最後から2番目のパン

公園横のお店から、本町通りに面した保育園まで伸びる行列。
「ブランジュリ・タケウチ」 もうすぐさよならです。
一時間並んでようやく入店できたのですが、お店の中でも行列は続きます。
焼き上がるそばからパンたちは売り切れてゆき、私の目の前にはとうとう本日
最後のパン2個が・・・。
2個買いたかったけれど、最後の1個は後ろの方に譲りました。
黒コショウとクリームチーズのパン。本当に、最高においしいパンでした。
ありがとう、さようなら。 タケウチ。

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2013-01-30 :
パンとか、カフェとか。 :
コメント : 2 :
生まれ変わり、的な?
お昼休み、女子3人で姦しく歓談。
「生まれ変わるなら、男と女どっちがいいですか?」
一人が問いかけた。
少し考えて、
「もう、生まれて来たくない」 と答えた私。
「ど、、どんだけキツイ人生なんですか!(笑)」
「・・・そんなこと言わんと、また次どっかで会おうや」
軽い口調だったけど、なんだかうるっと来てしまった。
ありがとう。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
安売りで有名なドラッグストアチェーン、ダイ●クでお買い物。
なのに、お目当ての品の棚が空っぽじゃん! ガーン。
通りすがりの店員さんに尋ねると、
「あ~、、売り切れ、的な? 感じですかねぇ。。」
・・・・。
「売り切れです」 でいいやん。
ちなみに、私以外の二人は 「絶対次も女がいい」 そうです。
「生まれ変わるなら、男と女どっちがいいですか?」
一人が問いかけた。
少し考えて、
「もう、生まれて来たくない」 と答えた私。
「ど、、どんだけキツイ人生なんですか!(笑)」
「・・・そんなこと言わんと、また次どっかで会おうや」
軽い口調だったけど、なんだかうるっと来てしまった。
ありがとう。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
安売りで有名なドラッグストアチェーン、ダイ●クでお買い物。
なのに、お目当ての品の棚が空っぽじゃん! ガーン。
通りすがりの店員さんに尋ねると、
「あ~、、売り切れ、的な? 感じですかねぇ。。」
・・・・。
「売り切れです」 でいいやん。
ちなみに、私以外の二人は 「絶対次も女がいい」 そうです。
テーマ : こんなことがありました
ジャンル : ブログ
鈴木式教育メソッド~『映画 鈴木先生』

東京郊外の市立中学校。2年A組を受け持つ鈴木(長谷川博己)は、「教室と
は、教師・生徒という役割を演じる場」 という独自の理念の基、真面目に教育
に取り組む理論派の国語教師。美しき教え子・小川蘇美(土屋太鳳)への妄想
が止められないことを除けば、彼の教師生活はそれなりに順調だったのだが・・・。
2012年に放送されたテレビドラマのうち、最低視聴率を記録した作品が映画
化された。正直、劇場予告を観るまではそのドラマの存在さえも知らなかった
し、観る予定もなかった。しかし、何か評判よさげな雰囲気。。これは観逃すと
後悔するかも?! と急遽劇場へ。う~ん、面白かった。長谷川博己って、巧
い俳優さんなんですね。涼しげなメガネ男子が今ドキで、ハマり役。

「中二病」 って言葉があるように、鈴木先生の生徒たちは、まさに思春期
ど真ん中。その割に、随分素直でかわいい子たちだな、というのが率直な感
想。実際は、もう少しヒネたり、斜に構えてたりするような気が、しないでもな
いけれど・・・。鈴木先生の、小川蘇美への過剰なまでの執着は、ドラマ版を
観ているとより分かりやすいのかな。私は、小川より中村加奈(未来穂香)の
ほうがかわいいと思うけれど。
しかし一番美人だったのは出水正(北村匠海)ですよね。この子、どこかで
絶対観たことある、と思っていたら、『重力ピエロ』 で岡田くんの幼少時代を
演じていた子だった。そりゃ~アナタ、美人でしょうよ。。

物語は後半、卒業生・勝野(風間俊介)の登場から、グッとシリアスなトーン
に変わる。「お前らの言う通り真面目にやってきたけど、世の中では通用しね
ーよ」 「真面目な奴が損する世の中なんだよ!」 身を切るような、彼の言葉
が痛い。確かに、確かにそういう世の中なのかもしれない。でも、それを学校
や先生のせいにして、自分たちは犠牲者だと言いつのるのは、少し違うと思う。
一番悪いのは、学校や先生たちが置かれている、「システム」 なんじゃない
かと思うのだけれど・・・。
「教育だけが世界を変えられる」 と、本気で信じている鈴木先生が眩しい。
「お前だって世界を変える一人だろう!」 っていう先生の叫びが、勝野に届
いてよかった。
教育という名のもとに、虐待まがいの暴力がまかり通っている場所もある。
傷つくのは、いつも弱い立場の者たちに違いない。先生は熱血じゃなくても
いい。平熱か、あっても微熱でいい。全ての教育関係者に観て欲しい作品。
尾崎豊の 「僕が僕であるために」 が流れていたのも、いい感じだったな。
( 『映画 鈴木先生』 監督:河合勇人/2013・日本/
主演:長谷川博己、風間俊介、土屋太鳳、富田靖子、臼田あさ美、でんでん)
雷兄弟! ~『テッド』

TED
友だちのいない少年ジョンは、8歳のクリスマスにテディ・ベアをプレゼント
される。「テディと話がしたい! 友だちになりたい!」 と強く願ったジョン
の祈りは叶えられ、テディに命が宿る。ジョンとテディの蜜月は27年間続く
が、35歳になったジョン(マーク・ウォールバーグ)はガールフレンドのロリー
(ミラ・クニス)から、テディと離れて生活するよう迫られる・・・。
愛らしいはずのクマのぬいぐるみが、トリップと下ネタが大好きな不良中年
オヤジだったら・・・。この奇抜なアイデア、あり得ない設定が大当たりした、
R-15指定のアメリカン・おバカコメディ。まあまあ、期待通りの面白さでした。
ただし、カップルにはオススメしません。テディが白い液体を自分の顔にかけ
まくるシーン、隣のカップルが凍りついていて、気の毒だったもん(笑)。お下
劣オッケーで映画好きな方なら、大丈夫ですよ。

映画オタクらしい監督の、遊び心が満載。豪華ゲストも出てくる出てくる、
・フラッシュ・ゴードン(本物、知らんけど多分)
・ノラ・ジョーンズ(本物、歌ってます)
・グリーン・ランタン(本物、ノンクレジットでゲイの役)
しかし。。ブランドン・ラウスとかテイラー・ロートナーとか、いいんですか?
怒ってこないんですかね、爆笑しましたけれども・・・。一番笑ったのは「どけ!
スーザン・ボイル!」 ですが。マーク・ウォールバーグ以外に、この役はでき
ないよね(てか、して欲しくない)。売れっ子ミラ・クニスって、見れば見るほど
目が大き過ぎる。バランスが絶妙な個性派美女だと、いつも思う。
絶妙といえば、テディの動きと表情が自然過ぎて、ほとんど驚異。「生きて
いるぬいぐるみが動く」 なんてあり得ないはずなのに、全く違和感がなかっ
た。

しかしやはり、残念なのはこういうタイプの映画で必ず感じる字幕の限界。
英語耳じゃないし、テレビや日常生活に根付いたアメリカン・ジョークがわか
らないから、面白さが半減しているのだろうな。字幕でも、くまモンとか七五
三とか星一徹とか、精一杯の工夫を凝らしているからこそ、余計素直に笑え
ない。原語では、何て言ってるんだろう? とか、つい考えてしまうのですよ
ね。アメリカのシアターでは、ネイティヴがもう、ドッカン、ドッカン、笑って観
ていたのだろうなぁ・・・。クヤシー
( 『テッド』 監督・製作・原案・共同脚本・声の出演:セス・マクファーレン/
主演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス/2012・USA)
未来からの刺客~『LOOPER/ルーパー』

LOOPER
2044年、アメリカ。そこから30年後の未来ではタイムマシンが開発され、消
したい人物を過去へ 「転送」 する犯罪に悪用されていた。殺人を請け負うの
は、「ルーパー」 と呼ばれる処刑人たち。ルーパーの一人、ジョー(ジョセフ
・ゴードン=レヴィット)の新たな標的は、30年後の自分(ブルース・ウィリス)
だった。
主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットが製作も務めた、近未来SFアクション。
Rotten Tomatoesでは94%のFresh!評価というハイスコアを叩き出し
ている本作。ジョセフくんの大ファンでもある私は、個人的に今月一番の期待
作だった。しかし・・・。
う~ん、ちょっと期待し過ぎたかな。面白くないわけではないし、よくできて
いるとは思うのだけど。。以下、その理由を書きます。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが同一人物、という設定
ゆえ、ジョセフくんは特殊メイクで顔が微妙^^; 表情やしゃべり方も似せて
いるので、ファンとしてはちょっと残念感が・・・。まぁ、これは予告の段階で
わかっていたことであり、結局違和感は拭えなかったということ。
タイムトラベルものに付きものである、「同じ時空に自分がふたり」 という
状況が、本作では思いっきり頻発している。対面で会話までしている。しかも
本人同士だけに、オーダーも同じ、って・・・。この、タイムパラドックスがどう
しても気になってしまい、ストーリーにどっぷりとハマれない。悔しい!
序盤、ジョーの親友セス(ポール・ダノ、彼が観られたのはお得感アリ)が
持つ特殊能力、「TK」 がさり気なく紹介され、それが終盤で活きてくるの
は巧い。そして一番の衝撃は、未来の 「レインメーカー」 ことシドですよ。。
この子役が怖いのなんの!

シングルマザーのサラ(エミリー・ブラント)に 「反省しなさい!」 と言われ、
「うそつき、ウソツキィ~~~」 と叫び出す(超音波を出す)シド。サラは核シェ
ルターのような、頑丈な箱に身を隠す。なんと大袈裟な、、と思っていたら、サ
ラは身の危険を感じていたのだ。「私が巧く育てるから!」 母の愛は強し。ジョ
ーが自らを撃った瞬間、オールド・ジョーも消える。時計だけは、変わらず時を
刻んでいる・・・。30年後の未来は、如何に?
( 『LOOPER/ルーパー』 監督・脚本:ライアン・ジョンソン/
主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス/2011・米、中)
もうすぐさよなら ブランジュリ・タケウチ
ぼくの大切なともだち~『フランケンウィニー』 【2D・吹替え版】

FRANKENWEENIE
ニュー・オランダという街に住む、科学オタクの孤独な少年・ヴィクター。彼
のたった一人の「友だち」は、愛犬のスパーキーだった。ある日、スパーキー
は事故に遭い、ヴィクターの目の前で死んでしまう。嘆き悲しむヴィクターは、
街に毎晩のように落ちる雷の力で、スパーキーを蘇らせようとする。
鬼才、ティム・バートンによる、モノクロ・ストップモーション・アニメ。3D版
も公開されているが、2D・吹替え版にて鑑賞。いや~、大満足でした。観逃
さなくてよかった。

映画監督ティム・バートンの名を聞いて、思い浮かぶ作品は多々ある。涙
の大傑作 『シザーハンズ』、極彩色のファンタジー 『チャーリーとチョコレー
ト工場』。 『ビッグ・フィッシュ』 もいいなぁ。けれど、やはり一番好きなのは
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』(監督作ではないけれど)。本作に登場す
る異形のキャラクターたちは、あの傑作ミュージカル・アニメを彷彿させる。
ダークで不気味で、ちょっとお茶目な。
思うにティム・バートンという人は、有機物と無機物、生者と死者の境界に、
大した意味を感じていないようだ。別の言い方をすれば、自分が愛を吹き込
んだもの、自分が愛するものの、永続性を信じているように見える(子どもの
ように)。
少しでもティム・バートンを知っている人ならば、この映画を観て、少年ヴィ
クターは監督自身を投影しているに違いないと感じるだろう。映画や科学や
不思議が大好きな、風変りな少年。「変わり者」 たちへの共感と愛情を、何
の遠慮も躊躇もなく、バートンは叫ぶ。そしてそれは過ぎ去り、失われた少
年期へのノスタルジーではなく、現在進行形の情熱であることが伝わってき
て、観ているこちらもうれしくてたまらない。ワクワクして、楽しい。監督自身
が、自分の「好き」 を爆発させている。こういう映画、好きだなぁ。

しかし観ていて最後までわからなかったのは、タイトルロールの「フランケン
ウィニー」 。誰の名前なんだろう、と思うでしょう? 「WEENIE」 とは、実は
「おたく」 という意味なのだそうだ。う~ん、納得! ヲタク万歳♪
( 『フランケンウィニー』 監督・製作・原案:ティム・バートン/2012・USA)
12月に読んだ本/4冊

「寒いね」と 話しかければ 「寒いね」と 答える人の いるあたたかさ
これは、俵万智さんの場合ですね。私の場合はというと。。。
「寒いですね」 「寒いです、身も、心も。懐(ふところ)も」
これ、私の定番 「つかみ」 なんですけども(笑)。余計サブくなるって?
わはは、失礼しました。
しかし、この冬は寒いですね、冗談抜きで。。関東平野にお住まいの皆さん、
近年にない大雪だそうで、大変ですね。お足もとに十分お気を付け下さいませ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
『知らないと損する不思議な話』 斎藤一人・著 ★☆☆☆☆
う~ん、、。最近こういう 「魔法の言葉」 系の啓発書、多いですね。
『みんな 「おひとりさま」 』 上野千鶴子・著 ★★★★☆
さすがは日本最強のフェミニストにして究極の個人主義者・上野センセイ。
ガッツリ読み応えのある一冊でした。
『七尾のために』 島本理生・著 ★★☆☆☆
時々がっかりさせられながらも、私が島本理生の読者でい続けているのは、
彼女が 「追憶の語り部」 であるからだと思う。ナラタージュ。
『ふくわらい』 西加奈子・著 ★★★☆☆
「絶望するな。僕たちには西加奈子がいる」 ピース又吉の至言。映画
『きいろいゾウ』 も楽しみです。そして、直木賞候補おめでとう! 結果
は、、、さてどうなりますか。
歓びの歌~『レ・ミゼラブル』

LES MISERABLES
19世紀・フランス。病んだ妹の子を飢えから救おうと、たった一個のパンを盗
んだ男、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)。彼は19年もの長きに渡って
投獄された後、仮釈放される。再び盗みを働くが、司祭の寛容な心に触れた彼
は名を変え、生き直す決心をする。しかし警部ジャベール(ラッセル・クロウ)は、
執拗にジャンを追い続けるのだった。
言わずと知れたビクトル・ユゴー原作の大河小説にして、傑作ミュージカル
『レ・ミゼラブル』 の映画化。キャストのセリフはほぼ全編「歌」、しかもライブ
録音というチャレンジングな作品。クローズアップを多様し、情景よりも心情を
ダイレクトに歌詞に乗せようとするトム・フーパーの演出は、概ね成功している
と思える。主演のヒュー・ジャックマンをはじめとする素晴らしいキャスト陣の
歌声は、お正月ボケの心身を高揚させ、涙腺を刺激して余りある。158分の
長尺にも関わらず、エンドロールの最後の最後まで、誰一人として席を立たな
かったことがその証明になる、と言っても差し支えないだろうか。

キャストは全員ハマリ役ではあるが、特筆すべきはやはり、アン・ハサウェイ。
彼女が短い出演時間ながら、強い印象を残した。減量し、髪を切るデニーロ・ア
プローチは痛々しくも天晴れ。若きカップル、アマンダ・セイフライドの透き通っ
た歌声と、エディ・レッドメインの意外な(?)歌唱力も◎。子役たちも芸達者揃
いで、全く穴がないアンサンブルを堪能した。
今更だけれど、150年も前に書かれた小説に、今の世に連なる人生の 「真理」
が描かれていることに驚嘆する。人生とは苦しみの連続であり、人は道を踏み外
したり、過ちを犯したりしながら悔い改め、夢を見て夢に破れながら、光に向かっ
て生きようともがく。その光とは即ち 「神」 と呼ばれる 「何か」 であり、臨終
を 「お迎え」 と表現するように、死とは神の下へ迎え入れられること、神に 「赦
される」 ことなのだと思う。
だから、ジャン・バルジャンの最期に涙が流れたのは、私が彼の死を悲しんだ
からではない。苦難の連続だった彼の人生に、やっと平穏なときが訪れたのだ、
もう彼は苦しまなくてもいいのだ、という安堵の思いの涙だった。

だからたった一つ、この物語に不満があるとすれば、それはジャベールの最期
-- 彼はどうして、身を投げなければならなかったのか? ということ。執拗に、
人生を賭けてジャン・バルジャンを追ったジャベール。それは度を越した執念深さ
だったかもしれない、しかし彼はただ、職務に忠実であり過ぎたために、罪びとを
「赦す」 寛容さが持てなかっただけなのだ。身を投げたことは、彼なりの贖罪
だったのかもしれないけれど・・・。
懸命に、真摯に生きた者だけが辿り着ける 「祝福」。皇太子さまも、安倍首相
も観た映画 『レ・ミゼラブル』。 歓喜の歌を、あなたにも。

ヒュー&アン、ゴールデン・グローブ賞受賞おめでとう!!
( 『レ・ミゼラブル』 監督:トム・フーパー/2012・UK/
主演:ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、ラッセル・クロウ、
アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン)
発表! 2012 真紅デミー賞 & 裏ベスト + 今年のささやかな目標

作品賞: 桐島、部活やめるってよ
主演男優賞: マイケル・ファスベンダー 『SHAME』 『プロメテウス』 ほか
主演女優賞: ティルダ・スウィントン 『少年は残酷な弓を射る』
助演男優賞: エズラ・ミラー 『少年は残酷な弓を射る』
助演女優賞: キャリー・マリガン 『SHAME』 『ドライヴ』
新人賞: 松坂桃李 『ツナグ』 (映画じゃないけど)『梅ちゃん先生』
特別賞: 『ムサン日記~白い犬』

△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼
『ムサン日記』 はひっそりと公開され、観た方もあまりいらっしゃらなかった作品
ですが、物凄い衝撃を受けた忘れられない映画です。残念ながらDVD化の予定
はまだないようなのですが、いつか映画好きな皆さんに是非観ていただきたいと
思い、今回初めて「特別賞」にしてみました。
劇場鑑賞は多い方ではないのですが、映画好きの端くれとしては、好きな映画を
セレクトするのは楽しみでもあり、苦しくもあります。泣く泣く外した作品もあり・・・。
というわけで今回、「裏ベスト」 というかB面的な位置づけで、あと10本プラス次点
を記録しておきたいと思います。こちらは順位ではなく、鑑賞順に記しております。
全て、素晴らしい作品です。間違いない!
1.ドラゴン・タトゥーの女
2.サラの鍵
3.SHAME
4.アーティスト
5.別離
6.私が、生きる肌
7.ムサン日記~白い犬
8.サニー 永遠の仲間たち
9.ダークナイト・ライジング
10.最強のふたり
次点: ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ちなみに・・・。ワースト作品: 幸せの教室
△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼
さて。改めまして今年の抱負、ご挨拶などを・・・。
ブログ生活もお陰様で8年目に入りました。本をたくさん読みたい、いい映画を
たくさん観たい、落ち着けるカフェでお茶の時間を持ちたい、という願望は変わら
ないのですが、ささやかながら今年の目標などを・・・。
1.穀物系女子返上?
来月末にブランジュリ・タケウチが移転したら、私もしばらく 「おいしい
パン屋さん巡り」 は封印しようかな、と考えています。お正月太りが戻
らないんですよね。満腹中枢が故障してるんです、早く治さないと・・・。
まぁ、それも5月にフール・ドゥ・アッシュが再開するまで、でしょうけど(笑)。
2.新聞の読み方を改める
新聞をほぼ毎日読んでウン十年になりますが、今年から1面から読みます!
そう、今までずーーーっとラテ欄から開いてました。で、最後に天声人語、
というあり得なさだったんです。。しょーもない目標でスミマセン(笑)。
3.ダイエットを継続する
運動があまり好きではないので、身体を動かすといったら歩くことくらい
な私。「カーヴィ」 もDVD付きを買いましたが、一回も開いてません(呆)。
しかし今年は、何か呼吸法的なダイエットを継続したいな、と思っていま
す。
と、こんな私ですが、本年も変わらぬお付き合いのほどを。
「真紅のthinkingdays」 どうぞよろしくお願いいたします♪
真紅拝
2012 thinkingdays 映画のベスト作

2012年に劇場鑑賞した作品の中から、洋画はベスト10、邦画はベスト5を選
んでみました。
昨年、劇場鑑賞した映画は84本、そのうち邦画は21本(25%)です。自宅鑑
賞を含めると、101本の作品を鑑賞しました。(自称)映画ブロガーとしては少な
い方だと思うので、ベストを出すのは恥ずかしいような、心苦しいような気もしま
すが・・・。しかしこれは自分なりの 「総括」 ですので、例年通りupします♪
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
2012 洋画ベスト10
1.少年は残酷な弓を射る (なぜ? 永遠に答えを探す、それが母である)
2.裏切りのサーカス (寒い国から来た監督による、重厚な男たちの挽歌)
3.ミッドナイト・イン・パリ (巴里に恋する、タイムスリップ・ファンタジー)
4.思秋期 (中年の男女が満身創痍で辿り着いた、一筋の道。小さな大傑作)
5.桃(タオ)さんのしあわせ (血の繋がらない二人の、親子以上の絆に感涙)
6.ドライヴ (名無しのライアン・ゴズリング! 惚れてまうやろ~~!)
7.ポエトリー アグネスの詩 (祈りが魂を救済し、祝福する。巨匠の福音)
8.人生はビギナーズ (普通全開のユアンと、ジャック・ラッセルのコンビが最高!)
9.ファミリー・ツリー (ジョジクル兄貴の 「家族再生物語」。ハワイの風景も◎)
10.ヘルプ ~ 心がつなぐストーリー ~ (大地に根を張り、逞しく生きる勇敢な女たち)
次点: アルゴ
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
2012 邦画ベスト5
1.桐島、部活やめるってよ (映画界の常識を覆した快作。吉田大八ここにあり!)
2.その夜の侍 (異様なエネルギーが充満した、人間臭い悲喜劇。役者が素晴らしい)
3.悪の教典 (ハスミンを体感せよ! 音楽もGood、私はこの映画が嫌いじゃない)
4.ヒミズ (「がんばれ」 と言えなくなってしまった世の中に、エールをありがとう)
5.ツナグ (松坂桃李くんが素敵。樹木希林さんの 「最上のわざ」 に感謝)
次点: 鍵泥棒のメソッド
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
いや~。映画って、本当にいいですねえ。。(しみじみ)
今年も、たくさんの素敵な映画に出会いたいものです。
2012 thinkingdays 本のベスト10
2012年に読んだ本は72冊。前年より4冊upの微増です。しかし、昨年は結構
面白い(読みごたえのある)本が多かった気がします。オススメの10冊を選んで
みました。

1.生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント /西原理恵子・著
やはり、一番のオススメです。「酸いも甘いも噛み分けた」 サイバラ先生の
人生指南。信者です。沁みます。
2.横道世之介 /吉田修一・著
祝・文庫化。「青春小説の金字塔」 の看板に偽りなし。世之介、大好き!
映画も、と~っても楽しみです♪
3.ガール /奥田英朗・著
昨年は奥田英朗さんの著作を何冊か読み、改めて大ファンになってしまいまし
た。『噂の女』 予約待ち中♪
4.静子の日常 /井上荒野・著
こんな素敵なおばあちゃんになりたいな♪ いや、絶対なる!
5.サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 /村上春樹・著
村上ラヂオ第三弾。ファンの欲目ではなく、確実にクオリティは上がっている
と思います。村上さんのエッセイ、ずーーっと読み続けたいなぁ。
6.動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか /福岡伸一・著
文章には 「書いた人の人格が表れる」 と言われます。福岡先生の文章は、
本当に美しく、心地よい! 未読の方は是非一度、体験してみて下さい。
7.ディア・ピョンヤン 家族は離れたらアカンのや /梁 英姫・著
同名映画の監督である著者の自伝。最新作 『かぞくのくに』 の原点とも
言うべき一冊。
8.アジア映画の森 新世紀の映画地図 /石坂 健治ほか・編著
まさに 「労作」 と呼びたい一冊。
9.心に龍をちりばめて /白石一文・著
笑ってしまうくらい白石節全開な作品だけど、そんなベタさが好きな私です(照)。
10.大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」 のすすめ /中村仁一・著
もし自分がガンになった時、一切の治療をしないでいられるだろうか? 私は
まだ、その勇気はないけれど・・・。皆さんはどう思われるでしょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2013年も、素晴らしい本の数々に出会えますように。言葉の神様、どうぞ
お導き下さい。
面白い(読みごたえのある)本が多かった気がします。オススメの10冊を選んで
みました。

1.生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント /西原理恵子・著
やはり、一番のオススメです。「酸いも甘いも噛み分けた」 サイバラ先生の
人生指南。信者です。沁みます。
2.横道世之介 /吉田修一・著
祝・文庫化。「青春小説の金字塔」 の看板に偽りなし。世之介、大好き!
映画も、と~っても楽しみです♪
3.ガール /奥田英朗・著
昨年は奥田英朗さんの著作を何冊か読み、改めて大ファンになってしまいまし
た。『噂の女』 予約待ち中♪
4.静子の日常 /井上荒野・著
こんな素敵なおばあちゃんになりたいな♪ いや、絶対なる!
5.サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 /村上春樹・著
村上ラヂオ第三弾。ファンの欲目ではなく、確実にクオリティは上がっている
と思います。村上さんのエッセイ、ずーーっと読み続けたいなぁ。
6.動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか /福岡伸一・著
文章には 「書いた人の人格が表れる」 と言われます。福岡先生の文章は、
本当に美しく、心地よい! 未読の方は是非一度、体験してみて下さい。
7.ディア・ピョンヤン 家族は離れたらアカンのや /梁 英姫・著
同名映画の監督である著者の自伝。最新作 『かぞくのくに』 の原点とも
言うべき一冊。
8.アジア映画の森 新世紀の映画地図 /石坂 健治ほか・編著
まさに 「労作」 と呼びたい一冊。
9.心に龍をちりばめて /白石一文・著
笑ってしまうくらい白石節全開な作品だけど、そんなベタさが好きな私です(照)。
10.大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」 のすすめ /中村仁一・著
もし自分がガンになった時、一切の治療をしないでいられるだろうか? 私は
まだ、その勇気はないけれど・・・。皆さんはどう思われるでしょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2013年も、素晴らしい本の数々に出会えますように。言葉の神様、どうぞ
お導き下さい。
謹賀新年 ~ 2013 ~
2013-01-01 :
徒然 :