『戦争と平和』 BBCドラマ

ロシアに行ってみたい。
そう言うと大抵 「???」 みたいな顔をされます。変かな?
チェブラーシカは一番好きな二次元キャラ。ピンバッジも好きなのでロシア製を見つけたらちょこちょこ買っています。
先月のことですが、BBCのドラマ 『戦争と平和』 を観ました。
2018年にNHKで吹替え版が放映されたらしいのですがそちらは未見。
今回はGYAO!の無料配信、字幕版です。2週間限定の配信でした。もちろん目当てはジャック・ロウデン。
監督は映画 『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』(とってもよかった!) のトム・ハーパー。
19世紀初頭のロシア、ナポレオン戦争の時代。
ナターシャ(リリー・ジェームズ)、ピエール(ポール・ダノ)、アンドレイ(ジェームズ・ノートン)の三人を中心に、当時の貴族社会を描く群像劇です。
全8話。いやめちゃくちゃ面白くて、引き込まれたな~。ドラマもたまにはいいよね。
ジャクロはナターシャの兄ニコライ、没落寸前の伯爵家の長男です。まぁ察しの通り相当なあかんたれですよ(笑)。
母親が彼を 「ニック」 とか 「ニッキー」 と呼ぶのがかわいくて。ロシアの話ですが言語は英語です。
英国俳優たちの中で、アメリカンのポール・ダノが珍しく(?)普通の人の役なのが面白かった。
最終的に 「アンドレイ様~~(号泣)」 となるジェームズ・ノートンは次期ボンドの声もあるようですね。
個人的にその説にはムムム??ですが、それはまた別の機会に。
彼は 『Little Women/若草物語』 にも出演しているので楽しみ。
6月公開のトム・ハーパー監督作品 『Wild Rose』 に超期待しているジェシー・バックリーも観られてよかった。
彼女の歌声、Glasgow (No Place Like Home) 感涙ものですので是非聴いてください!
『ジュディ 虹の彼方に』 ではアシスタント役でしたが、自分も歌いたくてうずうずしていたんじゃないかな(笑)。
その他𦚰キャラ、悪役も魅力的でした。特にピエールの妻役の女優さん、稀代の悪女を楽しそうに活き活きと演じていてとってもよかった(めちゃくちゃ美人で超好みだった)。
全話観終わっての率直な感想は 「トルストイって凄い」 でした。
いやこんな長尺の超ドラマちっくな群像劇なかなか書けませんって。さすがロシア人。注:原作は未読です
あと同時代のジェイン・オースティン物などにも感じることですが、貴族のみなさん口を開けばお金のことばっかり。
如何に金持ちと結婚して成り上がるか。それしかないの? という。。
「働く」 という概念がそもそもないのですよね。ザ・階級。
まぁ日々働けど働けど、の私には無縁の世界だな~。
コロナ禍が治まったら真剣に考えたいな、ロシア旅行。
でもあのキリル文字だけは・・・(汗)。
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『THE TUNNEL/トンネル-国境に落ちた血』 完走

15年以上ぶりに海外ドラマ完走しました。
ジャック・ロウデンが出ていると聞きつけ、BS12で3月の土曜夜、2話ずつ全10話を鑑賞。2013年製作、字幕版です。
実は前回観た海外ドラマにハマりすぎていろいろと大変なことになり(要は廃人になってしまった)、それ以来ドラマ自体を観られない身体になってしまっていたのですが・・・。推しって凄いですね(笑)。
とは言うものの、ジャクロは毎回ちょこっとしか出ません。主人公が男女二人の警部(上の画像)で、男性主人公の長男がジャクロです。18歳、再婚した父と継母との間に妹たちもいるいわゆるステップファミリーの一員。自室に引きこもって昼夜問わずネット三昧の生活、当然親子関係は良好とは言えない感じ。
犯罪系サスペンスなのでスリルと残虐描写もありつつ、惹きつけられるドラマでした。男性主人公は 「仕事もできるし女性にもモテる」 タイプで、途中あり得ない行動に出るのですがその辺りも最終話、結末への伏線だったりして感心しましたね。
ジャクロに関しては、まぁ若くてつるんつるんで。このドラマが初見だったら気に留めることはなかったかな。でも、完走した今ではアダム(ジャクロの役名)がとっても愛おしいです。AR、君の為に私は泣くよ。
海外ドラマといえば人気はやはり 『ゲーム・オブ・スローンズ』、いわゆるゲースロですよね? いつか観てみたいなぁ。
