03-10 16:32 : なぎさ URL : 編集
なぎささま、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も嫌いな作品ではないです。でも受け入れられない、っていう方もいるだろうな~と思いました。
キム・ギドクは観て損はないと思います、是非ご覧になって下さいませ!
なぎささまの感想、読んでみたいです。
私はトム・ティクヴァが初だったので、これから観てみようと思っています。
ではでは、またお話して下さいね!
2007-03-10 19:22 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、確かにキワモノギリギリライン
の映画だと思いました!でも生まれながらにして誰にも愛されない(と思い込んでいただけかも)主人公が民衆を陶酔させることはできても
それは作り出したものに対してだけだった
ってのが切なかったですね、
自分もラストの群衆シーンは
官能はあまり感じませんでしたが、
最初の赤毛の女の子の所は印象に
残ってます。
2007-03-12 21:34 : kazupon URL : 編集
kazuponさま、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
主人公は原作では容姿が醜悪、とされているとか・・。
映画では普通(以上?)でしたからそこら辺の哀しみは伝わってきませんでしたね。
体臭がないから愛されない、っていうところだけで。
最初の赤毛の女の子、ジュリエット・ビノシュに似てる!と思ってすごく印象的でした。
またお伺いしますね、ではでは~。
2007-03-13 06:27 : 真紅 URL : 編集
お邪魔します~
TB&コメントありがとうございます。
真紅さんのおっしゃるとおり、うつせみの主人公ににたものを感じましたね。
やはり愛し、愛されることができない人生というのは悲しいものですよね。主人公の孤独の深さが観ていてせつなかったわ・・。
背後にいても彼だから気づかれなかったでしょうが・・実際、ああいう風に後ろに人がいたら
ちょっと気持ち悪いですよね・・・笑
2007-03-18 18:06 : みみこ URL : 編集
みみこさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
おお、『うつせみ』感じました?うれしいです~。
グルヌイユに感情移入したり、同情したりはしなかったのですが、彼の孤独は沁みましたね。
気配っていうのは、嗅覚とも結びついているのでしょうか?
後ろに人がいたら、確かに気持ち悪いしビックリしますよ!(笑)
またお話しましょうね、ではでは~。
2007-03-18 21:26 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんにちは。
不気味で不思議な映画でしたー。この後にも何本か観たけど、かすみがちです。『パフューム』の威力があまりにも強烈で・・・。
で、似合わんことは承知の上で赤毛にしたい!一瞬だけでも!と無謀な野望を抱いてしまいました。
B.ウィショーは何本か脇役で出ているのを観たことあって、わー猿顔好きかもーなどというどうでもいい感想を抱いてたんですが、謝罪しいたします(←誰に?) 今後がほんとに楽しみですね。
2007-03-24 21:53 : かいろ URL : 編集
かいろさま、こんにちは。コメント&TBをありがとうございます。
この映画相当不気味で猟奇的なんだけど、不思議と嫌悪感はなかったですよね。
私もこの後『ラン、ローラ、ラン』も観て、赤毛願望なんですよ!
実は私、ヘアカラーってしたことないんですよ。
ヘアマニキュアは何回かしたことあるので、次回赤のヘアマニキュア、してみようかな?と思ってるんです!!!
一緒にどうですか?(笑)
ベン・ウィショーは『レイヤーケーキ』に出ているのですよね?
猿顔、ほんとそうですね!ナイナイの岡村に似てるかもだわ(笑)
ではでは、後ほどお伺いします~。
2007-03-25 00:56 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、こんばんは。
TB&コメントありがとうございました。
真紅さんも、この後、『ラン・ローラ・ラン』を見たのですね。私もです。
後で、そちらにも寄らせていただきますね。
私も、ついつい赤毛に染めたくなってしまいました。
2007-04-12 00:10 : とらねこ URL : 編集
とらねこさま、こんにちは♪ コメント&TBありがとうございます。
皆さんが言及しておられる「赤毛のローラ」気になりますよね。
私はずっとロングで染めたことないのですが、今度は赤くしてみようかな、と・・。
HNが真紅だけに(笑)。でもあまり根性ないので、「なんちゃって赤毛」くらいで止めときますが。
またお伺いしますね、ではでは~。
2007-04-12 08:44 : 真紅 URL : 編集
ブログ開設まえに見たので、今回wowow放映で3回目にしてやっと記事アップできました。劇場に2回もいった人間って私くらいではないかしら(笑) TBしたけど届いてますか?
これはね、皆あの処刑場シーンとか冒頭の映像などが過剰に言われてるけど、私には乙女チックに反応した映画。一人の若者の悲しい悲しい愛の切ない物語。いろんな解釈が含まれていて3回目も劇場と変わらず良かった。
2008-04-02 06:06 : シュエット URL : 編集
シュエットさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます。
TBは無事届いておりますよ!
赤毛の美少女には「乙女」を感じますが、映画自体に「乙女ちっく」は感じなかったような・・・。
でも確かに、悲しい愛の物語ではありましたね。
「いろんな解釈」を拝読しに、後ほどお伺いします~。
ではでは!
2008-04-02 07:37 : 真紅 URL : 編集
言葉足らずで誤解されちゃった。
感傷的になった気持ちが乙女チックな切なさという意味なんです。
2008-04-02 09:04 : シュエット URL : 編集
シュエットさま、再びのコメントありがとうございます。
なるほど、そういうことですね(笑)。納得いたしました!
2008-04-02 14:43 : 真紅 URL : 編集
こんにちは!
キム・ギドク作品と確かに重なるところがあるかもしれないですね。特に「キワモノ」一歩手前というところが(笑)考えたこともありませんでしたが、ものすごくしっくりきました。癖になる作品ですね
2008-10-11 05:12 : ミリアム URL : 編集
ミリアムさま、こんにちは。コメントとTBをありがとうございます!
主人公がほとんどしゃべらないところが、ちょっとギドクっぽかったですね。
この映画賛否あると思うのですが、香りを映像化するなんてちょっと凄い試みですよね。
後ほどお伺いしますね、ではでは~。
2008-10-11 14:40 : 真紅 URL : 編集
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