ケイシー・アフレックが気の毒過ぎる(笑)~『マイ・インターン』

THE INTERN
妻を亡くし、悠々自適ではあるが 「まだ何かやれる」 と感じている70歳の
ベン(ロバート・デ・ニーロ)は、シニア・インターンに応募する。採用された企業
は急成長中のファッション通販サイト。社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)付
となったベンだったが・・・。
デ・ニーロが好々爺になっとる! 仕事に家庭に、悩み多き主人公が、初めは
警戒していた歳の離れた相棒に助けられて、、、という王道ストーリー。最先端
のファッションの街、おしゃれで美しい素敵なニューヨークが舞台の 「ナンシー
・マイヤーズの世界」。デ・ニーロだもんね、アン・ハサウェイだもんね、評判いい
よね。でも私はダメでした。。
※かなりdisっておりますので、この映画が好きな方は以下、閲覧ご注意ください。

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「社外からCEOを招く」 と告げられたジュールズが泣き出す場面で、目を疑
ってしまった。自らの才覚で会社を立ち上げ、急成長させた経営者が? あそ
こで泣く? あり得ない。
彼女の助手も泣く。「9ヶ月間、こんなに頑張ってるのに認めてくれない」。泣
くのは自由だけれど、退社後に自宅か、バーで泣けば?
夫の浮気を知ったジュールズは、またしても大泣き。「一人でお墓に入りた
くない!」 えええええーーー!! 散骨や樹木葬、ゼロ葬が話題のこの21
世紀、2015年に? ナンシー・マイヤーズって頭が古いか、もしかミソジニス
トなんじゃないの??(女だけど) マジでイライラした私って、性格が悪いの
だろうか?(いや性格が悪いと言うより荒んでいるのだろう) どーして再婚
するのが夫だけなのさ? ジュールズだって望めばできるでしょ。
長時間労働にママ友問題、なんだか日本みたい。アメリカって案外、遅れて
るんだな。いや、日本がアメリカの真似をしているのか。見習うべきは北欧や、
フランスじゃないのかなぁ。。
デ・ニーロがせっかく殺気を消して、コメディ演技頑張ってるのに。でも、彼が
床屋でケープを掛けられてるシーンは一瞬、緊張したな。床屋ってギャング映
画の定番血みどろ舞台だもんね。しかし一番気の毒なのはケイシー・アフレッ
クですよ。「ベンの弟」 ってどんだけ存在感薄いねん。いい役者なのにさぁ、
ごめんよケイシー。爆笑したわ。
( 『マイ・インターン』 監督・製作・脚本:ナンシー・マイヤーズ/
主演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ/2015・USA)
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正直、こんなネガ記事にコメントをいただけるとは思いませんでした(笑)。
この映画世間では大評判、大好評のようですね。
自分一人がヒネクレ者なのかと思っていましたが。。
ベンの弟の下りは、ジュールズの母の家に従業員たちが忍び込むときに、
自分たちを『オーシャンズ』になぞらえるシーンです。笑った・・・。
真紅さんへ。
こんにちは。たった今、観て来ました。
真紅さんの記事を読んでいたし、
僕の中でデ・ニーロは90年で終わっている俳優なので、
意外に、面白く観ました。ダメかな、それじゃ(笑)
デ・ニーロに心酔した世代としては、
このところの体たらくには我慢出来ないのです。
やっぱり役者は商売に手を出しちゃダメなんですよ。
レストランやったりワイナリー経営したり……。
ワインなんか作っているから飛行機内で放尿しちゃうんです(笑)
確かに皆さんよく泣きましたよね。「プラダ〜」の時もそうでした。
チョッと違うけど「半沢直樹」や「ルーズベルト・ゲーム」、
今やっている「下町ロケット」も皆さんよくお泣きになる……。
仕事が出来る人は泣く……きっと流行りなんですよ(笑)
ところで、僕もケーシー・アフレックてどの人?でした(笑)
そうですよね?出ていないんですよね?(爆)
ブノワ。
フランス旅行記、楽しみに読ませていただいておりますよ!
素晴らしい旅をなさったようで、何よりです。
さて。映画ご覧になる前にこの記事読まれていたのですか。
すみません、、、最近ちょっと嫌なこと、、と言うか嫌な状態が続いていて、この映画ちょっと幸せな気分では観られませんでした。
大ヒットしていますし、評判も上々だし、確かに面白く観られる映画だと思いますよ。
でも、個人的にはワーストにしそうなくらい癇に障る作品でした。
トホホ。。。
デ・ニーロ、、どーしちゃったのかと思っていましたが、なるほどそういう理由でしたか。。
彼ほどの役者が、そんなビジネスマンになってしまって。。残念ですね。
だからスコセッシもレオと組んだのかなー。
私自身もよく泣くほうで、社会人に成り立ての頃なんてしょっちゅうオフィスで泣いていましたよ。
仕事ができなくて泣いていたんですが。今思うと恥ずかしいですね。
しかしこの映画の主人公ジュールズは、CEOが来ると聞いただけで泣くような女性ではダメだと思うのです。
強く立ち向かっていく女性を描いて欲しい、、、って望んでも無駄かな。
ケーシー、ブノワ。さまにも認識されていなかったのですね。
ますます気の毒過ぎる(笑)。