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映画が大好きです。いつまでも青臭い映画好きでいたい。 記事は基本的にネタバレありです by 真紅 (言葉を探す人)   ★劇場鑑賞した映画は Instagram にアップしています @ruby_red66

静かに反戦を謳う~『小さいおうち』

小さいおうち

 昭和初期、山形から東京へ女中奉公に出されたタキ(黒木華)は、赤い屋根瓦
がかわいい山の手の 「小さいおうち」 に雇われる。そこには、まだ若く美しい
時子奥様(松たか子)がいた。

 山田洋次監督の映画を初めて観た。感動しました。

 原作は、直木賞を受賞した中島京子の同名小説。読後数日間は、作品世界か
ら現実へ戻るのが難しかったほど、ここ数年読んだ小説の中でもずば抜けて印象
的な物語
だった(感想はこちら→

 間違いなく映像化されるだろうとは思ったものの、それが巨匠ではあるが未知
の山田洋次監督の手によるものであり、かつ主演があまり好きでない女優さん
(スミマセン)にキャスティングされたことで、正直かなり不安を感じていた。出来
が気になって仕方がないので、初日に鑑賞

小さいおうち2

 そして。。その心配は杞憂でありました。松たか子さん、素晴らしいです!
あの、「誰もが彼女を好きになる」きれいでおしゃれで、ちょっと危なっかし
い、お嬢様がそのまま奥様になったような時子
がそこにいた! 実は個人的
に、「宮沢りえちゃんのほうが適役なのに」 などと考えていたのだが、土下座
して謝ります。もう、松さん以外にこの役は考えられません・・・! 高麗屋~
(違うか)。もちろん、時子以外のキャストも皆よかった。ジブリの音楽みたい
と思って聴いていたら、音楽は久石譲さん。

 原作の隠しテーマである 「第三の道」=同性愛色はかなり薄められ、その
代わりに 「いつか来た道」=反戦色が強められているのは、山田監督ならで
はだと思う。監督が、自分の手でこの小説を映画化したいと熱望されたのも、
あの時代を生きた一人の人間としての、使命感のようなものだったのか、と
想像する。

小さいおうち3

 現代に生きる我々が知るべき 「真実」 とは? どんな時代にも、人々の営
む 「暮らし」 には、ささやかな幸せがあるはず。しかし、大きな時代の 「う
ねり」
 の前では、誰しも抵抗する術を持てず、全て奪われてしまう「銃後」 
と呼ばれた人々、庶民のささやかな人生、そこに起きた 「事件」 を描きつつ、
静かに反戦を謳う。。。

 この映画がもし、興行成績第一位を奪取するくらい、多くの人に観られたな
ら。時代の空気も少し、変わるんじゃないかな、と思う。そして私は、そう願い
ます


 ( 『小さいおうち』 監督・共同脚本:山田洋次/2013・日本/
       主演:松たか子、黒木華、吉岡秀隆、片岡孝太郎、妻夫木聡、倍賞千恵子
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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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2014-02-06 21:10 : みはいる・BのB
ショートレビュー「小さいおうち・・・・・評価額1650円」
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2014-02-06 22:15 : ノラネコの呑んで観るシネマ
小さいおうち
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2014-02-07 20:14 : そーれりぽーと
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小さいおうち 小さいおうち 小さいおうち
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映画 小さいおうち
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わたしも、キャスティングが発表されたとき、ええ~!Σ(´゚д゚`) と思いました。

ちなみに私のイメージは檀れいさんです。天然無自覚な感じがいいかなと。板倉さんは長谷川博己さんがよかったんですがねえ。

板倉さんの配役だけが、と私にはしっくりこなかったです。純粋無垢ではあるのだけど、ちょっとイメージと違う。

なんで吉岡さんなんだろう?と思っていたら、映画館で謎がとけました。周りはみんな巨匠ファンのシニアばかりだったので、彼らが喜ぶキャスティングだったのでしょうね…。

昭和モダンや戦争の影の部分は原作ファンにも納得のできでした。

長文失礼しました。(;´・ω・)
2014-02-06 01:35 : 日月 URL : 編集
日月さん、こんばんは。コメント&TBありがとうございます。
TBを送って皆さんの感想を伺ったのですが、「吉岡くんがミスキャスト」というご意見がめっちゃ多くて笑えました。
実は、私は原作からして板倉さんにあまり惹かれなかったんですよね。。
タキちゃん目線というか、もう奥様命!だったんです(笑)。
だから、板倉さんははっきり言ってどーでもよかったんです←暴言
山田監督もそうなんじゃないかと。。。自分の言う通りに演技してくれる(使いやすい?)俳優さんを選んだ感じですかね?

壇れいさん、いいですね! でも綺麗なだけでちょっと毒がないですね~。
長谷川さんだったら、奥様は鈴木京香さん、、、って違う話になるか(汗)。
2014-02-06 21:12 : 真紅 URL : 編集
コメ返遅くなりました。最近ほんとにブログが形骸化しております(笑)

さて本作。
>板倉さんははっきり言ってどーでもよかったんです
私も彼がイケメンじゃなくちゃ!とか、そういう意見って割とどっちでもよいかな(暴言w)
むしろなんでそこにイケメン求めるのかがよくわかんないんだけどね。
昭和時代の、甲種合格でもない、線が細くておどおどとした若者っていう設定に対して、パーフェクトな配役というか、マルチな人物像を求めても仕方ないと思うんですよね。
イケメン崇拝の馴れの果てっていうか、時代背景を鑑みることができない観客の薄っぺらさを感じてしまいます。

黒木さん、松さんはよかったですね。あと何気に片岡さんも。松さんとの夫妻役、昭和に託した夢が砕けるっていう設定に合っていました。
2014-02-15 14:41 : rose_chocolat URL : 編集
rose_chocolatさん、こんばんは! コメント&TBありがとうございます。
ちょうど昨日(今朝?)、黒木華さんベルリンで銀熊賞受賞のニュースでしたね。めでたい。
私は松さんのほうにあげたいですけどね。。
でも黒木さんが大阪出身と知り、俄然贔屓になりました(笑)。

自分、いっつもイケメンレーダー張り巡らしてるほうなんですが(汗)、本作は原作が先だったので板倉さん<時子奥様、だったんです。
タキちゃん目線というかね。

片岡さんも気の毒な役で(笑)。原作では、恭一ぼっちゃんは時子の連れ子で、奥様と旦那さまは「そういうことがない」関係なんです。
山田監督は、そこら辺りはバッサリ切ってましたが。
でも私は、そこ重要!と思ったんですがね。。
2014-02-16 21:07 : 真紅 URL : 編集
真紅さん、やっとこの映画見れました。
原作の大ファンとしては、私は、少し不満が残っちゃったなぁ
2時間という限られた枠だから、しょうがないけど・・。
真紅さんは、結構評価が高いのねー

タキちゃんが奥様ラブだったこと、薄まってたわー、ちらっと登場した、学友時代のお友達を、蛍が好演していて、1回だけじゃんくて、もうちょっと前半から出てくれてたら良かったのに。学生時代に奥様が同性にも恋されてたこと、蛍のセリフだけだったしな・・・。
でも、松さんと黒木さんは、ハマってた!
純君はあんまり合ってなかったけどね。

>原作では、恭一ぼっちゃんは時子の連れ子で、奥様と旦那さまは「そういうことがない」関係なんです。
山田監督は、そこら辺りはバッサリ切ってましたが。

そーよそーよ!そこ重要よね。
後で感想書いたら、TBさせてね♪
2014-08-25 12:27 : latifa URL : 編集
latifaさん、こんばんは~。コメント&TBありがとうございます。
DVDで観たんだよね? これ今年の映画だったんだ^^;
なんか、もうすんごい前に観た気がする。。
コメントいただくまで、蛍が出てたことすっかり忘れてたよ(笑)。
お兄ちゃんと共演やん^^

私は、原作の情景(赤い屋根のかわいらしい小さいおうち、昭和の風俗)が再現されてたことで満足したんだと思うよ。
あと、時子奥様が綺麗だったから(らぶ)・・・。
山田洋次監督に、同性愛がテーマの映画は撮れないと思うんだよね(巨匠、スミマセン)。
だから、監督が反戦色を濃くしたのも、仕方ないのかな、と・・・。
タキちゃんと奥様と板倉さんの三角関係みたいにしてくれたのには文句あるけど。
まぁ、原作と映画は、別物ってことで^^
2014-08-25 20:17 : 真紅 URL : 編集
真紅さま こんにちは。
先日、テレビ地上波放送で見ました。テレビですからカットされた場面もあったのだろうと思いますが、見ることができて良かったです。真紅さんのこちらのブログを拝見して以来、ずっと「映画館に見に行きたかったなぁ」と思っていたのです。
放送を見た後、こちらのブログと、こちらからリンクしてある原作の両ブログをあらためて拝見して、この映画への理解が深まりました。ありがとうございます。
空襲で雨のように無数の爆弾が小さなおうちに降りかかる場面は、大きなクリーンでなくても、戦争の恐ろしさと深い悲しみが充分伝わってきました。
黒木華さんはいい女優さんですね。

ところで・・・
本当にお久しぶりです。今年初めてのコメントだったかもしれません。
いつもいつも楽しく読ませていただいております。
3月になってしまいましたが本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015-03-03 14:57 : メグ URL : 編集
メグさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
昨日、ランチに入ったら、「この前、小さいおうち観ました?」とお店の方に話しかけられました。
(時々その方と映画の話をするのです)
やっぱりテレビって影響力ありますね。メグさんにも観ていただけてとってもうれしいです。
てかご覧になってなかったのね~、なんだかもうお話してたかと思ってたわ。
原作は読まれてないのかな? 超絶オススメですよ。
黒木華ちゃん、今一番乗ってる女優さんかもしれないですね。
ここぞ、と言う時に和装なところも、わかってるね~、と思います。

さて。実はお久しぶりなんですね。。。
月日があっという間に過ぎてしまって。
いつも読んでいただいてるのですか? わー、うれしいな♪
最近忙し過ぎて、夜、食卓でうたた寝してしまうような有様です。
観た映画の感想が溜まりまくってます(汗)。
またアップしたら、読んでくださいまし~(^O^)/
2015-03-04 20:50 : 真紅 URL : 編集
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