記憶と忘却の結晶~『SWITCH STORIES -彼らがいた場所-』
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 雑誌『SWITCH』創刊し、2003年まで編集長を務めた著者のインタビュー集
インタビュイーは桑田佳祐、福山雅治、吉田美和ら錚々たる面々。しかし、この
一冊の本を読み終えて感じるのは、インタビュアーである新井敏記自身の、真摯
な人間性
だったりする。
 読み終えて、インタビュイーよりもインタビュアーの方が印象に残る、というのは、
後藤繁雄さんのインタビュー集を読んだときも感じた事。

 「インタビューをすることは本を読むことに似ている。生きることは考えることだ」

 「本当に命かけてるようなインタビュアーに出会ってみたいですね」 浅野忠信

 「言葉は願いだから」 深津絵里

 「死ぬことを描くことで生きるとは何かを描きたい」 井上雄彦

 この本は新聞書評が出てすぐに近場の書店で購入したのだけれど、心斎橋
スタンダード・ブックストアでは『SWITCH』フェアが開催されていて、サイン本
があったのだ(残念!)。カフェコーナーには壁全面『SWITCH』が貼り巡らさ
れていて、それはそれは壮観でした。

 ひとつだけ気になったこと。新井氏によるあとがきの後に、沢木耕太郎「ジ
ャーナリズムの海を泳ぐ」
と題した文章を寄せている。その中に、(笑)という記
号が二度、三度と使われているのだ。

 沢木耕太郎と(笑)、全くミスマッチ! どーしちゃったの、沢木さん?! と
思っていたら、最後に(談)って。。うーん、ちょっと納得行かないなぁ。

 ( 『SWITCH STORIES -彼らがいた場所-』 新井敏記・著/新潮社・2011)
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【2011/05/12 00:00】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0)
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いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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