小説だけにできること~マイケル・カニンガム/インタビュー
 NHKBSの『週刊ブックレビュー』に、マイケル・カニンガムが出演した。
ほとんど観たことがない番組なのであるが、しっかり録画。「すっごく素敵な紳士」
だという評判であるし、昨年秋の講演に行けなかったので、興味津々で観る。

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 Michael Cunningham

 /この世の果ての家
 /めぐりあう時間たち
 /星々の生まれるところ


 背が高くて、俳優さんみたい。。


 柔らかい物腰でインタビューに答える。NY在住、初来日だそうだ。

 最新作『星々の生まれるところ』は、小説の持つ娯楽性とシリアスさの融合を目指
した。
 今、この時代の生きている感覚を伝えること、ある時、ある場所、ある時代の
人々の心の内側を描けるのは小説だけである。
 問題のある政府が治める国に住んでいる作家として、政治的でない小説は書け
なくなってしまった
と感じている。9・11後、第二の悲劇を招いたアメリカ政府の
対応への怒りがある。
 書くということに対する興味は尽きることがない。尽きることの無い好奇心を
持つことも、才能の一つだと考えるようになった。

 若い頃に読んだ本は人生の糧となる、とも語っていた。私はもう若くはないけれ
ど、これからも彼の本は私の人生の糧となり続けるだろう。次回作が待ち遠しい。

★レビューはこちら⇒ この世の果ての家
         ⇒ 星々の生まれるところ

         ⇒ イノセント・ラブ


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[2007/02/12 23:24] | 読書 | トラックバック(1) | コメント(0) |
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マイケル・カニンガム、NHK「週刊ブックレビュー」
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[2007/02/13 18:05] 藍空放浪記
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