タイムマシンにお願い~『ビフォア・ミッドナイト』
ビフォア・ミッドナイト






 BEFORE MIDNIGHT


 ウィーンに向かう列車の中で出逢い、一夜を共にして別れたジェシー(イーサ
ン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)
は、9年後パリで再会する。更に
9年後、二人は双子の娘の親となり、ギリシア夏の休暇を過ごしていた。

 『ビフォア・サンライズ/恋人までの距離』 『ビフォア・サンセット』 の最強
チーム、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー&リチャード・リンクレイター

再々結集。23歳、32歳、そして41歳の人生模様が描かれる。

 前2作、私はリアルタイムでは観れてない(DVD鑑賞)のだけれど、ジェシー
&セリーヌとの再会
を映画好きとして純粋にうれしく、とっても楽しみにしてい
ました。

ビフォア・ミッドナイト2

 シカゴに住む 「完璧な」 息子、美しい双子の娘。ヨーロッパでは著名な作家
である、政府機関からオファーが来る有能な妻。夏の休暇の最後の夜は、友
人からプレゼントされたホテルの一室で過ごす。ウィットに富んだ会話の絶えない
ふたりの 「ロマンティックな」 関係は、18年前から現在まで、事実婚カップル
となっても何一つ変わっていないように見えて・・・。

 夫にちらつく、(離婚した妻を含む)女の影、子育ての過程で鬱積する妻の不満
離れて暮らす息子の巣立ちを目の当たりにして、寂しさを隠せない夫。古今東西、
これがミドルエイジ・クライシス、ってやつなのね。ホテルの部屋で、機関銃のよ
うに口論
するふたりを眺めながら、なぜか 「ペドロ・アルモドバルの映画みたい」 
と思ってしまった。エロティックで、とことん過剰で。タランティーノが年間ベストに
ランクイン
させていたのも納得。

 しかし衝撃だったのは、セリーヌが松坂慶子化していたこと(体型が)。18年前
ははち切れそうに若々しくぽっちゃりしていて、9年前は大人っぽくほっそりしてい
たのに。でもこれ、役作りのために増量したのかな? 一方のジェシーは、9年前
からあまり変わっていなくて、渋い中年男に近づきつつあるかな、という印象。彼、
モテるでしょうね・・・。男は得だなぁ

ビフォア・ミッドナイト3

 監督・キャストとともに観る者も成長し、歳月を共有して何度も巡り会う小規
模で低予算な作品
ではあるけれども、なんとも壮大で、奇跡的に贅沢なプロジ
ェクト
だと思う。観客としてそこに参加できることを、とても幸せに思う。また9年
後、50代になった彼らとの再会
を楽しみに、私も生きていこう。

 ( 『ビフォア・ミッドナイト』 監督・製作・原案・共同脚本:リチャード・リンクレイター
             主演・共同脚本:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー/2013・USA)
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【2014/01/31 15:37】 | 映画 | トラックバック(13) | コメント(2)
命に区切りをつけること~『母の身終い』
母の身終い







 Quelques heures de printemps



 トラックの運転手だったアラン(ヴァンサン・ランドン)は、出来心で犯してしま
った麻薬運搬の罪で、18ヶ月間服役する。出所したが失業した彼は、夫に先
立たれ独居している母(イレーヌ・ヴァンサン)の家に身を寄せる。

 公開前、監督のインタビューを新聞で読んだ。

 「観客が映画を見て涙を流すとすれば、それはスクリーンの中に観客自身の
  人生を映し出しているからです。監督が余計なことをする必要はない。
  どんな感情を抱くかは観客自身が決めることです」


 こんな風に考えて映画を撮る監督の作品は、是非観たいと思った。ヴァンサ
ン・ランドン
も大好きだし、私自身も、映画を観て、どんな感情、感想を持つのも、
観る者の自由だと思っている
から。
 共同で脚本も書いているステファヌ・ブリゼ監督には、小さな宝石のような作
品 愛されるために、ここにいる がある。

母の身終い2

 邦題が思い切りネタバレしているので、ストーリー展開の予想はついていた。
私自身、一人息子の(ダメな)母なので、大いに身につまされてしまう作品だっ
た。

 やっと迎えた穏やかなはずの晩年に、たとえ親子とはいえ一つ屋根の下、気
の合わない相手と暮らすキツさ
。想像に難くないだろう。新しいコーヒーメーカ
ーを 「アランのために」 買うやさしさはあるのに、向かい合うとつい小言ばか
り。中年になってもなお自立できない息子に対するいら立ちを、この母は隠すこ
とができない
のだ。

 どうしてやさしい母になれないのだろう? それは多分、彼女自身がやさし
くされたことがないから
「気難しい」 夫と、45年間も連れ添った 「大変な」 
日々
。心のやわらかい部分がカチカチに固まってしまって、もう自分では、ほ
ぐすこともできない
のだと思う。

 不治の病を得たとき、自らの命を絶つこと。それを 「尊厳死」 と呼ぶこと
に、私自身は少し、抵抗がある自分を失っても生き続けることは、確かに
恐怖以外の何物でもない。家族に迷惑をかけるのも耐え難い。しかし、この
母のように、自殺幇助が罪でない国で自らの最期を迎えることは、私にはで
きない。特に、彼女が毒薬を飲むのを見届けて 「さようなら、○○さん」 と
去ってゆく、施設の女性に対する違和感たるや・・・! この長回しのシーン、
息もできない


母の身終い3

 かと言って、この映画はシリアス一辺倒なわけではない。愛犬 「キャリー」
を巡る親子の意地の張り合いなど、ユーモラスと言ってもいい。キャリーのか
わいさが半端ではないため、殺鼠剤のシーンでは思わず声(と涙)が出てしま
った・・・。結局、この親子が最後に穏やかな日々を過ごせたのは、このお茶目
な愛
犬のおかげ、と言っても過言ではないだろう。

 冒頭に上げた監督の言葉通り、この映画はある親子のありようと別れ淡々
と見つめ、感情に深入りすることはない。だからこそ、余白を持って重く問いか
けてくる。命に限りのあることを、忘れないで生きていますか? と。

 ( 『母の身終い』 監督・共同脚本:ステファヌ・ブリゼ
           主演:ヴァンサン・ランドン、イレーヌ・ヴァンサン/2012・仏)

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【2014/01/28 20:16】 | 映画 | トラックバック(9) | コメント(2)
ヒットガールとチェブラーシカ
 ひっさびさにDVD(とムック)を買ってしまいました♪

買った


なかみ1



 なかみ ①

 もうすぐ公開☆





なかみ2


 なかみ ②

 明日からのランチバッグ
  に決定♪




 あ~、楽しみ~。 映画もランチも^^

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【2014/01/26 20:01】 | 徒然 | コメント(2)
after sunset, BEFORE MIDNIGHT
ビフォア・アフター

 あ~、、もうね~。。 超幸せ~・・・。(感想は後日)

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【2014/01/24 00:00】 | 映画雑談 | コメント(0)
『永遠の0』
永遠の0

 司法浪人中の健太郎(三浦春馬)は、自分と血のつながった祖父が、太平洋戦
の最中に特攻出撃で亡くなっていたことを知る。祖父の名は宮部久蔵(岡田准
一)
。祖父はどんな人間で、どんな生き方をしたのか。フリーライターの姉(吹石一
恵)
の助手として、健太郎は祖父のかつての仲間を訪ね始める。

 「必ずあなたたちの元へ帰ってきます。腕がなくなっても、足がなくなっても、
  たとえ死んでも、生まれかわってあなたたちのところへ還ってきます」


 岡田君のこのセリフには、が出たのだけれど・・・。

 私には、「感動」 というよりも 「戸惑い」 のほうが大きい作品だった。

 空の色が、とても綺麗だった。宮崎駿の感想を聞いてみたい。 

 ( 『永遠の0』 監督・脚本・VFX:山崎貴/2012・日本/
       主演:岡田准一、井上真央、三浦春馬、染谷将太、風吹ジュン

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【2014/01/23 20:52】 | 映画 | トラックバック(7) | コメント(0)
私写真の系譜3~『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』
 忘れ難いポートレイトがある。

メモワール2

 20年近く前に切り抜いた、色褪せた古い新聞記事痩せこけた身体赤ん坊
を抱いたその女性は、何かを訴えかけているようにも、虚空を見つめているよう
にも感じられる。
 彼女のによって撮られたその写真は、粗悪な新聞紙に転写され、手のひら
よりも小さなサイズ
に閉じ込められてもなお、その眼差しが私を捉える

 この写真を撮影したのは、オーストリア在住写真家・古屋誠一だ。亡き妻・
クリスティーネ
と過ごした8年足らずの日々を、『メモワール』 と題した写真集
のシリーズ
として発表している。

メモワール

 写真家であり小説家でもある小林紀晴が、古屋誠一(と彼の写真)に魅せら
れ、20年の歳月をかけた取材を結実させたノンフィクション

 欧州に渡った古屋はクリスティーネという女性と出逢い結婚、子を成す。しか
し彼女は心を病み、自ら命を絶った屋上から身を投げた妻の姿を、古屋は
する。その写真に、小林は捉えられたのだ。彼が古屋に近づくことは、「写真
とは何か?」
 という、自らのアイデンティティにも関わる問いかけに対する、
えを探る旅
であった。

 写真を撮れば、否応なく被写体との関係性が浮かぶ。被写体を晒し、生業に
する
ということ、それに群がる 「呪われた眼」 を持つ私(たち)。 写真がもつ
本質的な罪と、その罪を自覚しながら、満身創痍を受けようとする者。胸が
詰まる
。読み進めるのが辛くなるほどに。

 写真が写す 「真」 とは、撮る人の内側なのだ。

◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 この本を書評で取り上げてくれた、いとうせいこう氏に感謝します。

 ( 『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』 小林紀晴・著/2012・集英社)

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【2014/01/21 11:22】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0)
黙祷
詩人・吉野弘さん。

亡くなったのですね。

心から、、心からご冥福をお祈りします。

ありがとうございました。


吉野弘 詩集

R.I.P.

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【2014/01/20 21:49】 | 徒然 | コメント(0)
アダムとイヴ~『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ




 ONLY LOVERS LEFT ALIVE


 タンジールに暮らすヴァンパイアイヴ(ティルダ・スウィントン)は、デトロイト
に住む夫・アダム(トム・ヒドルストン)の元へ飛ぶ。何世紀もの間、愛し合って
きたふたり。

 ジム・ジャームッシュオフビートな、独特のリズム感ある映像の人。特に彼
の映画が好き、というわけではないのだけれど、いつも気になる存在ではある。
その彼が、ヴァンパイア映画を撮ったんだって! 気になって、早く観たくてウ
ズウズしてしまった。

 インディ映画界のクィーン(と勝手に命名)、ティルダ・スウィントンのお相手は
なんと、ロキ様! 随分年齢差のあるふたりだけど、とっても素敵なカップル
した。ティルダは高貴な雰囲気をまとった中世的な女優さんだけれど、母性
感じさせる。だから、アダムがイヴに甘えるところが特によい!

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ2

 古今東西、ヴァンパイアものっていくつもいくつも作られている。映画だけじ
ゃなく、小説も、漫画も。やっぱり、それは彼らが 「本当に」 存在している
からなのか? ハムレットを書いたのも、シューベルトも、実は彼らが影武者
だった、なんて在り得る話かも。アントン・イェルチンくんはじめ、私たち人間が 
「ゾンビ」 呼ばわり
されてるのは、ちょっと悲しいけれど(笑)。そして現代に
生きるヴァンパイアは、医師からを買い(O型のRHマイナスが美味しいらし
い)、iphoneを握りしめているのだ。

 レイバンでキメたアダムとイヴ、そして妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)。この
スリーショット、なぜか既視感が、、、そうそう、『ストレンジャー・ザン・パラダ
イス』
 だ! あの映画の3人も、ひょっとしてヴァンパイアだったのかな? 
なんて楽しい妄想が膨らむ。奔放なエヴァには、ちょっとイライラさせられた
けれど。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ3

 ( 『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』 監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
      主演:ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルストン/2013・英、独、仏、米、キプロス)

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【2014/01/19 17:52】 | 映画 | トラックバック(13) | コメント(0)
がんばれ受験生!
桜満開2013

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【2014/01/18 07:55】 | 徒然 | コメント(0)
明日は満月
明日は満月

綺麗な月を見ると、写真に収めずにはいられない。
空がきれい・・・空気が澄んでいるからかな。

明日は満月。

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【2014/01/15 21:54】 | 徒然 | コメント(2)
発表! 2013 真紅デミー賞 & 今年の抱負
風立ちぬ

 作品賞: 風立ちぬ

 主演男優賞: トム・ハーディ 欲望のバージニア

 主演女優賞: サンドラ・ブロック ゼロ・グラビティ

 助演男優賞: リリー・フランキー そして父になる 凶悪

 助演女優賞: ルーニー・マーラ サイド・エフェクト

 新人賞: デイン・デハーン 欲望のバージニア プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

 特別賞: チャニング・テイタム マジック・マイク ホワイトハウス・ダウン など

 特別おすすめ作品:  ムード・インディゴ/うたかたの日々グランドマスター
 (ベスト圏外)         
               サイド・エフェクトシュガーラッシュベルリンファイル

 
◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆


 さて。改めまして今年の抱負を・・・。

 1.劇場で100本映画観るぞ! (ちょっと厳しいんじゃないの~)
  
 2.海外旅行に行くぞ! (まずはパスポートの申請だね~)

 3.や、痩せるぞ! (それ毎年言うてるやん~)

 毎日、笑顔で生きていけるといいな。今年もどうぞよろしくです♪ ^^

                                      真紅拝

テーマ:2013年ベスト - ジャンル:映画

【2014/01/15 07:49】 | 年間ベスト | コメント(0)
進撃のミント~ Attack on mint
進撃のミント

 「進撃のミント買ってきて」 息子に頼まれたので、プチ大人買いしてしまった。
 これ大阪市内のダイ●クでしか見かけないし、ソッコー売り切れるのだ。
 15種類、コンプリートできるかな~。

 私はバリィさん

ハイチュウ

テーマ:こんなことがありました - ジャンル:ブログ

【2014/01/13 21:48】 | 徒然 | コメント(4)
2013 thinkingdays Best 10 of the movie
あの頃、君を追いかけた

 2013年に劇場鑑賞した作品の中から、洋画はベスト10、邦画はベスト5を選ん
でみました(+αあり)。

 昨年、劇場鑑賞した映画は85本、そのうち邦画は20本(23.5%)です。自宅
鑑賞を含めると、89本の作品を鑑賞しました。劇場鑑賞数は1本増えています
が、自宅鑑賞数が激減(12本)しています。これも、ぜんぶiphoneのせい、と
いうことで(汗)。


◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

2013 洋画ベスト10

 1.あの頃、君を追いかけた  

 2.欲望のバージニア 

 3.マジック・マイク

 ベスト3は完全に 「好き!」 で選んでいます。共通しているのは、鑑賞後
「熱」 が出た
こと。誰が何と言おうと、アタシはこの3本が大好きなんだ~(叫)。 

 4.ゼロ・グラビティ (哲学的で深遠なテーマ、誰も観たことがなかった映像)

 5.ウォールフラワー (壁の花、って綺麗な言葉だなと思った。繊細で無限な10代)

 6.タイピスト! (田舎娘だって、やるときゃやります! かわいくて元気が出る)

 7.世界にひとつのプレイブック (過剰な人々、過剰な愛着。逆境の中の希望の光) 

 8.きっと、うまくいく (勧善懲悪、笑って、泣いて、歌って踊る。人生テンコ盛り) 

 9.プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 (松林の向こうへ。父と息子のクロニクル) 

 10.嘆きのピエタ (我らがキム・ギドク兄、完全復活! 祝福せずにいられない) 

 次点: ザ・マスター 


◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆


2013 邦画ベスト5

 1.横道世之介 (よのすけ~、大好き~! 叫んでいたい、いつまでも) 

 2.風立ちぬ (クリエイターが、自分のために映画を作ったっていいじゃないか!) 

 3.そして父になる (親になる、とはかくも難しく、幸せなことなのだなぁ) 

 4.かぐや姫の物語 (私たちは、なぜ生まれてきたのか? その答えが此処にある) 

 5.夢と狂気の王国 (ジブリ、創作の真実とは? 宮崎駿は終わらない) 

 次点: 舟を編む 


◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 2013年は、ホントいい映画たくさん観たな~、って思います。12月に観た5本なんて、
全部ベスト入りしてもおかしくないくらいの作品だったと思うし。

 ちなみに、2013年はワーストはなし。昨年はとにかく時間が限られていたので厳選
て観たし、泣く泣く諦めた作品も多かった。夏の大作なんて1本も観られず。だからこそ、
ワーストに選んでしまうような作品にも当たらなかったのだろうけれど・・・。
でもそれはそれで、寂しい気もする。どんな映画にだって、愛はあるんだから。

 では、恒例の真紅デミー賞、行きます!

テーマ:2013年ベスト - ジャンル:映画

【2014/01/07 21:09】 | 年間ベスト | トラックバック(45) | コメント(36)
2013 thinkingdays Best 10 of the book
2013ベスト1

 2013年に読んだ本59冊(とマンガ少々)。前年より13冊も減ってる~。月
1冊減った感じですね、全部iphoneのせいです(反省)。
 こんな少ない冊数でベスト10を出すとかおこがましい気もしますが、2013年
は本当に読み応えある本との出逢いがあったので・・・。紹介させて下さい。
アンダーラインはリンク記事あり、5、6、8は同じ著者で数冊合わせ技です。

◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇

 1.ここは退屈迎えに来て /山内マリコ・著

 昨年読んだ中で一番昂奮度が高く、「誰かに薦めたい!」 と思ったのがこの
連作短編集です。著者は映画好きなのでしょう、読んでいて鮮やかに映像が浮
かぶのです。特に 『地方都市のタラ・リピンスキー』 における、仕掛けというか
「種明かし」 は、思わず頭から読み返してしまうほどのインパクト。
 地方都市に住む、夢見がちなサブカル好き文科系女子だったアナタ、に。

 2.母の遺産-新聞小説- /水村美苗・著

 これがダントツ一位だと思ってたんだけどなぁ。

 3.安井かずみがいた時代 /島崎今日子・著

 このノンフクションは素晴らしい! 自分の感想も、リキ入ってるな~。

 4.恋しくて Ten Selected Love Stories
                /村上春樹・編訳著


2013ベスト4

 ハルキさんの恋愛小説選集が読める! しかも、ノーベル賞受賞アリス・
マンロー
の作品も入っているし。これはお得だわ~、毎晩一本ずつ寝る前に
読もう♪
 なんて思っていたのですが・・・。
 一本目の 『愛し合う二人に代わって』 にすっかりやられてしまい、10日
くらいずっと繰り返し読んで、先に進めない(笑)。ほぼ暗記してるかも(爆)。
これね、10年前ならライアン・ゴズリングレイチェル・マクアダムス映画
して欲しかった。今なら、デイン・デハーンクロエ・グレース・モレッツ
かな。

 5.閉経記・犬心 /伊藤比呂美・著

 昔々、『良いおっぱい、悪いおっぱい』 を読んだ頃は、生々し過ぎて苦手
だった伊藤比呂美さん。私も”漢”(おんな) になったんだなぁ。しみじみ

 6.え、なんでまた?・いまなんつった? /宮藤官九郎・著

 大晦日、紅白を観ながら思いました。2013年がいい年だったと思えるの
は、あまちゃん=クドカンのおかげが大きいんじゃないか、って。クドカン、
ありがとう
映画に対する深い愛情を感じる文章が大好きです。共感します。

 7.何もかも憂鬱な夜に /中村文則・著

 8.スナックさいばら おんなのけものみち /西原理恵子・著
   (七転び八転び篇・バックレ人生大炎上篇・ガチ激闘篇)


 「つかみ」 がちょっと下品なのは、サイバラ先生のサービス精神です。人
並みに悩み、苦しい毎日を過ごしている私に、常に勇気を与えてくれるシリ
ーズ。

 9.第二図書係補佐・東京百景 /又吉直樹・著

 10.自殺 /末井昭・著

2013ベスト10

 伝説の名編集者・末井昭さんのことを知ったのは、写真集 たまもの 
でした。なんとも破天荒でだらしなくて、でも底抜けにやさしい。そんな末井
さんが大好きです。

 次点:非道に生きる /園子温・著

◆      ◆      ◆      ◆      ◆      ◆      ◆      ◆

 2014年、最初に読了した本は椰月美智子さんの 『るり姉』。なかなか
幸先よいスタートだわ♪

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【2014/01/06 21:26】 | 年間ベスト | トラックバック(3) | コメント(6)
さらばナイアガラ
大瀧詠一1

大瀧詠一さんが亡くなった。

大晦日に飛び込んできた、衝撃的過ぎるニュース

松本隆さんの追悼ツィートを引用します。謹んでご冥福をお祈りします・・・


  「北へ還る十二月の旅人よ。
   ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。
   なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。
   苦く美しい青春をありがとう」



慟哭。


R.I.P.

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【2014/01/05 12:04】 | 徒然 | トラックバック(0) | コメント(0)
謹賀新年 ~ 2014 ~
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2014年賀

                       午年 元旦

                                             真紅拝

テーマ:年末年始のご挨拶 - ジャンル:ブログ

【2014/01/01 00:00】 | 徒然
真紅のthinkingdays


いつまでも青臭い映画好きでいたい。愛おしい映画と、忘れがたき本たち。ときどきカフェとか。 記事は基本的にネタバレあり。 どうぞご贔屓に♪

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