綱渡り~『ザ・ウォーク』 【2D字幕版】

THE WALK
1974年。パリの大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)
は、NYに地上110階、高さ411メートルのツインタワーが建設されることを知
る。ワイヤー・ウォークに魅せられていた彼は、ツインタワーにワイヤーを張
り、そこを渡ろうと決意する。しかも、命綱なしで・・・。
2008年、アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した 『マン・オン・ワイヤ
ー』 に感動したので、この題材がJGL主演で映画化されると知ったときは正
直、驚いた。期待半分、不安半分で初日に駆けつける。面白く観たけれど、
観終わって 『マン・オン・ワイヤー』 がまた観たいな、と思ってしまった。ち
なみに、フィリップ・プティはトニー・ガトリフの名作 『モンド』 にも出演してい
る。あー、あの映画も、また観たいなぁ。。

私は高所恐怖症ではないけれど、この主人公は完全に 「狂っている」 と
思った。いやいや普通、やらないでしょう。110階で綱渡りって、何の冗談?
映画で観ているだけでも、足がすくむのに・・・。しかしまぁ、彼は並外れた度
胸と才能と強運の持ち主なのだとは思う。実際に会ったら、一瞬にして魅了
されるキャラクターなのだろうとも。だからこそ、身銭を切って協力してくれる
仲間にも恵まれたのだ。
その 「共犯者」 の中でも、高所恐怖症の数学教師・ジェフ(セザール・ドム
ボイ)がかわいい。掛け算や割り算の暗算で、恐怖から気を逸らそうとすると
ころがツボ。プティのガールフレンド、アニー(シャルロット・ルボン)は、ウィノ
ナ・ライダーに似たかわいい人だった。

JGLは大好きなのだが、彼、最近顔が変わった? 二重がおかしい気がする
のだけど、、、もしかして整形? あの細い、笑うとなくなる眼が、好きだったん
だけどなぁ。
( 『ザ・ウォーク』 監督・製作・共同脚本:ロバート・ゼメキス/2015・USA/
主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン)
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映画 『ザ・ウォーク(3D・日本語字幕版)』 (公式)を先日、劇場鑑賞。採点は、 ★★★★ ☆ (5点満点で4点)。100点満点なら70点にします。
なお、原作小説である大道芸人フィリップ・プティのノンフィクション『マン・オン・ワイヤー』は未読。
また、本作で描かれる、プティの挑戦への決意から成功を関係者の証言や再現映像で見せるドキュメンタリー映画『マン・オン・ワイヤー』...
2016-02-11 16:26 :
ディレクターの目線blog@FC2
その歩み、威風堂々。
2016-02-11 17:25 :
Akira's VOICE
フランスの綱渡り芸人フィリップ・プティの自伝を下にした作品。自伝がベースであるためか、主人公フィリップの視点で物語が進みます。なので、自分に都合がわるい所は省かれているかも。
ジョセフ・ゴードン=レビットは、フランス文学に傾倒していたことがあるためか、...
2016-02-11 17:49 :
勝手に映画評
『ザ・ウォーク』(3D)をTOHOシネマズ渋谷で見てきました。
(1)予告編から面白そうだと思って映画館に行ってきました。
本作(注1)の冒頭には、「これは実話である」(True Story)との字幕が出ます。
次いで、黒いタートルネックを着た本作の主人公フリップ・...
2016-02-11 18:17 :
映画的・絵画的・音楽的
手に汗握るというけど、見終わった後、本当に手のひらが汗でベチョベチョに。高所恐怖症なので、見ている最中、「これは映画だこれは映画だ」とずっと念じていました(笑) 作品情報 2015年アメリカ映画 監督:ロバート・ゼメキス 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴ…
2016-02-11 18:35 :
映画好きパパの鑑賞日記
公式サイト。原題:The Walk。フィリップ・プティ原作、ロバート・ゼメキス監督。ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・ ...
2016-02-11 19:52 :
佐藤秀の徒然幻視録
『ザ・ウォーク』THE WALK監督 : ロバート・ゼメキス出演 : ジョセフ・ゴードン=レヴィットベン・キングズレーシャルロット・ルボン、他物語・1974年。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(
2016-02-11 20:17 :
映画雑記・COLOR of CINEMA
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス監督の最新作。
今回は試写会にて一足先に鑑賞させていただいたのだが、劇場公開は本日23日から。
主役のフィリップ・プティにはフランス語の堪能なジョセフ・ゴードン=レヴィット。サーカスの団長にはベン・キングスレーが扮している。
1974年にワールド・トレード・センター(ツイ...
2016-02-11 21:15 :
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
映画『ザ・ウォーク』は、2009年日本公開のドキュメンタリー『マン・オン・ワイヤ
2016-02-11 21:57 :
大江戸時夫の東京温度
高所恐怖症にはあまりにも怖すぎる青春映画。
膝がガクガク震えてしまいました。作り物の映像だと分かっていても、スクリーンを見続けることが苦痛になる映画でした。
映画を見続 ...
2016-02-11 22:49 :
こねたみっくす
極限の縁を歩く。
ワイヤーの上のアーティストの、創造の夢と狂気。
1974年8月、当時完成目前だったニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーの間にワイヤーを渡し、地上411メートルで命綱なしの綱渡りを行ったフランス人、フィリップ・プティの挑戦を描く実話ベースのヒューマンドラマ。
前作「フライト」で12年ぶりに実写作品へと回帰したロバート・ゼメキス監督は、「ポーラ...
2016-02-11 22:53 :
ノラネコの呑んで観るシネマ
1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した、フィリップ・プティの著書を実写化した実録ドラマ。彼が成し遂げた前代未聞の偉業の全貌が映し出される。メガホンを取るのは、『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのロバート・ゼメキス。『ドン・ジョン...
2016-02-12 13:25 :
パピとママ映画のblog
1974年、当時世界で最も高い建物だったNYのワールドトレードセンターに、1本のワイヤーを張り、その上を歩いて渡った男がいた。男の名はフィリップ・プティ。「ザ・ウォーク」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。最初に言っておきますけど、高所恐怖症の人は絶対見たらアカ~ン!!
故郷のフランスの町にやって来たサーカス団。その綱渡りの演技に魅了された少年フィリップ・プティは...
2016-02-12 13:32 :
シネマ親父の“日々是妄言”
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
1月23日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:05の回を鑑賞。2D・字幕版。
2016-02-12 21:11 :
みはいる・BのB
ひえぇぇ~~~ 公式サイト http://www.thewalk-movie.jp 実話の映画化 原作: マン・オン・ワイヤー (フィリップ・プティ著/白揚社)監督: ロバート・ゼメキス 8歳の時にサ
2016-02-15 11:01 :
風に吹かれて
【THE WALK】 2016/01/23公開 アメリカ 123分監督:ロバート・ゼメキス出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・デール
地上411メートル/ワイヤー幅2.2センチ
STORY:1974年。フランス人の大道芸人フィリ...
2016-02-16 12:52 :
★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した、フィリップ・プティの著書を実写化!
2008年のアカデミー賞受賞ドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」でも描かれたが本作の
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ 一...
2016-02-16 23:23 :
我想一個人映画美的女人blog
大道芸人フィリップ・プティのノンフィクション「マン・オン・ワイヤー」原作。1974年8月7日のニューヨーク、ワールドトレードセンターの二つのビルの間にかけたワイヤーで綱渡りを披露した男の実話を、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメ
2016-02-21 19:45 :
流浪の狂人ブログ〜旅路より〜
[ザ・ウォーク] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:大吉 2016年4本目です。 【あらすじ】 パリの路上でジャグリングや綱渡りを披露し人気の大道芸人になっていたフィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ニュー…
2016-02-22 03:21 :
必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!
ザ・ウォーク
'15:米
◆原題:THE WALK
◆監督:ロバート・ゼメキス「フライト」「Disney's クリスマス・キャロル」
◆主演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン 、ジェームズ・バッジ・デール、クレマン・シボニー、セザ...
2016-03-20 23:19 :
C’est joli ここちいい毎日を♪
25日のことですが、映画「ザ・ウォーク」IMAX 3Dを鑑賞しました。
1974年 フランス人の大道芸人フィリップ・プティは誰も考えついたことのない挑戦をすることに。それはニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ
ワールド・トレード・センターの屋上と屋上の間にワイヤー...
2016-03-30 22:27 :
笑う社会人の生活
70年代にワールド・トレード・センターでの空中綱渡り に挑戦した、フランス人フィリップ・プティの実際の 出来事を基にした映画『ザ・ウォーク』が公開され ましたので観に行ってきました。 こちらは3D作品でしたので3D字幕版を選択、シネコン の大きいスクリーンで上映…
2016-05-01 20:10 :
映画B-ブログ
THE WALK
2015年
アメリカ
123分
ドラマ/サスペンス/伝記
劇場公開(2016/01/23)
監督:
ロバート・ゼメキス
『フライト』
製作:
ロバート・ゼメキス
原作:
フィリップ・プティ『マン・オン・ワイヤー』
脚本:
ロバート・ゼメキス
出演:
ジョセフ・ゴードン...
2016-06-15 12:53 :
銀幕大帝α
☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年アメリカ映画 監督ロバート・ゼメキス
ネタバレあり
2016-10-16 09:02 :
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
コメントの投稿
汗ビッチョリ(笑)
真紅さんへ。
こんにちは。お元気ですか?
ねぇねぇ、真紅さん……僕も大ファンなんですよ。
そうですか……ゴードン・レヴィットの目ねぇ。
僕も何となくどこか変わったような気がしていました。
ただ、カツラと整形は一発で見抜く僕なので……(笑)
今度、注意してみてみましょう。
今回、僕は顔よりも髪の毛に注目!あれ、カツラですよね?
ところで!高いところは全く問題ない僕ですが、
これは手の平に汗ビッチョリ掻きました(苦笑)
ホラ、僕って愛らしい仔猫ちゃんですから肉球しか汗掻かない(笑)
いますよね、山に登る人とか……高いところの綱渡りする人の気がしれませんが、
実にいい仲間に恵まれましたよね。人徳ですかね。
その辺は真紅さんが仰言る通りに人を惹き付ける魅力があるのでしょう。
ご本人はまだ存命なんですね。
「マン・オン・ワイヤー」……未見です。見てみたいなぁ……。
ブノワ。
こんにちは。お元気ですか?
ねぇねぇ、真紅さん……僕も大ファンなんですよ。
そうですか……ゴードン・レヴィットの目ねぇ。
僕も何となくどこか変わったような気がしていました。
ただ、カツラと整形は一発で見抜く僕なので……(笑)
今度、注意してみてみましょう。
今回、僕は顔よりも髪の毛に注目!あれ、カツラですよね?
ところで!高いところは全く問題ない僕ですが、
これは手の平に汗ビッチョリ掻きました(苦笑)
ホラ、僕って愛らしい仔猫ちゃんですから肉球しか汗掻かない(笑)
いますよね、山に登る人とか……高いところの綱渡りする人の気がしれませんが、
実にいい仲間に恵まれましたよね。人徳ですかね。
その辺は真紅さんが仰言る通りに人を惹き付ける魅力があるのでしょう。
ご本人はまだ存命なんですね。
「マン・オン・ワイヤー」……未見です。見てみたいなぁ……。
ブノワ。
ブノワ。さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
元気ですよ~、明日が休みなのでうれしいです。フフフ。
JGL、いいですよね! でも顔が、、、目が、、、しくしく。
髪は私もカツラなのかな? と思いました。髪型がちょっと不自然でしたね?
『(500日)のサマー』が一番好きです。
この映画を観て「手に汗をかいた」と言う方が多く、少し驚いています。
私は、結構高いところ平気なほうなので(笑)。
みなさん3Dでご覧になってるのかなぁ、、、凄い臨場感、と聞きました。
あ、ブノワ。さんも高いところ問題ないのですね、、フフフ。
でも、この主人公の気持ちは「全く」理解できません。有り得ないです。
ものすごく変わった人ですよね、、常識では測れない。
だからこその魅力だとも思いますが。
『マン・オン・ワイヤー』詩的で素晴らしいドキュメンタリーだと思った記憶があります。
音楽がね、マイケル・ナイマンだったんですよね。
BSでやってくれないかなぁ。
元気ですよ~、明日が休みなのでうれしいです。フフフ。
JGL、いいですよね! でも顔が、、、目が、、、しくしく。
髪は私もカツラなのかな? と思いました。髪型がちょっと不自然でしたね?
『(500日)のサマー』が一番好きです。
この映画を観て「手に汗をかいた」と言う方が多く、少し驚いています。
私は、結構高いところ平気なほうなので(笑)。
みなさん3Dでご覧になってるのかなぁ、、、凄い臨場感、と聞きました。
あ、ブノワ。さんも高いところ問題ないのですね、、フフフ。
でも、この主人公の気持ちは「全く」理解できません。有り得ないです。
ものすごく変わった人ですよね、、常識では測れない。
だからこその魅力だとも思いますが。
『マン・オン・ワイヤー』詩的で素晴らしいドキュメンタリーだと思った記憶があります。
音楽がね、マイケル・ナイマンだったんですよね。
BSでやってくれないかなぁ。