月とカナリヤ~『あん』

小さなどら焼き屋 「どら春」 の雇われ店長・千太郎(永瀬正敏)のもとに、
徳江と名乗る老婦人(樹木希林)がやってくる。彼女は病気で指が不自由だ
が、どら焼きの 「あん」 作りが得意で、ここで働きたいと千太郎に言うのだ
った。
カンヌ映画祭の常連・河瀬直美監督の映画を、劇場鑑賞するのは初めて。
ドリアン助川の小説が原作ということと、キャストにも惹かれて初日鑑賞。中
高年客でほぼ満席なことに驚いた。やはり、樹木希林人気なのかな、と思う。
本作も、カンヌ映画祭 「ある視点」 部門に出品されている。

ストーリー自体は、劇場予告でほぼ語られていたので驚きはない。どら春の
オーナー(浅田美代子)と、その甥っ子があまりにも類型的な悪役に描かれて
いること、ワカナ(内田伽羅)の母(水野美紀)の描かれ方が中途半端だったこ
とに少し、不満はある。しかし樹木希林と永瀬正敏の演技を観ているうちに、そ
んなことはどうでもいいと思えてくる。ふたりとも、ある意味 「そのまんま」 な
芝居なのだが、愚直なほど誠実に演じているのだ。そしてそんな彼らの苦悩
は真っ直ぐ、私の胸に突き刺さる。
私の悩みなんて、ふたりの抱えている重荷に比べればほんの些細なことか
もしれない。しかし生まれて初めて 「仕事」 を得た、徳江の歓びはよくわか
る。働きたいと願い、それが叶ったときって、本当にうれしいものだから。
おいしくなったどら焼きにワッ、と群がり、徳江の噂が広まると、水が引くよう
に去ってゆく人々。自分も、もしあの町に住んでいたなら、きっとそんな人々の
ひとりなんだろうな、と思う。差別はいけないことだ、と頭ではわかっているつ
もりでも、そもそも 「ハンセン氏病」 について、自分には何の知識もないのだ
から。差別って、無知や怖れが温床なんだと思う。

理不尽な人生でも、この世に生まれてきただけでも生きる意味はある、と静
かに訴えるこの作品。そこに、樹木希林と内田伽羅の 「祖母と孫娘が共演!」
なんて余計な色はつけなくてもよかったんじゃないかな。少しだけ残念に思う。
内田伽羅はお父さんそっくり。今はもっさりしているけれど、もう少し成長して、
痩せればすっきりと美しくなりそう。
徳江は、風や木や花や月、この世界の全てに耳を澄ませていた。理不尽な
人生に、恨みごとのひとつも口にすることなく。重い映画だけれど、ラストシー
ンの晴れ晴れとした千太郎の笑顔で少し、救われた思いだった。
( 『あん』 監督・脚本・編集:河瀬直美/2015・日本、仏、独/
主演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子)
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trackback
河瀬直美監督がドリアン助川さんの同名小説を原作に樹木希林さんを主演に小さなどら焼き屋で粒あん作りを担う元ハンセン病患者の女性の姿を描いたヒューマンドラマです。
出演は ...
2015-06-14 16:33 :
カノンな日々
公式サイト。日本=フランス=ドイツ。ドリアン助川原作、河瀬直美監督。樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、水野美紀、太賀、兼松若人、浅田美代子。ハンセン病を患ってい ...
2015-06-14 19:28 :
佐藤秀の徒然幻視録
『殯(もがり)の森』などの河瀬直美が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。原作は、詩人...
2015-06-14 19:32 :
パピとママ映画のblog
『あん』を新宿武蔵野館で見ました。
(1)本作が、河瀬直美監督(注1)が制作し、第68回カンヌ映画祭「ある視点」部門のオープニング作品となったというので、映画館に行ってきました。
本作(注2)の冒頭は、早朝、アパートの1室から千太郎(永瀬正敏)が出てきて、...
2015-06-14 20:48 :
映画的・絵画的・音楽的
2015年・日本=フランス=ドイツ合作 配給:エレファントハウス 監督:河瀬直美 原作:ドリアン助川 脚本:河瀬直美プロデューサー:福嶋更一郎、大山義人 撮影:穐山茂樹 詩人や作家、ミュージシャンとし
2015-06-14 23:30 :
お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
陽の当たる社会で生きるために、心を自由にしなさい。
まるでもう会えない母親に言われたような、この淋しさの奥に感謝しきれない想い。こんな感覚をまさか河荑直美監督作品で味 ...
2015-06-14 23:33 :
こねたみっくす
☆・・・これはいい作品でした。
・・・傷害事件を起こし服役した主人公は、どら焼き屋の雇われ店長となっていた。 そんなおり、一人の老女がやってくる。 バイトを希望してきたが、あまりにも年老いていたので店長は躊躇する。... しかし、勧められて食べた、老女...
2015-06-15 05:35 :
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
どら焼き店の店長と美味しい粒あんを作る老女、どら焼き店の常連客である女子中学生を軸に人間模様を描いた作品です。
2015-06-15 22:15 :
水曜日のシネマ日記
『萌の朱雀』『殯の森』の河瀬直美監督の初の商業映画(という言い方は語弊がありますが、あえて)であり、初の原作あり映画を、シネスイッチ銀座で。 私の観たのは14:00の回でしたが、16:35の回の後には、監督と著名なカメラマンであるレスリー・キーさんのトーク・…
2015-06-16 18:52 :
健康への長い道
ほんとは予定になかった。これは完全に周りのブロガーさんの評判てことで。
ついでに言うと、これを見に行く前夜にこんなのもテレビで見てた。
36年ぶりのデュエットだったらしいね〜。年がばれる話ですがドラマ「ムー」「ムー一族」は好きだったし
リアルタイムで見...
2015-07-02 10:01 :
ペパーミントの魔術師
残したい、最後の声。
餡は甘いものだけど、映画はちょっとビターだ。
明け方、桜並木に近い古めかしいビルの屋上で、たばこを燻らせる一人の男。
彼の背負っているものの重さ、静かなる葛藤を、映像だけで端的に感じさせる秀逸なオープニング。
長瀬正敏演じる千太郎は、小さなどら焼き屋「どら春」を一人で切り盛りする店長だ。
ある日、店に徳江という謎めいた老婆が現れて、働かせて欲しいという。
...
2015-07-04 22:29 :
ノラネコの呑んで観るシネマ
河瀬直美監督がこれまでの作風を若干かえ、有名キャストで東京を舞台にした作品。これまで、彼女の作品は数本みており、すべて途中で寝てしまいましたが、初めて、最後まで見た作品になりました。 作品情報 2015年日本映画 監督:河瀬直美 出演:樹木希林、永瀬正…
2015-07-08 06:33 :
映画好きパパの鑑賞日記
□作品オフィシャルサイト 「あん」□監督・脚本 河瀬直美□原作 ドリアン助川□キャスト 樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、水野美紀、浅田美代子■鑑賞日 6月20日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> あることが...
2015-07-10 08:19 :
京の昼寝〜♪
あえて言葉にしない。
なのにこんなに胸の奥にまで響くとは・・・・
想いがいっぱい、その行間から次々と溢れてくる。
2015-07-25 22:45 :
ノルウェー暮らし・イン・原宿
あん
'15:日本+フランス+ドイツ
◆監督:河瀬直美「2つ目の窓」「朱花の月」
◆出演:樹木希林、永瀬正敏、市原悦子、内田伽羅、浅田美代子、水野美紀、太賀、兼松若人、村田優吏愛、高橋咲樹、竹内海羽
◆STORY◆縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単...
2015-08-04 19:51 :
C'est joli〜ここちいい毎日を♪〜
さて、久々の更新です。
相変わらずの映画感想
地味ながらもしみじみした日本映画でした
あらすじ
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親...
2015-08-08 00:39 :
にきログ
河瀬直美監督の最新作は、ドリアン助川の原作物。河瀬監督が原作をもとに映画を撮るのは珍しいことです。予告編では樹木希林の作るあんこが美味しそうな映像ばかりだったから、まさかハンセン病という重いテーマがあるとは思っていませんでした。
公園の片隅のどら焼き...
2015-08-30 23:04 :
まてぃの徒然映画+雑記
【出演】
樹木 希林
永瀬 正敏
内田 伽羅
【ストーリー】
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は...
2015-10-28 01:29 :
西京極 紫の館
凄く良かったです。5つ★
2016-04-13 11:48 :
ポコアポコヤ 映画倉庫
☆☆☆★(7点/10点満点中)
2015年日本映画 監督・河瀬直美
ネタバレあり
2016-07-18 08:54 :
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
もう、樹木希林を筆頭に、キャスティングが抜群にハマってました。抑えた演技が、むしろ際立ち、見事なヒロイン像です。雇われ店長の永瀬正敏はもちろん、ちょっと意地の悪い世間を象徴して、イラッとさせる、オーナー役の浅田美代子から、徳江(樹木希林)の友人の市原悦子に至るまで、ものすごいフィット感。それに、「…ひょっとして…」と思ってたら、やはりワカナ役は樹木の孫娘である内田伽羅が扮してたんのですね。こ...
2016-08-19 14:33 :
のほほん便り
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心して。
真紅さんへ。
こんばんは。お元気ですか?
この前、チョッとテレビで樹木希林と市原悦子の特集見ました。
内容はよく分かりませんが、真紅さんの文章から……。
僕を可愛がってくださった作家(女性)の話しです。
彼女が書いたダイエットのレシピ、大当たりで大人気。
有名レストランがこぞってレシピを使わせて欲しい……と言ってきたそう。
彼女が急逝した途端に手の平返しだったそうです。
翌日にお話はなかったことにしてくださいって……。
あたかもダイエットが原因かのように。
もしかしたら僕もそんな人々の中の一人かもしれないけれど、
無知や恐れ……確かにそうなんだけれど、
そうならないように、心して行きたいです。
色眼鏡だけは掛けたくない……いつも思っています。
ブノワ。
こんばんは。お元気ですか?
この前、チョッとテレビで樹木希林と市原悦子の特集見ました。
内容はよく分かりませんが、真紅さんの文章から……。
僕を可愛がってくださった作家(女性)の話しです。
彼女が書いたダイエットのレシピ、大当たりで大人気。
有名レストランがこぞってレシピを使わせて欲しい……と言ってきたそう。
彼女が急逝した途端に手の平返しだったそうです。
翌日にお話はなかったことにしてくださいって……。
あたかもダイエットが原因かのように。
もしかしたら僕もそんな人々の中の一人かもしれないけれど、
無知や恐れ……確かにそうなんだけれど、
そうならないように、心して行きたいです。
色眼鏡だけは掛けたくない……いつも思っています。
ブノワ。
ブノワ。さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
貴記事もいつも拝読しているのですが、なかなかコメントを残すパワーが今はなくて、ごめんなさいね。
トヨタのCMも見せていただきましたよ^^
さて。この映画ですがただ感動の涙を流しただけでは終われない作品でした。
主人公たちの理不尽な運命に、、考えさせられるものがありましたね。
やれダイエットだ、これは健康にいい、あれはおいしい、食べてみたい!
と欲は尽きません。そういう「流行り物」にはつい飛びついてしまうのも私です。
しかし、燃え上がったものはいつかは冷めるもの。。。
そういう流行の陰で、傷ついているかもしれない人がいることも忘れないでいたいと思います。
そうそう、市原悦子さんも重要な役柄で出演されていました。
その特集、私も観たかったです。
貴記事もいつも拝読しているのですが、なかなかコメントを残すパワーが今はなくて、ごめんなさいね。
トヨタのCMも見せていただきましたよ^^
さて。この映画ですがただ感動の涙を流しただけでは終われない作品でした。
主人公たちの理不尽な運命に、、考えさせられるものがありましたね。
やれダイエットだ、これは健康にいい、あれはおいしい、食べてみたい!
と欲は尽きません。そういう「流行り物」にはつい飛びついてしまうのも私です。
しかし、燃え上がったものはいつかは冷めるもの。。。
そういう流行の陰で、傷ついているかもしれない人がいることも忘れないでいたいと思います。
そうそう、市原悦子さんも重要な役柄で出演されていました。
その特集、私も観たかったです。
真紅さま
一番上の樹木希林の写真を見て「あ〜ぁご覧になったのね」と思い記事の内容を読ませて戴きました
樹木希林が4,50代の頃かしら…3ch(当時)だったと思うのですが
彼女を取り上げてインタビューしている番組が印象的でした
当時の樹木希林は「死ぬ…もうすぐ死ぬ 早く死にたいの…」と繰り返し言っていました
今その気持ちが以前より分かるような気がします
本当に彼女自身が他の人にはあまり怒らない人生の波を乗り越えてきて
死ぬ予定だった年代に輝きを放っている…その事を見る人達は感じ取るのではないでしょうか…
ハンセン病の事を私は映画 松本清張「砂の器」や
遠藤周作「私が棄てた女」などから感じ取ることが出来るように思います
ハンセン病は朽ちていく肉体を目の当たりにする恐怖ですから
逃げる人を責めてばかりもいられません
けれど感染を誇大解釈して人の間に広がっていった信じ込まれた事こそが
感染だったのかもしれません
人の噂に左右されず 真実と現実を知る事が大切な事ですね
一番上の樹木希林の写真を見て「あ〜ぁご覧になったのね」と思い記事の内容を読ませて戴きました
樹木希林が4,50代の頃かしら…3ch(当時)だったと思うのですが
彼女を取り上げてインタビューしている番組が印象的でした
当時の樹木希林は「死ぬ…もうすぐ死ぬ 早く死にたいの…」と繰り返し言っていました
今その気持ちが以前より分かるような気がします
本当に彼女自身が他の人にはあまり怒らない人生の波を乗り越えてきて
死ぬ予定だった年代に輝きを放っている…その事を見る人達は感じ取るのではないでしょうか…
ハンセン病の事を私は映画 松本清張「砂の器」や
遠藤周作「私が棄てた女」などから感じ取ることが出来るように思います
ハンセン病は朽ちていく肉体を目の当たりにする恐怖ですから
逃げる人を責めてばかりもいられません
けれど感染を誇大解釈して人の間に広がっていった信じ込まれた事こそが
感染だったのかもしれません
人の噂に左右されず 真実と現実を知る事が大切な事ですね
2015-06-17 21:46 :
Maria URL :
編集
Mariaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
樹木希林さんは、お嬢さんが結婚して、家族が増えてからとっても幸せそうですよね。
彼女の事ですから、いくら家族といえどもつかず離れず、でしょうけれども、精神的に安定されてる感じを受けます。
全身癌を公表されていますが、、、何せお婿さんが「おくりびと」ですから、安心なのでしょうね^^
次々に新作映画に出演されて、彼女のいない邦画界は想像したくもないです。
この映画は「人生は理不尽であるが、それでも生きる価値は誰にでもある」というのがテーマだと感じました。
私も、、死にたいと思うくらい辛いことが無いわけでもないのですが、、それはこれまでの人生で、自分が自分を大切に出来なかったからだと思っています。
若いころ(と言っても4、50代?)の樹木希林さんも、そんな感じだったのでしょうか。
>逃げる人を責めてばかりもいられません
これは私も思います。
>朽ちていく肉体を目の当たりにする恐怖
よほど強い精神の持ち主でもなければ、逃げたくもなりますよね?
しかし、目の前から人が去ってゆく本人の辛さはその比ではないと思います。
『私が棄てた女』は読んだはずなのですが、、まだ子ども過ぎて字面を追うだけの読書だったのかもしれません。
『砂の器』は名作の誉れ高いですよね、、いつか観る機会があると思います。
樹木希林さんは、お嬢さんが結婚して、家族が増えてからとっても幸せそうですよね。
彼女の事ですから、いくら家族といえどもつかず離れず、でしょうけれども、精神的に安定されてる感じを受けます。
全身癌を公表されていますが、、、何せお婿さんが「おくりびと」ですから、安心なのでしょうね^^
次々に新作映画に出演されて、彼女のいない邦画界は想像したくもないです。
この映画は「人生は理不尽であるが、それでも生きる価値は誰にでもある」というのがテーマだと感じました。
私も、、死にたいと思うくらい辛いことが無いわけでもないのですが、、それはこれまでの人生で、自分が自分を大切に出来なかったからだと思っています。
若いころ(と言っても4、50代?)の樹木希林さんも、そんな感じだったのでしょうか。
>逃げる人を責めてばかりもいられません
これは私も思います。
>朽ちていく肉体を目の当たりにする恐怖
よほど強い精神の持ち主でもなければ、逃げたくもなりますよね?
しかし、目の前から人が去ってゆく本人の辛さはその比ではないと思います。
『私が棄てた女』は読んだはずなのですが、、まだ子ども過ぎて字面を追うだけの読書だったのかもしれません。
『砂の器』は名作の誉れ高いですよね、、いつか観る機会があると思います。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015-06-18 22:15 :
:
編集
鍵コメさん、お気遣いありがとうございます。恐縮です。
また覗いてみて下さいね!
また覗いてみて下さいね!
真紅さん、またまたやってきてしまった^^
今これを見終わったところ。
河瀬監督の映画は、かつて2,3本見た事があるんだけど、どれもいまひとつ・・・だったので、相性が悪いと思っていたわ。
でも、この作品はすっごく良かった!!
で、もっくんの娘さんなんだけど、確かのこの映画では、ちょっと太っていたのかな?もっさり感があったよね、それに驚いちゃった。
だって、是枝裕和監督の「奇跡」の時は、多分6年生くらいだったのかな、スリムで背が高くて美人さんだったんだよ?
それが数年で、変わってしまうんだから、思春期の1,2年って変化が激しいんだね。また2年後の彼女を見たら、凄く綺麗になっているかもしれないな。
前に真紅さんちで同じことを言った気がするんだけど、かたや、「奇跡」に、今や凄い人気の橋本環奈ちゃんが、ちょい役で出てて、彼女は逆パターンで、すごく可愛くなった。
ハンセン病に関しては、ちょこちょこ登場するけれど、メインに描いた作品は、あんまり無いよね。モーターサイクルダイヤリーズとか、もののけ姫にも患者さんが登場していたっけね。
上で他の方がおっしゃっていたけど、「砂の器」は、ハンセン病にかなりスポットをあてた作品でした。素晴らしい名作だったよ!凄い昔に見たので、今見たら、どう思うか解らないけれど・・30-40年位前に、凄い気に入って、テレビで放映されるたびに、3回くらい見ちゃった。
感想書いたら、TBさせてねー☆
今これを見終わったところ。
河瀬監督の映画は、かつて2,3本見た事があるんだけど、どれもいまひとつ・・・だったので、相性が悪いと思っていたわ。
でも、この作品はすっごく良かった!!
で、もっくんの娘さんなんだけど、確かのこの映画では、ちょっと太っていたのかな?もっさり感があったよね、それに驚いちゃった。
だって、是枝裕和監督の「奇跡」の時は、多分6年生くらいだったのかな、スリムで背が高くて美人さんだったんだよ?
それが数年で、変わってしまうんだから、思春期の1,2年って変化が激しいんだね。また2年後の彼女を見たら、凄く綺麗になっているかもしれないな。
前に真紅さんちで同じことを言った気がするんだけど、かたや、「奇跡」に、今や凄い人気の橋本環奈ちゃんが、ちょい役で出てて、彼女は逆パターンで、すごく可愛くなった。
ハンセン病に関しては、ちょこちょこ登場するけれど、メインに描いた作品は、あんまり無いよね。モーターサイクルダイヤリーズとか、もののけ姫にも患者さんが登場していたっけね。
上で他の方がおっしゃっていたけど、「砂の器」は、ハンセン病にかなりスポットをあてた作品でした。素晴らしい名作だったよ!凄い昔に見たので、今見たら、どう思うか解らないけれど・・30-40年位前に、凄い気に入って、テレビで放映されるたびに、3回くらい見ちゃった。
感想書いたら、TBさせてねー☆
2016-04-12 19:06 :
latifa URL :
編集
latifaさん、こんにちは。こちらにもコメント&TBありがとうございます。
この映画、河瀬監督の作品としては一番ヒットしているんじゃない?
わかり易かったよね。ドリアン助川さんの原作がある、っていうのが大きいんだろうね。
私も、これまでは河瀬監督の作品、ダメだったよー。
そうそう、モックンの娘さんの話したよね前に。
今イギリスの学校に行ってるんだよね確か?
希林さんを置いて、一家で移住したとか。。すごー^^;;
さすが自由業。
橋本環奈ちゃんって、私作品は観たことないのよ(意識しては)。
最近は、もう広瀬すずのかわいさにびびってるよ。
『ちはやふる』もすごい評判いいよね。。私は多分観ないけど。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』すんごい好きな映画なのに、その部分憶えてない!ショック。。
『砂の器』ってタイトルすごい有名よね。。なんで観たことないんだろう。。
私って昔の、古い映画ってほとんど観たことないんだよね。。
悲しい。。いつか機会があったら観てみるね。
この映画、河瀬監督の作品としては一番ヒットしているんじゃない?
わかり易かったよね。ドリアン助川さんの原作がある、っていうのが大きいんだろうね。
私も、これまでは河瀬監督の作品、ダメだったよー。
そうそう、モックンの娘さんの話したよね前に。
今イギリスの学校に行ってるんだよね確か?
希林さんを置いて、一家で移住したとか。。すごー^^;;
さすが自由業。
橋本環奈ちゃんって、私作品は観たことないのよ(意識しては)。
最近は、もう広瀬すずのかわいさにびびってるよ。
『ちはやふる』もすごい評判いいよね。。私は多分観ないけど。
『モーターサイクル・ダイアリーズ』すんごい好きな映画なのに、その部分憶えてない!ショック。。
『砂の器』ってタイトルすごい有名よね。。なんで観たことないんだろう。。
私って昔の、古い映画ってほとんど観たことないんだよね。。
悲しい。。いつか機会があったら観てみるね。