Finally!~『Little Women/若草物語』

6月12日劇場公開決定、との公式アナウンスです。
(なんと息子がLINEしてきてくれて知ったという...)
5月24日現在、大阪でも一部の映画館が再開していますが、これは 「その日までには全国の映画館がオープンしている」 という明確なメッセージでもあると受け取っています。
原作は「続」の途中でイライラして投げ出し、ペーパーバックを積読中。
94年のウィノナ版を再見し、(今観るとベイルさんに違和感)、リズがエイミー役の49年版を録画(NHKBSシネマさんありがとう)。
あとは有休を取るのみ、やな。
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2020-05-24 :
Little Women :
コメント : 4 :
Netflix おすすめ映画② 『最悪の選択』

スコットランドのハイランド。学生時代の友人であるヴォーンとマーカスは狩猟に出かけた森で、思わぬ事故を起こしてしまう。
Netflixオリジナル映画にしてソリッドなスリラー。これはネトフリでしか観ることができません。
はい、この映画が観たくて昨年ネトフリに加入しました。
ジャック・ロウデンが主演だから。
ちなみにこの作品でジャクロはBAFTAScotlandのベストアクター賞を受賞しています。
また、ご存じ 「キング・オブ・ホラー」 スティーブン・キングも 「ヒッチコックみがあってマジで釘づけになる」 と絶賛ツイートしています。
個人的にホラーやサスペンスを好んでは観ないので比較の対象があまりないのですが、かなりよくできた作品だと思います。
オススメ。
しかし相当 「怖い」 映画です。じわじわと緊張が高まり、ビビりな自分は耐え切れず一時停止してしまったほど。
そしてその時点がちょうどランタイムの半分だったことで、「凄い! この映画めっちゃ計算されてる!」 と妙に感心してしまったのでした。
在宅時間が長くなって、ネトフリの加入者が爆発的に増えているであろう昨今。
配信オンリーの良作を見つけるのもまた映画好きの楽しみですよね。
( 『最悪の選択』 CALIBRE 監督・脚本:マット・パーマー/
主演:ジャック・ロウデン、マーティン・マッキャン/2018・UK )
Netflix おすすめ映画① 『ザ・ライダー』

カウボーイのブレイディはロデオで重傷を負う。傷が癒えれば再び馬に乗ることを周囲は期待し、彼自身もそう望んでいた。
エンドロールで涙が溢れて止まらなくなる映画がたまにあるけど、これもそんな作品だった
なるべく予備知識なしで観てほしい
今すぐに
そしてエンドロールを飛ばさずに、必ず観てほしい
ネトフリはひと手間かかるけれど、必ず
オバマ前大統領が2018年の「お気に入り映画」の1本に挙げ、全米映画批評家協会賞の作品賞を受賞しているこの傑作がどうして劇場公開されなかったのか
私見だけど、同年公開の 『荒野にて』 とかぶる部分があること(あれも素晴らしい作品でした、昨年のマイベストの1本)、キャストが全員無名であること、監督も同じく
多分、そんな理由なんだろう
しかしこの映画はその 「無名性」 とでもいうべき部分に価値があると思うのだけれど
観ながらずっと、「神話のよう」 だと思っていた
この21世紀にまだ存在している、「カウボーイ」 「ブロンコライダー」 と呼ばれる人々
夜中の月
どこまでも続く草原
マジックアワーの広く高い空
言葉少なな主人公
何よりも美しい馬たち
ここは一体どこなのだろう?
「ファーゴで乗った時~、」 というセリフから、ああ、あの辺りなんだなとなんとなく察する
アメリカ中西部の北のほう
多分、もの凄く閉鎖的な土地柄なんだろうと思う
そんな場所で、ここまでの映画を撮った監督が凄過ぎる!
半端ない信頼関係を築かないと、とても撮れないだろう画ばかりなのだから
人はなぜ、何のために生きるのか?
夢を失ったとき、人はどうやって生きていくのか
「支えあう」 ということ
ハンディキャップについて
説明的な描写や、狙い澄ましたようなショットはない
ただありのままを、その佇まいだけをカメラは映し取る
それなのに、いやだからこそ観了後様々に思いを巡らせ、深い洞察に導かれる作品
映画館で観たかった
それでも今年のベスト作の1本
( 『ザ・ライダー』 The Rider/監督・脚本:クロエ・ジャオ/
主演:ブレイディ・ジャンドロー/2017・USA)