FBIを創った男~『J・エドガー』

J. EDGAR
初代FBI長官J・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、老境に
差し掛かってもその地位に君臨していた。彼は、半世紀近くに渡るFBIでの
出来事を、自らの回想録として口述しようとする。
毎度お馴染み、ピアノソロによる「イーストウッド・チューンズ」 で幕を開け
る本作は、20世紀アメリカ史とともにあった、実在の人物を描く伝記ドラマ。
レオナルド・ディカプリオが主人公の24歳から最晩年までを、特殊メイクを
施して熱演している。

老けメイクのレオがジュディ・デンチに似ているな、、と思って観ていたら、エド
ガーの母親役で彼女が登場して驚いた。そしてラストシーン、床に横たわる彼は
フィリップ・シーモア・ホフマンかと思った(爆)。そっくりですよね。。いっそ最晩年
は主役交代してPSHがやればよかったのに、朝ドラ『カーネーション』 みたいに
(嘘です)。
冗談はさておき。さすがイーストウッドというか、キャスティングから映像、編集、
そしてもちろん音楽に至るまで「穴」のない作品だったと思う。それまで全くなかっ
た科学捜査という概念を打ち立て、剛腕だけれど傲慢で強引な「独裁者」J・エド
ガー。その痛々しいまでの鎧は、吃音症とマザー・コンプレックス、そして自らの
セクシャリティを隠すための、彼なりの盾だった。
彼は人を見る目も確かだった。最後まで彼の有能な個人秘書だったヘレン(ナ
オミ・ワッツ)、そして公私ともに「パートナー」であったクライド(アーミー・ハマー)。
エドガーと彼の「関係」は終生変わらず、死後も傍らに眠るという。エンドロールで
脚本のクレジットを観て納得。『ミルク』 でオスカーを獲った、ダスティン・ランス・
ブラックじゃないの。なるほどね。

しかし、どんな事情があるにせよ、このJ・エドガー・フーバーという人物に好感
することはできなかった。目的の為には手段を選ばず、自らの敵は口汚く罵り、
「盗聴」してでも潰しにかかる。 FBIという巨大組織の基盤を揺るぎないもの
にした彼の功績は計り知れないかもしれない。彼自身、自らの人生を誇り、一片
の後悔もないと言い切るに違いない。それでも、どうしても彼を「偉大な人物」だ
とは思えない私なのだった。そしてその感覚は、この映画の評価とイコールでも
ある。
( 『J・エドガー』 監督・製作・音楽/クリント・イーストウッド/
主演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー/2011・USA)
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trackback
始まってすぐ、上のレオナルド・フーバーが現れたとき、
メイクがいまいちで少々ドッキンとしましたが、
レオナルド君完全出ずっぱり轟演!
あれだけの膨大な台詞群覚えるだけ ...
2012-02-03 08:19 :
映画と暮らす、日々に暮らす。
ランキングクリックしてね ←please click
アメリカでは誰もが知る存在を恐れられていた実在の人物、J・エドガー=ジョン・エドガー・フーバーを
レオナルド・ディカプリオが熱演の、クリント・イーストウッド監督最新作
またまた2時間超えの長さ!
...
2012-02-03 16:29 :
我想一個人映画美的女人blog
その男,葛藤につき。
2012-02-03 16:56 :
Akira's VOICE
□作品オフィシャルサイト 「J・エドガー」□監督 クリント・イーストウッド □脚本 ダスティン・ランス・ブラック □キャスト レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、 ジョシュ・ルーカス、ジュディ・デンチ、デイモン・ヘリマ...
2012-02-03 17:25 :
京の昼寝~♪
J・エドガー@よみうりホール
2012-02-03 17:26 :
あーうぃ だにぇっと
初代FBI長官、革新者、マザコン、同性愛者、秘密主義、権力者、正義を愛するアメリカ国民、そして近代アメリカの裏の歴史ジョン・エドガー・フーバー。
恐喝・盗聴・科学捜査を駆 ...
2012-02-03 18:15 :
こねたみっくす
ディカプリオがフィリップ・シーモア・ホフマン化
公式サイト。原題:J. Edgar。クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジュ ...
2012-02-03 18:45 :
佐藤秀の徒然幻視録
☆☆☆-- (10段階評価で 6)
1月28日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:35の回を鑑賞。
2012-02-03 20:12 :
みはいる・BのB
【ネタバレ注意】
クリント・イーストウッド監督がJ・エドガー・フーバーの映画を撮る!
その報に接したとき、あまりにも上手い組み合わせに驚くとともに、傑作になることを予感してワクワクした。
...
2012-02-03 20:22 :
映画のブログ
FBIの初代長官となったジョン・エドガー・フーバーの半生をクリント・イーストウッド監督がレオナルド・ディカプリオを主演に描く伝記ドラマです。FBI長官のJ・エドガーといえば有 ...
2012-02-03 21:52 :
カノンな日々
虚実に包まれた謎の人物である、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた映画。一応、歴史的事実を元に描かれていますが、フーバーを巡る物語自体は、創作という形になっています。1972年のフーバーが回顧録を口述していると言う設定で物語は進み、時に応じ...
2012-02-03 21:57 :
勝手に映画評
J・エドガー(レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]クチコミを見る◆プチレビュー◆ディカプリオがフーバーの青年期から老年期までを怪演。伝説の男が信じた正義は現代アメリカの闇を ...
2012-02-03 23:06 :
映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
権力の裏側で、男が守ろうとした“正義”の根にあったのは何か。
実に48年間に渡ってFBI長官としてアメリカの司法の世界に君臨し、クーリッジからニクソンまで8人の大統領に仕えた男、ジョン・エドガー・フー...
2012-02-03 23:54 :
ノラネコの呑んで観るシネマ
J. Edgar2011年 アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:レオナルド・ディカプリオ
ナオミ・ワッツ
アーミー・ハマー
ジョシュ・ルーカス
ジュ ...
2012-02-03 23:57 :
菫色映画
ディカプリオが、一瞬レスリーとダブりました。
FBIを創設して初代長官に就任し、8代の大統領に仕えたジョン・エドガー・フーバーを、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で描く。物語は、晩年のフーバーがFBI創設前夜からの話を口述筆記させる...
2012-02-04 00:13 :
まてぃの徒然映画+雑記
FBI(アメリカ連邦捜査局)(Federal Bureau of Investigation)の初代長官ジョン・エドガー・フーヴァー(在位1924年~1972年)とは、どんな人物だったのか。
2012-02-04 00:32 :
或る日の出来事
1919年、司法省に勤務していた・ジョン・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、新設された急進派対策課を任され、その後、FBIの前身である司法省捜査局の長官代行となる。
片腕となるクライ...
2012-02-04 00:53 :
心のままに映画の風景
原題:J. Edgar監督:クリント・イーストウッド出演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジョシュ・ルーカス、ジュディ・デンチetc・・・まだまだ若い!ディカプリオ。
2012-02-04 17:07 :
ハリウッド映画 LOVE
映画「J・エドガー」を鑑賞しました。
2012-02-04 21:13 :
FREE TIME
(英題:J. Edgar)
----J.・エドガーって何した人?
「何をしたというよりも、
ある地位に君臨し続けたという方が分かりやすい。
J・エドガー、J・E・フーバーは、FBIの初代長官。
20代にして、FBI前身組織の長となり、
以後、死ぬまで長官であり続けた男。
20世紀の半...
2012-02-04 23:34 :
ラムの大通り
アメリカでFBI初代長官として、科学捜査の基礎を確立し、大統領や有名人の秘密を知り尽くして恐れられていた人物の隠された本質とは・・・
彼が徹底した人種差別は、何から来るものだったのか・・・?
2012-02-05 00:49 :
ノルウェー暮らし・イン・原宿
クリント・イーストウッド監督×レオナルド・ディカプリオ。
これは興味深い!しかしJ・エドガーて誰?何の話?
何の予備知識も無いまま『J・エドガー』を観てきました。
★★★★
んー、なるほど益々この人物が興味深い。
クリント・イーストウッド、よくもこれだけ全...
2012-02-05 11:36 :
そーれりぽーと
評価:★★★☆【3,5点】(F)
ディカプリオのフィルモグラフィーに、またひとつ箔が付く。
2012-02-05 15:21 :
映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~
【J. EDGAR】 2012/01/28公開 アメリカ 137分監督:クリント・イーストウッド出演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジョシュ・ルーカス、ジュディ・デンチ
だれよりも恐れられ、だれよりも崇められた男。
1924年にFBI初代長官に任命さ...
2012-02-06 10:04 :
新・映画鑑賞★日記・・・
だれよりも恐れられ、だれよりも崇められた男。
原題 J. EDGAR
製作年度 2011年
上映時間 137分
脚本 ダスティン・ランス・ブラック
監督 クリント・イーストウッド
出演 レオナルド・ディカプリオ/ナオミ・ワッツ/アーミー・ハマー/ジョシュ・ルーカス/ジュディ・デン...
2012-02-08 21:37 :
to Heart
FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた作品です。
2012-02-08 22:18 :
水曜日のシネマ日記
★★★ さすがクリント・イーストウッド作品のブランド力は凄いね。平日の昼間から映画館は満員御礼であった。従って興行的には大成功かもしれないが、作品の出来はいまひとつかもしれない。 決してつまらない作品ではなく、アカデミックな社会派ドラマなのであるが、映
2012-02-09 11:07 :
ケントのたそがれ劇場
【=7 -0-】 最近、クリント・イーストウッド監督の作品は絶対に見逃せないと思っている。
封切りからずいぶん経ってしまったが、先日ようやく鑑賞できた(上映時間がなかなか噛み合わなかった)
期待を裏切らず、興味深い、のめり込める作品だった!
FBI初代長官として...
2012-02-09 12:49 :
労組書記長社労士のブログ
2012年2月4日(土) 16:05~ 丸の内ピカデリー1 料金:1250円(チケットフナキで前売り券を購入) パンフレット:未確認 『J・エドガー』公式サイト FBI初代長官の話。 「アンタッチャブル」のような爽快な話ではなく、同性愛疑惑もあり吃音で実は小心者であると?...
2012-02-09 16:26 :
ダイターンクラッシュ!!
J・エドガー~ J.EDGAR ~
監督: クリント・イーストウッド
出演: レオナルド・ディカプリオ、アーミー・ハマー、ナオミ・ワッツ、ジョシュ・ルーカス、ジェフリー・ドノヴァン、リー・トンプソ...
2012-02-10 02:41 :
映画@見取り八段
FBIに48年君臨した男公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover監督: クリント・イーストウッドFBI初代長官として、アメリカの秘密を握ってきた男、J・エドガ
2012-02-11 23:49 :
風に吹かれて
「J.エドガー」★★★★
レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、
ジョシュ・ルーカス、ジェフリー・ドノヴァン、
リー・トンプソン、ジュディ・デンチ出演
クリント・イーストウッド 監督、
137分、2012年1月28日公開
2011,アメリカ, ワーナー・ブラザース
(原題:...
2012-02-12 09:22 :
soramove
1日のこと、映画「J・エドガー」を鑑賞しました。
イーストウッド監督、ディカプリオ主演
期待は高まるわけですが
50年もの間 権力を手にしたFBI初代長官
J・エドガー・フーバーの話
ストーリーは淡々と語られていき
伝記のようですね
ちょっと 盛り上がりに欠けたか...
2012-02-12 17:10 :
笑う学生の生活
FBIを築き上げた初代長官のフーバー。
ちょっと気になる人物だし、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演ということで、観たいと思ってた作品。
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
FBI初代長官として、アメリカの秘密を握ってきた男、J...
2012-02-13 09:59 :
いい加減社長の映画日記
ディカプリオ、がんばるの巻。
初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの一代記をぼてぼての老けメイクまでしてがんばる。
有名人の一代記としては、ハワード・ヒューズを描いた「アビエイター」があったけど、それに勝るとも劣らない熱演。
「アビエイター」でも、...
2012-02-23 21:47 :
【映画がはねたら、都バスに乗って】
『J・エドガー』を渋谷シネパレスで見ました。
(1)こうした実在の人物を描く作品はあまり好みませんが、クリント・イーストウッド監督(注1)が制作し、L・ディカプリオ(注2)の主演ということであれば、何はともあれ見ざるを得ないところです(同監督の『インビクタ...
2012-02-24 06:05 :
映画的・絵画的・音楽的
12-17.J.エドガー■原題:J.Edgar■製作年、国:2011年、アメリカ■上映時間:137分■字幕:松浦美奈■観賞日:2月23日、渋谷シネパレス(渋谷)
□監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド◆レオナルド・ディカプリオ(J.エドガー・フーバー)◆ナオミ?...
2012-05-03 09:57 :
kintyre's Diary 新館
これイーストウッド監督作品だったんですねぇ。
ジョン・エドガー・フーバーといえばFBI。アメリカ犯罪史にとって重要な科学捜査を確立させ、指紋管理システムを作り大組織へと変貌させた男。実に48年もの間長官を勤め上げ、その正義感と悪の部分が両立した複雑な人物?...
2012-06-08 09:43 :
いやいやえん
監督:クリント・イーストウッド出演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジュディ・デンチアメリカ映画 2011年 ・・・・・・ 6点
2012-06-22 12:44 :
映画部族 a tribe called movie
☆☆☆★(7点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督クリント・イーストウッド
ネタバレあり
2012-12-29 11:03 :
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
コメントの投稿
こんにちは~
用事済ませてからゆっくりおじゃましましょと
思ってましたら真紅さんのほうが拙宅に
お出掛けくださり・・・・(^ ^)
指紋データ分析の最速化とか
FBI自体の名をUPさせたという業績よりも
それ以外のことが大幅に露見しちゃった感が
ある主人公像。映画を観ながら何度も好意的に
観よう観ようとしたのですが・・・ダメでしたね~
真紅さんは私よりずっとラフに好意的に観て
らっしゃる。お優しい人。うらやましい。
あえて抑揚をはずしてフラットに撮る
いつものイーストウッド節が裏目に
出ちゃって残念作でした。
用事済ませてからゆっくりおじゃましましょと
思ってましたら真紅さんのほうが拙宅に
お出掛けくださり・・・・(^ ^)
指紋データ分析の最速化とか
FBI自体の名をUPさせたという業績よりも
それ以外のことが大幅に露見しちゃった感が
ある主人公像。映画を観ながら何度も好意的に
観よう観ようとしたのですが・・・ダメでしたね~
真紅さんは私よりずっとラフに好意的に観て
らっしゃる。お優しい人。うらやましい。
あえて抑揚をはずしてフラットに撮る
いつものイーストウッド節が裏目に
出ちゃって残念作でした。
たしかに好感が持てる人物ではなかったですね。
パンフではエドガーをアスペルガーだった可能性があると書いている方もいました。
でもそんな彼が心をよせたのがたった3人の人物であった、その内の一人は生涯を共にした同性愛の相手(映画では肉体関係があったかどうかは判らないようになっていますが)だった、というところで腐ったわたしは完全にノックアウトされてしまいました(笑)。
『ミルク』の脚本家さんで良かった。
もしかしたら編集で脚本にあった同性愛要素がごっそり削られたかもしれないと危惧していただけに嬉しい出来でした。
でも何も知らず、フーバー長官やその周りの政治的なドラマを期待して観られた壮年の方(が多いですよねきっと)の驚愕を想像すると何だか気の毒ではあります……。
パンフではエドガーをアスペルガーだった可能性があると書いている方もいました。
でもそんな彼が心をよせたのがたった3人の人物であった、その内の一人は生涯を共にした同性愛の相手(映画では肉体関係があったかどうかは判らないようになっていますが)だった、というところで腐ったわたしは完全にノックアウトされてしまいました(笑)。
『ミルク』の脚本家さんで良かった。
もしかしたら編集で脚本にあった同性愛要素がごっそり削られたかもしれないと危惧していただけに嬉しい出来でした。
でも何も知らず、フーバー長官やその周りの政治的なドラマを期待して観られた壮年の方(が多いですよねきっと)の驚愕を想像すると何だか気の毒ではあります……。
vivajijiさん、こんにちは~。こちらこそコメント&TBありがとうございます。
主人公、仕事はできるけれど私は付き合いたくないタイプだな~、と思いながら観ていました。
だから、正直ミス・ガンディ(ヘレン)がどうして終生彼の側にいたのか謎でした。
仕事に関しては尊敬できるから、人格的なことは割り切っていたのでしょうか。
それこそあの「極秘データ」を基に回想録でも出した日にはミリオネアだったのに、最後まで忠実な秘書で。
なかなかできることではないですよね~。
そもそも、彼女は生涯「ミス」だったのですよね?
もしかして彼女も、、、などと妄想が(以下略
ですが、こういうことも記事に書いておきたかったと思います。
>お優しい人。うらやましい。
いやいやとんでもないっす。。私はただ「弱い」だけだと自分で思います。
しかし過褒なお言葉、ありがとうございます♪
主人公、仕事はできるけれど私は付き合いたくないタイプだな~、と思いながら観ていました。
だから、正直ミス・ガンディ(ヘレン)がどうして終生彼の側にいたのか謎でした。
仕事に関しては尊敬できるから、人格的なことは割り切っていたのでしょうか。
それこそあの「極秘データ」を基に回想録でも出した日にはミリオネアだったのに、最後まで忠実な秘書で。
なかなかできることではないですよね~。
そもそも、彼女は生涯「ミス」だったのですよね?
もしかして彼女も、、、などと妄想が(以下略
ですが、こういうことも記事に書いておきたかったと思います。
>お優しい人。うらやましい。
いやいやとんでもないっす。。私はただ「弱い」だけだと自分で思います。
しかし過褒なお言葉、ありがとうございます♪
リュカさん、こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
パンフ買われたのですね。主人公、相当クセのある人物ですよね~。
イーストウッドってマッチョな共和党支持者、というイメージがあるので(悪い意味ではないですよ)、ここまでストレートに同性愛描写があるとは私も驚きました。
なんかね~、アーミー・ハマーのレオを観る「ねっとり」した眼差しが凄かったです。思わず苦笑。
あれがイーストウッドの演出だとしたらもっと凄いわ(妄想)。
ホテルの部屋での痴話喧嘩もリキ入ってました。
確かに、劇場は年配の方が多かったですね。
皆さん内心目が点、だったのかな~。
パンフ買われたのですね。主人公、相当クセのある人物ですよね~。
イーストウッドってマッチョな共和党支持者、というイメージがあるので(悪い意味ではないですよ)、ここまでストレートに同性愛描写があるとは私も驚きました。
なんかね~、アーミー・ハマーのレオを観る「ねっとり」した眼差しが凄かったです。思わず苦笑。
あれがイーストウッドの演出だとしたらもっと凄いわ(妄想)。
ホテルの部屋での痴話喧嘩もリキ入ってました。
確かに、劇場は年配の方が多かったですね。
皆さん内心目が点、だったのかな~。
真紅さま こんにちは。
悪名高いフーバーが主人公ですから、もっとセンセーショナルでとげとげした
作品を予想していましたが、「フーバー」ではなく、プライベートな「エドガー」の顔に重きが置かれていたのですね。女性たちからダンスに誘われ急におろおろしたり、秘書へのぎこちないプロポーズの場面など、なかなか興味深かったです。町山さんは、秘書のミス・ガンディも同性愛者だったのではないかと解説していましたよ。レオがアカデミー賞にノミネートされなくてちょっと気の毒。それぞれの時代にあわせたいくつものスーツ姿
はとても素敵でした。
悪名高いフーバーが主人公ですから、もっとセンセーショナルでとげとげした


2012-02-05 19:24 :
メグ URL :
編集
メグさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
フーバーのことご存知だったのですね。私は正直全く知らない人物でした。
今まで、誰も映画化してこなかったのですかね、彼のこと。
>町山さんは、秘書のミス・ガンディも同性愛者だったのではないかと解説
あ~、やっぱり! そうなんですよね~、一生「ミス」だったし、彼のプロポーズを断る時点で「あれ?」と思いました。
レオはね、、いっつも一生懸命なんですが、巧過ぎてもう誰も評価してくれない感じですね。
個人的には、もうちょっと痩せてよ~、と思ってますが。
ところで『タイタニック3D』 楽しみですね~。3D嫌いな私ですが、これは是非劇場で観たいと思ってます!
フーバーのことご存知だったのですね。私は正直全く知らない人物でした。
今まで、誰も映画化してこなかったのですかね、彼のこと。
>町山さんは、秘書のミス・ガンディも同性愛者だったのではないかと解説
あ~、やっぱり! そうなんですよね~、一生「ミス」だったし、彼のプロポーズを断る時点で「あれ?」と思いました。
レオはね、、いっつも一生懸命なんですが、巧過ぎてもう誰も評価してくれない感じですね。
個人的には、もうちょっと痩せてよ~、と思ってますが。
ところで『タイタニック3D』 楽しみですね~。3D嫌いな私ですが、これは是非劇場で観たいと思ってます!