さようなら、海文堂書店

神戸・元町にある老舗書店・海文堂さんが9月末で閉店と知った。青天の霹靂
とは、まさにこのこと。取るものもとりあえず駆け付ける。
父が海事関係の仕事をしているので、幼い頃から 「海文堂」 という言葉は
我が家の頻出ワードだった。2階への階段を昇るとき、実家と同じ匂いがした気
がして、涙が出てくる。

帆船の模様のブックカバーも、しおりも、もう見納めなのだ・・・。ひたすら悲し
い。 「ありがとう」 と言うべきなのはわかっているけれど、今は 「ごめんな
さい」 のほうがふさわしい気がする。まださよならは言いたくない、でも、「さ
よなら」 と言うしかないのだ。
外は土砂降りの涙雨。にしむらの珈琲も、いつになく苦く感じてしまうのだっ
た。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
久しぶりの神戸は、やっぱりいいな。奈良とも、京都とも違う。もちろん、大阪
とも。
映画を観て帰りましょう。

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