DVDの音声で「吹替え」を初めて選択した。普段なら絶対に字幕なのだが、BBM
の吹替えキャストについては話題になっていたし、「吹替えのほうがセリフを忠実 に訳している場合がある」というのをかいろさんに教えていただき、一度は聴いて みることにしたのだ。 ![]() やはり、最初は違和感でいっぱい。アギーレの声がなんだかやさしいし、イニス とジャックの声に高低差が無いような。でも女性陣(アルマ、ラリーン、ジャック ママ)や他のキャストはさほど違和感はなかったから、イニスとジャックのオリジ ナルの声音を耳が憶えすぎているのだろうと思う。 好き嫌いもあると思うが、やっぱり吹替えは難しいと思う。たとえオリジナルの イメージと合っていたとしても、吹替える声優さんが有名な方だったりした場合、 どうしてもギャップを感じてしまう。先日の地上波『ロック・ユー!』のように、 「チョーサーの声がかいけつゾロリ」なんて事も起こりうる。確かに字幕よりも情 報量は多いから、山で混ざった羊が「チリ人」の羊だったことや、アルマが越した がったリバートンのアパートが「ランドリーの上」なこともわかった。しかしそれ も程度の問題で、ドライブインシアターの映画の音声まで吹替える意味があるのだ ろうか? あれはかなり興醒めだった。 そして最後の逢瀬の場面。ここはジャックが積年の思いの丈を早口でぶつけるシ ーンで、字幕とセリフに一番齟齬があると思い、ちょっと吹替えに期待していたの だ。案の定、「ローマ法王」なんて言葉まで出てきて、字幕よりははるかに言葉数 が多い。そしてこの吹替えを聴いて初めて、このシーンが理解できた気がした。 ジャックが「それは前に言ったはずだ」と言った後、イニスがいきなり「メキシ コに行ったのか?」と言い出す。ジャックはブロークバックで別れてから4年後に 再会した時のキャンプで、一緒に暮らそう、と持ちかけたこと、もしくはイニスの 離婚後、テキサスに誘ったことを言っているはず。それなのに、イニスはついさっ きジャックが言った「暖かいところ、メキシコで会いたい」という言葉がずっとひ っかかっていて、「前に言った」=メキシコ、と早合点してしまったのだな、と・・。 何度も観ているのに今更のようだけど、このシーンは、観るたびに、理解するとい うよりも切なさで、ただただ胸が一杯になってしまっていたのだ。ヒースとジェイク の演技から目が離せないのに、字幕も読まなければ、しかも涙もどんどん溢れてく るし・・。 「数回の行為」を「何回かヤル」とズバリ、言っているのも潔くていい。イニスは ジャックに責められて、字幕では「俺は負け犬だ、俺はクズだ」と泣くのだけれど、 吹替えの「俺は自分も行き場も見失った」、このセリフはグサリと来た。 自分=ジャックの半身である自分、行き場=ジャックと一緒にいられるところ。 見失ったのではなく、心の底ではわかっていながら、それが認められず、そこにど うしても辿り着けなかった。だから、ずっとずっと辛かったんだ・・。今まで、辛 いのはジャックだと思っていた。20年間、辛かったのはジャックだと。先に泣き崩 れるイニスを「ずるい」なんて思ったこともあった。でも本当は、イニスもジャッ クと同じくらい、苦しくて、日々を耐えていたんだと思う。 そしてラストのイニスのセリフ。ここが直訳になっていて驚いた。「ジャック、 俺は誓う・・」。でもやっぱり、日本語で言われると「何か違う」と思ってしまう。 私が一番好きなセリフ "Truth is, sometimes I miss you so much I can hardly stand it..." や、映画史に残るこの名セリフ "Jack, I swear..." これらは絶対、オリジナルで聴きたい。こうなったら、音声オリジナル、字幕なし で観るしかない! ![]() |
DVD発売から一週間、やっとまた彼らに逢うことができた。今日まで観なかった
のはいろいろとゴタゴタしていた事もあるけれど、DVDのカバーにある言葉を読む だけでぐっときてしまい、自分がどうなってしまうのか恐ろしくて、開封を躊躇し てしまったのだ。それでも、映画館で一度観た母からの「今日レンタルしてきたよ」 というメールに、とうとう薄いビニールカバーをはがす。 開けたら最後、やはりTVの前から動けず。特典DISC→日本語字幕→吹替え、と続 けて観てしまった。うちのテレビ(29インチ・ブラウン管)にイニスとジャックが 映っている! それだけでもう、感動してしまう。 特典DISCのメイキングなどはYou tubeで観ていたものだったけれど、アン・リー 監督のインタビューは初めて観た。ちょっとお疲れモードの監督、たくさんお話され ていてちょっとビックリ。寡黙そうで意外と饒舌な方なんだな、それとも一人での プロモーション(ヒースもジェイクも来られればよかったのに・・)だったから、 頑張っておられたのかも。しかし、このおじさん(失礼)があの映画を撮ったのか ・・と思うとつくづく尊敬の眼差しを送ってしまう。 「この映画はゲイ・カウボーイの映画じゃない、ラブストーリーなんですよ」と何度 も繰り返し語っておられたのがとても印象的だった。特に「ゲイ・シネマではない」 との言葉に、彼なりの矜持を感じた。ラブストーリーであることを強調していたのも、 一人でも多くの人にこの作品を観て欲しい、という気持ちの表れだったのだと思う。 「この映画を観た女性は皆怒っている」ともおっしゃっていたけれど、「ここに怒っ てない女がいますよ!」と、手を挙げたい気分だった。 映画館で何度も観た日本語字幕版。画面は小さいけれど、さすがDVD、画像はとて もきれい。ああ、この空、この雲。この山々だ、私がずっと迷い続けたのは。 何度も観ているくせに、今回初めてこの映画で一番最初にしゃべるのはアギーレなん だ、と思った。BBM#10で「イニスの吸殻」について書いたけれど、BARで彼が吸うの はやっぱりアギーレの事務所前で吸っていた一本なんだ、とも思った。そんな細かい 確認ができるのも、DVDのいいところだと思う。 幸せな山での時間。体育座りするイニスを迎えに行くジャックに、涙、涙、ナミダ ・・。イニスにとっては生まれて初めての純粋に楽しい時間で、彼にとってジャック は生まれて初めて出逢った心を許せる人だったんだろうな。初恋でもあったんだろう。 感情を表す術を知らず、抑圧の塊のような彼は、いきなり訪れた楽園の終わりにどう 対処していいかわからなかったのだろう。そんなイニスをいつも笑わせようと頑張る、 頑張り過ぎるジャック。ラストがわかっているから、「シャツを山に忘れてきた」と 言うイニスに対するジャックの表情がまた泣ける。 ![]() ・・と、まぁ全編泣きっぱなしだったわけだけど、字幕もしっかりチェック、とこ ろどころ変わっている。ラストは私が望んだ直訳ではなかったけれど、「よ」が無く なっていた。しかし、イニスが沐浴する前にお湯を使うかと問われてジャックが言う 「お前はいい」、これはどう考えても間違いでしょう。映画館では「お前にやる」と なっていた部分だけれど、「俺はいい」の誤植(?)ではないか。ちょっと残念、い やかなり残念。 アン・リー監督の言う「ケミストリー」、本当に、なんてパーフェクトな二人なん だろうと思う。ヒースもジェイクも、成り切ってるんじゃなくて、イニスとジャック を体現している。イニスとジャックが生きている。だからこの映画は、好きな人は何 度も何度も観てしまう映画なんだろう、観ればそこに彼らが生きているんだから。 長くなりました、#17に続きます。 ![]() |
![]() ![]() 世界的ベストセラー作家ジョン・アーヴィング。映画化された彼の作品は 『ホテル・ニューハンプシャー』『ガープの世界』『サイダーハウス・ルール』を観 ているが、長い長い原作には今まで手が出せず、自称「ハルキスト」の割には 村上春樹訳の『熊を放つ』も未読。先日『ドア・イン・ザ・フロア』を鑑賞したことで、 やっと長年の「目の上のコブ」を手に取ることができた。 読み始めてまず、その簡潔にして明瞭な文体に驚かされた。アーヴィングとい えばとにかく長編、大長編だから、文章もさぞ長文・難解だという先入観を持っ ていたのだ。考えてみれば、長文・難解な文体の作品がこれだけ世界的に受け入 れられるわけがないのだが・・。思い込みって恐ろしい。 物語は、1958年夏のロングアイランドから、1990年のニューヨーク、アムステ ルダム、そして1995年、37年の時を経て秋、再びロングアイランドで幕を閉じる。 主な登場人物は主人公ルース、ルースの父テッド、母マリアン、マリアンに恋す るエディ、ルースの親友ハナ。彼らの37年間に渡る「愛と追憶の日々」を綴った 作品だ。映画『ドア・イン・ザ・フロア』は、この物語の約3分の1を映像化した ものだが、ほぼ原作通り、忠実に映画化されている。そして映画で描かれる結末 の後、世界的人気作家となった36歳のルースを軸に、エディとの再会、父テッド との愛憎、母マリアンの不在、作家としての葛藤、結婚への迷い、息子の誕生と 夫の死、再婚、感動的なラストへと物語は流れていく。 登場人物の中で、私はエディに一番心惹かれた(感情移入したのはルースだっ たけれど)。純粋で朴訥で大ボケで、人生でたった一つの愛を信じ、慈しみ続け るエディ。そのせいか、彼の登場しない中盤、アムステルダムの飾り窓地区での ルースの体験などは退屈に感じられた。この辺りをコンパクトにまとめたなら、 もっとすっきりとした作品になるのだろうが、この長さが「アーヴィング節」の 真骨頂であり、ファンにはたまらない部分なのかもしれない。ルースに与えられ た余りにも過酷な人生、特に「最後の悪い恋人」スコットとのエピソードなどは 読み進むことを躊躇してしまうほどだが、アーヴィングはこれを「少しばかりの 不運」と呼び、ルースに少しずつ、愛を学ばせていく。そしてこれだけの長大な ストーリーを、大団円のハッピーエンディングに持っていく力技はさすが。最終 章「七十六歳のマリアン」を読むためだけにこの長いページをめくってきたのだ としても、本を閉じたあと、決して後悔はしないはずだ。これは愛の物語であり、 「愛とは決して後悔しないこと」であるはずだから。 都甲幸治氏による「訳者あとがき」も素晴らしい。私は単行本を借りて読んだ が、文庫も出ていて訳が一部訂正されている模様。文庫版を買うかもしれない。 ★おまけ〜絶対実現不可能・勝手にキャスティング〜★ ルース:ケイト・ブランシェット エディ:ライアン・ゴズリング ハナ :レイチェル・ワイズ アラン:ジェリー・ブラッカイマー ハリー:イーサン・ホーク (『未亡人の一年』ジョン・アーヴィング著/新潮社・2000 "A Widow for One Year"by John Irving/1998・USA) ![]() |
![]() 前作と同じキャストでの続編。敏腕弁護士マーク(コリン・ファース)と結ばれ、 浮かれっぱなしのブリジット(レネー・ゼルウィガー)。完璧な恋人とのゴールイン を夢見る相変わらず太めな彼女に、新たな試練が・・。ブリジットの恋の行方は?? しかしこのキャスト、完璧ですね。親しみやすい顔つき(身体つきも)、虚栄心の ない、欲望にまっしぐらな「全世界的女子代表」ブリジット・ジョーンズ=レネー・ ゼルウィガー。高身長高学歴、無骨で生真面目、それでいて超セクシーなマーク・ダ ーシー=コリン・ファース。そして軽薄、二枚舌だけど憎めない、愛すべき色男ダニ エル・クリーヴァー=ヒュー・グラント。ヒュー様がちょっとお疲れ(?)ルックス なのが気になったけれど、最高の組み合わせです、この三人。同い年(1960年生まれ) で、誕生日も一日違いのヒューとコリンは「永遠のライバル」と勝手に認定させてい ただきましょう! 特典映像でも、お互いの悪口を真面目な顔して言い合うふたりが なんとも名(迷?)コンビなんだな〜。ちなみに監督(女性)はヒュー様にゾッコンの ご様子で、「私だって彼に惚れるわ!」「彼は優等な遺伝子を受け継ぎすぎよ!」と、 手放しの褒め称えぶりでございました(コメンタリより)。 ところで『ラブ・アクチュアリー』って、『ブリジョ』のパロディ部分があるんだな、 と今更気付いてしまった。妻を寝取られるコリン・ファースに、太めな女性に惹かれる ヒュー・グラント。そして『ブリジョ』にはBBC制作のドラマ『高慢と偏見』のパロディ 部分があるらしい。コリン・ファースが大人気を博したというこのドラマ、う〜ん、観 たい・・。 音楽もまたいいんです。前作でも『All By Myself』とか『I'm every woman』などの 曲が印象的に使われていたけど、今回は特にキスシーンの時に流れる音楽がよかった! ブリジットがダニエルと、タイのホテルで・・という場面。私が一番好きな曲の一つで ある『I'm not in Love』ですわ。そしてラスト、ブリジット&マークには『Your Love is King』ですよ!もう〜うっとり(笑)。 レネー・ゼルウィガーは、かわいらしい声とヒョコヒョコした走り方がなんとも言え ず、とっても魅力的。前作では「なんでブリジットばっかりモテルのさ!」とも思った けれど、彼女なら誰にでも愛され、共感を得られるだろうな、と納得。このキャラクタ ーを創り上げたレネーに改めて拍手! そしてヒュー様とコリン、また共演して〜!! お二人の「へなちょこファイト」が観たいんです。ワーキングタイトルさま、どうぞ よろしくお願いします。 (『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』監督:ビーバン・キドロン 主演:レネー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント/2004・USA) ![]() |
![]() 『殺人の追憶』『ほえる犬は噛まない』のポン・ジュノ監督の新作で、随分前から 楽しみにしていた本作。おなじみソン・ガンホやペ・ドゥナが主演と聞くや、期待 も高まるというもの。韓国では興行記録を大幅に塗り替える超特大ヒットになって いるらしい。しかし日本ではいまいちパッとせず、何やらクリーチャーの盗作疑惑 まで持ち上がっている。これは絶対にこの眼で確認せねば。。 韓国映画を劇場で観賞するのは半年振り。3月に『美しき野獣』を観て以来、す っかりご無沙汰していた。それまで約2年間韓国映画漬けだったのに、山で遭難し てしまって・・。韓国語の響きが懐かしい。 ソウルの漢江沿いで売店を営むパク一家。突然現れた謎の怪物に、怠け者の長男 カンドゥ(ソン・ガンホ)の娘ヒョンソ(コ・アソン)がさらわれる。怪物から病 原体ウィルスが発見され、カンドゥらは隔離されるが、ヒョンソから携帯に着信が 入り・・・。怪物とパク一家との戦いの結末は如何に? というのがストーリー。 ★以下ネタバレあります★ 結論から言うと、私はこの映画に乗れなかった。モンスターパニック映画であり つつ、家族の結束を描く人間ドラマでもある、はずなのであるが、今回その人間ド ラマの部分が首を傾げたくなる感じなのだ。グエムルの造形やVFXは凄い。『ジュ ラシック・パーク』の世界もここまで来たか、全く不自然でないグエムルの動き、 怖すぎる。盗作疑惑については、元ネタになったという作品を知らないし、怪物な んて似たりよったりだと考える私のような人間には、そんなことは気にならない。 まぁ、グエムルの口元(?)が『エイリアン』みたいだなぁ、とは思ったが・・。 デモや環境問題や賄賂や家族で囲む食卓など、韓国らしさ満載の映画なのだけれど、 どうもパク一家の絆や、ヒョンソが生き残っている理由がわからない。冒頭で古い 携帯を登場させておいて、その携帯で連絡がある、というところも解せない(防水 機能付き?まさかね)。存在そのものが、もはや画になる(笑える?)ソン・ガン ホは相変わらず存在感十分だし、次男ナミルのパク・ヘイルや一家の主・ピョン・ ヒボンも悪くない。しかし、肝心の長女ナミル、ペ・ドゥナに輝きがない!子役の コ・アソンの方が光っていたと思う。ラストの食卓で、カンドゥがセジュと食卓を 囲んでいるのはいい。カンドゥが改心して髪を切り、再出発したということなのだ ろう。ではナミルやナムジュは何処へ行ったのだ? これも納得行かない。 社会と弱者(パク一家)とのギャップや、アメリカに対するアンチテーゼなども 盛り込みつつ、ユーモアも忘れない作劇は確かに面白いと感じる人もいるだろう。 評価の高い作品だし、ニューヨーク・タイムズに楯突く気は毛頭無いが、私は駄目 だった。乗れなかった。期待していた分、とても残念だけれど・・。 もしかしたら、今の自分が求めているものと『グエムル』の方向性が違っている だけだったのかもしれない。『マイアミ・ヴァイス』を観てコン・リー姐さんを拝 んだ方がよかったのかな。。などと思いつつ、帰路についたのでした。 あ、でも『トンマッコルへようこそ』と『王の男』は絶対観ますよ! (『グエムル−漢江の怪物−』監督:ポン・ジュノ/主演:ソン・ガンホ、 パク・ヘイル、ペ・ドゥナ/2006・KOREA) テーマ:グエムル−漢江の怪物− - ジャンル:映画 ![]() |
ヒースの出世作で、メル・ギブソンの長男を演じた、ってことは知っていたのですが、
未見でした。メル・ギブソンの主演映画って、ちょっと苦手だし・・戦争映画だし。BS で放映が無ければ観なかったと思います。でも、でも、本当に観てよかったです、だっ てヒースがかっこいいから!! いや、「かっこいい」どころか、「今まで観た出演作 の中で一番かっこいい」かもしれません! ガブリエル・ヒース、一番好きかも・・っ て、間違ってますか?(『悪霊喰』のヒースが一番、というご意見も散見するのですが) しかもこんなにもヒースの出演場面が多いとは・・。準主役ですね。 1770年代、アメリカ。独立戦争時、イギリス軍と戦った民兵たちのお話。こんな時代 があったのですね・・。なんと言っても、あの戦い方に目が点でした。だって敵に向か ってお互い一列に並んで打ち合うねんよ〜、そんなん絶対当たるって!! で、弾に限 りがあるからか、ひとしきり打ち合った後は刀や短剣で切り合うんですね・・。いやは や。勝敗(退却しどころ)って、一体どう見極めるのでしょうか? とまぁ、そんな話は置いといて。ヒースです! ちょっと〜、むっちゃかっこよくな い? ガブリエル。初登場シーンではまだ少年の面差しなんですけど、段々大人の男に 成長していくんですね・・。もう、あの反則技の笑顔! 共演した女優さん、うらやま しい〜。。マジで惚れますよね〜。ガブリエルの恋人アン(リサ・ブレナー)って、か なりうれしそうじゃなかった? あれって演技? えぇ〜、怪しいなぁ。まぁ、共演し た女優さんのハートをたっくさん打ち抜いてきたヒースですけど、ミシェルに落ち着い てますね〜、今のところは(不謹慎)。 復讐に燃えたガブリエルが敵にとどめを刺そうとするところ、表情にはまだ「人を殺 める」ことへの畏れみたいなものが伺えます。そこで死んだフリしてた悪役(ジェイソン ・アイザックス、憎々しい演技が巧いです)にやられてしまうんですね・・。 「お父さん、トマスのこと、ごめんなさい」もう、号泣です、うぉおおお。。 『ロード・オブ・ドッグタウン』のスキップは、スキップさんご本人がこの作品を観て 「自分の役はヒースに演じて欲しい」と希望されたそうですが、お目が高い!この作品 のおかげでスキップ・ヒースが観られたわけで、感謝・感謝です。 物語としては、「アメリカ万歳」な「愛国心発揚映画」ですね。泣かせどころも巧い です、トマスの死でホロリ、スーザンの「パパ〜」でボロボロ、で、ガブリエルの死で 号泣、と単純な私はまんまと泣かされてしまいました。黒人の兵士が最後まで「自由意志」 で参戦して、白人の兵も「名誉だ」と返すのですが、独立戦争後も差別は歴然と(もし かしたら21世紀の現在でも)残ったことを思うと、ちょっと複雑でした、ここは素直に 観られなかったな。。 ジェイクの『デイ・アフター・トゥモロー』も監督したローランド・エメリッヒは ドイツ人なのですね。メル・ギブソンとヒースはオージーだし、シャーロット叔母さん 役のジョエリー・リチャードソンもイギリス人(ってこの方、バネッサ・レッドグレイブ の娘さんなのですか!)。監督と主要キャストがアメリカ人じゃない、ってなんだか 不思議な感じです。まぁそんなことはどーでもよくて、ヒース、ホントによかったよ〜、 かっこよかったわ〜、な作品でした! ![]() ★拡大してご覧下さいませ★ (『パトリオット』監督:ローランド・エメリッヒ/ 主演:メル・ギブソン、ヒース・レジャー/2000・USA) ![]() |
![]() 夏ももう終ろうとしている今日この頃、やっと観に行けました、この夏の超話題作 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。これを観ないことには 『Cut』9月号が読めないし(笑)。公開から一ヶ月半たつけれど、結構な入りで、 改めて『パイレーツ』人気を実感いたしました。いや〜、凄い。お金のかけ方がもう、 ケタ違いです。ここまでやるか、、っていうくらい、突き抜けている。お金をかけれ ばいい映画が撮れるのか?というのはまた、別の話ですが。 ストーリーは、帰ってきた我らが"キャプテン"、ジャック・スパロウ(ジョニー・ デップ)が、自らの魂を奪おうとする深海の悪霊ディヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ) から逃れる為に「デッドマンズ・チェスト(死者の宝箱)」の鍵を奪うべく、ウィル (オーランド・ブルーム)やエリザベス(キーラ・ナイトレイ)を巻き込んでまたま た大騒動を繰り広げます。そこにウィルの父ビル(ステラン・スカルスゲールド)や ラストにあの人まで登場して、こりゃ一体どうなるの??ハラハラ・ドキドキ、の一 大エンターテインメント、大冒険活劇です。 実は途中、ちょっと眠くなってしまいました。尺が長い(2時間35分)のはいいんで す、壮大な物語を描こうとしたらある程度の長さは必要だろうし。でも本作はちょっと 間延びしてしまったかな? 中盤、画面が暗い場面が多くてそう感じてしまったのかも しれませんが。 セットやVFXは前作よりさらにパワーアップしています。特に凄かったのはあの大蛸 クリーチャー、ちょっと『グエムル』かと思いましたが(笑)。しかしビルのフジツボ メイクや、ディヴィ・ジョーンズの蛸仮面はちょっとグロテスク過ぎたのではないでし ょうか。ビル・ナイが入ってるってわかりません(泣)。ステラン・スカルスゲールド も誰かわかりませんでした(悲)。ジェフリー・ラッシュに似てるけど二役?まさかね、 とか思いながら観ていたし。 ジョニー、オーリー、キーラの史上最強・三枚看板は相変わらず美しい!ジョニーの ヘロヘロ・フラフラ演技はますます磨きがかかって、あの走り方はもはや芸術の域。 オーリーも今回ますますカッコイイです、キーラも女海賊っぷりがハマって、すっかり 板についてきました。この三人が三角関係の様相を呈してきたわけですが、この恋の行 方は果たして次作でどうなるのか?見所です。ジョニーとオーリーって、なんて贅沢な 選択肢なんでしょう。。そりゃエリザベスも両方目移りするってもんです。 この作品、全世界で大ヒットしているらしいですね。魅力的なキャストに壮大なセッ ト、最新技術を駆使したVFXと、「映画にできる凄い事」を全て詰め込んだような作品 だけに、大きなスクリーンで観たいと思うのは当然でしょう。尺が長いとか、演出や 脚本がどうのとか言いたい事もあると思いますが、それは次作を観てからにしません か? 本作を観た人は続編にも必ず足を運んでしまうはず、これも一つの「映画と観客 のお約束」ということにしておきましょう。 こうなったら、次作では映画における一つの「到達点」を目指して欲しいです、 期待してますよ両キャプテン! 傑作じゃなかったらホンマに火あぶりじゃ!! (『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』 監督:ゴア・ヴァービンスキー/主演:ジョニー・デップ、 オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ/2006・USA) テーマ:パイレーツ・オブ・カリビアン - ジャンル:映画 ![]() |
| 真紅のthinkingdays |
★コメント・TB・拍手大歓迎です!★コメント・TBともに管理人の承認後、表示されます。記事は基本的にネタバレありです。作品Indexもご活用下さい。どうぞご贔屓に♪
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